我が家の日常と、育児に関する社会の動きなどをフォローしてゆくつもりです。
年度末を迎えています。
子どもたちは皆春休みでのんびりしているかと思うと、そうでもありません。
ナミンチは春休みというのに、沢山の宿題を抱えています。のんびりしていてはダメと、学校からプレッシャーを受けているのでしょう。まぁよいことかも。反面、宿題が多くて、自分なりの課題をこなす時間が足りないかも知れません。いつ見ても社会科の勉強をしているように思います。彼女が取り組むべきは、数学と英語なのですが。
ヨウカラは中学入学を目前にして、大忙し。明日は友だちと映画を見に行くそうです。ちょっと浮かれている反面、中学に入ってからの色々なことも織り込んで計画を立てているようです。
エリポンは、毎日二三回、浜へ野鳥の観察に向かいます。今興味があるのはカワウです。毎日、数を数えることにしたようです。出来が悪かった4年生の算数のテストを復習したり。そろそろダンス教室の発表会が近いので、自主的に家で音楽を鳴らしながら練習しています。
タンタンは、一番のんびりしているかも。季候が良くなったので、公園で野球の相手を探しています。春休みは柔道教室はお休みですが、休み明けには初めての試合があります。
トウサンは職場が変わります。配置換えで今までよりかなり遠くなります。
カアサンのバイトも季節が良くなって忙しくなってきました。
近所はサクラが咲き始めました。夜桜見物に誘われています。今週末が見頃と思います。
小学校、中学校ともに春休みに入りました。
我が家の朝が賑やかになりました。トウサンひとりお仕事に出掛けます。子どもたちは交替で犬やインコの世話、家の掃除などを手伝います。
さて、学年の成績が渡されました。小学1年生は、(できる・がんばろう)の二段階評価です。タンタンは三学期に入って初めて「がんばろう」が付いて、大いに悔しがっていました。国語「ていねいに文字を書く。」という項目。タンタンは文字に興味を持っていて、難しい漢字の書き方を教わって、作文などに使うのです。彼の書く文章はなかなか読みごたえがあります。ところが、時々雑になるわけです。この辺は、彼のおとうさん(私)も同じ問題を抱えていました。
エリポンの場合、三段階評価(よくできる・できる・がんばろう)で、えっと、右が「よくできる」、左が「がんばろう」ですが、ぼんやりと見ていると、どっちがどっちか分からなくなる。なんかグチャグチャに並んでいます。よくよく見ると、国語は良くなりました。一学期にあった「がんばろう」が無くなって、三学期は「よくできる」が2つ。これはすごい。社会は苦戦していますが、二学期よりも少し上がっています。理科はどんどん良くなっています。算数は一昨日書きました。諦めずに頑張ることにします。というわけで、エリポンは全体的にはかなり良くなっています。自己主張が下手ですので、本人はそのようなことを言いませんが、褒めて上げるべきでしょう。通信欄には、積極的という言葉が二回出てきました。
ナミンチは一年間の病欠が29日。但し、後半はほとんど休みませんでした。国語と社会は良い評価を頂きました。数学と理科は今ひとつ。三学期頑張った英語はちょっと上がりました。実技がほとんど見学の体育の評価が低いのはやむを得ませんが、せめて「知識・理解」だけでも頑張りなさいとアドバイス。新年度からは3年生ですので、今までとはちょっと違う気持ちで取り組ませる必要があります。
エリポンの算数のはなし。
元々、計算は得意ではなかったのだけれども、普通の四則演算は概ね出来るようになりました。問題は文章問題だな。さんすうのテストでも。左側は大体出来ている。右側は頓珍漢な式を書いて、おかしな答えを出してしまう。
ひとつのリンゴを4つに切ります。6人家族で3切れずつ食べるには、幾つのリンゴの皮をむく必要があるでしょう。
というような問題。これはちょっと難しいな。
ねぇ、エリポン。菓子パンを買いにパン屋に行くときにおかあさんに幾らくらいお金をもらったらいいと思う?
式を立ててみよう。
つまり、菓子パンひとつを150円として。2つ買うとしたら、幾らお金が掛かるの?
それなら500円もらっていけば、おつりは幾ら?
じゃぁ、6人分買うとしたら、幾らくらい掛かると思う?
