我が家の日常と、育児に関する社会の動きなどをフォローしてゆくつもりです。

567期末試験

  • 2010年6月28日

中学生達は一学期の期末試験を終えました。

エリもヨウもがんばった割には点が取れなかった様です。ヨウは今回の反省に立ってもっと地道な勉強が必要と感じたようで、基礎を固める方向の勉強を始めました。

エリは国語の成績が良くありませんでした。国語の不出来は他の様々な科目に響きます。どの教科でも、まずは問題文を読み取るところから始まるのですから。今まで余り国語の勉強に注意を払っていませんでしたが、これから一生懸命指導することにします。


566授業参観(2)

  • 2010年6月18日

午後から中学校に向かいました。3年生のヨウは英語、1年生のエリは理科の実験でした。半分ずつみました。英語の方は少人数で、流暢な先生が英単語が書いてある札を次々に見せながら、大きな声で発音させるやり方でした。教科書に沿ってやっていたようです。英語は少人数クラス編成です。なかなか活発な雰囲気で、良い授業と思いました。

エリの理科は理科室で、オオカナダモの光合成をヨウ素デンプン反応と顕微鏡で観察するというものです。こちらの方に教材提示装置が必要と思いました。結局、顕微鏡で生徒達がどのような画像を眺めているか知る由もありません。参観している私たちが知る由もないのですが、指導している教師も、一人一人の顕微鏡を覗いて指導するわけでありませんから、ここは教員の顕微鏡の画像をテレビに映してやるような装置があった方が良いと思いました。顕微鏡は二人に一台でした。

授業参観のあとは、クラブ参観で、二人とも吹奏楽部ですので、カアサンと二人で音楽室へ。クラブの説明が一通りあったあと、演奏会を聴きました。1年生のみの演奏と上級生の演奏。エリは私たちの目の前で、大太鼓を叩いていました。


565授業参観(1)

  • 2010年6月15日

6月に入ると小中学校の授業参観があります。このところ、参観日は土曜日に設定されて、午前中に小学校、午後から中学校というスケジュールです。私の場合は平日でも参加することは出来るので、どちらかというと平日の方が有り難い。

カアサンと二人で、まずは小学校の参観に出かけました。タンタンの4年生のクラスでは、全員が一人ずつ教室の前に出て短いスピーチをするという企画でした。40名近く児童はおりますので、このペースで最後まで終わるのか心配になりました。実際には少しはみ出ましたが、何とか全員の分が終わりました。

児童達は絵を描いたり、写真を持参したりしてみんなに見せながら、自分たちの身の回りのことを紹介していきました。共通のテーマがあるはずですが、何だったんですかね。タンタンは自分が飼っているインコの話をしました。画用紙にインコたちの絵を描いて、みんなに見せました。クラス全体では、楽しかった思い出とか、家族の話とかそういう話題が多かったです。近頃の小学校4年生は大勢の前に出ても上がってしまうことは無いようです。タンタンは結構緊張していたようですが。

小さな写真をもってきた児童は、先生にその写真を渡して教材提示装置で大画面のテレビに映してもらっていました。去年はなかった液晶かプラズマディスプレイかどっちか分かりませんが、パナソニック製のかなり大きな画面の薄型テレビが、各教室に一式、備え付けられていました。午後から行った中学校にもありました。大画面テレビにはパソコンとデジカメとビデオと教材提示用のCCDカメラが一式になっていました。随分お金が掛かっています。一体幾らくらい掛かっているのか。

あとで市会議員の方に話を伺いますと、この教材提示装置は全て国庫から支出されているとのこと。スクールニューディール政策と銘打って、自民党公明党連立政権が日本全国の小中学校全ての教室に50インチ以上の薄型テレビを設置し、要するに景気対策を打ったなごりということです。今回は活用していたわけですが、ほとんどの児童が画用紙に絵を描いてみんなに見せていて、一部が持参した写真をCCDカメラで大画面テレビに映して見せたのです。絵を描かせればよいと思いました。IT機器というのは原則として手抜きの道具ですから、活用の仕方を誤ると学校教育が成り立たなくなる危険性を孕みます。

