我が家の日常と、育児に関する社会の動きなどをフォローしてゆくつもりです。
野球少年タンタンは、練習で柔軟体操をするのです。二人組になって、背中を押し合ったりするのですが、タンタンは体が固い。まだ若いですし、これからいくらでも柔らかくなると思いますが、ウンウン唸りながら腰を曲げて手を伸ばしている姿は、ちょっと笑えそうなほど。
お姉ちゃん達は皆からだが柔らかいのです。トウサンやカアサンも「昔は」柔らかかった。もっと昔、つまりタンタンくらいの年頃では固かった様な気がします。何にせよ、何もしないのに柔らかい人はあまり居ませんし、いるとしたら何か他の病気かもしれない。少しずつ練習して柔らかくなるのです。
タンタンにしては珍しく、体を柔らかくするにはどうしたらいいか、お姉ちゃん達に意見を求めて、肉体の改造に取り組み始めました。まぁすぐに効果は出るはずです。
ヨウが俄然やる気になっています。何のために勉強するのか、何のために高校に行くのか、そういう動機付けが大抵の中学生は余りはっきりしていないんじゃないでしょうか。そういう動機には、今現在のもの、ちょっと先のこと、相当先のことがあって、相当先の話は誰もが少しは考えていると思う。私は大人になったら、何になりたいか。そういうことについて、考えさせられる機会はしばしばある。ヨウの場合はそこの所は余りはっきりしていないようです。(但し、傍から見ていると,何となく行き着く先は明らかなように見えるのですが、彼女が自分自身の進路として確固としたものはないようです。というか、色々な希望を口にしても、それがどれ程の実現可能性があるか、子どもたちはなかなか分からないのです。ヨウはそこら辺はかなり現実的にものを考えますので、なかなか表に出てこないのでしょう。)
さほど遠くない将来のことは少しかんがえているようです。大学には行きたいらしい。
今現在のこと。早く高校に行って勉強したいと思っているようです。これは、身近にいる姉が大きな影響を与えています。姉(ナミ)はいつも忙しそうです。部活でサッカー部マネージャーです。それで帰りもしばしば遅くなります。家に居る間は、ほとんど暇な時間がないような感じで、いつも勉強している。ヨウは今の中学校のクラスが騒々しくて、授業中でも余り勉強に集中できないことを残念に思っているのです。姉の姿を見て、高校に行けばさぞかし勉強がはかどるだろうと期待しているのです。それで彼女は高校に進学したいと強く希望を持つようになったというわけです。こういった志望動機について、私は大変ポジティブに考えます。
気分的な浮き沈みはあるでしょうが、彼女は中学二年生が終わりつつある今になって、ようやく学習に対して自主的に取り組む姿勢が出来てきました。これは姉の時よりも半年ほど早いと思います。姉を手本に出来るところが彼女の強みです。
子どもたちの小学校の文化祭は、1年おきに図画工作と音楽をやるのです。今年は図画工作の年でした。体育館全体を使って、さまざまな図工作品が並んでいます。3年生は食事をする自画像で、立体的です。手が伸びていて、お弁当を食べているのですが,お弁当の方がいろいろと工夫が凝らされています。遠目に見ると本当に食べられるもののように見えます。6年生は椅子と何というのか、数名で連作した絵です。こちらは遠目には良く分からないのですが、近くによると大変細かく書き込まれていて,かなり面白かったです。その他の学年もいろいろと印象的な作品が並んでいて、これはかなり力が入っていて楽しい企画でした。
私は、根性なしなので(ちょっと古い言葉ですね、最近では「へたれ」というのでしょうね)余り無理することはないですが、どうもこの頃忙しいのです。去年と較べて仕事がものすごく増えた訳ではないはずなのですが、なかなか時間が取れません。毎年の蓄えで、少しずつ仕事の能率が上がっていけば、体と時間が楽になると思いますが、今はそういう雰囲気ではありません。ちょっと残念です。
ちょっと過ぎてしまいましたが、先日は中学校の文化祭でした。
