我が家の日常と、育児に関する社会の動きなどをフォローしてゆくつもりです。

421運動会覚え書き

  • 2008年9月28日

小学校の運動会は大変良い天気に恵まれました。気がついたことをメモしておきます。

子どもたちが通う小学校は、ここら辺にマンションが次々と建ったためと思いますが、児童数が増えて、ちょっと大変なことになっています。校舎が不足したために運動場を一部潰してプレハブ校舎を建てたために、さまざまな影響が出ています。

児童が増えた上に、グラウンドが狭くなり、また、父兄の数も増えて、要するにスペースが足りないのです。ほとんど隙間無く敷物が敷かれて、身動きが取れないような状況になっていました。来年度の入学者数がどれほどになるか分かりませんが、これ以上児童が増えると、今までのやり方で運動会を続けるのは無理でしょうね。

場所取りですが、6時に並べば最前列が取れます。取れますけれども、まぁ大変です。今年の混み具合で、来年はさらに熾烈な争いになるかも知れません。それにしても、今年で9回目の運動会観戦で、初めて都合で途中退席となりました。どうしても抜けられない仕事がありました。我が家はあと4回、この小学校の運動会に参加することになります。


420内閣総辞職

  • 2008年9月25日

育児と政治は割と密接に関わっています。

小中学校が週休二日になったのも、政治がその様なことを決めたからです。先日、OECDが我が国の教育への公的支出がGDP比3.4%で国際的に大変低い水準であると言う報道がありました。教育に国がお金を出すと言うことは、口も出すことになりますから、善し悪しですが、その他の政策と違って、教育は長い目で見る必要がありますから、国がどのように取り組むかは重要なことです。同じことが、少子化の問題にも言えます。

内閣が替わりましたが、どうにも納得できない替わり方です。新しい方は兎も角、古い方の辞め方が理解できません。投げ出したわけです。投げ出す理由なり事情なりを、分かるように説明して欲しいと思いますが、福田氏の場合、なったときから説明してくれそうにない人でしたから、まぁ期待するだけムダなのでしょう。多分、橋本さん以来、総理大臣はいつもけんか腰で、分かりやすく説明してくれそうな人は居ませんでした。新しい麻生さんは口数は多いですし、受けを気にする人のようですから、分かりやすく説明してくれるかも知れません。そうすると、徐々に人気が上がるのかも知れない。新しい大臣も決まりましたが、少子化担当は「重要閣僚」では無さそうですね。極めて重要で先送りが許されない問題と思いますが。若い有能な方がなられたようなので、注目しましょう。但し、私はこのポストに若手の男性議員を付けるべきだと思いますけれど、このところ女性用のポストとして扱われているのが不満です。

大臣は決まりましたが、ひと月もすると総選挙というのがもっぱらの評判です。野党は高速道路無料化と子ども手当を公約として掲げるようです。どちらも私の生活には密接に関わります。いま、通勤は高速道路を使うと大変安全で時間も節約できるのですが、何しろ高くて、滅多なことでは使えません。一般道は危険なのです。子ども手当の方は言わずもがなです。私は野党の公約に期待しますが、与党側がどのような対抗策を提示するのかも楽しみにしています。


419ボローニャ展

  • 2008年9月24日

先週の土曜日の午後、自転車で出掛けました。

ヨウカラは部活、エリポンは学校で見に行ったから、と言う理由で行きませんでした。タンタンは付いてきました。ナミンチとカアサンと私。

しかし、案の定、タンタンはだだを捏ねて途中で帰りました。去年と同じ状況ですが、今年はひとりで帰らせました。

お陰で、じっくりと見ることが出来ました。TAMÁS BAKÓと言うハンガリーの作家の絵が気に入りました。アニュアルブックを買いましたが、その表紙を飾ったEINAR TURKOVWSKIは圧巻。これは凄い。種明かしは200本の鉛筆なのですが、それが分かっても素晴らしい。残念ながら、アニュアルブックを見ても彼のすごさは分かりません。原画を見なければね。

ゆっくりと見られて、良かったです。他にも素晴らしい絵がたくさんありました。最後の最後で、今まで見ていた絵を全部ひっくり返すようなインパクト。強烈なヤツを見ました。ヤマダマナミという日本の作家なのですが、どんな絵かは、会場でご覧ください。いやいや、たまげた。私とナミンチ、2票入りましたよ。