現場の先生方はニューディール政策をどう思ってらっしゃるんでしょうね。私には初等教育をエサに税金を使って国際競争力に乏しい日本企業を救済するイベントのように感じました。ITとか、エコとか、一体どういう意味で使ってるんですかね。文部科学省の文書によると、学校のエコ化の推進ということで、太陽光発電に電気代の節約に校庭の芝生化に、ビオトープの設置等々の行動目標のようなものが掲げられています。エコって、エコノミーなのかエコロジー教育なのか、何かぐちゃぐちゃになってしまったみたいですね。兎に角、莫大な補正予算をどうやって消費するかアイディアをいろいろと出した結果という印象です。

結局、スピーチは5分ほど時間を超過してクラス全員の分が終わりました。少しだけその次のハッピー活動にかぶってしまいました。私はスピーチだけ見て、ハッピー活動はみませんでした。


564計画性と時間を有効に使うことは別のはなし

  • 2010年6月9日

子どもたちが勉強に取り組んでいます。

勉強が得意な子も、得意でない子もいます。幸いなことに、タンタンまで含めて勉強の必要性、または楽しさ、そのどちらかあるいは両方を感じてくれているようです。タンタンもこの頃自主勉強を熱心にやっています。

計画的に勉強を推し進めようとする子ほど、時間を使うのが下手です。結果的に、せっかくの計画がずいぶんと無理なことになってしまいます。時間の使い方の巧拙は、要するに切り替えのタイミングを上手く見つけられるかどうかということです。これは傍から見るとたいへん良く分かりますが、本人はなかなか気づきにくいようです。結局、よく寝る人が優位に立つ、というのは、直接的ではありませんが、時間を有効に使うことの大切さを端的に表現していると思います。


563ナミ不調

  • 2010年6月9日

先月来、ナミが不調です。意識が遠くなることがあるようです。主治医に相談し、抗てんかん薬を再開しました。

高校に入ってから1年ほど、薬を止めていました。部活にも参加して、かなり無理も利くようになっていたと思いましたが、今までと違う自覚症状です。外からはなかなかわかりにくいのです。脳波検査ではそれなりの異常が見られるようです。主治医が言うには、以前よりは安定しているとのことです。

身長の伸びは止まっていますが、いろいろな面でまだ成長期にありますから、こう言うのも乗り越えていかなければなりません。薬の種類や量を調節してもらって、普通の生活が出来るようになって、可能であれば薬を減らしていく、という手順を踏むことになると思います。いろいろとやりたいことが出来ずに、本人にはストレスになっているようですが、仕方ありません。慌てないことが大切というのは三年前に経験した通りです。


562塾通い

  • 2010年6月8日

子どもの教育に掛けるコストの話題です。

なんというか、とりあえず、最低限のコストで中等教育までを受けさせようと考えています。つまり、小中学校は公立の学校で、学校の授業のみ。塾などは通わせていません。子どもたちが希望しませんでしたので、私学への進学は全く考えませんでした。因みに、子どもたちの通っている小学校ではクラスの半分近くが中学受験で私学に進むようです。

中学校は家からは歩いて10分ほどの距離です。姉たちから少し荒れた様子も聞きますが、他所に較べてどうかは分かりません。いろいろな取り組みをする先生は居ますが、今のところ長女、次女を担当して下さった先生方には満足しています。

塾に通うことはかなり一般的のようですが、我が家では長女が中三の夏休みに夏期講習に通ったきりです。学校で配られるドリルに数冊の問題集を買い与えていますが、その程度です。ただし、中学生ともなると、自分では解決出来ないような問題も出てきますので、試験期間の前には私が少し早めに帰宅して、家庭教師をやります。中学校の内容程度ですと、何とかなります。

こういったことは、私自身の経験に基づいています。私は大学を出るまで全て公立の学校でした。塾には少し通いましたが、さほど役に立った気がしません。大学生のときは家庭教師をアルバイトでやりました。今は、大学生相手に生命化学の一分野を教えています。塾を信用していないというわけではありませんが、私が相手をできる間は、その必要は無いということです。さすがに、高校レベルになりますと、自分の専門分野以外は無理です。長女は自分で勉強して分からないことは学校で教師に質問しているようです。それで片付かないようなら、塾通いも選択肢に入れて良いと思います。その判断は長女に任せているつもりです。


