我が家の日常と、育児に関する社会の動きなどをフォローしてゆくつもりです。

73少人数学級編成

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  • 2004年3月26日

最新の西宮市広報(市政ニュース)によりますと、二面、に余り大きくない扱いですが、平成16年度より、市立小学校一年生の学級編成を基準の40人から弾力的学級編成により35人にします。とのことです。

県教委区委員会は、希望する市町に対して、平成16年度の研究指定校として公立小学校1年生の35人学級編成を認めました。これをうけて本誌でも、市立小学校1年生日手は弾力的学級編成制を実施するものです。

とあります。弾力的編成と云う言葉は、おそらく、教育、行政関係者の間で通じる専門用語と思います。少人数学級なら大歓迎ですが、今ひとつ意味が分かりません。現状では、40人が基準となっているらしく、一クラスの人数が40名を大きく越えるときは、もう一クラス増やして、少人数学級となることがあります。実際、長女の学年は、30名ちょっとの3クラス。次女は40名あまりの三クラスです。長女の学年は一クラス減らすと45名を越えてしまう。次女のクラスは一クラス増やすと30名を切ってしまうということです。

弾力的云々、と云うところを無視すると、要するに、今までは40名を基準としていたところ、新年度1年生では35名を基準として、それを越える場合に一クラス増やすことを考える、と云うことだと思います。

40名超の次女のクラスは、机が教室の後ろ、ぎりぎりまで並んでいます。これから体格が大きくなったらどうするのだろう、と心配になるほど。教える教師の負担も大きいし、教室ぎっしりで隙間がないと、心理的に教師の目が届きにくいようです。

とりあえず、35人と云うことですが、20名程度にならないものかと思います。様々な学校教育が抱える問題の一部は、それで解決の方向に向かうのではないかと思います。


72三度目の卒園式

  • 管理人
  • 2004年3月23日

卒園式が終わり、入学準備と云っても、別段何もない様なもので、つまり、上に二人も姉がいると、親も、子どもたちも慣れたもので、ただ、その日を待っているだけという状況。幼稚園から突然解放され、と云うか放り出されて、というか、表現は難しいけれど、要するに、日中家の中で体力をもてあましているエリポン。

忘れないうちに、書いておこうと思う。長女は卒園直前に引っ越ししたため、結局僅か2ヶ月ほど通った幼稚園で卒園式を迎えました。公立の幼稚園で、制服が体操着だったので、トレーナーに体操用の半ズボンで卒園式、と云う、少々締まらない雰囲気。初めてだったので、気合いが入っていたトウサンは、白ネクタイに礼服という出で立ちでしたが、来賓の方でもそこまでドレスアップしている人は居なかったし、父親が参加している家も三分の一ほど。卒園式自体も、「おかあさんに」感謝する、と云う企画で、父親の立場ほとんど無し。

次女の時は、もう少し落ち着いていた(トウサンが)のです。何をやったかは余り覚えていませんが、園庭の桃の花が満開でした。次女は耳にヘルペスが出て、卒園式の余韻を楽しむどころではなく、耳鼻科に直行した覚えがあります。幼稚園までの夙川沿いの道を、二人で歩いたことを覚えています。

今回は、父兄席にトウサンが座りました。100名近い卒園児の中で、父親がその席に座っていたのは、多分二人だけでしたが、嬉しい体験でした。緊張しつつも、堂々と卒園証書を受け取りにひな壇に上がった三女の姿を目に焼き付けました。厳粛な雰囲気で、なかなか素晴らしい卒園式でした。園庭の隅に、一本だけ桜が満開。ミツバチが集まって蜜を集めていました。二年前、入園式の時は、サクラが異常に早く咲いた年で、園庭中央の桜の木が、ほとんど散りかけていたのです。今年はどんなだろうと、無邪気に園庭を駆けずり回る息子を見ながら、一ヶ月後のことを想像したのでした。

エリポンは無事に、幼稚園の課程を終えることが出来ました。ご報告まで。

トウサンは、また同じスーツでした。ネクタイは違ったかも。


71溶連菌感染症

  • 管理人
  • 2004年3月15日

子どもののどが痛くなる病気。ウイルス性と並んでA群Β溶血連鎖球菌によるものが重要。

  • 細菌性の咽頭炎、扁桃炎の原因としてありふれたものである。
  • 体に発疹(赤くなる:紅班)がでるものを猩紅熱と呼ぶ。
  • 飛沫感染する。潜伏期間は一般に2〜4日。
  • 赤ん坊では鼻炎症状で軽く済むが、年長児では高熱やのどの痛みが強い。
  • 溶連菌感染の合併症として、急性糸球体腎炎、リウマチ熱となるケースがあるので、医師の指示により、症状が治まったあとも抗生物質を服用する。
  • 合併症を調べるために尿検査をおこなう

