我が家の日常と、育児に関する社会の動きなどをフォローしてゆくつもりです。
通信簿の話。上がったり下がったり。四人全体で平均を取ると、差し引きゼロといった感じ。
ちょっと余力がありそうです。余力をどっちの方に振り向けるか、考えて上げなくてはなりません。
年末を迎えています。子どもたちは冬休みに入りました。カアサンのバイトは今が一番忙しい時期で、正月が開けた途端に暇になるらしい。私は仕事に一段落を付けるために仕事を続けるという状況。ちょっと疲れてます。エンドレスだ。
まぁ、仕方がないです。
ナミは度重なる高校訪問と、進路調査と、三者面談を経て、ようやく進路を決めました。もちろん、受験がありますから合格すれば希望が叶うわけですが。これについてはまた別の機会に書くことにします。
次女は中学生活を満喫しているといった感じです。楽しそうです。今日は冬休みの宿題。先日の授業参観で家庭科の授業だったのですが、生徒達に挽肉料理について答えさせていました。冬休みの宿題は、挽肉料理を作って家族に食べさせること。ヨウはスパゲティミートソースに挑戦です。我が家は家族が6人居ますので、料理もちょっと多めで手間が掛かります。カアサンにいろいろとアドバイスをもらい、スーパーマーケットの買い物から全て自分でやり遂げました。タマネギを刻んで、挽肉を炒めて、スパゲティを茹でて。
カアサンとそっくりな味のスパゲティが出来ました。また作って欲しいです。トウサンは宿題として提出するための写真撮影を手伝いました。
大変熱しやすいのがヨウです。今までも、いろいろなものに熱中してきました。百人一首は全部覚えて、クラスのチャンピオンになりましたし、江戸川乱歩シリーズも全て読み切りました。
今、熱中しているのは部活です。彼女はホルンを担当していて、3年生の引退が大変よい刺激になったようです。もっと上手になりたいと、真剣に考えているらしい。今日、どれ程頑張ったか、聞いてくれる相手を探しているようなので、時間があるときは話を聞きます。ホルンというのはずいぶんと難しい楽器のようです。広い音域を出すためには,努力が要るらしい。余り目立つことはないようですが、アンサンブルの中では重要な音色を奏でると言うことのようです。
朝早くに出掛けていって、朝練習に出るのです。最近は自分で目覚ましを合わせて、出掛けるようです。午後練習のあと、楽器を持って帰り、ちょっと練習します。マウスピースを風呂に持ち込んで、練習しています。暇があるとインターネットでホルン演奏のユーチューブを探したり、日曜の夜は教育テレビのN響アワーを見ています。自分の楽器を通してクラシック音楽とふれあう機会をもったということのようです。
ナミも1年の時は熱心にやっていましたが、残念ながら病気のために中断してしまいました。ヨウは、熱中するほどに、部活以外の様々なことに対するテンションも上がるようです。良いんじゃないかと思います。
中学校の三者面談です。
ヨウとナミ、両方が同じ日にありました。思うと、今までナミの三者面談は,病気のことがあったために、そっちの話題に振られることが多かったと思います。こちらとしても、近い将来にどのような展望が得られるのか分からず、ただ励まされて終わるような、そういう印象。そしてナミ本人も、病気を抱えながら精一杯いろいろなことに取り組んできました。そして今年。
病気の方はもう概ね問題無さそう。授業にもほとんど出席できていますし、試験も受けています。高校受験を控えていることもありますが、三者面談をこれほど深刻に感じたのは初めてです。進路については、ナミが高校訪問でいろいろと見てきて、気に入ったところを第一志望に選ぶというのですが、高校を出たあとのことも、いくらか考えなくてはなりません。さらに上の学校に進学を希望するのかどうか、それくらいは織り込んで高校を選ぶ必要があります。そういうアドバイスを前日にして、ナミもちょっと驚いたようです。今までは、病気のことがあり、そこまで先の展望は必要ありませんでした。しかし、今は先を見通して考えるべきときです。高校の学区が変わりますので、中学校は余り具体的な情報を提示できずにいます。はっきりしたことは言えないのです。まぁ、仕方がないと思います。もう少し、ナミは考えることでしょう。進路を変更すること自体は良くあることですし、今のナミの学力なら大丈夫というアドバイスをいただきました。
ヨウの方は、何も心配要りませんというような、いつもの話で、それでもいろいろとカアサンは話を聞き出そうとしていたようですが、結局心配要りませんというような結論と聞きました。無口な先生なのです。