アニュアルブックは絶対に買った方がよいですが、アニュアルブックで見るよりも、会場に足を運んで実物をみるべきです。要するに、会場で原画を見て、帰りにアニュアルブックを買って、家に帰ってから余韻を楽しむ。これがボローニャ展の正しい楽しみ方です。今週末までです。


418ヘルメット

  • 2008年9月24日

道路交通法が改正になり、子どもたちが自転車に乗るためにヘルメットが必要になったようです。「ようです」と言うのは、どうにもそこら辺を理解していないと言うことです。噂に聞きました。色々とルールが変わっていますが、関連する部分だけ。

道路交通法第63条の10(乗車用ヘルメットに関する規定)
児童又は幼児を保護する責任のある者は、児童又は幼児を自転車に乗車させるときは、乗車用ヘルメットをかぶらせるよう努めなければならない。

我が家には児童が二人います。二人とも自転車を持っていて、よく使っています二人ともヘルメットは被っていません。我が家には自転車用のヘルメットはありません。被らせるには新たに購入しなくてはなりません。さて、どうしましょう。

チャイルドシートの経験が少し役に立つかも知れません。長女が生まれてすぐ、チャイルドシートが必要でした。新生児用のチャイルドシートは半年も過ぎると役に立たなくなりますが、ベビー用品売り場には10万円以上の値札を付けたものが売られています。親や祖父母は「子どもの命を守る」というお題目に弱いのです。私たちの経験から言えることは、チャイルドシートの性能よりも、安全運転の励行と子どもたちを如何にしてチャイルドシートに縛り付けておくか、の方が重要で、安全には有効です。それから、子どもたちはどんどん大きくなります。あっという間です。子どもが四人もいて、次々にお下がりして使えるなら兎も角。我が家のチャイルドシートはアメリカ製で50ドルほどで手に入れて、我が家の4人に加えて、随分あちこちに貸し出されて、役に立ちました。同じことが乳母車にも言えます。A型が役に立つのは数ヶ月程度です。

あともう一つの問題は、自転車用の子ども向けヘルメットがどのような状況を想定して作っているのか。私はバイクに乗りますので、ヘルメットは必需ですが、バイク用ヘルメットは大変厳しい安全性のテストが行われ、それをパスしています(勿論、ヘルメットが守ってくれるのは、ライダーの「頭部」であって、「命」ではありませんが)。子ども向け自転車用ヘルメットにも安全基準があるのでしょうが、それがどれほど、綿密に考慮されたものなのか分かりません。

先日、ヘルメットがうんていに引っかかって、顎ヒモで首が絞まるという不幸な事故が起こりました。こういう事例を通して、安全基準は見直され、次第に実用的になっていくのでしょう。非常に難しいところです。

そういうことを考えて、子どもの自転車用ヘルメットに、我が家は消極的なのです。まだ、売り場で眺めても居ません。そうだ、もうじきタンタンの誕生日だし、誕生日プレゼントにしようかしら。


417お小遣い

  • 2008年9月16日

毎月、金額を決めて、子どもたちに小遣いを渡しています。

エリポンは、全部貯め込んでいるようです。彼女がお小遣いが足りなくて困っている話は聞いたことがありません。エリポンがお財布を持って居るところを見たことがないのです。多分、全然使っていないと思う。

ナミンチは大変計画的ですので、とんとんの終始でやっているに違いありません。小遣いが足りない話を聞いたことがありません。でも、彼女は時々、買い物をしていますし、年頃の女の子が喜びそうなものを色々手に入れて飾ったり、使ったりしています。まぁ、お金の使い方は結構上手なのかも知れません。

ヨウカラは、いつもお金が足りないと言っています。使うのが好きなようです。姉弟や友達の誕生日にプレゼントを買ったり、そういう使い方が多いようです。でも、色々と小遣いで買いたいものが多い、しかし、お金は貯まらない。貯めるコツは使わないことです。それは分かって居るんだけれども、使ってしまうので貯まらない。良くある話で、大変分かりやすい。ちょっと痩せたい人の減量と似ています。ついうっかり食べてしまうと言うわけです。

さぁ、どうするかというと、信用できる誰かにお金を持っていて貰うのです。つまり銀行に貯金です。でも本物の銀行は面倒くさいので、結局トウサンにお金を預けることにしました。じつは、そういう試みは半年ほど前にもやっていたのですが、使いたい気持ちを抑えきれずに、トウサン貯金を全部下ろしてしまったのです。今回半年ぶりに再挑戦となりました。ちょっと利息を付けてあげようかと思います。


