我が家の日常と、育児に関する社会の動きなどをフォローしてゆくつもりです。

262通信簿

  • 2007年3月26日

一年過ぎて、皆それぞれに学習に区切りを付けました。

小学生たちの通信簿の話題。

ヨウカラは、熱心に勉強した甲斐があり、一二学期よりさらに高い評価をいただきました。本人は、算数の成績が良くなったことを喜んでいます。頑張って勉強したのだそうです。彼女に関しては、担任の教師と大変相性が良かったようです。

エリポンの方は、ずいぶんやる気を出し始めて、実際にいろいろな理解力も付いてきていることを実感するのですが、学習の成績に反映されるにはもう少し時間が掛かるらしい。三学期の成績は、上がったものもあり、下がったものもあり。今までよりでこぼこが増えた印象です。

とにかく、励まし続ける。彼女自身が少しずつ変わり始めています。隣に机を置く姉の影響を強く受けていると思います。


261野球に熱中

  • 2007年3月26日

息子が野球に熱中し始めた。元々は姉のソフトボールに影響されている。

誕生日に立派なグラブをプレゼントした。初めのうちは、おもちゃの野球セットを使って遊んでいた。とにかく、熱心。何時だってやりたがる。但し、野球は相手が必要だ。カアサンやらお姉ちゃんやら。トウサンが居るときはトウサンが相手をする。

ちょっと前まで、まともに出来なかったキャッチボールがかなり出来るようになってきた。キャッチ、ピッチともに様になってきた。

但し、タンタンにとってキャッチボールはただの練習で、退屈らしい。試合をやりたがる。試合といっても二人で試合だから、ルールも何もあったものではない。どちらかがピッチャーをやって、どちらかが適当に打って、走って、そのときの気分でセーフとかアウトとか、何点入ったとか、そういう夢の中の試合のようなもの。この相手は結構しんどい。やるだけなら、どうということはないけれども、ちょっと違うことをやらされるという感覚が辛い。何時だって、タンタンが勝つ。ルールも何もないから、タンタンの都合の良いように結果が決まる。

平日、トウサンがつきあえないときは、公園でお友だちを捕まえて、タンタンルールの野球をやっているらしい。お姉ちゃんとその友達に相手をして貰ったときも、自分勝手が過ぎてひんしゅくを買っていた。

キャッチボールがかなりしっかりと出来るようになってきた。基本的な動作が出来るようになって、そのうちに取り組み方が変わるはず。野球シーズンになって、試合を見るようになれば、自分のやっているルールがおかしいことにも気がつくだろう。

最近は、少年野球が組織的に行われていて、公園で草野球を楽しむ子どもたちがほとんど居なくなった。サッカーの方がそういう手軽さがある。


260卒園式

  • 2007年3月18日

タンタンがとうとう幼稚園から巣立ちました。

初めての三年保育だったわけですが、あっという間でした。他で忙しかったせいかもしれません。あっという間ということで、三年前のことは良く憶えています。成長しました。

通っていた幼稚園はエリポンからかぞえて5年間のおつきあいでした。ナミンチが幼稚園に通い始めた時からかぞえると、9年間。ようやく幼稚園から縁が切れました。

幼稚園は今年限りで園長が引退し、代替わりするそうです。おばあちゃん先生ということで、園児たちにも慕われていたのです。その後どう変わっていくのかちょっと心配ですが、私たちには他人事です。

大変良い式でした。和やかな雰囲気。社交的なタンタン。実は、式の直前に髪を短く刈り込んだのです。普段から丸刈りですが、特に短くしてくれというリクエストで、トウサンが刈りました。卒園式でもひときわ目立つ丸刈り。そして、みんなタンタンの頭を撫でようとするのです。

ちょっとした人気者でした。

やっと終わったねぇ。カアサン、ごくろうさま。


259コロの尻尾

  • 2007年3月13日

コロのサークルを片付けました。コロは一回りからだが大きくなり、体毛が大人っぽくなってきました。ごわごわとした、硬くて今までより長い大人の毛に生え替わりました。コロはもうヒーターの上に寝転がることはありません。

尻尾が太く、立派になってきました。柴犬のとくちょうである、くるりと巻いた尻尾です。

おすわり、お手、お代わり、伏せ、もほぼマスターして、無闇に噛みつかなくなって、入ってはいけないところには入らず。

まずまず躾が出来てきました。

散歩が好きのようです。朝に、出かける子どもたちを追いかけて下に降りていって、玄関に降りて、散歩に連れていってくれるのを待っています。

午前中はカアサン、午後は子どもたちが交代で、毎日一時間半以上、散歩に出かけています。トウサンはたまに朝や休みの日に連れていきます。

走るのが結構速い。トウサンはジョギングで鍛えていますけれど、コロにつきあって走るのは結構きついです。


258五色百人一首

  • 2007年3月13日

ヨウカラの学年、5年生で百人一首に取り組んでいるそうです。ヨウカラはもう夢中になっている。

聞くところによると、小学校でやっているのは「五色百人一首」なのだそうだ。ヨウカラは五色百人一首を買って欲しいと言い出した。クラスメート同士で百人一首をやるのだが、練習したいとのこと。普通の百人一首とどこが違うのか。