私が子どもの頃は、クリスマスに何を買ってもらうか、いろいろと楽しみにしていたと思います。しかし、特に思い出に残っていないのは、ある歳を過ぎた頃から急に興味がなくなったからかも知れません。余り印象に残らないような、実用的なものを手に入れていたのでしょう。
そういえば、小学生高学年の頃は,ラジオが欲しくて、せがんで買ってもらったと思う。カセットテープレコーダーとか、結構贅沢させてもらっているな。私が小学校高学年くらいで、高性能ラジオやラジカセのブームがあったと記憶しています。誰の家にも一台くらいはあったのです。
タンタンはDSというゲーム機を欲しがっています。でも、ダメです。この手の携帯ゲーム機は数年前にタマゴッチを買ったときに懲りています。少なくとも、彼専用を買い与えることはありません。DSそのものは、いろいろなソフトウエアを入れ替えて、大人でも十分に楽しめるものらしいので、他の誰かがタンタンと共同で欲しいと言い出せば、可能性はあります。しかし、タンタンにそういう智恵はありません。姉弟で共用ということなら、ルールを決めて使えばよいので、それはそれで良い勉強というか、姉弟げんかの種というか。
我が家にはサンタクロースは来ませんということで、我が家の子どもたちは了解しているようです。ボーナスは出ましたし、図書カードもちょっとあるので、時間があれば何かプレゼントを買いに行っても良いのです。職場が変わって以来、ちょっと忙しいのです。こういうことを書くのもなかなか時間が取れません。
この時期恒例の小学校マラソン大会がありました。我が家のすぐ近くがコースです。一周800メートルの川沿いの遊歩道を一年生は一周、五年生は3周です。
我が家は例年、その日を目指して練習するのです。ナミもヨウも最終学年のときは,ずいぶんと頑張りました。エリはそれなりに練習しました。私が2度付き合いましたが、最初のときはペースが保てず、何度も歩きました。2度目に一緒に走ったときは、アドバイス通りのペース配分で,三周走りきりました。ダンスでいつも体を動かしていますから、基礎体力は結構付いているのです。もう少し早めに練習を開始すれば良かったと思います。2度の練習では彼女の限界は分かりません。どれくらいペースを上げて良いかアドバイスできませんでしたので、とにかく完走狙い。順位は中位。本人は満足したようです。
タンタンの方は、しんどいことは嫌いらしい。練習させるのも一苦労です。走るのは嫌なんでしょう。それも個性です。結局真ん中よりちょっと後ろくらいでした。
中学生達は学期末試験に取り組みました。二人とも刺激し合って勉強しています。
ナミは体調が良くなって,少し無理が利くようになっています。以前は,いつも体調不安を抱えながら勉強していましたが、今はその様なことはありません。相変わらず、早寝していますが、その方が彼女にとって効率がよいのでしょう。
一方のヨウは夜更かしする方です。部活も忙しく、いろいろと計画を立てて勉強を開始したのですが、なかなか予定通りには進まず、試験数日前に「予定よりも二日遅れている」と言っていました。少し勉強にも慣れてきたようで、何でも闇雲に暗記するという当初のスタイルからはかなり改善が見られます。しかしながら、几帳面な性格でいい加減で済ませるということが出来ないので、体力勝負みたいになってしまいます。
なるべく仕事を早めに切り上げて、試験勉強に付き合おうとしたのですが、ナミの方は自分なりの勉強の仕方を心得ていて、分からないところを幾つか貯めておいてキーポイントだけ聞きに来ます。ヨウは自分の学習机を離れて、三階の私の机に勉強道具をもってきて、隣に座って勉強していました。
時々アドバイスしますが、学習内容そのものよりも、時間の配分や密度など、勉強の仕方の方が有効な助言になるようです。ヨウにとっては気晴らしという意味もあるのでしょう。楽しく勉強したいと思っているようです。
成績の方は、ナミはまぁまぁ、ヨウは中間試験よりも良かったと言うことでした。二人ともよく頑張りました。
ナミに続いてヨウも眼鏡を掛けることになりました。
以前から、角膜ヘルペスの診断で眼科を受診していました。ヘルペスの方はかなり良くなってきているのですが、なかなか治療終了の指示が出ませんで、ずっと通い続けていました。このごろ黒板の字が見えにくいというので、視力を測ってもらったら,近視とのこと。しばらく様子を見ていましたが、ちょっと差し支えがあるようなので、眼鏡を作ることにしました。必要に応じて使うということです。日常生活は眼鏡無しで大丈夫です。