70二分の一成人式

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  • 2004年3月9日

カアサンが幼稚園で涙ぐんでいた頃、トウサンは小学校で楽しいひとときを過ごしていました。こういった行事が重なることはしばしばあることですので、都合さえつけば、夫婦で役割を分担するのが我が家のやり方です。

長女、ナミンチが10歳になりましたので、クラス全員で、10歳、つまり、「二分の一成人を祝う集い」があったのです。

午後から、小学校の多目的室に集合。クラス31名の児童と、全員ではありませんが、20名あまりの父母が集まりました。クラスメートが進行役に選ばれ、各自が短いスピーチとその間に簡単なゲームを楽しみました。

スピーチは、私の夢、私の思いで、私の家族、多分、その三つの中からテーマを選ぶ、ということだったと思います。半数あまりの児童が、夢、をテーマに選んでいました。10年間の経験を元に、自分の夢や思い出を語る、そして家族に対する鋭い観察など、笑えるもの、意外なもの、等々。夢は実現の可能性が高いものを選ぶのが最近のトレンドで、加えて、それが実現しないという現実的な状況に備え、次善、次次善の夢を用意している子が多い。一般には、現実的な夢が実現しなかった場合の次善策のほうが、遙かに困難な道のりである。

長女の夢については、十分に理解しているつもりで居たので、特別に驚かなかった。総合芸術を目指しているわけで、多様な経験と知識が、夢を叶えるには必要だと指摘しておく。三人の妹弟、という、環境はあなたにとって大きなプラスになるはずだ。

父親の参加は、私ひとりだけ。これも十分予想できたことだった。ナミンチにそっくりなおとうさん、と、クラスメートにいわれたそうだ。特に嫌がっていなかったようなので救われる。


69卒園アルバム

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  • 2004年3月9日

いよいよ差し迫ってきました。今日は最後のお弁当の日。父兄と担任教諭のお別れ会がありました。

二年前のことが、昨日のことのように目に浮かびます。

ダイアリ2002年4月14日、新入園

年長一年間を受け持ってくれた先生を囲んで、色々と話を伺い、最後には皆涙ぐんでいたとか。

今年一年、エリポンが描いた作品を返却され、卒園のお祝いにアルバムを頂いてきました。このアルバムが力作です。集合写真や、様々なイラスト、幼稚園の資料に加えて、2年間の園生活の一コマを納めたエリポンが主役の写真を満載。今まで謎に満ちていたエリポンの日々の暮らしを窺い知ることが出来ます。感動しました。大変なご苦労だと思います。素晴らしいです。ありがとうございます。


68残るもの、写すもの

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  • 2004年2月28日

土曜日、久しぶりに子どもたちと床につきました。一週間ぶりかもしれません。カアサンに任せっきりでした。

最近、余り写真を撮っていません。写真は残りますから、あとで見て、あるいは、取っていないのに気がついて、その時の状況などがうかがい知れるのです。動かぬ証拠というわけです。

結婚する時に、小さなカメラを買いました。渡米し、長女が産まれてから、目にもとまらぬ速さで成長してゆく子どもたちの記録を残そうと、一生懸命写真を撮り続けました。当たり前ですが、過去に遡って写真を撮ることは出来ません。その時、その瞬間にカメラを向ける余裕があるかどうか。シャッターを切る勇気があるかどうか。

二人目以降も、同じように、記録を残そうと、少々意地になって写真を撮りました。一年間でおおよそ50本ほどフィルムを消費します。36枚撮りのフィルムですので、ざっと1500コマほどになります。今年に入ってから、余り撮っていません。デジカメの方が持ち歩きが楽だというのも理由のひとつですが、より大きな理由は、写真を撮るような時間的な余裕が持てないことだと思います。

子どもたちが成長して、余りカメラの前でジッとしてくれないとか、色々理由は付けられますが、結局は親の余裕のなさが、残る写真に明白に現れているのです。工夫と努力が足りないと思う。他人を写す写真が、自分の姿を映しているようです。


67子供たちが凝っているもの

  • 管理人
  • 2004年2月16日

エリポン、幼稚園の運動会ビデオに熱中。一日一回と決めて見せています。ビデオの中で応援されているのが嬉しいのかもしれない。付き合わされるお姉ちゃんたちは、少々うんざり。トウサン、カアサンは、あまりにのめり込みすぎているのが心配。先生たちが仮装して踊るところが一番のお気に入りかも。