百人一首の百枚の札(上の句、下の句を合わせると200枚になりますが)を全部憶えるのは大変だし、百枚取るには時間が掛かるということで、20首ずつ5つのグループ(青、黄、緑、赤、橙)に分けて、20首でカルタを行うと云うこと。誰が、どういう根拠で分けたのかはよく分かりません。教育上の効果を期待して、授業に取り入れるケースが増えているようです。

五色百人一首として通販でも手に入りますが、書店でごく普通の百人一首を手に入れて、シールを貼って五色を区別することにしました。仕分けるのは少々手間ですが、ヨウカラが全部やりました。練習用としては、それで十分です。

読み手が必要ですが、CD付きの本(小倉百人一首:文英堂)を手に入れて、iTunes で読み込んでプレイリストで五色に分けました。

早速練習と生きたいところですが、既にヨウカラは百首を暗記しています。学校で練習していますから、上の句を聞いただけで下の句が出てきます。他の家族は誰一人、ヨウカラに対抗できる者はいません。やろう、とせがまれたのですが、五色ではとても勝負にならないと思い、 百枚で挑戦しました。挑戦というより、相手をしてあげた、という程度。初めのうちは、札を探すのに時間が掛かりますので、私も何札か取ったのですが、札の配置を把握し始めると、もうとても出ないけれども勝負になりません。CDはゆっくりと上の句を読み上げていきますが、下の句が始まる前に取られると、もう私としてはどうしようもありません。

何か良いハンデの付け方は無いものかと思います。

そういえば、私の育った北海道の百人一首は木札で、下の句を読んで下の句を取るという形式ですので、子どもの頃やった百人一首には上の句が全く出てきませんでした。改めて、こっそり練習しようかしら。


257テレビと夕食

  • 2007年3月5日

我が家では、家族揃って夕食を取ります。トウサンが仕事の都合で遅くなることがしばしばありますが、なるべくその時間に戻れるように努力しています。但し、他の家族たちは、トウサンの帰りを待って、食事を遅らせるようなことはあまりしません。トウサンが間に合うように努力するのです。

大体、週の半分くらいは夕食に間に合うように帰ることが出来ます。

丸い食卓テーブル。台所側にカアサンが座り、その対面にトウサン。その間に子どもたちが収まっている。ラジオが出窓に置いてあり、基礎英語が掛かる。ヨウカラが特に熱心で、テキストを眺めながら、口まねをしようとする。タンタンも一緒になってオウム返しするのだが、テキストを見る分、ヨウカラのレスポンスが遅れる。タンタンのオウム返しがヨウカラの発音に被り、迷惑そう。「タンタン、止めてよ」というが、タンタンは全然意に介さずに、大声で、ちょっとふざけたような調子で続ける。「タンタン!ふざけないでよ。」ちょっとした喧嘩。なだめるトウサン。タンタンだって英語の勉強しているんだから。お互い様でしょう。まぁ、半分くらいはふざけていると思うが、そういうオウム返しがラジオ講座を聴く重要な意義なわけで、ここで止めさせる理由は見つからない。

さて、英会話が終わったらテレビを付けて、ローカルニュースで明日の天気予報を見る。そうこうしている内に、7時のニュースが始まる。この頃物騒な話題が多い。気になるヨウカラ。いろいろと質問をぶつけてくるのだが、まずはニュースを聴こう。説明はそれからだ。エリポンもこの頃ニュースに興味があって、ネクタイのおじさんが深刻そうな話をしているんだけれど、結構興味深い話題が多いことに気がつきだした。

7時のニュースのヘッドラインが終わる頃に、大抵トウサンの食事は終わって、さぁ、お風呂にはいるよ、の号令が掛かる。

号令から、タンタンが動き出すまで、ずいぶん時間が掛かる。号令を何度か掛けている間に、エリポンは一人で風呂場に行ってしまう。タンタンはぼーっとしてテレビを眺めているから、なかなか食事が進まない。彼は別にニュースに興味など無いのだが、ただ動く映像や喋る人の姿を眺めているのだろう。とにかく、毎度食事に一時間以上の時間を費やしている。

こっちももうつきあっていられないから、先に風呂場に向かう。そろそろ上がる、という頃に、入ってくることもあるし、結局、風呂から上がったトウサンに、おまえまだ喰ってたのか。といわれることもある。風呂の時間が後ろにずれ込むと、寝る時間が遅くなる。翌朝が辛くなる、という悪循環である。

テレビを消すことにして、ちょっと効果があるかも知れない。


256家族が増えた

  • 2007年2月26日

家族が増えました。

セキセイインコの雛が生まれたのです。今のところ三羽育っているようです。

ハクトとありすに先日来巣箱を入れて、産卵を促していたのです。結局、ハクトは6個の卵を産みましたが、二つめの産卵の時に卵詰まりとなって入院、その後産んだ4個を抱卵し続けて、先日より立て続けに三羽の雛が孵ったのです。残る一つはどうやら無精卵だったようです。

私は子どもの頃にセキセイインコを飼っていて、巣箱を入れて雛を孵そうとしたのですが、結局無精卵ばかりで、一羽も生まれませんでした。いよいよ35年ぶりの夢が叶った、という想いです。

巣箱の中から、チィチィとかすかな鳴き声が聞こえます。ハクトは一日のほとんどを巣箱の中で過ごしています。ありすは大抵、手持ちぶさたな風で、カゴの中でぼんやりしている。見ていて何かじれったい。