先日、眼鏡屋に行くというので,トウサンが付き合いました。近所に数軒の眼鏡屋があります。どうにも、眼鏡の値段というのは良くわかりません。レンズとフレームを選ぶわけですが、消費者としては,まずフレームを選びますよね。それからレンズです。どうも、素人には普遍的な価値が分かりません。このフレームは1万円で、2万円のレンズを付けると合わせて3万円。5割引の値段です、というようなことを言われても、得なのか損なのか、さっぱり分からないという意味です。いわば、眼鏡屋の言い値で買う様なものです。
近所の店は、2つ棚があって、値札の安い棚は,ローコストのレンズと組み合わせ。少し高めの棚はどのレンズと組み合わせても追加料金無しで、ともかく値札の金額で済むということ。眼鏡屋の言い値という点では同じですが、判断はしやすい。ということで、そこの眼鏡屋で買いました。赤く塗装された金属フレームの眼鏡です。まん丸いレンズが似合いそうと思いましたが、近頃は細長いレンズが流行のようで、まん丸眼鏡などどこを見ても有りませんでした。有ったとしても,ヨウは嫌がったでしょう。
結局、ヨウが一番気に入ったフレームを選びました。それほど度が強くありませんので、別に安めのレンズを選んでも大した問題は無さそうでした。値段はおよそ2万円。レンズの在庫があったと言うことで、その日のうちに手に入りました。
小学校の学芸会は、1年おきに図工カーニバルと音楽カーニバル。去年は様々な図画工作が並んでいました。今年は音楽カーニバルです。土曜日に体育館で開催されました。
学年単位で数曲を合唱や器楽合奏で披露します。大抵は曲の間にはセリフが入ります。学年の担任達が指揮をします。
二年生(タンタン)は合唱を二曲と合奏一曲。エリ達5年生は合唱と器楽合奏。器楽合奏は学年を二つに分けましたので、合計で4曲演奏しました。オープニングは6年生の鼓笛隊によるファンファーレ。それから、聞こえ言葉のクラスの和太鼓合奏。続いて前半の部。休憩、校長の挨拶を挟んで、PTAコーラス、そして後半。2年、5年はともに前半でしたので、私は前半と休憩明けのPTAコーラスまで聴いて中座しました。
タンタンは舞台の最前列真ん中で、とても目立っていました。楽しそうに歌っていて良かったと思います。エリも大きく口を開いて歌っていました。上手でした。五年生の器楽合奏はなかなか聴き応えがありました。カアサン達のPTAコーラスも素晴らしい出来でした。メンバーがますます増えると良いのですが。
因みに、体育館のキャパシティの関係で、児童達は演奏が終わったらクラスに戻ります。写真撮影、ビデオ撮影などは一切禁止となっていました。
それでは、コロに続けてインコたちの話。四羽のインコたちのなかで、アリスはコロよりも長く我が家に居着いています。引っ越す前から居ましたから。アリスの息子たち、コハク、エイミィ、そしてお嫁さん候補のピイコ。この4羽です。
アリスは依然として野性的で、良く飛びますし、健康そうです。コハクは今は亡きおかあさん(ハクト)にそっくりですが、おでこの羽根が一部逆立っているのが特徴。アホ毛と呼ばれています。中では一番小柄で、動きが鈍くさい。でも今のところ素直に飼い主の肩に乗るのはコハクだけです。エイミィはコハクの兄弟ですが、まるで飼い主に懐いていません。手を伸ばすと必死になって逃げ回ります。飛ぶのも上手で、追いかけるのはなかなか難儀します。さて、お嫁に来たピイコですが、私たちの期待通り、メスでした。もう、蝋膜が色づいていますので、いつでも産卵できそうです。ところが、ピイコには困ったことが1つ。それは、肥満です。コハクの倍ほども有りそうな巨体です。飛ぶときも、ピイコは常に最短ルートを通って飛びます。体が重くて、小回りが利かない。あるいは、体重を支えきれず、余り長い距離を飛べないのだと思います。ピイコは肩に乗ろうとしません。手を伸ばすと逃げ回りますが、捕まえて小屋に戻すのは意外と簡単です。獣医からはダイエットを指示されましたが、余り上手くいっていません。ジャンボセキセイインコ並の大きさ。
さて、秋になったら巣引きさせようと思っていましたが、躊躇しています。里親が見つからないからです。多分、一度に5つくらい、産卵するはずですので、ヒナもそれくらい生まれます。育てられるとは思いますが、セキセイインコ、特にオスはかなりうるさいのです。今でさえ、相当な騒音を近所にまき散らしているはずです。これ以上増えるのはちょっと問題有り、ということで、ペンディング。セキセイインコは巣箱を外していれば、産卵はしないのです。