416オープンスクール

  • 2008年9月8日

中学生向けに、高校がオープンスクールという行事をやっています。志望者を集めるために、週末に校内を開放し、模擬授業などを行ったり、学校の設備を見せたりするのです。時に、オープンスクールで見聞きしたことが、中学生が志望高校を選ぶための重要な判断材料になります。

まだ志望校が決まらない長女はオープンスクールの参加に大きな希望を持っているようです。これから参加できるものは全て参加するつもりです。といっても、まだ2校しか見ていません。見学に行った2校はそれぞれ個性的でしたが、個性的というのは志望校として選びにくい側面もあるようです。長女は「普通の」高校生活を望んでいるようなので。長女が思う「普通の高校生活」というものがこの世にあるかどうかさえ、分かりません。彼女が抱くイメージがどこから来たのか。中学校の続きのような感じを求めているようなのですが。

何にせよ、中学校と高校はずいぶん違うはずです。幾つもの学校を見て、いろいろな違いに気がつくだけでも、オープンスクールに参加した意義があるというものです。もう少しそれぞれの高校のポジティブな部分に注目したらよいと思います。

むしろ、二年生のうちから積極的に参加すべきなのでしょう。ちょっと切羽詰まっている印象です。一通り、見られるものは全部見て、それでポジティブな部分に気がつくのかも知れません。ちょっとこの話は難航しています。


415絵手紙

  • 2008年9月4日

中学生になって部活を始めたために、アトリエを辞めてしまったヨウカラ。それでも、絵を描くのは好きのようです。

時々、絵手紙を描いて、います。トウサンにくれることもありますし、祖父母に送ることもあります。絵心があるのです。絵を描く動機付けはいろいろで、書きたいものを見つけたときや、ちょっと時間が余ったとき。何かを伝えたい相手が居るときなど。

今日は、カアサンに「顔彩」をもらい、ためしてみたくなったようです。その顔彩は、結婚して最初の誕生日に、トウサンがカアサンに贈ったもの。何故そのようなものを贈ったのか、今となっては良くわかりません。あの頃はまだ子どももいなかったし、夫婦はひまだったのでしょう。話が横道に逸れました。

顔彩に梅皿、そして筆を何本か用意して、リンゴとトマトを食卓に並べて、さらさらと直接はがきに墨で下書きをしていきます。それから色を付けます。顔彩の使い方がまだ良くわからないようです。分からないといいながらも、美事に二枚の絵手紙が出来上がりました。北海道旅行でも絵手紙を描いて、いとこ達に流行らせたのです。絵を描きながら、セリフを考えて、最後にひとこと、書き込みます。セリフが入って絵手紙は完成。美事です。大したものです。


414夏期講習

  • 2008年9月02日

三年生で、進路を決めねばならないナミンチは、依然としてこれという進路志望を持っていません。しかし、高校には行きたいようで、先ずはしっかり勉強しておかなくてはなりません。

夏休みに夏期講習に行きたいと言い出しました。苦手の科目を克服したいということです。苦手科目とは、数学と英語です。

近所の学習塾の資料を集めて、いろいろ比べて、体験入学もして、選んで夏休みの間通いました。かなり刺激になったようです。お金は掛かりましたが、行かせて良かったと思っています。トウサンもちょっと忙しくなって、余り時間を割いて上げられませんし、プロの先生が教えてくれます。また、同じ学年の友だちがどういう勉強をしているか知る機会にもなったと思う。

彼女自身も満足していたようですが、二学期も引き続き通う積もりはないとのことです。


413岸壁で魚釣り

  • 2008年8月29日

夏休みが終わろうとしています。今年は余り子どもたちのために時間を取っていられませんでした。こういう傾向は今後ますます強まっていくと思います。時間を能率的に使わなくては。

夏休み最後の週末ということで、子どもたちを釣りに誘いました。例年ですと、夙川でハゼを釣るのですが、今回は岸壁でサビキ釣り。私の職場が岸壁の近くにあり、ジョギング中に釣りをしているのを見かけたのです。夕方に釣れていました。