561イチゴが豊作

  • 2010年6月2日

2年前にイチゴの苗を買って、プランターに植えたのです。昨年までは玄関先の余り日当たりの良くない場所に置いていました。

実がなるのですが、玄関先に居るナメクジがせっかくのイチゴを食い荒らしてしまい、家族の口には入りませんでした。

今年はプランターを三階のベランダにおきました。ここが一番日当たりがよい場所です。プランター1つに一株だけですから、山盛りというわけには行きませんが、毎日数個ずつくらい、採ることが出来ます。思いの外甘い、美味しいイチゴです。


560犬の生活

  • 2010年5月28日

コロを散歩に連れ出して思うのですが、コロは他の犬と仲良くできません。警戒するか、興味を示して近づこうとするが、無視されるか。コロが近づく相手には追い払われたり、無視されたり。向こうから近づいてくる相手には、睨み返したり。

どうやら、コロは自分が人間だと思っているようです。人間と同じ生活をしているつもりでいると思う。だから、人には大変愛想が良いが、犬に対しては全然ダメ。余りに犬づきあいが下手なので、ちょっと可哀想に思うことがあります。


559中間試験

  • 2010年5月27日

かなり時間が過ぎましたが、中学校の中間試験の話。ヨウは3年生、エリは1年生です。

エリにとって初めての中学校の試験で、あらかじめ試験範囲と試験の予定が知らされて、各クラス一斉に試験、こういう経験は初めてです。エリなりに一生懸命勉強していました。苦手な数学も、応用問題はともかく、計算問題はほぼ問題なく解けるようになっていました。国語の読み取りをもう少し練習した方が良いと思いました。今回は英語の試験はありませんでしたが、期末試験には英語が入りますので、もっと忙しくなります。エリの場合は日頃から勉強しておくことが一層大切と思います。

ヨウはかなり計画的に勉強が出来ていたと思います。試験結果は余り思うようでなかったのですが、それはこれからのステップアップのための産みの苦しみのようなものでしょう。これからも今の調子で勉強したらよいと思います。

二人の勉強にトウサンはかなりおつきあいをしました。但し、本来の仕事もありますし、二人を同時に面倒見ることはできません。二人とも、トウサンを効率よく使うための工夫をする必要があると思います。子どもたちもトウサンも一生懸命取り組んで、これからのやり方が少しわかってきました。


558LED電球

  • 2010年5月20日

引っ越しして4年近くになります。ずっと気になっていたことを実行に移しました。居間の照明を交換しました。

さほど広くはない居間ですが,天井にダウンライトが合計7つ埋め込まれています。それぞれに40ワットのクリプトン電球が付いているので、全て点灯すると280ワット。省エネルギーのこともありますし、夏になると結構暑い。実際には、7個のうち三個分の電球を外していて、その分部屋が暗いのです。電球型の蛍光灯に付け替えようと思いましたが、形の合うものが無く、天井に埋め込まれている照明器具そのものを交換する必要があるのです。それはかなり費用が掛かりますし、工事も必要になるので素人には無理です。そのままになっていました。

先日、シャープから小さく工夫されたLED電球が発売されたというニュースを見ました。これなら我が家のダウンライトと取り替えられるかも知れないと思い、近所の電気店で1つ買ってきました。1個3000円ほどです。試しに取りつけてみましたが、そのままでは無理です。照明器具に少し加工を施す必要があります。ソケットの袴の部分をカッターで少しだけ削り取ると、何とか電球を装着することが出来て、無事にLED電球は明るく点りました。クリプトン電球のダウンライトは居間だけでなく、トイレや風呂場の脱衣所、玄関など、数えると18カ所に使われていることがわかりました。1つのお値段は約3000円と云うことで、とりあえず12個分購入し使用頻度の高いところから取り替えることにしました。居間は全て、風呂場や玄関などを交換しました。スイッチを入れるとすぐに明るくなります。メーカーの説明によると、明るさは40ワット相当で、消費電力は4.5W、白熱灯よりずっと長持ちするそうです。慣れると余り気になりませんが、白熱灯の光と較べると、ちょっと変な感じがします。

今のところ、特に苦情は出ていませんが、居間で勉強することが多いヨウにはちょっと暗いのではないかと思います。我が家と『エコ」についての取り組みはまた日を改めて書くことにします。


557ブラスバンド

  • 2010年5月16日

中学に入ったら部活に入る、というのは大人が想像する以上に重要なイベントのようです。小学校の卒業式でもことあるごとに,中学に入ったらクラブ活動があるといっていました。じっさいには、クラブ活動を行わない生徒もいるようです。