今は大きなカゴにアリスとコハク、エイミィの三羽の男の子達が入っていて、ピイコは別のカゴに入れています。エサを制限するためです。一日に一度はカゴから出して、運動させています。4羽はそこそこ仲良し。里親が見つかったら、巣箱を入れる予定です。
コロという柴犬を,久しぶりに登場させましょう。二歳になりました。犬の歳というのは良くわかりません。思春期くらいでしょうか。柴というのは日本の犬の中では小型犬に属します。我が家にやってきたときは、小さなクマのぬいぐるみのようでしたが、今は普通の大きさです。
結局、家の中で飼われています。
一日二回、朝夕の散歩を欠かしたことはありません。この頃はカアサンが行くことが多いです。エリが元気なときは夕方に担当してくれます。タンタンも時々、友だちと一緒に散歩に連れ出してくれます。ナミは気分転換に犬を連れ出します。ヨウは部活が休みになると、行ってくれます。私は週末の担当です。子どもたちの中では,エリが一番良く相手をしています。でも結局、一週間14回の散歩の半分以上はカアサンの担当になっています。
コロの寝場所は三階です。子どもたちの二段ベッドの脇にお気に入りのマットが敷かれていて、いつもそこでねています。警戒心が薄く、家の中で飼っている所為だと思いますが、番犬には向かないと思う。何より、一人で玄関先で寝るなど、この犬にたえられるはずがありません。
朝起きたら、食事を済ませて、三階のベランダで昼寝をしています。晩ご飯時には、食卓の周りをうろうろして、おこぼれを狙います。エサが有るときは、お座り、お手、お代わりをします。私が帰る時間を見計らって、玄関先で待っていてくれることがあります。とてもはしゃいで、じゃれついてきます。そういうところは律儀で社交的な感じがします。
滅多に吠えません。喋ろうともしません。何だか心が通じ合う様な気分になりますので、ちょっとは喋ってくれたらよいのにと思うけれども。コロが喋るのは犬の言葉ばかりです。結構我が儘で,自分勝手なところがあるように思います。まぁ、犬ですから。
昨日、今日と二日続きで平日、授業時間を潰してオープンスクールが開かれました。ナミは市内の公立高校普通科はほとんどオープンスクールで回ったと思います。今回は行き損ねていたところと、もう一度見てみたいと思ったところを一校ずつ回ったようです。どうだった?と尋ねますが、どうもはっきりとした返事はありません。まぁ、それぞれに印象に残るところはあるようです。何を重視するかにも依ります。また、一度や二度見たくらいで決まらないのは当たり前でしょう。中学生に高校の評価をしろといっても難しいと思います。
あとは、三者面談とか、学力テストの成績とか、そういったファクターが加わって志望校が決まるのでしょう。西宮の高校は何処もわりと交通が不便なところにあります。元々西宮は東西に移動するには良いのですが、南北に動くのは大変なのです。
我が家から最も近い全日制の高校は芦屋にあるのですが、どうでしょうね。ナミはそこのオープンスクールには参加していません。
受験制度がちょうど変わる年ですので、やむを得ない点はありますが、オープンスクールは二年生のうちから積極的に参加したらよいと思います。今年はカアサンもほとんどの高校を見て回りましたので、大いに今後の参考になることでしょう。
先日、長女の親友が一冊の本を長女に勧めてくれたというのです。面白いから読んでご覧と渡してくれたのは文庫本でしたが、それは長女がすでに読み終えた本でした。小路さんの代表作と云って良いと思います。ハードカバーで、しかも著者からプレゼントされた本。北海道出身の作家、小路(幸也)さんと私は中学以来の友人です。何かの才能に恵まれていると思っていたら、いつの間にか作家になっていました。この頃はずいぶんと名前も売れてきたようで、時々新聞で名前を見かけます。長女は自分のお小遣いで続編を買って読みました。図書ボランティアに参加している母さんによると、中学校の図書館に小路さんの作品が一冊あるそうです。西宮辺りの書店にも,普通に彼の本が並んでいます。まぁ、いろいろと苦労はあるようですが、その苦労は実っているなぁ、と思うわけ。むすめ達の文化祭を見ていて、何だか昔のことを懐かしく思い出しました。放送部やら、吹奏楽部やら。合唱コンクールやらね。
ヨウが所属する吹奏楽部には,文化祭はとても大きな行事なのです。3年生部員が文化祭のステージを最後に引退するのです。ずいぶん熱心に練習していました。是非聴きに来て欲しいと言います。今年は休日ということもあり、出来れば聴きに行こうと思っていましたら、前日にリハーサルがあるというので、聴きに行きました。市民文化会館の大ホールはステージの設営中でしたが、吹奏楽部員がリハーサル演奏。事前の案内もあったため、かなり沢山の父兄がリハーサル会場に聴きに来ていました。私はタンタンを連れて行きました。