タンタンは部屋の敷居のレールでプラレール遊び。寝そべって視線を下げるとリアルに見えるらしく、タンタンなりの工夫のようです。サンヨウトッキュウに乗りたい。201系に乗りたい。などと、具体的な電車の名前を出して要望します。塗り絵にも熱心。

ナミンチは、髪を切り、札幌のいとこに誕生日を祝うお手紙を出しました。相変わらず漫画を描いています。書いているところを見ると、見事な書きっぷり。トウサンと算数のドリルを時間を決めてやることにしました。

ヨウカラは折り紙に熱中。大変凝った折り紙に挑戦しています。折り紙を並べて情景を作り、デジカメで撮っておはなしを書くつもりらしい。


66美容院初体験

  • 管理人
  • 2004年2月15日

女房が長女と一緒に美容院へ出かけました。長女は今まで、二度ほど床屋へ行ったことがありますが、いずれも余り気に入った髪型にならなかったようで、仕方なく(長女にとって)トウサンが髪を切っていました。長女は大変髪の毛の量が多く、切るのはかなり大変です。ストレートヘアですので、梳かすのは割に楽ですが、洗ったり、まとめたりするのはかなり大変。最近は前髪と左右の後ろ髪で、三つに括るのが定番。のびすぎると大変邪魔になるし、風呂にはいるときに大変。代わり映えしないのもいやなのでしょう。従妹のノンちゃんが美容院でとても素敵にしてもらっていたのです。それなりに悩んでいたようです。カアサンについて美容院へ出かけました。

昼前に一人で戻ってきた長女。びっくりする、と云うほどではありませんが、かなり剥いて、また、短くなっていました。ぎりぎり、ポニーテールには出来そうなくらいの長さ。頭の大きさが一回り小さく見えるほどすっきりしました。大人っぽく見えましたが、それほど違和感はありませんでした。さすがプロだなぁ、と思ったのです。ナミンチ自身が気に入ったかどうかは分かりませんが、とりあえず、生まれて初めて美容院へ行くと云う、ビッグイベントを終えて、ほっとしたようです。普段は余り無いことですが、「疲れた」を連発。為されるがままにしていたようです。カアサンに云わせると、もう少し短くしてもらうはずだった、というのです。

コストの問題もあり、いつも美容院というわけには行かないので、のびてきたら、またトウサンが揃えることになるのでしょう。トウサンも結構上手だと、ナミンチが思ったかどうかは分かりません。


65けんかの風景

  • 管理人
  • 2004年2月3日

妹や弟が成長して来るに連れて、年長の側もそれに合わせて付き合い方を変えなくてはなりません。今までどうとも思っていなかった、赤ん坊のような存在が、色々しゃべり出したり、自分のまねをし始めたりして、何か気に入らなく思うことが出てきます。長女と次女にもそういう関係の時期がありました。

最近、エリポンとヨウカラが、ぎくしゃくした関係。決してエリポンに悪気はないのですが、中途半端に色々な言葉を覚えて、ことに、トムとジェリーで覚えた、余り良くない言葉を、何気なく使うと、これがヨウカラの気に障る。

ヨウカラは小学校で、集団生活のための倫理観を植え付けられている。エリポンはそういうことに余り頓着しない。少なくとも、彼女は幼稚園と、自宅を明確に区別しているらしい。幼稚園ではかなりしっかりしていると云う話を、面談の度に聞かされる。妹の成長を見つめつつ、姉たちも色々なことを吸収してゆくのだと思う。

先日、ヨウカラが、節分の鬼の面を作ってトウサンに見せてくれたときのこと。なかなか良くできていて褒めていたら、ちょっと目を離した隙に、タンタンがクレヨンで落書き。顔の真ん中にぐちゃぐちゃと書き殴ってしまった。ヨウカラはショックのあまり、大泣き。カンカン。端で見ていたエリポン。彼女は、周囲のもめ事が嫌らしい。ヨウカラのお面を見ながら、一生懸命同じものを作って、悲しむお姉ちゃんをなだめようとしていた。

後二年もすると、二人はとても良い姉妹になるに違いないと思います。


64早寝、早起きの習慣

  • 管理人
  • 2004年1月24日

先週から、寝室の部屋割りを変えた。今までは、三女を除く、子どもたちの中から交代で一人、カアサンとタンス部屋で寝て、残る三人がトウサンと6畳の和室で寝ていた。子どもたちの就寝時間は9時。8時半頃に布団に入り、絵本を読み聞かせて(と云っても長女は自分で本を読んでいるが)9時過ぎたら消灯。カアサンが寝るときに、その日の順番に当たっている子を抱っこして布団部屋に運ぶ、と云うパターンだった。三女が生まれる前までは、8時に消灯だったから、少しずつずれ込んでは来ているが、小学生たちにとっては十分な早寝と言える。