土曜の昼過ぎにエリポンとタンタンを連れていきました。エサカゴにアミエビを詰めて擬餌針が並んだ仕掛けを下ろすと、アジやイワシが面白いように掛かりました。週末は結構釣り客で賑わっていました。大人達は手すりの外側に出て釣っていましたが、私たちは手すりの内側で釣りました。

仕掛けを用意すると、タンタンもエリポンも自分でエサを入れて、竿を下ろします。釣れたときや糸が絡んだときには手助けしますが、ちょっと前に比べるとずいぶん楽になりました。

神戸港はウミネコが飛んでいました。50センチほどのエイが泳いでいて、驚かされました。隣で釣っていたひとはきれいな太刀魚を釣り上げました。

アジが25匹、イワシが6匹。アジはカアサンが唐揚げにしてくれました。イワシはコロが食べました。


412夏休みの宿題

  • 2008年8月27日

今日は中学校の学年登校日で、中学生達は宿題を手に学校に向かいました。二学期は来週からですが、休みを少し残して宿題の期限が設定してあるのは、ちょっとした親心というか、良いことです。

大騒ぎしつつ、何とか仕上げたようです。3年生は自由研究をやらなくて良いとのこと。受験勉強に集中しなさいという意図と思います。いろいろな教科の宿題は沢山あるようです。ナミンチは夏期講習にも通っていますので、そっちの勉強と掛け持ちです。

ヨウカラはクラブ活動の合間に北海道旅行があって、とんぼ返りしてクラブの合宿に参加。つまり、ちょっと忙しかったのです。それを見越して、読書感想文は北海道に行く前に書き上げていました。その他のドリルなども、夏休みの前半に終わらせていたようです。しかし、いくつかの宿題が余りはかどっていませんでした。大あわてで自由研究とポスター作成に取り組みました。

自由研究の課題はトウサンが提案しました。私自身がずっと気になっていたことですが、夙川公園のサクラの木で枝が枯れてしまっているものが多いのです。そこら辺を調べると、何か出てくるのではないかと思い、提案すると興味を持ちました。デジカメを持って、半日歩き回ってネタを仕入れたようです。本当は、三日くらい掛けて、調査すると良いと思うのですが、その様な余裕はありませんでした。

エリポンとタンタンの方は、カアサンに任せっきりです。何とか片付いているようです。


411オリンピック

  • 2008年8月23日

オリンピックが閉幕しました。いつの間にか開幕していたのです。私はスポーツ観戦には興味があるのですが、いろいろと問題のあるオリンピック開催という気がして、のめり込めませんでした。いろいろと忙しいというのもあります。時差が少ないために、かえって見ていられないのです。

子どもたちは適当に観ていました。タンタンはバレーボールに興味がある筈ですが、中継はほとんど見ていなかったようです。柔道やソフトボールなど、実際に体験している競技は熱心に観戦しまして盛り上がっていました。とにかく、いろいろな競技がありすぎて、散漫になりましたし、どうせなら滅多に見られない珍しい競技を見たいと思うのですが、結局旅行と重なっていた分はほとんど見られませんでした。

印象に残った競技は、女子トライアスロンです。フェリーの中でナミンチと二人でずっと応援していました。

ソフトボールは優勝して何よりでした。作戦に迷いがなかったのが勝因の一つと感じました。野球も応援していましたが、イライラさせられるばかりで、余り楽しめませんでした。


410いとこ達と遊ぶ

  • 2008年8月21日

今年もまた、夏休みの家族旅行を実行に移しました。

お盆休みに、フェリーに乗って北海道往復の旅です。私の両親に孫の顔を見せて、私の田舎で過ごさせます。私は結婚して以来、ほとんど毎年帰省しているはずです。子どもたちは北海道を第二の故郷と感じていると思います。

北海道には年の近いいとこが居ます。大変仲がよいです。見ていて羨ましいくらい。個性豊かないとこ達と刺激し合っています。タンタンは男兄弟が居りませんので、従妹のお兄ちゃん達は良い遊び相手になってくれます。どういう態度をしたら良くわからないみたいで、かなり横柄な自分勝手な態度が目立ちましたが、高校生のお兄さん達は上手に相手をしてくれます。小学6年生のお兄さんは遊んでくれました。

タンタンには大変よい経験になったと思います。

例年、フェリー旅行中に幾つかの夏休みの宿題を済ませるのですが、今年は宿題の進行が早かったので、余り差し迫った課題はありませんでした。エリポンが自由研究で野生のリスを観察したいというので、訪れた先々でリスを探しました。ついに、滝野すずらん公園でシマリスを発見し、エリポンは大変満足したようです。