雛の鳴き声を聴くと、赤子を育てていたあの頃を思い出して、何となく切ない気分になると、カアサン。トウサンたちの孫が生まれたね、と、子どもたち。孫はちょっと早いな。

どんな色の雛が出てくるか楽しみです。一羽はすでに里子に出す先が決まっています。


255自家中毒症

  • 2007年2月24日

タンタンがたまに具合が悪くなります。

実はトウサンも子どもの頃に、さんざ悩まされました。突然、余り理由もなく具合悪くなる。症状としては、倦怠感で立ち上がれなくなる。吐き気、嘔吐。食欲不振。というか、何かを口にするたびに吐いてしまう。

苦しいのです。辛いですよ、これは。

ところが、熱もなく、どこも痛くない。誰にうつる訳でもない。

苦しくて立ち上がれなくなる。場合によっては、トイレに行くにも這っていく事になる。端から見ると、まぁ、見苦しいわけです。本当に苦しいんだけれども、他覚的な症状に乏しいわけです。本当に苦しいんだけどね。

だから、タンタンが苦しんでいるときに、トウサンは本当にタンタンの気持ちが分かる。大人になって、自分の子どもが自家中毒に苦しむのを見て、何か情けなく見える親の気持ちも分かった。

でも、本当に苦しいのです。体が十分に成長すると、起こらなくなるのです。トウサンも中学に入ってから、ぱったりと止まったと思う。タンタンも早く成長してください。

それにしても、妙なところが似るねぇ、親子って。


254トウサンの部屋にたむろする

  • 2007年2月22日

ナミンチが学年末試験。さすがに中学生となると、必死になって勉強している。というか、出来が悪かったらどうしよう、という心配が先に立つらしい。

病気やら何やらで、かなり欠席していて、それを補うために家庭教師役を買って出た話は既出。

今回は特別。ナミンチはノートや教科書をもって一階に下りてきて、トウサンとマンツーマンで勉強。体調を考慮しつつ、10時過ぎ頃までがんばる。この時期、夜の仕事は諦め、ナミンチの学習に協力した。

妹や弟が興味津々。お姉ちゃんはトウサンと何やってるの?と見に来る。トウサンの部屋にはパソコンがある。特にタンタンはトウサンの部屋でヒマをつぶすのが好きらしい。

ナミンチが勉強している間、弟妹たちが入れ替わり立ち替わり部屋の中に入ってきて時間をつぶしていく。まぁ、邪魔にならなければ良いんだけれど。

居心地が良いみたいです。トウサンとしても結構嬉しい感じで。ナミンチは迷惑そうです。


253生活発表会

  • 2007年2月20日

タンタンの三度目の生活発表会。

「ミツバチマーヤの冒険」がテーマになっているという話は、以前から聞いていた。タンタンがどのような役をやるのか、結局教えてもらえなかった。なかなか口が堅い。何が出るか分からないまま、会場へ。

あらすじは、自由を求めて巣から逃げ出したミツバチのマーヤが、いろいろと苦労しながら生活し、クマバチの襲撃情報を巣に伝えて英雄的な働きをする。そういう話。

タンタンはいきなり花に付いたつゆの役で登場。それから、カブトムシの役。いずれもその他大勢。見せ場は中盤。マーヤを捕まえるジョロウグモの役。これは一人でマーヤと話をする。かなり長い台詞つき。無事にこなした。

そのあとはクマバチと戦う働き蜂の役で、これもその他大勢。

なかなか興味深い話でした。セットなども子どもたちが作り、さすがは年長さんだ。見応えのある劇だった。

終了後にクラスメートと「この広い野原いっぱい」を合唱しました。

帰宅後、大いに誉めてあげました。


252家庭教師

  • 2007年2月19日

土曜の夕方に掛かってくる無粋な電話。

妻宛の電話はかなりの確率で、家庭教師のプロモーションだ。大抵、大阪大学か神戸大学の学生を名乗る。迷惑。家庭教師にお金を払う余裕はない。

要らぬ、と思っている。長女は賢いから教育産業に頼る必要はない。自分の力で、解決していくだろうと思っている。

自分のことを思い出す。塾には少し通ったが、腕試しのようなものだった。結局余り興味を持てず、途中でやめた。家庭教師に教わったことはない。父のコーチを受けた記憶がある。

長女が学年末試験で苦しんでいる。病気や入院があって、授業をかなり欠席していて、自信を失っている雰囲気がある。二学期の期末試験は、とにかく受けることで精一杯だった。三学期に入って、調子がよい。病気の方はひと山越えた感じで、彼女は少し目標を高くしたのだと思う。あと一週間、試験が始まるまで臨時の家庭教師をすることになった。学習は連続性が大切なのだが、彼女は病気のために途切れてしまっている。その部分を修復しなくてはならない。

私は家庭教師に指導を受けたことはないが、家庭教師をしたことはある。寧ろ、経験は豊富な方だ。しかし、ずいぶん昔の話だ。

まずは数学。一緒にやっていて、関数の意味が分からなかった自分の中学時代がよみがえってくる。なんだか当たり前の話を小難しく聞かされるようで、理解不能と思った。しかし、関数というのは滅茶苦茶役に立つのだ。ちょっと計画を立てるのも、だいたいは関数的な発想だ。例えば、8時15分の電車に間に合うように駅に到着するために、何時に家を出たらよいか。いろいろなファクターはあるにせよ、関数的な発想なのだ。