長女は、多分、もう少し夜更かしをしたいはずだが、そうもいかず、逆転の発想で、早起きを始めた。妹、弟に邪魔されずに、前の晩に録画したビデオを見たり、本を読んだり、絵を描いたり、朝、出かける前の時間を有効に過ごしたいと云うことなのだ。カアサンが目覚ましをかけて、長女を起こしていたのだが、カアサンにとって、睡眠時間が減ることもあり少々辛かったようだ。

かつて、ねぼすけで有名だった次女も一緒に早起きをしたい、と云いだした。小学生二人がタンス部屋で寝て、自分たちが目覚ましを合わせて起きるようにした。和室に寝るのはトウサン、カアサンと下の二人。夜中、カアサンが床につく時に、小学生二人をタンス部屋に運ぶ。なかなか重くて大変なのだが、トウサンの役目。

日中、妹や弟に邪魔されて、不自由していることを、早起きして朝の間にやってしまおう、ということらしいのだが、朝、親の目が届かない間に。は二人きりで何をやっているのか興味がある。自主的に、色々なことに取り組むと云うことで、頼もしく感じている。


63久しぶりに小児科へ

  • 管理人
  • 2004年1月24日

数日前から、時折、次女がおなかの痛みを訴えていた。昨晩から発熱し、少々下痢気味。今朝になって熱が上がったので、小児科へ連れて行った。小児科医院は、うちの近所にある。ご年配の女医が診察してくれる。4年前にこちらに引っ越してきてから、ずっとかかりつけになっている。我が家の子どもたちの健康管理を一手に引き受けていただいている。おぶって行ける場所に、かかりつけの小児科専門医が居るというのは、育児する上では大変なメリットであり、我が家は大変恵まれているのだ。昨年は随分お世話になった。久しぶり。半年近く、ご無沙汰していたはずである。

電話で予約してから、39度を超える熱を出した次女を背負って小児科へ向かった。我が家から300メートルほど。次女はやせているが、二年生としては体格の大きい方である。大きくなったなぁ、と感慨にふける余裕があった。小児科は空いており、すぐに診察を受けることが出来た。熱は高いが、呼吸器系の症状はない。一応、インフルエンザの疑いもあるということだった。おなかの診察もしてもらったが、虫垂炎などの心配は、今のところ無いと云うことで一安心。

風邪薬、整腸剤などを処方された。午後になり熱も下がってきて、夕食にうどんを食べることが出来た。明日の長居公園へのお出かけ予定はキャンセルになるだろう。

この冬は、体調を崩す子が居なかったのだが、風邪と云うことなら、姉弟に蔓延するかもしれない。しばらく注意が必要である。


621月生まれ

  • 管理人
  • 2004年1月14日

トウサンとカアサンを含めて、我が家には1月生まれが4人。エリポンが14日、ナミンチが24日。4人分まとめて祝います。今年はエリポンの誕生日にケーキを切ることにしました。西宮から芦屋にかけて、おいしい有名なケーキ屋さんが数多いのですが、この頃は、ご近所の知り合いの方にケーキを焼いていただくことが多いです。サラリーマンの傍ら、ケーキ職人としても活躍中。

今回は、エリポンがイチゴなど、酸っぱいものが苦手というので、シンプルなチョコレートのケーキを選びました。

誕生日のプレゼントは、ナミンチは川西の祖父母から電脳立体迷路。既にお正月に手に入れて、現在挑戦中です。なかなか難しいようです。もう一点は、トキオのコンサートチケットということになりそうです。

エリポンは、色々欲しいものがあったようですが、次々と変わるので、こちらとしても読み切れなかったのですが。先日、トイザらスで、彼女が選んだものは、前々から言っていたもの。即ち、セーラージュピターのコスチューム。それから、ハム太郎のにぎやかハウス。店頭で見つけて思い出したのか、ずっとそれに決めていたのか、良くわかりません。コスチュームの方は、高価なものだし、どうせすぐ飽きそうだし、親としては少々抵抗があったのですが、エリポンの決意は固かった。

家に帰ってきてから、早速身につけてみましたら、なかなか凝った衣装です。そして、とてもよく似合う。見ていて、なんだか嬉しくなってしまいました。ついでに、息子もエリポンが脱いだあと、嬉しそうに着せてもらっています。今のところ、毎日二人で着ていますので、買って良かったという気分です。

美少女戦士(息子)


それ以前の育児日誌