エリは入学後にいろいろと仮入部して体験してから決めるとずっといっていました。余り運動は得意でありませんが、思い切ってそういう方向もありと思っていました。本人はいろいろと体験した挙げ句に、吹奏楽部に入ることに決めました。吹奏楽部は学校の中でもかなり熱心なクラブ活動として知られています。何より、姉が3年生で在籍中です。エリはピアノを習っていますので、楽譜は読めるはずです。また、吹奏楽ならいろいろなパートがありますから、彼女に一番合った楽器に出会えるかも知れません。そして、中学三年間で何か1つ楽器を演奏できるようになると云うのはなかなか魅力的です。しかしながら、姉の様子を見て、このクラブが大変きつい、厳しい練習が待っていることも知っているはずです。

ともかく、エリは吹奏楽に入ることにしました。自分が希望する楽器を選べますが、人気の楽器は希望者が多いので、必ずしも希望が叶うわけではありません。エリはパーカッションを希望しましたが、倍率が高く、オーボエに誘われてすっかりその気になっていましたが、結局難関のパーカッションパートに入ることになりました。姉とは別のパートですが、姉の親友で子どもの頃からつきあいのある先輩がいます。気心が知れているのです。

この先どうなるかわかりません。始まったばかりですが、ちょっと楽しみです。


556ヘアスタイル

  • 2010年4月27日

ナミもヨウも、小学生の間はトウサンが散髪していましたが、中学生になったら、美容師さんに髪を切ってもらうと云うことになっています。エリも中学生になりましたので、先日遂に美容院のお世話になってきました。それまで、前髪を伸ばして、ポニーテールに括れる長さでした。切りに行く時に、前髪を切らない方が良いとアドバイスしたのですが、エリはあっさりとバッサリとショートカットにしてきました。エリは少しくせ毛です。長い時はクシを通してゴムで括ればできあがりでしたが、短くしてからは寝癖をなおすのに蒸しタオルを使ったり、毎朝いろいろと苦労してます。ショートヘアそのものは、なかなかお似合いです。

ヨウもショートヘアですが、ちょっと伸びてきました。そのまま放っておくと長髪に移行しそうです。ヨウは姉弟の中で一番髪の毛が細めでくせ毛です。ナミは前髪は短くしてありますが、それ以外はかなり長目です。ナミの髪は多くて太めなので、小さい頃からまとめるのに苦労していました。染めたりはしていませんが、ごく一般的な女子高生の髪型と思います。

タンタンは坊主頭です。パナソニックの家庭用バリカンがありますので、月に一度くらい私が息子の髪を刈ります。息子が協力してくれれば,20分ほどで問題なくきれいな頭になります。私も同じく短髪です。私は自分の頭も自分で刈っています。

私も姿形を気にする方です。まずは、手間が掛からない、邪魔にならない格好が私なりのおしゃれです。機能的であれば、それでおしゃれに見えるはずですが、女の子達は流行気になりますし、おしゃれ心もあります。

子供たちは親の服装や髪型に結構注文を付けます。以前、私が髪の毛を伸ばしていた時は,大変評判が悪かったです。しかしそれも、私にとっては短髪に次ぐ機能的はスタイルだったのです。とりあえず、床屋で時間とお金を使うことを避けられますし、伸ばしている以上いつもきれいに束ねていました。男性が髪を伸ばすことに関して、意見や違和感があるかも知れませんが、とりあえずはきっちりとした格好だったと思います。

何がきちんとしているか、という基準は人それぞれの立場によって違いますが、私のその頃の長髪に較べると、今の子供たちの髪型はだらしない印象を持ちます。カアサンはたまにしか美容師のお世話になりませんが、いつもきちんとしています。子供たちにも見習って欲しいです。


555米軍基地の行方

  • 2010年4月25日

新年度予算で,子供手当が当初予定の半額支給ということです。我が家は該当者が三人。それから高校授業料も無料となるはずですので、我が家はかなり影響があります。これから育児に取り組む家庭にとって、大きな支援となることでしょう。