え?ひきざん?足し算?割り算だって?まぁ色々なやり方があるけど、かけ算が良さそうだね。
そんな話をしながら、浜の方へコロと一緒にお散歩。
5年生になったら、みんなを驚かせよう、と言っているけど、さて、どうなることやら。
次女が中学に進むことになり、以前からの希望を叶えることにしました。
次女の希望を叶えると言うより、むしろかねてからの計画の一部を実行すると言った方が良いかもしれません。一昨年、自宅を新築したときに、三階すべてを仕切り無しの一部屋にして子ども部屋にしました。子どもたち4人で部屋を共有してもらうつもりだったのです。長女は南側の一番日当たりの良い場所を使うことになったのですが、病気のこともあって三階から降りて、私たちの寝室にするつもりだった部屋に学習机を置くことになりました。しばらく長女以外の3人で三階の子ども部屋を使っていたのですが、次女は妹弟と別の部屋になりたいと言いだし、小学校卒業に伴って部屋を動かすことにしました。
次女が長女と相部屋となり、次女が使っていた三階の一番日当たりの良い場所を私が使うことにしたのです。元々、私は子供部屋を独立させることには反対の立場で、親の目を届かせるために、親子が同じ部屋を使うアイディアを持っていました。三階の日当たりの良い場所を私が使うつもりでいたのです。結局その場所は長女から次女へ、そして今回私の場所ということになりました。私は三階で三女、長男と相部屋ということになります。実はコロも三階に入り浸っていますので、3人と一匹で相部屋ということです。セキュリティ上の問題がありますので、余り詳しくは述べませんが、次女の移動に伴って、家中の配置が変わりました。私は日中は家に余りおりませんので、日当たりの良い場所を使うのはちょっともったいないような気がします。
通勤の途中に幾つか幼稚園の前を通ります。今日はあちらこちらで卒園式だったようです。晴れ着を着た保護者が園児に付き添っている光景を見かけました。おかあさんのついでに、園児まで美容院で仕上げてもらったような雰囲気は余り感心しませんが、まぁ行きがかり上そういうことになったのでしょう。
我が家の1年前、タンタンはきれいに頭を丸めて卒園式に臨んで、人気者になったのでした。
明日は小学校の卒業式が予定されています。我が家の次女が6年間の小学校の過程を終えます。充実した6年間だったと思います。本当によく頑張りました。素晴らしい友人、教師に恵まれたことを忘れてはなりません。
折角の卒業式の日に、天気予報は雨。そして世の中では色々な事件が起きています。あなたは世の中の動きに目を向けることを学んだはずです。自分のことばかりでなく、周囲に目を配り、良く考えて行動してください。学んだことを活かして下さい。期待しています。
本当によく頑張りました。
天気予報に「花粉予報」のコーナーが挿入されています。杉花粉の飛散度合いをその日の天気や風向きを基に予想するわけです。私の故郷には杉の木がありませんでした。その代わりポプラの花粉に苦しんでいる友人がおりました。
私は今まで、ほとんど杉花粉の影響を受けずに生活してきました。子どもの頃に感作される機会がなかったためだと思いますが、ここ数年、ようやく影響を自覚するようになってきました。はっきりしているのは鼻です。毎朝カサカサになり、詰まったような感じになります。ふと気がつくと、目も何となくおかしい。内眼角(目の内側)が爛れたようになります。気がついてみると、このところ毎年のように目の具合が悪くなるのは、どうやら花粉の所為のようです。それでも、薬を飲むほどではありませんし、さほど苦痛というわけでもありません。
カアサンは秋にブタクサの花粉に悩まされていて辛そうです。
子どもたちの中で最も花粉に敏感なのはエリポンです。ただでさえ、秋には唇が荒れて真っ赤になるのですが、この時期は杉花粉でアレルギー性の結膜炎に悩まされ、目薬を学校に持参しています。
そうこうしているうちに、タンタンも目が真っ赤になっていました。ナミンチとヨウカラはとくに苦情を聞いたことはありません。
アマゾンの通販で、エリポンに5年生向けの算数問題集を買いましたところ、エリポンは熱心に5年生用の問題集を始めています。4年生用が片付いているかどうか知りません。小数点の付く割り算です。ちょっとコツを掴むと、計算そのものに余り新しい技術はいりません。トウサンに勉強を教えてもらうのが楽しいのかも知れません。しかし、4年生の算数のテストをおさらいしなくてはなりません。エリポンのテストは左側半分はまぁまぁですが、右側が出来ていません。要するに、文章題が苦手です。文章から読み取って、イメージすることが困難なのでしょう。しかし、少しずつでも慣れなくては、お買い物さえ出来ません。
同じ時に、ナミンチにも一冊買いました。ジャクリーン・ウイルソンのダイアモンドガールズを原書で読んでみようという試みです。この本を選んだ理由は、ナミンチが図書館で日本語訳を読んで大変興味を持ったから。とりあえずストーリーを知っていた方が読みやすいかも知れないと思いました。辞書の引き方とか、そういう段階からのトレーニングにはなると思っています。
ヨウカラは中学に行く準備。概ね万端。
私は新年度から新しい職場に移ります。仕事の内容も新しくなるので、その準備に余念がないというか、間に合うかな。
長女が幼稚園から小学校に上がったのが、かれこれ8年前。私はその時、小学校に対して随分不満に感じました。
それまで幼稚園の年長、つまり最上級生で、一番難しい色々なことに取り組んでいたナミンチが、突然低学年に組み入れられ、とても子ども扱いされているように感じたのです。実際、幼稚園の運動会では、年長組はグランドを一周、バトンリレーや縄跳びリレー、見事な組み体操に取り組んでいました。小学校ではまるいバトンを持って折り返しリレーです。子どもの能力を信じて、もう少し高度なことをやらせて上げあたら良いと思ったのです。
現実には、小学校は義務教育で、様々な子どもが入学してきますし、幼稚園が二年、ないし三年で終わるのに対して、小学校は6年がかりでじっくりと育てるわけです。よく見ると、グランドも小学校の方が広い。
幾つかの経験を経て、今は完全に納得しています。次女が6年生でそろそろ卒業なのですが、最上級生の迫力に圧倒されています。最後の参観日でスピーチを聞いて、大変感銘を受けたという話は先日書きました。そのうちにもう少し具体的に書きたいと思っていますが。
卒業記念にクラスで映画を作って上映会。そして、社会見学の感想文集を次女が持ってきました。立命館大学の平和ミュージアムで学んだ内容を基に、平和について意見を述べる、というもの。
戦争は国同士、民族同士の関係のなかで起きます。「私には関係ない、と考えるのではなく、人ごとと思わずに受けとめることが大切」と、次女は結んでいました。12歳で感じたことを、いつかまた大切なときに思い出せるように、こういった形に残すことは大変有意義と感じます。
小学校6年間の集大成を様々な形で見せて下さる担任の先生に、心より感謝申し上げます。
ナミンチはそろそろ来年度の高校受験に向けて、色々と考えなくてはならないタイミングに差し掛かっている。
学校から高校に関する資料を受け取ってきた。アンケートもあり、とりあえず、現状でどういう進路を選ぶのか、応えなくてはならない。どうする?