中学1年生は比例と反比例を学ぶ。反比例はなかなか難しいというか、どうして比例とセットにするのか、よく分からない。

一次関数のなかで比例「とにかく原点を通す」ケースのみを扱うことに少々無理があり、そのために関数的発想の重要な部分が伝わりにくいようだ。

私など、仕事に就いてからは何時だって関数を使う。実生活でも何かと関数だ。料理など、ほとんどは比例の考え方だし、とにかく役に立つ。いろいろと例を示しつつ、単純化する。ワイイコールエーエックス。とりあえずエーを求めて、式を作って、それからエックスかワイを求める訳よ。だいたいこのワンパターンだ。

何をエックス、どれをワイと置くか。そしたらエーが求まるでしょ。そうすれば後は計算するだけだよ。やってる内に分かってくるって。

まぁ、がんばりなさい。


251金魚たち

  • 2007年2月18日

金魚が三匹おります。先日、友人が遊びに来て、金魚鉢を見て一言、ちょっと狭いんちゃう?

金魚鉢は義姉に貰った50センチほどの四角いもの。その中に15センチほどに育った金魚が2匹と、10センチくらい一匹。合わせて3匹の金魚が漂っています。もともと、お友だちが縁日か何かで掬ってきた金魚を貰ったもの。本当に小さい頃から飼っています。元は6匹くらい居たはずですが、途中死んでしまって、結局3匹が残りました。少しずつ大きくなり、また途中で数が減ったので、そんなに窮屈とも思っていなかったのです。

そうかな。

もともと、余り動き回りません。エサを与えるときだけ、元気に泳ぎ回ります。水が汚れてくると、一番大きな一匹が他の2匹を追いかけ回していじめるのです。いじめが始まったら、水を換えるタイミングです。

ずっとカアサンが水替えをしていましたが、これは結構大変な作業です。何しろ、重たい水槽を流しまで運ばなくてはなりません。そして、金魚を洗面器に一旦移し、水を捨てて、中を洗って浄水を入れる。中和剤を加え手から金魚たちを戻す。ついでにフィルターなども掃除。そして、元の場所に戻して、エアポンプを繋ぎ直す。

運ぶのと、水槽を洗うのが手間です。引っ越して以来、トウサンが水替えをやることにしました。トウサンの方が力があるし、洗い物は元々プロ並みです。そして、どちらかというと凝り性でヒマなので、金魚鉢はきれいになります。

子どもたちはエサやりを担当。それにしても、金魚の寿命って、どれくらいなのかな。

大人しくて結構手間が掛かるんだけれど、世話をするようになってとても愛着が湧いてきています。


250バレンタインデー

  • 2007年2月16日

聖バレンタインの日。

子どもたちそれぞれにとって、チョコレートをやりとりする日です。ヨウカラは一週間前に板チョコを買い込んで、友達の家に行って飾り付けたり、いろいろと作ったのです。それをトウサンとタンタンにいくつかくれて、それからクラスメート(といっても、女の子同士で)プレゼントしあったようです。

男の子に渡すつもりはさらさら無かったらしい。ナミンチとエリポンは、どうでもよいという感じ。タンタンはバス停で一緒になる女の子に「義理チョコ」を貰ったようです。トウサンは、出先の職場で、「お子さんたちに上げてください」ということで二つ貰ってきました。職場には二人女性が居ますが、その二人が詰め合わせのような箱を一つ開けて、みんなでご相伴にあずかりました。

ヨウカラの手作りチョコ以外に、ナミンチたちがトウサンとタンタンに買ってきてくれました。トウサンの好物のひとつ、ガーナチョコが二枚入っていました。

まぁ、我が家のバレンタインデーはそんな感じで、今ひとつ盛り上がらなかったのは、トウサンが余り熱心ではないから。はしゃぐことが出来ないタイプ、そして、貧乏くさい。

そういえば、トウサンが小学校6年生の頃、まだ義理チョコなんてものは無くて、トウサンは明日バレンタインデーだから、チョコレートチョウダイと、クラスメートの前で言ったんだな。まるで磯野カツオくんみたいにね。そしたら次の日、机の中に、「ガーナチョコ」が一枚、入っていたのよ。この頃からガーナチョコと縁があるな。誰がくれたのか判っていて、貧乏くさいトウサンは、申し訳なく思って、こっそり返しちゃったんだ。何しろ、一枚50円の板チョコが高価なプレゼントに思える時代だった。

それ以来、トウサンは就職して母さんと出会うまで、バレンタインデーにもてた覚えがない。

義理チョコなんていう救済制度が出来たのは、多分バブル経済の頃と思う。それ以前は、もらえない男の子たちは、ただ指をくわえている日だったんだ。

ヨウカラが、ホワイトデーに何かチョウダイね、と息巻いている。ホワイトデーも、多分バブル期以降だな。

どうしようかな。カアサンにもお返ししたことは無いんだけどな。こういう思い出話は、子どもたちにとても受けるんだ。


249基礎英語

  • 2007年2月15日

ひところ、とぎれてしまっていたのですが、ここに来てラジオの基礎英語が盛り上がっています。

ちょっとした仕込みのせいです。カアサンが500円玉貯金を始めました。来年の春に、ナミンチの生まれ故郷、カリフォルニア州に行ってみようという提案に、ナミンチとヨウカラが反応したのです。