米軍の海兵隊基地を移設するかどうかで揉めています。揉めている所為で内閣の支持率が下がっています。すると、いろいろな政策が上手く進まなくなることでしょう。兎に角、沖縄県民に過剰な負担が掛かっていることは誰もが認めるところでしょうが,それを自分のところに移すのはお断りということのようです。私は軍事的なことが分かりませんが、朝鮮半島や台湾海峡に何かが起きた時のために(つまり、中国や北朝鮮が仮想敵国ということ)米軍は日本の基地に展開しているようです。そうなると、沖縄は地理的な条件には恵まれているのでしょう。そうおいそれと移すわけにはいかないんですかね。

そもそも、冷戦後の世の中に日米同盟は必要なんですか。民主党政権は色々な事を根本的に変革する積もりのようですが、日米同盟や安全保障はどうするつもりなんでしょう。いろいろと積もりはあるが、前政権が交わした約束をおいそれと反古には出来ないというジレンマですかね。

日本各地に5年ずつくらい持ち回りにしたらどうでしょう。仮想敵国から遠くなりすぎると拙いんですかね。神戸や関西空港は使っても良いんじゃないですか。

前政権が米軍と約束して、新政権は沖縄の負担を減らす方策を考えるという方針のようですので、そうしたらよいですね。今余っている幾つかの飛行場に米軍基地を持ち回りで。

政府がもうちょっと上手くやれば、この混乱は避けられたんでしょうか。もうちょっと上手くって、どうしたら良いんでしょう。沖縄から外に出すという方針なら、どうやったって揉めるに決まってますね。伊丹の大阪空港だって良いわけですよね。市街地が近いので危険というなら、どこに作っても同じ話になりますから。

譲り合いとか、思いやりとか、そういう話はどっかに行ってしまったみたいです。解決するには、誰かが大幅な譲歩をする必要があるでしょうね。家の近所でも、私は構いません。兵庫県の知事さんや、うちの市長は他人事と思っていてはダメです。


554祖父母の旅行

  • 2010年4月16日

ちょっと時間が過ぎてしまいましたが、北海道から祖父母(私の両親)が旅行にやって来ました。北海道から空路でやって来て、まず我が家に2泊して、その後京都へ向かう予定でツアーを組んだのです。三年前の秋に一度訪ねてくれたことがあります。桜の時期に是非改めて来てもらいたいと思っていました。

関西空港に車で迎えに行きましたら、その途中で祖母の訃報が入り、旅行は大幅な予定変更を迫られることになったのです。とんぼ返りしようにも帰りの航空機の便が取れず、結局我が家に2泊し、京都旅行はキャンセルして北海道に戻ることになりました。

あちこち連れ回すのも大変だと思っていたのですが、春の選抜高校野球の決勝戦に丁度間に合いましたので、空港からそのまま甲子園球場へ連れて行きました。試合たけなわで外野席に入り延長戦を満喫し、沖縄県代表の興南高校の初優勝を見届けました。野球場から我が家までは車で数分です。まだ日が高いうちに家に着きましたので、犬の散歩を兼ねて、満開の桜並木を案内しました。夜はちょっと豪華な手巻き寿司。翌日は、エリのダンスの発表会が午後からありましたので、午前中は神戸の兵庫県立美術館を案内しました。

翌日の早朝に空港に向かうということで、結果的には我が家でちょっとのんびりしてもらえたと思います。余り特別なことは出来ませんでしたが、孫達の普段の様子を見てもらえたと思います。


553祖母

  • 2010年4月15日

先日、私の母方の祖母が亡くなりました。99歳でしたので、十分だったのかも知れません。昨年末に出張で北海道に行った際に会ったのが最後でした。

私が子どもの頃から、ずいぶんと影響を受けたと思います。祖母は人をもてなすのが好きでした。祖母の弱音を聞いたことがありません。6人の子供を育て上げ(そのうちの一人が私の母です)16人の孫に平等に接して(私もその一人)お嫁さん達を励ましました。

通夜と葬儀に出席してきました。久しぶりに親戚が集まって、なつかしいおじさん達の話を聞いて、祖母のことを思いました。もっと祖母のことを知りたいと思いました。ずいぶんと時間が流れていったことに気がつきました。