先ずは情報収集が必要。いったい、ナミンチが選べる学校は幾つ、何所にあるのか。頂いた資料を参考に、地図を眺める。グーグルマップだけれど。我が家の目と鼻の先に定時制の高校がある。ここはカアサンが中学PTAで広報部の仕事をしていたときに取材に行ったことがある。通学している生徒の雰囲気は派手な感じがするとナミンチは言うが、制服がない、通学時間が選べる、単位制、ユニークな教育方針など、結構評価が高い。何より、近いし、かなり自由な雰囲気だ。
全日制ということになると、、、西宮市は結構広い。海沿いから六甲山の裏側までエリアが広がる。東西に移動するのは楽だが、南北に移動するのは道路の整備も余り良くないし、山を越えなくてはならない。結構大変である。出来れば自転車で通学できる範囲がよい。というか、電車を使ったところで、通学できる範囲は東西の限られた地域となる。調べてみると、全日制で自転車通学が可能なエリアに高校は2つある。ひとつは西宮市立の高校。自転車通学ギリギリの距離。結構遠い。もう一つは県立高校で芦屋市にあるが、全県から募集している。我が家からはびっくりするほど近い。こんな近くに高校があるとは知らなかった。
まぁ、そういうことをまじめに考える機会があり、くわえて学年末試験は内申点に大きく響く。今回、ナミンチはちょっと気合いが入ったようだ。普段は避けがちになる苦手科目を今回は重点的にやった。試験勉強よりも普段の学習が重要ということを再認識する機会になったと思う。
ヨウカラの小学校最後の参観日に私が行ってきました。丁度、エリポンの二分の一成人式と重なってしまい、カアサンが4年生の方へ、私が6年生の教室に向かいました。
私は何の予備知識も持たずに教室に入ったのですが、6年生の児童達がスピーチ。感謝と希望というようなテーマ。クラスの全員が父兄の前で1,2分の持ち時間でスピーチ。
圧倒されました。小学六年生の素直さと前向きな姿勢が絶妙なバランスです。こういった企画を立てて下さった担任に心より感謝。ヨウカラは家族の中で自分が果たすべき役割に気がついたという話。気付かせてくれた両親と姉弟達に感謝の気持ちを述べました。
息子が防犯ブザーを壊してしまった。カバンにぶら下げて、ピンを引き抜くと大音量のブザーが鳴る仕組みだが「いつの間にかピンが抜け落ちた」という。ブザーが鳴り出したときに抜けたのだから、なり出した場所周辺に落ちているはずだと思うのだが、見つからないという。不思議なことがあるものだ。やむを得ず、細めのドライバをピンの代わりに差し込んで、ブザー音は止めたのだが、ピンがないと使えない。ドライバをカバンからぶら下げて歩く訳には行かない。不思議なことはピンが無くなったわけだが、不思議なことに息子がいなくなることだってあり得るわけだ。ピンは息子の身代わりにどこかに消えたのかもしれない。子どもたちを守るのは、中々大変な作業なのだ。
あまりに大変なので、子どもに携帯電話を持たせたり、ICタグを持たせたり、いわゆるITの力を借りると云う発想は、何か間違っているのではないか。国立情報学研究所の佐藤一郎教授が、ご自身の日記の中でICタグを用いた「児童見守りシステム」の類に対する痛烈な批判を述べていらっしゃる。(2008年2月21日分)ちょっと要点のみ掻い摘む。興味をお持ちの方は、是非元の記事を読んでいただきたい。曰く、
第3者がリーダをおいても読み取れるので、児童の位置を不正に特定することもできるし、リーダは受信するだけなのでリーダの不正設置を発見するのは不可能に近い。ということで自動見守りシステム=犯罪幇助システムという状態。
まぁ、IT技術の本質は類型化しコストダウンすることで、安全そのものと直接には関係ない。私は以前に「情報工学は子どもたちの安全を確保できるか」というテーマで、東京品川区が採用した防犯ブザー兼用のPHS対応専用端末機「まもるっち」を批判した。要するに、手抜きをしておきながら、何となく安心感を得られるというだけの代物で、緊急の事態にはほぼ無意味だろうということ。まして、今回、佐藤先生のご指摘によると、アクティブ型のICタグは犯罪を助長する恐れがある。
一方で、携帯電話がICタグと同じような目的で使われている。私は子供に携帯電話を持たせることに極めて批判的である。悪意に満ちた人々と繋がる危険性と期待できる効用を秤に掛けると、マイナス面の方が遥かに大きいと感じる。それにもかかわらず、子どもたちに携帯電話を持たせる親の気持ちは私には理解できない。
取り敢えず、子どもたちの小学校ではICタグを携帯する話は出てきていない。通学路の安全確保は、親と子ども、そして学校の三者による綿密な打ち合わせと地域社会を含めた巡回が必須と思っている。手抜きはそれなりの結果をもたらすことになる。
我が家で、今一番賑やかなのはインコたちかも知れません。
とにかく、朝から大変騒々しいのです。オスのインコは良く啼きます。しかも、仲間が近くにいるときは、ギィギィと聞き苦しい声で啼くのです。カアサンの悩みのタネです。
インコたちの居場所は二階の和室です。この頃、和室ではトウサンとタンタンが寝ています。二人とも、多少インコが啼いたところで平気です。カアサンはインコがうるさくて目が覚めると言います。