色々な作品の展示を見に朝のうちに中学校へ出掛けました。オープンスクールのような感じで、父兄が校舎に自由に立ち入って、絵画や書道、工作などの作品を見て回ることが出来ます。まぁいつものアレなんですが、もう少しなんか、中学生が全力を傾けた何かを見たいなぁと思います。作品の多くは、ちょっとやっつけ仕事的に見えてしまいます。
自由研究の展示が面白かったです。知り合いの子の作品が2つありました。色々と工夫を凝らして、分かりやすい展示でした。
後は、市民ホールで、クラス対抗の合唱コンクールと吹奏楽、放送部、合唱部の発表です。昨年は丁度休みの日に当たりましたので、全部見ることができましたが、今年は前日夕方のリハーサルを聴きに行きました。吹奏楽の演奏でしたが、インフルエンザの流行のことが頭から離れず、ちょっと上の空で聞いていた感じです。合唱部は結局発表を取りやめとなり、吹奏楽部にも体調が今ひとつの子がいたようです。
翌日、文化祭は無事に行われました。カアサンは聴きに行ったのですが、校長にとってはかなり勇気の要るチャレンジだったに違いありません。
我が家におけるH1N1ブタインフルエンザの流行状況について。
トウサンとタンタン、それからカアサンが相次いで発熱した後、しばらくは沈静化していましたが、先日ナミが発熱。恐らくインフルエンザと判断して学校を休み、近くの医院で検査を受けましたところ、タンタンと同じパターンでごく弱いA型インフルエンザの陽性反応がでました。ナミは一日熱が出ましたが、その後は軽く済んで、発熱は実質一日のみ。ところが丁度ナミが休んだその日から一週間の学年閉鎖となり、直ぐに熱が下がったナミは自宅にカンヅメで、悶々とした一週間を過ごすことになりました。そうこうしているうちにヨウも発熱。悪寒などあり典型的なインフルエンザ症状でこれも近医で調べてもらったところ、ごく弱いA型陽性でありました。今ココです。
使い残したリレンザがありました。もともとこの薬は発症初期に使って効果が出る薬ですので、ナミもヨウも病院に行く前にまずリレンザ服用で結構効果的だったようです。いま、新型のワクチンの優先順序が市の広報にでていましたが、我が家のメンバーはいつになるか分からないような状況です。ワクチンが行き渡らない人たちには、タミフルかリレンザを予防的に渡しておいたらいいのではないかと思う。ただし、この薬の使用上の注意には、「服用した人から目を離すな」と書いてあります。異常行動が見られるかも知れないという危惧です。結局、カアサンが熱を出した子に付き合って自宅にカンヅメということになって、これもかなりストレスが溜まるようです。あと、リレンザの場合、吸入器が必要で、吸入器の使い回しはそれ自体が感染の原因になる恐れがありそうですから、インフルエンザで間違いなしという場合でなければ、ちょっと用心する必要がありますよね。
因みに、予防接種を受けるコストと、病院にかかってリレンザの処方を受けるコストを較べると、リレンザの方がかなり安く済むようです。我が家の場合、後残るはエリ一人ですが、当分エリに予防接種の順番は回ってきそうにありません。順番待ちの子にインフルエンザ治療薬を配ったら良いんでないかと思うのですが,どうでしょう。やはり、主治医の指示の元でないとちょっと危ないのか。
毎年の季節性インフルエンザに較べると、今年は流行の型が分かっていますので、恐らくワクチンは相当効果があると思います。あと、新型ウイルスのワクチンは季節性のインフルエンザに効果がないのでしょうか。いっそのこと、両方のワクチンを混ぜて、同時接種の方が能率が良さそうですが、そういう話にはなっていないようですね。
ナミの高校の進路説明会に行ってきました。当日は小学校の参観と重なりましたので、カアサンがエリの参観へ行きました。
ナミの高校は市内の公立高校の中では進学校と言うことになりそうです。今年度から入試の方法が変わり、市内どこでも志願出来るようになり、その影響を予測しかねていたのです。模擬試験などの成績が出始めて、進路担当の教諭は相当のレベルにあるはずと言っていました。大した鼻息ですが、実際にナミは随分熱心に自宅で学習していますので、まぁそんなものだろうと思います。