クラブ活動の都合で、ヨウカラが一日早くカアサンと飛行機で帰りました。そういう事情で、今年初めて、家族が二手に分かれることになりました。私は残る三人の子どもたちとフェリーで帰途についたのですが、まぁ以前と比べると随分楽になったと思う。ワガママ放題の息子でさえ、以前よりは随分楽になった。

北海道の皆さん、大変お世話になりました。ありがとうございます。


409豪雨災害

  • 2008年8月5日

本日、職場から帰宅途中に雨に降られました。しばらく雨宿りしましたが、結局かなり濡れました。道沿いの状況をよく理解しておかなくてはなりません。

先週、神戸の川が増水して、何人かが流されて死亡しました。全く他人事ではありません。実は、その一週間前に、私たちはその川の上流で川遊びをしました。我が家の近くの夙川でも、数年前に釣り人が流されて死亡事故となりました。

以来、夙川の堤防には避難ばしごが設置され、川べりに降りた人がすぐによじ登れるようになっています。あと、危険を警告する看板が至る所に取り付けられて、これがまたけばけばしい色で目立つので、写真撮影には大変邪魔なのですが、事情が事情だけに我慢せざるを得ないようです。

実際、洪水は大変身近で恐ろしい問題です。我が家にとって、交通事故と同じように配慮すべき点なのです。まず、洪水の恐ろしさを厳しく伝えます。そして、どういうときに洪水が起こるかを教えます。大雨が降っているときはもちろんですが、耳を澄まして雷が聞こえたとき、空を見上げて、真っ黒な雲が見えるとき。少なくとも、自分から見える空模様は判断が付くようになっている必要があります。

とにかく、危ないと思ったらすぐに川から離れること。子どもたちはその教えを実行できるでしょうか。


408一学期終了

  • 2008年8月3日

暑い夏です。もう八月です。

中学生達の部活が色々ありましたので、あっという間に夏休みの前半が終わってしまった印象です。

夏休みの話の前に、一学期の通信簿の話。

タンタンは二年生になって、初めて「よくできる」つきの三段階評価となりました。まぁばらばらとした成績です。エリポンの方は、テストではびっくりするような成績を幾つか取ってきていますので、それなりの覚悟は出来ていたつもりですが、意外なことに、「がんばろう」は一つだけ。さんすうの図形。理科で2つの「よくできる」評価を頂きました。「素直な性格が学習に役に立っている」というコメント付き。担任はエリポンを大変高く評価して下さっているようです。二学期はますます頑張って、期待に応えなくてはなりません。というか、夏休みの間に頑張ろう。

「生活のようす」は今年から評価方法が変わりました。

中学校の方は、二人とも努力相応の成績。ただ、ナミンチは欠席が減ったね。一学期は一日だけでした。

みんな、夏休みに色々と目標が出来たね。頑張ろう。


407がんばり夏休み

  • 2008年7月28日

生徒、児童が夏休みに入っても、教諭は普通に勤務があるわけで。日頃の授業に追われてなかなか取り組めない色々なことをこなすのが、教諭にとっての夏休みの過ごし方ではないかと思う。

子どもたちの通う小学校では、休みに入る一週間は「がんばり」シリーズで子どもたちは学校に通う。つまり、学習で苦手を克服するための「がんばり勉強」と、泳ぎに苦労している子が参加する「がんばり水泳」。夏休み前に、担任から参加するように指示を受けるようだ。エリポンは勉強も水泳も頑張るように指示を受けた。

25メートル泳げたら、がんばり水泳は卒業らしいのだが、エリポンは結局5メートル止まり。もうちょっとなぁ、何か掴めれば、もっと記録は伸びると思うけれど。がんばり勉強の方も、色々頑張っているようです。プリントを持って帰りますので。

苦手克服の大切な時期ということなのですが、水泳も勉強も、もう少し、時間を掛ける必要がありそうです。


406クラスの私

  • 2008年7月20日

先生が、クラスをテーマに作文を書かせたらしい。一学期の終わりに、エリポンが持って帰ってきた沢山のプリントの中に原稿用紙一枚の作文が入っていた。クラスの中の私。

「私はとても明るく活発で元気です。」

で始まるその作文は、なかなか衝撃的な内容だった。みんなの前でしゃべるのが苦手、休み時間は本を読むのが好き。クラスの嫌な事が書かれている。自分が失敗したときにからかわれるのが嫌だという。「いやだしとてもくやしい思いをしています。」