552くじ引き

  • 2010年4月15日

新年度を迎えて、恒例のくじ引きがありました。中学校のクラスでPTA役員を決める籤を子供たちが引くのです。

昨年ナミが高校に入学した時、3年次までの役員をあらかじめ一年生のうちに決める籤を引いて、カアサンは今年度は高校のPTA役員になることが内定しています。中学校のくじが当たると掛け持ちと云うことになります。カアサンは2つの役割を器用にこなす方ではありませんから、出来れば中学の方はあたりたくないと思っていましたが、ヨウが引き当ててきました。カアサンは今年度の子ども会にも育成者で係わることが決まっていて、3つの役職を掛け持ち、しかも地区と中学校と高校、さらにバイトもやって主婦業もこなすわけですから、これは厳しいですよね。くじ引きですと、子供の数を掛けただけ役員が当たる確率が高まります。しかし、2つ掛け持ちというのはPTAにとっても、掛け持ちする親にとっても、決して良いことではないと思うけれども、決まったことなので仕方がないようです。今年は図書ボランティアは遠慮しておくとのこと。出来る範囲で手伝おうと思いますが、出来る範囲はかなり限られそうです。


551百日咳騒動

  • 2010年4月12日

三月に入って、ヨウが盛んに咳き込みました。初めのうち、アレルギーかもしれないと耳鼻科に連れて行きましたら、幾つかの薬を処方されました。もらったお薬から上気道炎という診断だったのだろうと思います。余りにひどい咳でしたので、耳鼻科より内科を受診するべきと判断し、まだもらった薬は残っていましたが、近医を改めて受診させ、診察と血液検査。咳が止まらなくなる病気は幾つかありますが、医師は百日咳の抗体検査を実施し、診断を受けました。

いわゆる「三種混合」予防接種(百日咳、ジフテリア、お多福風邪)が普及しましたので、そんなによく見るわけではないと思いますが、それでも毎年1〜2万人程度の感染者が報告されています。局所的な流行がときどきニュースになります。予防接種の効果は一生続くわけではないので、大人にはうつる可能性があります。それから、これは学校感染症のひとつで、インフルエンザと同様の扱いで咳が止まるまでは登校停止となります。(詳しくは主治医にご相談ください)

診断が付いた時点で、ヨウはひどい咳のために学校を休んでいました。同室で生活しているナミも、咳が出ると言いだし、私の判断で学校を休ませました。すぐに近医を受診させ、血液検査を受けましたが、こちらの方はその心配はないと云う返事でした。しかしながら、心配がある以上は学校に通わせるわけにはいかず、ナミは学年末の数日を家で過ごすことになりました。成績表も新学期までもらえませんでした。


550クラス分け

  • 2010年4月9日

一足先に、中学校と小学校の一学期が始まりました。

タンタンは1年の時の担任がまたクラスを受け持ってくれることになりました。タンタンとは案外気が合うのかも知れません。柔道や野球の友だちが何人か同じクラスになりました。タンタンが気にしている女の子とも同じクラスになったようです。

ヨウはどうしてもウマが合いそうにない先生のクラスにならないように願っていましたが、希望は叶いました。担任は二年生の持ち上がり。ヨウにとっては嬉しいようです。


549新入学

  • 2010年4月9日

これから数年は、毎年誰かの卒業、入学が続くはずです。今年はエリが中学校に入学しました。随分早くから開花していた桜ですが、このところ冷え込む日が続いたため、夙川沿いはまだ十分に満開の風情が楽しめます。

エリはこの日に備えて美容院に行きました。今までずっとトウサンがエリの髪を切っていましたが、中学生になったら美容師さんに頼むと言うことになっているようです。せっかく伸びた前髪を残しておいたら、と言うトウサンのアドバイスも虚しく、エリの髪はバッサリとショートカットになっていました。

もったいないなとは思うのですが、中学生らしく少し大人びた印象です。とてもよく似合っています。

エリは真新しい制服を着て、中学校に出かけていきました。カアサンとトウサンが二人で出席しました。知り合いの方も何人か見かけました。中学校の体育館で入学式は三度目です。実は、ヨウも吹奏楽部として式に参加していました。入退場の行進曲と国歌斉唱の伴奏を担当しました。

式は滞りなく終わりました。厳かな感じで良かったと思います。良い式でしたが、校長、教頭の紹介が無くていつも物足りないのです。それから、せっかくの校歌斉唱ですが、一コーラス目で終わります。わざわざ合唱部が整列するのですから、最後まで歌ったらいいのに。勿体ないです。

担任は元気の良い男の先生です。クラスメートに何人か知った顔が居ました。ちょっと心配ですが、今年1年はヨウがいろいろとフォローしてくれることでしょう。