説明会では、2年生から理数系と文系に分かれることなどが説明されました。ほとんどはそのことに時間を費やした印象です。二年、三年次のカリキュラムに付いての説明がありました。3年生になると、国公立向けと私立向けにさらに分かれるようです。何にせよ、センター入試がありますので、何かの科目を今から手抜きするのは全く得策ではありません。
私は共通1次試験実施2年目でした。高校は3年次から文系と理系に分かれました。二年次で分けてしまうと、修学旅行などにも影響しますね。そんなにあわてなくても良いんじゃないかと思いますが、時代が違うのかも知れません。あと2年も経つと、ナミも受検ですから、もう目の前と云って良いでしょう。色々と目指すところはあるようです。
講堂で全体説明が終わってから、クラスごとの説明会があり、幾つかの試験に関する個人成績を渡されました。成績についてはだいたいのことは知っていましたので、特に感想はありません。中学の頃は余り英語が得意ではありませんでしたが、高校に入ってからずいぶんと熱心に時間を掛けて勉強しておりますので、英語の成績がかなり伸びています。他にも苦手科目はありますから、そっちも同じようにやれれば、彼女の場合随分伸びしろがあると言うことになります。
教員がやる気になっているという印象を受けました。そのこと自体はとても良いことと思います。
色々と書きたいのは山々ですが、仕事が忙しく、余り子どもたちと過ごす時間が取れません。普段の様子が余り良く分かりません。
毎朝、私が出掛ける時間と小学生達が家を出る時間がだいたい一緒です。朝食も同じ時間になることが多いですが、我が家の朝食はとても簡単に済ませますので、一緒に食べるという感じではありません。私かカアサンか、どちらか手が空いている方がエリの髪を括ります。エリは前髪を伸ばしていますので、ポニーテールにしています。髪は結構多いので、自分で上手に括るのは難しいようです。
ダンスにも熱心に通っています。上手に踊るために、色々自分で工夫して練習しています。柔軟運動もやって、体がずいぶんと柔らかくなりました。インターネットで色々と検索して調べています。学校の宿題の音読を一番熱心にやっているのもエリです。DSもよくやっています。友だちコレクションと言うやつが最近のお気に入りのようです。
お勉強の方は苦手が色々ありますが、テストで悪い点を取るのが格好悪いと言うことを気にしているようです。ときどきトウサンのところにやってきて、ドリルを教えてくれと言います。インコたちの世話やコロの散歩も一番よく手伝っているのはエリです。自分の部屋の机の周りも、誰に言われなくても上手に片付けています。学習机の両脇に、メダカの水槽とハムスターのケージがあって、どちらもエリがひとりで世話を焼いています。
もうすぐ中学生になります。ちょっと心配ですが、本人は大丈夫と言っています。エリが中学生になって忙しくなったら、弟に色々と家の手伝いを頼まなくてはなりません。エリとタンタンはいつもはとても仲良しですが、ときどき喧嘩になります。
先日、タンタンが少年野球チームに入部しました。以前から、やりたいと云っていました。イチロー選手も3年生の時に始めたということで、タンタンも3年生まで待て,と言っていたのですが、3年生になった途端にちょっと興味を失ったようでした。急に野球をやらなくなりました。私が相手をするヒマがなかったせいかもしれません。DSに熱中したせいかもしれません。
柔道には通っていますが、柔道の仲間でも、サッカーや野球と掛け持ちをしている人が多いのです。少し刺激を受けたのかも知れません。とうとうチームに入ることになりました。周辺には少年野球のチームが幾つかあります。タンタンが加入したのは、小学校のグラウンドで練習しているチームです。