自然学校がとても楽しみ。早くりっぱなクラスになってほしいと思う、で括られた作文は、もしかすると先生にはショックだったかも知れません。エリポンのストレートな言葉で、今のクラスに対する不満が書かれています。何の遠慮も配慮もない、実に正直な作文です。

私は、エリポンがそういう気持ちを文章に表現出来るようになったという事に大変驚きを感じました。また、こういったエリポンの作文が、きっとクラスを少し動かすだろうと思う。良い方に動くはずです。担任はきっと状況を改善してくれるでしょう。私は参観日や普段の学級通信で垣間見る担任の姿勢にかなり期待を持っています。

エリポンも、クラスと自分との関わり方を少しずつ身に付けていくはずです。私たちも手助けしなくてはなりません。


405吹奏楽

  • 2008年7月14日

次女は中学に入学して、吹奏楽部に入りました。

小学校でもファンファーレ隊などありまして、興味はあったようです。いとこが吹奏楽をやっています。その辺も少し影響があったかも。ホルンを担当することになりました。何となく彼女の雰囲気に合っていると思います。幼稚園から持ち上がった仲良しの友達も、同じ部活に所属しています。

チームワークが重要なクラブで、練習はかなり厳しいようです。毎朝、早起きして朝練習に参加しています。先日の参観で、1年生中心のバンドの初めての演奏を聴かせて貰いましたが、ホルンがどんな音か、結局分かりませんでした。

彼女は吹奏楽を始めて、早起きになりました。それから、姿勢が良くなりました。これからますますいろいろな影響を受けることでしょう。


404インターネットの利用に関するアンケート

  • 2008年7月14日

そろそろ学校も夏休みが近づいてきて、何となく落ち着かない雰囲気です。

今日は長女が中学校からインターネットに関するアンケートを持ってきました。親が答えるようになっています。子どものネット利用に対して親がどういう態度をとっているかと言うことです。携帯電話を持たせているかどうか、利用方法について制限を加えているかどうか。コンピューターを利用したネット接続についても同じようなアンケート。

我が家は携帯電話に頼らずに生活しておりますので、取りあえず、携帯電話の利用に関して答えることは何もありません。お陰でムダなお金を使わずに済みますし、下らないことに時間を費やす必要もありません。その様なことで子どもと揉める心配もありません。親も使っていないので、その様なものは必要ないと、子どもたちに何のためらいも無く云うことが出来ます。現に、使っていませんし、携帯電話を使うことで私たちの生活が豊かになると思いません。

パソコンに関しては、家族で共用ですので、居間に置いています。使っていれば誰かの目に触れます。利用時間の制限があるのは、みんなで共用するからです。譲り合いの精神が今のところの我が家のルールです。アンケートの最後に、何かコメントをとありましたので、「有意義に使って欲しい」と書きました。

アンケートは袋とじにして提出することになっていましたが、さすがに個人情報の保護に気を遣っているのでしょうか。と言うより、この情報を誰に対して隠そうというのでしょうか。特に隠すような内容ではないと思います。子どもたちに見えないようにと云うことか、ちょっと分かりません。

アンケートに欠けていることを二つ指摘しますが、先ず、親の携帯利用状況に関するアンケートがありませんでした。親がどのように使っているかという情報は、子どもたちを指導する上で不可欠と感じます。子どもたちは親の行動を見て真似をするからです。それから、コストの問題について触れていなかったようです。私は携帯電話に幾らくらいコストがかかるか知りませんが、法外な請求をされる話を時々聞きます。子どもたちの携帯電話利用を制限する理由で一番多いのがコストの問題でないかと思います。


403梅雨らしい梅雨

  • 2008年7月9日

私は梅雨がない北海道で生まれ育ちました。こちらに移り住んでもう二十年になります。梅雨がないというのは本当で、梅雨入り宣言も梅雨明け宣言もありません。大体、本州が雨降りの時に北海道はかんかん照り。梅雨の晴れ間の時に雨が降るといった感じです。

梅雨は別に言うほどじめじめしていない。私は別に嫌いじゃないよ、というのが二十年の結論だったのです。今年の梅雨は、なかなか良いですね。良く雨が降りますし、天候がとても不安定です。職場が移って海沿いですので、とても湿気があります。潮風は何というか、風呂場の脱衣所のような湿気です。