今までも、ラジオ講座のテキストを買い与えていました。食事時にただラジオを流すだけでは余り役に立ちませんので、テキストのダイアローグをノートに書き写すようにアドバイスしていたのですが、なかなかはかどっていなかった様子。慣れが必要で、一旦慣れると一日分のダイアログを書き写すくらいどってことありません。アメリカ旅行に釣られて、二人が始めました。

ヨウカラはもう、食事そっちのけで基礎英語に熱中しています。リピート練習でタンタンが口を出すと、静かにして、といってけんかになるほど。

続けることが大切。この勢いで4月からの新シリーズに取りかかれるとよいと思います。


248犬の居る生活

  • 2007年2月8日

柴犬、コロを飼い始めてはや3ヶ月。

なんだか、人間の子どもを育てるのと余り変わりありません。なかなか賑やかで楽しい毎日。予防注射も終わり、散歩に連れ出すことが出来るようになりました。

冬の間は居間にサークルを置いて飼っています。コロは部屋の中を歩き回ることを許されていますが、和室や台所、洗面所などに入り込むと、酷く叱られることを知っています。トイレの躾けもほぼ大丈夫。いつもは、温風ヒーターの前の座布団の上で寝そべっています。なんだか酷く怠け者に見える。番犬には向いていないと思う。

一日二回ほど、散歩に連れ出します。カアサンと子どもたちが交代でやっています。休みの日は私が子どもたちと一緒に出かけます。

最も熱心なのは、ナミンチです。学校から帰ると、必ずコロを連れて出かけます。体調が悪く、休んだり早引きしたりすると、散歩にも行けませんので、本人に生活の張りになっていると思います。散歩そのものは、コロがずいぶん走りますので、体力を使います。ナミンチにとっては良いリハビリになっているかも知れません。

カアサンもコロの散歩をエンジョイしています。いろいろな場面で、コロに関わる機会が一番多いのもカアサンです。また、育児の基本、「バカになりきる」ことをいとも容易くやってのけるカアサンはさすがです。私はイヌ相手にバカにはなりきれない事がある。

インコたちとコロがうまく共存できるか、ちょっと心配だったのですが、コロの方が大人になって、余計なことをしなくなったようです。

近頃、おすわりとお手を憶えました。おすわりの後にお手をすると、何か食べ物をもらえることを知ったコロは、おすわりもそこそこに、お手をしようとするものだから、もう大変。まず、おすわり、それからお手。そしてリンゴのかけら。そういう順番だけどね。


247今熱中していること

  • 2007年2月1日

我が家には、熱中する人が居る。ヨウカラ。

いま、彼女は歴史の勉強に熱中している。ちょっと前には地理の勉強に熱中していた。

コロのさんぽのときに、トウサンと鎌倉時代の話をしたのがきっかけのような気がする。日本が外国の侵略を受けた話。その前には戦争の話があって、日本国内で唯一地上戦がおこなわれた場所が沖縄だとか、そう言う話。その話がどこから出たか、忘れたけれども。

歴史上、日本が外国から侵略を受けた例として、モンゴルとの戦いの話になったと思う。九州で日本の侍が勇敢に戦った。しかし、、、

ヨウカラは北条さんに興味を持ち、それから源平の戦い、そして、太平記と読み進んだ。図書館から子ども向け新書を借りてきて、一気に読む。もう大喜び。いや、その前に、忠臣蔵だ。これはお正月の長ったらしいドラマを実家で見た。カラオケに疲れて、ぼーっとしつつ画面を眺めていたので、ちょっとした解説をしてあげたら食いついてきた。

そりゃ、歴史に磨かれた忠臣蔵だ。面白いに決まっている。大石内蔵助の伝記を借りてきて、これも一気に読んだ。

元寇、源平に太平記はその続き。

どういうんだろう。この熱中ぶり。好きなんだろうな。トウサンの口上が上手だったのかも。


246大きい数は苦手

  • 2007年1月24日

ちょっと辛い我が家の状況なのですが、それは置いといて、

エリポンは大きい数が苦手らしい。ちょっと判ってきて居るんだけれども、実際に使おうとするとまだかなり怪しい。

ペット屋さんの絵を描いた。個性豊かなイヌや猫が並んだ、楽しそうなお店なんだけれど、値札がでたらめ。

コロを選びに行ったとき、柴犬2匹、姉弟が同じケージに入っていたので、その印象が強いのでしょう。ダルメシアンをペットショップで見たことはないと思うけれど。


245チョコボール

  • 2007年1月24日

不二屋がピンチ。まぁ、いい加減なことをやっていたようなので、私は何の同情もしません。子どもたちは、カントリーマァムというお菓子を食べられなくなりそうで、がっかりしていますけれど、代わりはいくらでもあるからな。ミルキーも不二屋なのね。

私にとって、おばけのQ太郎のスポンサー(だったはず)。あのFのマークが、どうしても「み」に見えた。子どもたちも「み」と思っていたとのこと。世代を超えて子どもたちを惑わす、不二屋。関係ないか。