紹介した画像は左から、エイミ、ぴぃ子、コハク、アリス。エイミとコハクが兄弟。アリスがおとうさん。そしてぴぃ子が先日やって来たひな鳥です。私たちはぴぃ子が女の子と期待していますが、ちょっとまだ分かりません。ハクトも一時蝋膜の色が青っぽくなって、男の子と思われていた時期がありました。ぴぃ子も少し蝋膜が青っぽく染まってきたようです。まだ分かりません。女の子だったら良いのですが。
とても愛想の良かったハクトが居なくなってからインコの家族の様子ですが、コハクはハクトと同じ色で、体も小柄。この画像では分かりにくいですが、おでこにアホ毛とみんなに言われる寝癖のような突っ立った毛が生えています。コハクは人の手に乗ります。肩にも乗ります。
ハクトが元気な頃は一緒になって人の手や肩に飛び乗っていたアリスですが、ときどき思い出したように肩に乗りますが、もうほとんど野生を取り戻したようです。
エイミはトウサンには全くと言っていいほど愛想がありません。飛び回るのも上手なので籠に戻すのに苦労します。
ぴぃ子はカアサンに言わせると、野生化してしまったというのですが、トウサンにはちょっと優しくしてくれます。ときどき手に乗ったり、肩に乗ったり。
インコたちの世話は、普段はカアサン。週末は子どもたちがやっています。一日に何度か籠を開け放していますので、インコたちは籠の上と今の窓際を楽しそうに飛び回っています。コロとも上手くやっているようです。インコの居る生活はとても良い感じです。
コロの状況など。
1歳ちょっとの人間の赤ん坊に較べて、犬の成長は早いです。コロはもうすっかり成犬に近くなっていると思います。肩の辺りががっしりしていて、しっぽも大変太く巻いていて、立派な柴犬になりました。ほれぼれします。縄文柴というタイプです。
結局、家の中で飼うことになりました。今はほとんど毛も抜けませんが、換毛の時期はちょっと大変です。
最近は三階の子ども部屋がお気に入りで、静かなときは大抵上に上がって寝そべっています。昼間はベランダでひなたぼっこをするようです。食事時などに降りてきて、食卓の下にタンタンがこぼした何かを狙って歩き回り、カアサンにひどく叱られます。
散歩は一日に二回ずつ。平日朝は母さんが連れて行くことが多いです。夕方は子どもたちが交替で行きます。コロは川沿いの道が気に入っているようです。
シャワーを浴びさせるのはトウサンの役目。週に一度ですが、コロは大変嫌がります。
アレルギーの方は、ときどき痒いようで、鼻面の辺りをポリポリと掻いています。二日に一度くらい、薬を飲ませています。もうなくてはならない家族の一員です。
中学校の参観に行ってきた。二年生になってから二度目。
来年は高校受験だし、授業の雰囲気を感じ取っておきたいと思った。クラスの雰囲気やら。二度目の参観も社会科だった。前回と同じ教諭の授業。世界史でアメリカの近代史のあたり。ヨーロッパの情勢を絡めて、興味深い授業だったが、まぁ時間が足りないし、大まかになるのは致し方ないと思う。
騒々しい雰囲気やら、無駄口、不規則発言等が多くあり、これらのコントロールに失敗すると学級崩壊ということになるのだろう。社会科の教諭は比較的年配の女性。そこら辺は十分にわきまえていらっしゃったようで、概ねクラス全体を支配下に置いていたと思う。
私は授業参観のみで、懇談はカアサンが参加。参観も結構な人数が集まっていた。高校の受験制度が変わることで、父兄の関心が高いのだろうと思う。
タンタンがこの頃とても格好良い。
この頃格好良いというのは、ちょっと前にはとっても格好悪かったということだ。我が家は人間が6人、犬とインコと金魚とクワガタの共同生活だ。そのメンバーの中で、タンタンは結構色々なことが出来る方だ。クワガタは寝てばかりだし、インコたちは騒ぐばかり。コロは言葉が通じない。タンタンは言葉が通じるし、力も強い。
だから、タンタンは家族の中で色々と責任を果たさなくてはならない。トウサンはそう思っている。
先ずは、自分のことを自分で解決することは大切だ。具体的にはご飯を残さずに食べたり、散らかさないように気をつけたり、学校に行く準備をしたり、他の姉弟と仲良くしたり、他の家族達の気分を損ねないようにしたり。共同生活なのだから、本人も、周囲も気持ちよく毎日を過ごせるように調整することは大切なんだ。
とくに格好良くなったのは、食事中の態度、それから、朝ひとりで起きられるようになったこと。お風呂で遊ばなくなったこと。お姉ちゃん達と喧嘩をしなくなったこと。トウサンやカアサンのアドバイスを素直に聞くようになったこと。
背が伸びた。大人の歯も生えてきた。字を上手に書くようになった。他にも色々だ。
エリポンがダンス教室に通い出して、そろそろ二年と思います。二度目の発表会に向けて、一生懸命練習しています。
練習時間中には中々振り付けなどを覚えきれませんので、カアサンがビデオを練習場に持っていって、録画して家で復習します。この頃、毎週タンタンも練習に付いていきます。タンタンはダンスが気に入ったようです。
iTunesから流れる音楽に合わせて踊っています。自分なりの振り付けを紙に書き付けて、踊るのです。結構様になっています。
我が家のメンバー達はあんまりオシャレに凝る人は居ません。