今まで、全くの我流で野球のまねごとをやっていたのですが、指導者から正しいことや間違っていることを指摘してもらうようになってタンタンは急に上手になりました。土曜日はほぼ一日練習です。道具の手入れもしています。試合に出るのはまだ先でしょうが、ユニフォームも手に入れて、毎週練習が楽しみのようです。
久しぶりに強力な台風が近くを通っていきました。進路予報をドキドキしながら見ていました。何しろ、中心付近の気圧がかなり低く、勢力を保ってこちらに向かって一直線だったわけで。私の職場でも、早く帰るように急かされてちょっと大変でした。
気象警報が出ると小中学校はお休みになります。警報が解除されたタイミングによっては、午前授業だったり、臨時休校だったりします。給食の準備が出来ないので、午前授業というのが基本線です。小中学生達は、臨時休校を望み、高校生はこれ以上休むと冬休みに影響するので天候の回復を望んでいたようです。
夜半から強烈な暴風となり、一晩中がたがたと家全体が揺れる程でした。三年前に植えた杉の木が風で倒れていました。夙川公園も沢山の枝が折れて、オアシスロードは松葉が落ちて酷いことになっていました。今回は雨よりも風が強かったです。
結局、予定されていた中学校の運動会は中止になりました。小学校はお休み、中学校は午前中34時間目のみ。高校は午後から授業がありました。台風の通過が夜間でしたので、私たちの生活にはさほど影響はありませんでした。
インフルエンザの話が再三出てきますが、今年の小学校の運動会はこいつに振り回されました。とにかく、学級閉鎖などの影響で、十分な練習が出来なかったようです。そして、直前まで運動会が行われるかどうか、インフルエンザ流行次第という雰囲気でした。つまり、ひとクラスでも学級閉鎖があれば、運動会は中止するという話になっていたのです。結局、運良く運動会を行うことができました。
土曜日の朝まで雨が降っていて、私が応援の場所取りに並んだ時はまだ傘が必要でした。小学校の先生方がグラウンド整備し、また天候も回復したお陰で、十分なグラウンドコンディションで運動会を行うことができました。
タンタン3年生、エリは6年生で小学校最後です。リレーとダンス、3年生は綱引き、6年生は騎馬戦がありました。
エリはリレーのバトンを渡す時に転倒し、余りスムースには行きませんでした。タンタンは紅組でしたが、三年目にして初めて優勝チームとなりました。無事に済んで良かったと思います。それにしても、児童数が増えてプレハブの教室が増築され、グラウンドが狭くなったけれど父兄の数は増えて、今後の運動会にはちょっとした工夫が必要ではないかと感じました。
祖父母が応援に来てくれましたが、ナミとヨウはそれぞれの都合があって、不参加でした。
インフルエンザ流行が続いて、私たちの生活にも色々と影響が出ています。
家族の内、三人(タンタンと私とカアサン)はもう済ませてしまいました。多分、この後罹ることはないでしょう。予防注射の必要もないはずです。三姉妹がまだ罹っていません。
小学校では早め早めに学級閉鎖をして、とりあえず小康状態を取り戻したようです。週末に運動会が予定されていますが、ひとクラスでも学級閉鎖があった場合、運動会そのものを中止する方針とのことです。タンタンとエリのクラスの学級閉鎖は解除されました。タンタンはインフルエンザが治まって連休が始まり、やっと学校に行った途端に学級閉鎖ということで、九月は半分くらいしか学校に行っていません。
中学校の方は、いよいよ本格的な流行の兆しがあり、一年生は学年閉鎖になったそうです。月末に予定されていた運動会もあっさりと延期になりました。
ナミの高校は特に噂はきいていません。但し、ナミは部活に参加していて、今までの高校生の間の流行のエピソードが大抵の場合クラブ活動やその大会に参加して感染したということですので、油断は出来ません。ただ、ナミの部活は屋外ですので、それほど敏感にならなくて良いのかも知れません。
もうじき、予防接種が始まりそうですが、我が家には余り優先順位の高い人は居ませんので、気長に待つことになりそうです。