タンタンを中心に、森永チョコボールが大変な人気。ナミンチも良く食べている。チョコボール自体の好きずきより、タンタンの場合は、「あたり」が出るともらえる「おもちゃのかんずめ」をねらっている。チョコボールを買って欲しいとせがんで、商品棚のまえで、どれが当たりか悩む。大抵は外れだけども、先日、遂に「銀のエンゼル」を5枚集めて、缶詰を手に入れました。他愛のないものだけれども、大喜び。

チョコボールの箱からキョロちゃん(チョコボールのキャラクタになっている鳥の名前)を切り取って、カードにして遊んだり。ケーブルテレビでやっているキョロちゃんを主役にしたアニメを興味津々で見ている。それから、インターネットのキョロちゃんオフィシャルサイトでゲームをやったり歌を聴いたり。

当分このブームは続きそうです。


244ナミンチの入院

  • 2007年1月24日

ナミンチは、13歳の誕生日を病院で迎えることになりました。かわいそうに。

本当はトウサンがトンカツを揚げて、誕生日を祝うはずだったんだけれども。

溶連菌感染症に端を発した気管支肺炎で、高熱が続き、そのまま入院。入院したとたんに熱が下がるのは、治療の効果なのでしょう。病院では退屈していました。まだ、食欲が無いようです。明日、検査をして退院になる見込み。

妹、弟も具合が悪くなって、大変でした。インコまで具合が悪くなっちゃったし。

トウサン、カアサンにうつらなくて良かったです。今のところは、ですが。


243ハクト入院!

  • 2007年1月23日

我が家のアイドル、ハクトねぇさんが入院しました。

男の子と思って育てていたハクトは実は女の子で、先日来、産卵の兆候があったので大きなケージに移して巣箱を入れたら、産卵を始めました。ありすは換羽が終わり、羽根の色がいっそう鮮やかになりましたが、同時に蝋膜が青くなって、男の子ということが判明。というか、ハクトと交尾したので、間違いなくハクトがメス、ありすがオスです。

一つめはうまくいったのですが、二つめが卵詰まりの状態になり、動物病院に連れて行ったら、一日預かって様子を見るということになったのです。

無事に卵が出て、ハクトは一日で家に戻ってきました。最初に産んだ卵も、病院で産んだ卵も割れてしまったのですが、このあと、どうなるかはまだ分かりません。続けて産むかもしれないし、もう止めちゃうかも。

成り行きに任せることにします。


242溶連菌感染 '07

  • 2007年1月23日

次女がまず熱を出し、長女がそれに続いた。

三年前にも、同じタイトルで書いている

高熱が出る。あら、インフルエンザかと思うのだが、節々の痛みのような症状が無い。受診したら溶連菌。ナミンチも同じ症状を一日遅れで。

二人とも、咳と高熱、そして倦怠感が強い。気管支肺炎を併発しているとのことで、もしかすると入院になるかもしれない。イヤー参ったな。今のところ、ケロリとしているヨウカラだが、うつるかも。それより、トウサン、カアサンは大丈夫かな。

ナミンチは最悪の誕生日になりそうだと、嘆いていました。

エリポンは咳が酷く、ナミンチは倦怠感が強い。熱は二人とも同じくらいで40度ちょっと。

40度はきついねぇ。頓服を飲ませると1℃くらい下がるんだけれども。

そうこうしている間に、産卵中のハクトが卵詰まりで入院。こっちの方は心配したけれども一日で退院出来ました。まぁ、いろいろあって、ハクトは我が子同然だからな。本当に雛の時からかわいがって、みんなに心配かけて、可愛がられて。


241慰霊の日

  • 2007年1月17日

12年目の慰霊の日を迎えた。雨が降った。

西宮市に住んでいると、この日の雰囲気から逃れることは出来ない。12年前、我が家はロサンジェルス近郊にいた。細切れの情報に苛立っていた。職場の同僚がお見舞いの言葉をくれた。妻の実家も震災の影響を受けた。友人は避難所で生活した。

小学生たちは学校でビデオをみたという。三女は地震を怖がっている。夜に放映される特集番組を見たいから録画してくれと言う。中学校は、この日は避難所となった公園の清掃奉仕をすることになっている。今年は雨で、清掃奉仕は中止。代わりに体育館で地元の人から被災の話を聞く催しがあったとのこと。

ふつうの生活に感謝する日。


240タンタンの保育参観

  • 2007年1月17日

朝から雨。タンタンの保育参観の日。

カアサンはPTAの会議(中学校)があり、私が幼稚園に出向くことになった。幸い、仕事のスケジュールは空いている。

タンタンが幼稚園に通い出してから三年が過ぎようとしているが、平日の参観に参加したのは初めてかもしれない。長女が幼稚園に通い始めたとき、一度平日の参観に出席して、このときは懇談会にも出て、もちろん男性はわたし一人だったのですっかり有名になり、その後の幼稚園仲間の家族ぐるみのおつきあいにも良い影響を与えたと思っている。私自身はふつうに振る舞っていたつもりだが、幼稚園の中ではかなり目立っていたかもしれない。

本日、参観は10時半から。雨が上がり始めたので、バイクで出かけた。保育室にはいると、案の定父親は私だけ。おそらく幼稚園最後の参観と言うことで、出席率はかなり高かったと思う。入り口の所に、音楽会の写真が展示されていたが、制服で並んでいる子どもたちの中から我が子を探すのは、極めて高度な間違い探しをするようなもので、私は諦めた。クラスメートの顔を覚えているカアサンなら、息子の姿を探すことも出来るのだろう。