色々な意味で、それどころではない。大量の洗濯物やら、お下がりやら。ナミンチはミキねえちゃんからときどきお下がりをもらっています。お姉ちゃんが着ていたものが何年か後に妹達にお下がり。ナミンチが着てからエリポンまで、三人が着ることを考えると、もう少し贅沢をさせても良いかも知れません。ヨウカラもエリポンも、全く不平を言わずにお下がりを着ています。
タンタンは、いとこのなかで最も年下になので、北海道の従妹のお兄さん達から沢山のお下がりをもらっています。姉弟の中で最もオシャレで、衣装持ちです。ブランド物が多いな。
強いて云うと、オシャレに最もお金を掛けているのはトウサンかも知れません。
西宮市の教育委員会が、宮水ジュニアという企画をやっています。毎月2回程度、土曜日に子どもたちを対象とするいろいろな講座を行っています。講師は専門的な知識や技術をもったボランティアを招き、地域の教育力を生かしつつ児童生徒間の異年齢交流を図るというもの。
夏は陶芸教室に通っていました。そして秋から編み物教室に通い始めました。
以前からヨウカラが編み物に興味津々で、彼女は手芸のような自作に強い関心を示すのですが、編み物は見よう見まねというわけには行きません。誰かに教わらないと難しいのです。ヨウカラが申しこんだら、エリポンも一緒に行きたいと言うことになり、二人で通い始めました。
編み物は、少しずつ積み上げていく物ですから、何というか、忍耐力が要りますね。それから計画性。そのどちらも、エリポンはちょっとまだ足りないようです。教室でいろいろと習って、それを使って次の週までの宿題が出るわけです。エリポンはなかなかその宿題をこなしきれません。
ヨウカラが一生懸命手助けします。エリポンは目の作り方がまだ分からないのです。そのうちに毛糸が絡まってぐちゃぐちゃになり、それはトウサンがほどきました。
姉妹で助け合っている姿を見るのは親としては癒されます。お互いにとっても大変良い経験となっていると思います。
ヨウカラは、マスターした編み方を使って、早速自分のいろいろな小物を作っています。
ヨウカラの右目が赤くなっていると思い、眼科を受診させたら、角膜ヘルペスとのこと。
この時期に目が赤くなるといったら、アレルギー性の結膜炎、或いは何かのウイルス性の結膜炎。ウイルス性だとしたら、登校停止となるかも知れないと思ったので、受診させたら、ヘルペスとのこと。ヘルペスウイルスはありふれていて、誰しも持っているから、学校で友達にうつす心配は余り要らない(免疫不全の人は別だが)。眼科医は学校に行くことに関してとくにコメントしなかった。
但し、病気の方は用心に越したことはなく、眼科医も頻繁に通院するように指示していますので、アドバイスを聞いています。
そういえば、ヨウカラは幼稚園の卒園の時にもヘルペスで苦労しました。あのときは耳に出たのですが。
ぼんやりとテレビニュースを見ていると、ついつい見逃してしまうニュース。
バグダッドで爆弾が炸裂して、、、
イスラエル軍の戦車が、、、
毎日のように、事件が起こり人が死んでいく。中東とはそういう場所なのか。気になりだした人がいる。ヨウカラだ。
百人一首も覚えて、次は国の名前と首都と国旗を覚えようなんて計画を立てて、まぁ国は全部で200くらい。何とかなるかも、と思っていたけれど、ただ覚えるだけではねぇ、あんまり役に立たないよ。例えば、アゼルバイジャンの首都バクーと覚えるよりも、バクーは世界最大の湖、カスピ海に面していて油田地帯の中心都市。かつてはソビエト連邦の一員。そういう情報が組み合わさって、知識は初めて役に立つ。そういうアドバイスのなかで、そういえば昔はソ連にモスクワ、一組で済んでいたけれど、今は一体幾つの国に分かれたのかな。エストニア(タリン)、ラトビア(リーガ)、リトアニア(ビリニュス)、ロシア(モスクワ)に、、、
アフガニスタン(カブール)は、かつてソ連軍が侵攻して大変な戦争をしていた。現在も、パキスタン(イスラマバード)、タジキスタン(ドゥシャンベ)、中国(ペキン)、ウズベキスタン(タシケント)、トルクメニスタン(アシガバート)、イラン(テヘラン)と国境を接しており、大変困難な環境にある。この国を平和に治めていくことはかなり大変だ。そういう話をしていて、一見混沌としていた国名と首都を覚えるチャレンジから、学習に1つの方向性を見出したのです。いつのまにか、イスラムの国々に興味を持ち始め、そしてパレスチナ難民という言葉に引っかかってどうにも先に進まなくなったのです。
図書館から本を借りてきて、インターネットで色々と検索をして、いよいよ学習は佳境です。パレスチナとは、難民とは、イスラエル建国とは。そこにどうしてアメリカが出てくるのか。近代史では第一次世界大戦がキーポイントのようです。オスマン帝国が敗れて、中東のバランスが崩れた。
私も一緒に勉強しました。この辺りの歴史と国際関係は大変興味深いが、実に複雑で難しい。そういえば私たちがアメリカで知り合った隣人は、イスラエル国籍のクリスチャンのアラブ人でした。
そうですね。中学二年生にもなったら、誕生日のプレゼントにどんな物を欲しがるのでしょう。
もう大体の物は手に入っています。ナミンチの場合、不完全ながら個室まであるのです。姉弟が多いと、色々と気を遣います。勝手なことを言っていられないという先入観が先に立つのかも知れません。さぁ、何が欲しいの?と尋ねられても、なかなか良いアイディアが浮かばないようです。えーっと、去年は何を手に入れたのかな?