昨日は朝から雷雨となりました。朝食を取りながら、子どもたちが通学をどうするか、心配していました。気象警報が発令になると、学校は臨時休校となります。大雨注意報、雷雨注意報が出ていたようです。然し、かなり近くに何度も落雷がありました。これはちょっと危ないと思い、雷が止むまで自宅待機を命じました。タンタンは友だちが迎えに来ます。迎えに来たらどうしようかな、と思っている間に、雷は収まって、結局子どもたちはいつも通りに学校に行ったのですが。

職場から家までおよそ20キロで、あっちとこっちで随分とお天気が違うのも梅雨時の特徴でしょう。

じめじめした季節ですが、その分気温はさほど上がりません。もう少ししたら夏本番になるのでしょう。そっちの方が私には手強いです。エアコンが苦手な私には厳しい季節なのです。


402ゆっくり話をしよう

  • 2008年7月9日

エリポンのコミュニケーション能力について、何とか解決の道筋を付けなくてはなりません。私たちに出来ることは、良い聴き手になることです。エリポンの音読はそれは素晴らしいのです。彼女は感情を込めて、はっきりと大きな声で人々に聞かせることが出来るのです。彼女が苦手なのは、目の前にある状況を言葉にして説明することです。あるいは逆に、言葉で説明されたことを、現実のこととしてイメージし直すこと。

彼女と会話を続けるのは少し骨が折れます。大抵、ひとことか二言で終わってしまうからです。それをもう少し、念入りに説明してもらうのが、彼女とコミュニケーションを取るコツでしょう。なるべく、こちらはひとことか二言。後はエリポンに喋らせるように仕向けるのです。

さっそくカアサンと私はエリポンとお話しを始めていますが、それほど話題が豊富でありませんのでお話の内容は似たようなものです。もっと話題作りに努めなくては。何なら、絵日記とか、4コマ漫画とか、そういった表現方法を使うというのはありかもしれないな。

ゆっくりと、彼女の興味を引くように、お話しというか言葉のやり取りをしていくのです。まぁ、頑張りますよ。


401個人懇談

  • 2008年7月6日

小学校の個人懇談がありました。エリポンとタンタンの順ではしごです。カアサンが行きました。

前日に、どういう話をするか、夫婦で打ち合わせます。何か気になっていることは無いか、と話し合います。今回の場合は、タンタンは朝なかなか起きられない件。もしかすると、クラスメートと上手くいっていないとか、学校での様子が気になります。エリポンの方は、ちょっと変わった子ですので、クラスメートに馴染んでいるかどうか、テストでは点の浮き沈みが激しいので、学習面で塾に通わせるとか、そういった可能性について聞いてみようという話でまとまりました。タンタンもエリポンも、担任が変わりました。特に、エリポンの担任は今までノーマークの先生でしたので、興味があります。

エリポンのクラスから。一人当たり10~15分程度ということで、懇談が始まりました。

エリポンについて、先生は色々と的確な指摘をして下さいました。素直で良い。友だちとも話をしている。けれども、自己表現が下手でコミュニケーションが余り上手くいっていない。うまく行かなくても、エリポンがすぐに諦めてしまうところがある。家でじっくり話を聞いて上げる時間を作って、コミュニケーション力を身に付けるトレーニングを意識的にするべきだという指摘。算数は図形、グラフ用紙の使い方など、ぜんぜん分かっていないので、もっと頑張らせるように。先日非道い点を取ってきたので、とにかく粘り強くやるしかないということで。家庭科の実習中に、うまく行かないことがあって、やり直ししなければならないのに、本人はどうして良いか分からず、そのまま黙っていたことがあった。エリポンは今までも何度もそういうことがあって、失敗したと思ったら、じっと静かにしていて、時間が過ぎるのを待つ。それじゃダメ。うまく行かなかったら、解決する方法は学校に幾らでもある。そういった話を伺っているうちに、15分が経過。カアサンは話を聞くばかりで終わってしまいました。

直ぐにタンタンのクラスへ。クラスメートとも上手くやっている。時々保健室に行くが、余り気にしなくて良いとのこと。家よりも学校の方が、しっかりしているのかも知れません。

夏休み、上手に過ごさなくてはならないと思いました。