ほぼ真四角な保育室の三方の壁にいすを並べて父兄が並んで座る。いすといっても園児用で、大変小さいので疲れる。

その内側に園児たちもコの字になって座る。私が部屋にはいると、園児たちは思い思いにコマを回していた。タンタンはすぐにトウサンを見つけて寄ってきた。上手にコマを回す。しばらくして保育時間が始まった。歌を歌って、縄跳びをして、近く開催される生活発表会の劇の為に練習しているステップを見て(ミツバチの動きを模する)。そう言えば、先日伊丹の昆虫館に行ったとき、日本ミツバチの巣箱があって、タンタンは出入りするミツバチを熱心に眺めていた。写真を撮ってくれとせがんだ。なるほど。

グループごとに縄跳び大会予選。まるで跳べない子もいるが、タンタンはほぼ完璧に跳べていた。ずいぶん練習していたからな。クラスメートにも応援された。ちょっと誇らしい気分。

歌を歌って、工作をして、6月の参観の時は、父兄も参加するんだけれども、今回は眺めるだけ。私が座った席から、タンタンの席まではかなり遠くて、何をやっているのか見えないのだけれども、その分、よその子の行動はよく見えた。

それにしても、タンタンはとても良い園児だ。驚いた。悪ふざけとか、ほとんど無し。指示に従い一生懸命やる。見直した。行って良かったな。

参観が終わった頃にカアサンが自転車で到着。タンタンを引き渡して、私は仕事に向かった。


239エリポンの誕生日プレゼント

  • 2007年1月11日

エリポン誕生日がもうすぐ。9歳になるんだけれど、先日トウサンと二人で出かけたついでに誕生プレゼントを買いました。カアサンの晩ご飯の買い物に子どもたちがみんな付いていくと言い出して、トウサンは一人で別行動はかわいそうと、エリポンが一人だけトウサンに付いてくることになりました。自転車を漕いで、エリポンはトウサンとの丁度よい距離を保つのが苦手で、自転車のタイヤが当たったりするのだけれども、二人でエビスタに行って、駐輪場に自転車を止めました。そのやり方はエリポンが教えてくれた。

そのつもりはなかったんだけれど、書店に寄ってエリポンに何か欲しい本はあるか、と尋ねたら、一生懸命探し始めた。つきあってくれたご褒美のつもりでとおもったけれど、もうじき誕生日だからプレゼントしてあげることにして、自由に選ばせたら、本を2冊。

  • 14ひきのピクニック(いわむらかずお作)
  • おたまじゃくしの101ちゃん(かこさとし作)

どちらも、何度も読んであげた覚えがあるけれど、幼稚園や小学校の図書館から借りてきていたのです。特に、ピクニックの方は強い印象があります。二つとも買ってあげることにして、何かもう一つと思ったら、いわむらかずおさんのすてきなカレンダーがありました。欲しい、というので、プレゼントに加えました。

そのあと、雑貨屋さんに寄って、茶碗を買いました。今までのは、赤ん坊の頃から使い続けていたプラスチックの小さな茶碗でしたので、そろそろ買い換えようと思っていたところ。エリポンに選ばせて、プレゼントのリストに加えました。

最後に、お菓子屋さんで袋詰めのキャンディを買って、これは姉弟みんなで分けることにしました。


238このところ調子の良いナミンチ

  • 2007年1月11日

ナミンチは昨日、友達と誘い合って十日戎に出かけた。

彼女は年明けからずっと調子がよい。一月初めに一度、具合が悪くなったのだけれど、すぐに治まって、ちょっと自信になったのかもしれない。

年末には従姉妹の家に2泊したし、冬休み中は毎日のようにコロの散歩に出かけていた。宿題も無事に済ませたようだし。

三学期に入ってから、体育の授業にも参加したとのこと。今日はアトリエ(絵画教室)にも久しぶりに行って、版画を仕上げたそうだ。油断は禁物だけれど、かなり良い雰囲気になっていると思う。


237隣に寝る人

  • 2007年1月10日

長女が子ども部屋で寝るのを嫌がります。傾いた天井が嫌なのかもしれません。当初は、子ども部屋の二段ベッドとロフトで4人を寝かせるはずだったのですが、早々に計画変更を余儀なくされました。

長女が二階の和室(本来は客間)に布団を敷いて、その横に交代で誰かが寝る。子ども部屋の二段ベッドには残る二人、一階の寝室に私と妻が寝るはずだった。

ヨウカラは子ども部屋の二段ベッドが気に入っているようですが、時々姉と寝ます。私も何度か子ども部屋で寝ましたが、目覚めるとブラインドの隙間から青空が見えて、気持ちよいのです。エリポンは二階の和室が気に入っているようで、いつもナミンチの隣をねらっています。インコたちやコロの近くが良いのかもしれません。

タンタンはエリポンと交代で、ナミンチの横に寝ていたのですが、最近一階でトウサンと一緒に寝たがるようになりました。突然トウサンと一緒と言い出した理由はよく分かりません。