クリスマスはほぼ何もないし、親からお年玉も出ない我が家では、誕生日が大変重視されるのです。誕生日には、3つの要求が大抵通ります。食べたいもの、行きたいところ、欲しい物。
ナミンチはいずれも直ぐには思い浮かばなかったようです。結局、上等な方の焼鳥屋に行きたいと言い出しましたので、その希望は叶えてあげました。ナミンチひとりではなく家族全員で行くのです。(コロは留守番)
プレゼントはさんざん悩んだあげく、結局、iTunesカードということになりました。ナミンチは中学入学のお祝いにiPodを手に入れています。パソコンも一応使って良いことになっています。欲しいと思う曲があるようです。5000円分のカードをプレゼントしました。彼女はこのカードを使って、自分が聴きたい音楽を手に入れるに違いありません。
直ぐに何かダウンロードするのかと思ったら、色々悩んだあげくに今日は止めてしまったようです。
今はオンラインで済んでしまいますけれど、私もレコード屋で随分行ったり来たりした覚えがあります。
iTunesStoreは大変便利です。色々試聴もできますけれど、全てが揃っている訳じゃないですナミンチは今は余りお金がないですけれど、そのうちにアルバイトをして貯めたお金で音楽を聴くかも知れません。中学二年生、14歳でプレゼントされたiTunesカードが、もしかすると彼女の一生を左右することになるかも知れない。私はそういうことを意識し、彼女にプレゼントした。
iTunesStoreの品揃えを見る度、。私は楽曲を提供するレコード会社の意図が透けて見えて余りよい心持ちがしない。音楽著作権で色々と揉めています。アップルの寡占は宜しくないと思う。思う反面、こういったオンライン販売が新たな音楽ファンを育てると言う面に目を向けていただきたいと思う。娘が折角のバースディプレゼントを有意義に使えますよう、音楽各社は若い音楽ファンを暖かな目で見守って欲しいと思う。私は、今まで随分と音楽を聴くことに(ハードではなく、ソフトに)お金を使い、子どもたちには違法コピーはいけないことだと諭してきた。その私が、子どもたちに音楽に出会うチャンスをプレゼントした。著作権者の皆さんは、若い音楽ファンの期待を裏切らないようにしていただきたいと切に願う。
ナミンチが今日何もダウンロードしなかった理由は、聞きたいと思っていた曲を見つけられなかったからなのだ。
我が家のテレビが壊れそうです。もう既に壊れていると云っても良いかも知れません。
四角い画面の左右両側に空白(と云っても黒い空間)が半円形に現れます。画面中央あたりが縮んで、上下隅が広がった状態。「糸巻き歪み」と云うらしいのですが。いつものアナウンサーやタレントさんが妙に痩せて見えます。顔の中央部が細くて、上下が太いので、誰もが四角張った顔に見える。しかし、まだ映っているし、音声も聞こえますので、情報は伝わります。テレビの場合、その点が重要です。
しかしながら、テレビで最も大切な部品が不調を来たしています。そのうちに完全に映らなくなる可能性が日に日に高まっています。どうするか考えなくてはなりません。テレビを買い換えようかとも思うのですが、今はなかなか難しいタイミングです。つまり、
なんにせよ、あと二年くらい待ちたい。子どもたちの行動パターンを見ていると、生活にテレビの占める割合はそんなに高くない。私自身も、決まってテレビを見る時間は、朝の天気予報くらい。インターネット経由の有料放送をパソコンのハードディスクに保存して、それをテレビに繋いで見る時代が半ば到達している。とにかく、地デジのカードが気に入らない私。
それから、下らない番組を子どもたちが無防備に受け入れているのを見るに付け、危機感を覚える。テレビなんて無くても良いんじゃない?と云うのが一つ目の提案。代替手段として、インターネットというのは今の日本ではちょっと役不足と感じる。
とりあえず、テレビとパソコンとどっちが大事?と子どもたちに尋ねると、どちらも、と云う返事。子どもたちもうすうす感づいている。もう少し今のテレビに保ってもらわなくっちゃ。
やれやれ。
エリポンの10歳の誕生日が先日だったのですが、プレゼントにとくに欲しい物がなかったらしい。
最近興味津々の野鳥や昆虫を見に、昆陽池公園に行きたいと云う希望は叶えることが出来ました。子どもたちは年に一度、誕生プレゼントにお出かけひとつと品物ひとつ、それからごちそうをひとつを選ぶことが出来ます。
ごちそうはカアサンが作ったイタリアンディナーでした。あとは品物。図鑑を買ってあげることにしました。西宮市にはジュンク堂という良い書店があるのです。近頃はアマゾンで注文というのも手ですが、エリポンに実物を手に取らせて選ばせたいと思いました。結局、野鳥関連の図鑑を三冊。
コロの散歩ついでに、エリポンとカアサンが探鳥に熱中しています。
昨日、誕生日でした。土曜日でしたので、夕食は家で手巻き寿司を楽しみ、家族みんな揃ってのんびりと過ごしました。
子どもたちがそれぞれにプレゼント。内容は内緒にしておきます。
年末、御用納めが終わり、家で寛いでいた。夜、突然近所の人から電話があり、呼び出された。「どうですか。一杯飲みませんか。」と云うお誘い。こういったことは滅多にない。お呼ばれに預かり、楽しいひとときを過ごしてきた。
マンションの4階。見晴らしの良い部屋で、座卓を囲んだ。
盛り上がったのだが、汗が出る。私だけ汗を掻いている。暑いのだ。
我が家にも、ももちろん暖房はあるが、寒いと思ったら一枚余分に羽織ることにしている。いつの間にか、そういう生活に慣れている。暖房の効きすぎが体に堪えた。
夏は夏で、冷房を使わない。省エネと、それから適応能力を高める生活。私は素晴らしいと思うが、社会一般とはちょっと馴染みにくいのかも知れない。
10年前のことを覚えています。ナミンチとヨウカラはまだ小さかった。とても暖かい日だった。それまでに色々と経緯はあったものの、安産だった。あまりにあっさりと生まれたので、トウサンは出産に立ち会えなかった。お姉ちゃん達を産院の近くにお昼ご飯に連れて行って、戻ってきてみたらもう生まれていたんだ。
その日の夜から大雪になって、そのことを懐かしく思い出す人も沢山いることでしょう。成人式に滑って転んだ人が沢山いたんだから。
10歳になったエリポン。随分心配させられて、未だに色々と心配しているけれども、社会の中で個性を発揮しだしたエリポン。今までは、家族の中でのびのびとやっていた。この頃はクラスメートやお友達、ダンス教室など少し範囲を拡げた中で様々な関係を築きだしている。これは大変な進歩だ。
もう一つ、エリポンは自分の将来を見据えているようだ。生き物に興味を持っている。自分で観察したり、図鑑で調べたりしたことを、イラスト入りのメモにまとめている。
爪を噛まなくなった。お笑いのネタを真似して、周囲を笑わせようとする。国語の音読が好きらしい。音読の場合、良い聴き手が読み手を育てる。まぁ、少し普通の女の子になってきたエリポンが、二分の一成人式をどんな風に迎えるか、楽しみです。
この時期、カルタとりで子どもたちは盛り上がります。
何しろ、4人の子どもたちが幼稚園でそれぞれにカルタを手に入れましたので、色々な種類があります。あと、私たちが買い与えたものもあります。タンタンが小学生になって、字が読めるようになったのですが、お姉ちゃん達は子どもっぽいカルタには興味を示さなくなっています。上は中学二年生から下は小学校1年生までを満足させるカルタはなかなか難しい。
兵庫県の野鳥カルタはなかなか評判がよいです。子どもたちは夙川沿いの散歩で野鳥に興味を持っています。タンタンやエリポンもお姉ちゃん達と互角の勝負になります。
学校の授業で、小学校4年生で百人一首を習います。エリポンは学校でクラスメートと百人一首をやって、結構沢山取れているようです。また、中学校では毎年百人一首の暗記が冬休みの課題になっています。ヨウカラほぼ全てを覚えています。姉弟が二手に分かれて勝負します。タンタンはほとんど取れずに悔しがりますが、まだちょっと無理があります。
先日、数年前に姉弟が力を合わせて作った家族カルタを久しぶりにやりました。読み札が、色々と工夫が凝らされていて興味深いです。子どもたちの夢やら、家族の様子が読み込まれています。カルタを読みながら、大変懐かしい気持ちになると同時に、親は終始一貫した態度を取らなくてはならないと感じました。絵札を見て、子どもたちの成長を実感しました。素晴らしい財産です。何年かあと、これを見た私たちがどのような気持ちになるか。
私たちは変わっていない、と思えれば、それは素晴らしいことでしょう。
息子が随分大きくなりました。急に背が伸びたように思います。
私は毎日のように息子と風呂に入っています。去年はそれほど窮屈に思わなかった湯船の狭さが気にな出しました。体を洗ってあげる時は、私は椅子に腰掛けて、息子を立たせるのです。去年は私の視線の方が高かったのですが、もう完全に逆転されています。手足が伸びて、顔つきも精悍な感じになってきました。熱心に運動するためか、筋肉も付いてきたように思います。永久歯も何本か生えかわっています。頭を洗って、てっぺんから桶でお湯を掛けるのも、以前と較べるとちょっとやりにくくなってきました。大きくなったなぁ、っていうのが口癖のようです。現に大きくなっています。
大きくなっているのは体つきばかりでなく、声や態度も大きくなりました。
とくに、エリポンとやり合っています。食卓では二人は隣り合わせで座っていますが、お互いの不手際を指摘し合って、言い合っています。すごんでいます。上のお姉ちゃん達には相手をしてもらえません。エリポンなら、色々と難癖を付けてから。あとは大きな声で互角の勝負に持ち込めます。そうやって威張っていると、食卓の向かい合わせの席に着いているお姉ちゃん達から、うるさいと非難されてしまいます。本当にうるさい。
タンタンが大きな声を出している時は、親の説明が足りないことが多いのです。面倒くさくて説明を省略して、子どもたちに何かを押しつけてしまっている時です。お姉ちゃん達は、そういう親の気持ちを察して、不本意ながらも了承してくれるのですが、タンタンはそうは行かず、彼は大きな声で抗議し始めます。この子の相手をする時は、じっくり腰を落ち着けてやらなくてはなりません。
今日は昆陽池に行きました。長女は友だちのダンス発表会に誘われて別行動となり、小学生達三人を連れていきました。エリポンの希望で、行く機会をうかがっていました。