結局、いつも決まった場所に寝ているのはナミンチだけ。それ以外の組み合わせは偶然というか、毎晩その時までどういう組み合わせになるか分かりません。

集合住宅から一戸建てに引っ越して最初の冬。今まで住んでいた集合住宅は実に暖かかった。新居の夜は冷えます。最初から分かっていたことで、住んでみて、どれくらい寒いか体験して、対策を立てようということで、想定の範囲内ですが、とりあえず、暖房器具や寝具を追加で購入しました。部屋の数が増えて、今までは雑魚寝していたのが、それぞれの布団を用意するようになったので、当然といえば当然です。


236ひらかなトレーニング

  • 2007年1月4日

タンタンのひらかなは相変わらず、ほとんど裏文字で、コツをつかめば読めるのだけれども、もうじき小学校に上がるわけだし、そろそろ自分の名前くらい書けるようになった方が良いんじゃないかと思う。

足し算や引き算はそこそこ出来る。絵を描いたり、お手紙を書いたり、そう言うことに興味は持っている。かな文字の形も知っているので読むことは出来るけれど、自分で書くと裏文字になってしまう。そろそろちゃんと書けるように練習しようと、風呂の中で提案したら、本人が気にし始めた。

紙に何か文章を書こうとしているタンタン(た)が、トウサン(と)に質問してきた。

た:ねぇ、「ま」はどっちよ?

と:え?

た:だから、「ま」はどっち?

(といいながら、タンタンは指を右と左に交互に向けた。)

と:・・・!「ま」はね、こっち。(左を指さす)

た:じゃね、「た」は?

と:「た」はこっち。(右を指さす)

た:「ち」は?

要するに、彼は字が右を向いているか、左を向いているか、を尋ねてきたわけで、以下、「つ」「く」「こ」と、聞かれるたびに、あっち、こっち、と指で指し示して、それで一応、二人の間では話が通じていたようで、出来上がった文のひらがなたちは概ね正しい方向を向いていた。ただし、「ちゃ」のみ、紙に書いて教えました。chaが「ち」と「ゃ」の二文字、しかも「や」を小さく書くという妙なルールがタンタンには理解できなかったようです。

おもちゃのかんずめあたった洋

最初に「よ」は漢字でどうかくの?と訊かれて、意味が分からずに「洋」の字をおしえたので、こんな風になったのです。

字が右向いてるとか、左向いているというのはあくまで主観なのですが、トウサンとタンタンの主観は、概ね一致していると言うことが分かりました。


235今年の年賀状

  • 2007年1月4日

新年あけましておめでとうございます。

出すとか、出さないとか、いろいろと意見はあるようですが、私は年賀状のやりとりを楽しんでいますし、当分やめるつもりはないのです。ただ、年末の忙しい時期と重なるので、毎度てんてこ舞いとなります。

以前、私は版画を作っていました。小学生の頃から、結婚して子供が生まれるまで、版画をしていた筈です。寅を図柄にして版画を作ったことを憶えています。それ以降、子どもが生まれてからは自分で撮った写真をパソコンとプリンタを使って印刷して使っています。

そういう年賀状を作るときに大切なことは、良い写真を選ぶこと、遡れば、良い写真を撮ることです。これにはいくらかの芸術的なセンスがあると有利ですが、必ずしも必要というわけではありません。私はその辺に自信がありませんので、センスよりも数で勝負。とにかく、年賀状シーズンを意識して、写真を撮りまくるわけです。家族ぐるみのおつきあいの方には子どもたちの写真を使った年賀状を送りますし、仕事上のおつきあいの方には風景などを題材とした年賀状を送ることにしています。

4人の子どもが正面を向いて、それぞれがそこそこ満足行く表情をしている写真を撮るためには、運を期待してはダメです。何か子どもたちが共通して、カメラマン(おとうさん)の為に役に立ちたいと思うような状況を作らなくてはなりません。

「エーッ、また写真撮るの?」と、一人でも文句を言う時は、何コマ撮ってもものにはなりません。何かの細工が必要なのです。

アドバイスとしては、その日、家を出たときに撮るひとこまめに集中せよということ。帰り道に撮ろうとしてもダメです。家を出てすぐ、まだみんな元気が残っているときに一こま。なるべく並びやすい場所を見つけておいて、そこに子どもたちを誘い込んで撮る。

それくらいやらないとねぇ。人に見せるものだから。去年一年で6000コマ以上の画像がハードディスクの中に納まっていますけれど、4人揃って年賀状に使えそうな画像は一こまだけでした。

結局、今年は4パターン作製(色違いなど含めるともう少し)。

  1. 青い空とユリカモメ(家の近所、家族の姿はなし)
  2. 夙川の景色(子どもたちの後ろ姿)
  3. 子どもたち4人が川沿いで整列しているもの
  4. 子どもたちそれぞれ単独、イヌ、インコ、計7つの画像の組み合わせ

家族ぐるみのおつきあいの人は、3か4を選びました。カアサンがどうしてもイヌとインコも入れたいというので、パターン4を作ったのですが、組み合わせ写真とする場合は、それぞれの画像の明るさや写り具合など、合わせなくてはなりませんので、画像選びはかなり大変な作業となります。

子どもたちは、それぞれに自分でスタンプとイラストを交えて年賀状を作ったようです。エリポンはあんまり興味がなかったらしく、一通も出しませんでしたが、何通か届いた分には(担任の先生を含む)慌てて返事を書いていました。