見所はふたつ。伊丹市立昆虫館の温室と昆陽池公園で野鳥を眺めること。ウエブページを見ると、昆虫館は年末はお休みで正月は開館しているとのことです。我が家からは車で20分ほど。電車では不便ですが、駐車場がありますので車で行きました。午前中に到着しますと、駐車場には少し余裕がありました。(昼過ぎに帰る時には、ほぼ満車になっていました)。
先ずは昆虫館に向かいました。駐車場から昆陽池の周りを歩く道すがら、野鳥の鳴き声が聞こえますが、姿は見えず。ここは「のびのびパスポート」が無効です。昆虫館の入り口で入場券を買い、中に入りました。
特別展示は一般投稿による昆虫写真のコンテスト。海野和男氏による講評付き。見事な写真が並んでいました。私もデジタルカメラにマクロレンズを付けていったのですが、写真を撮る気が失せるような素晴らしい写真の数々を楽しみました。
温室で沢山の蝶を眺めて、二階の展示室に上がると、昆虫食の特別展示。興味深くはありますが、私はちょっと見るのが辛かった。巨大なコオロギ(の佃煮)とか。タンタンはゴキブリをいじっていました。エリポンはミツバチの巣を眺めていました。
何しろ、温室も含めて、これらの展示は素晴らしいのです。しかし、相当なコストが掛かるだろうと想像します。一見の価値がある。ご近所の方は是非。お勧めします。
その後は昆陽池公園へ。白鳥、オナガガモ、ハシビロガモ、ヒドリガモ、マガモ、キンクロハジロ、ユリカモメ、カワウ、トビ、カラス、キジバト、ドバト、スズメ、カイツブリ、ヒヨドリ、ムクドリなどを見かけました。ユリカモメが飛び交って大変賑やか。ハトとオナガガモがエサを奪い合う光景がみられました。エリポンはメモ帳とえんぴつをもって、色々と観察していました。冬休みの自主学習のネタにする積もりのようです。
我が家に、新しいセキセイインコがやって来ました。先日、ハクトが死んでしまって、我が家にはオスばかり三羽が残りました。ハクトの子孫達を残したいという気持ちがあり、メスのインコをなるべく早めに迎え入れようという機運が高まりました。
名前はさんざん揉めた結果、タンタンの意見が通って「ぴい子」に決まりました。但し、セキセイインコは成鳥になるまで、雌雄の区別はつかないようです。ですから、残念ながらぴい子がメスとは限りません。男の子と思っていたハクトがメスで、女の子と信じて名前を付けたありすがオスだったという経験上、男の子の名前を付けた方がよいという意見が根強かったのですが、かなり公平な手順を踏んで、名前が決まりました。
さて、我が家には柴犬が一匹、インコが4羽、金魚が三匹、クワガタの成虫が4匹、幼虫が13匹います。クワガタは余り手間は掛かりませんが、トウサンが世話をしています。その他の動物たちの世話は、平日はカアサンがやります。学校が休みの週末などは、子どもたちが持ち回りです。金魚鉢の水替えは力仕事ですので、トウサンがやることが多いです。
柴犬は毎日二度ずつ、散歩に連れて行きます。運動させることに加え、排泄させるという目的がありますので、余程のことがない限り必ず連れて行かねばなりません。朝は大抵、カアサン。たまにトウサン。夕方は子どもたちが交替で行きます。エサや水の用意は散歩に比べると、どうということはありません。これも朝昼はカアサン、夕方は子どもたちかトウサンがやっています。
インコの世話は平日はほとんどカアサンがやります。週末は子どもたちが担当します。子どもたちの中で、生き物の世話を熱心に手伝ってくれるのはエリポンです。楽しそうにやっています。カアサンは子どもたちの世話だけで目一杯と思うのですが、動物たちの世話もこなしています。例えば、小学生達を見送るついでにコロを散歩に連れて行く、というような感じで、見事にこなしています。大したものです。
あけましておめでとうございます。
どうにも気ぜわしく年末が過ぎ、余りまっとうな新年の準備が出来なかったような気がします。来年はもう少し、気合いを入れようと思います。大掃除とか、そこら辺。
無事に新年を迎えました。我が家の雑煮は何風なのか分かりませんが、鶏肉が入ったすまし汁。私の実家の雰囲気と概ね同じ感じですので、北海道風なのかも知れません。餅は頂いた丸餅を使いました。
家族同士で新年の挨拶を済ませて、初詣に出掛けました。コロの散歩コースに、小さな神社を見つけましたので、散歩がてらそこに行きました。賽銭を投げて、お祈りを済ませて、家にかえりました。
その後は、コロを家に置いて、えびす神社へ歩いていきました。西宮えびすは初詣よりも十日戎の方が賑わうのですが、それでも境内は出店が並んでいます。子どもたちは、ドングリ飴を買うのが恒例となっています。ここは人が多いので、コロを連れていく訳には生きません。留守番させました。
夜には百人一首。ヨウカラはほぼ完全に覚えていて、上の句で取ることが出来ます。ナミンチはいくらかは覚えています。エリポンは先日来、勉強を始めたばかり。タンタンはこういったことの暗記は得意そう。
トウサンが読みましたが、普通に読むとヨウカラに誰もかないませんので、なるべく上の句を縮める工夫をしつつ読む訳です。結構良い勝負になり、盛り上がりました。
子どもたちは、正月のテレビ番組には余り興味がないようです。