合唱部のリハーサルが半ばを迎えていました。合唱部は今年県大会にも出場したそうです。とてもすてきなハーモニーでした。
それから、吹奏楽部のリハーサルが始まりました。時々中断して、打ち合わせを重ねながらでしたが、りっぱな演奏でした。タンタンも楽しそうに聴いていました。十分に満足して、ヨウを連れて家に帰ったのですが、折角だし,本番も聴きたいという気分になって、結局翌日の本番もほとんど全て聴きました。二日間にわたって、中学校文化祭におつきあいして、大いに満足させてもらいました。リハーサルよりも本番の方がずっと良かったです。
日曜日に、阪神地区の少年柔道大会があり、タンタンは個人戦に参加しました。
どうも、こと柔道に関しては、余り向上心が表に出ないタイプのようです。これは私が一緒に練習に参加して、間近で見ていますから、間違いないと思います。体格が小さいこともあり、また、怖がりの性格も邪魔しているのでしょう。投げられれば痛いですし、勝ち負けの結果が無惨に出るのが格闘技です。
タンタンが大会に登場するのは二度目。前回は大きな子に振り回され、押しつぶされてしまいました。タンタンは相当なショックを受けたようでした。だからといって、特別な努力をしたようにも見えません。普段の練習から、必死な雰囲気も伝わってきません。大丈夫かな、やる気あるのかな、というのが親の気持ちです。
タンタンは午後の個人戦に出場。組み合わせの関係で、2回戦がタンタンにとっての緒戦となりました。攻めまくられるタンタン。試合場の脇から、コーチのお兄さんが声を掛けてくれたようです。ちょっと技を出そうとするのですが、相手の気迫に押されっぱなし。ただ、前回と違うところは、振り回されながらもなんとか踏みとどまったところ。技のでないタンタンに、審判が試合を止めて、両者指導。試合再開でしばらくして、信じられないようなことが起こりました。タンタンの一本勝ちです。何が起きたか、よく分かりませんでしたが、後でビデオを見返すと、どうやら、相手が掛けてきた大外刈りを良いタイミングで返したようです。大外刈りの返し技は、日頃の練習で何度も練習しています。とっさに出た返し技が、ものの見事に決まって、初勝利。
まぁ、彼はすぐに浮かれるタイプですが、とにかく、勝てたのは先生とコーチのお陰。これを忘れてはいけません。基本練習が如何に大切か、改めて感じました。まぁ、これでもっとどん欲に、練習に打ち込んでくれると嬉しいです。ちょっと刺激になったと思います。とにかく、みんなビックリしていました。本人も驚いていました。まぁ、あり得ることとは思っていましたが、本当に起きるとは思わなかった、というのが私の感想です。
えと、つづく2試合目は大柄な女の子に振り回されて引きずられて、体落としで一本取られ、負けてしまいました。応援に来ていたエリは、早く帰れることになって、素直に喜んでいました。
長女が中学に通い始めて3年目ですが、今年初めて中学校の文化祭に出席しました。市営の文化会館大ホールを一日借り切って行われます。クラス対抗の合唱コンクールと。文化系クラブの発表が主なメニューです。今まで一度も参加できなかったのは、普段は平日開催だからだと思います。今年は祝日でした。ちょっと忙しい時期なので、取りあえず出られるところだけでようと思い。前日の吹奏楽部のリハーサルを聴きに出かけました。リハーサルですので、途中何度か中断しながら進んでいくわけですが、なかなか素晴らしくて、これは明日の本番も聴くしかないと思い、結局、二日間にわたって熱心に聞くことになりました。
合唱コンクールは、私が中学生の時もやったと思うのですが、覚えていません。やったと思います。クラスメートの顔が目に浮かびました。ヨウはクラスメートの男子がマジメに練習してくれないと、ぼやいていました。まるで合わない状況で舞台に上がることになると、悔しがっていました。前日、風呂場から歌声が聞こえてきて、何だか素敵な合唱になるのではないかという予感がしました。楽しそうです。
余り上手ではなかったけれど、彼女が心配していたよりはずっと良い出来だったと思います。
3年生は最後の合唱ですので、気合いの入り方が違います。何しろ、校長のあいさつからして違います。校長が自信満々で、是非、3年生の合唱を聴いてくださいと言いました。下級生も良く聴いて、これからの励みにしなさいというようなことを云いました。私はタンタンを家に連れて帰って、午後から、3年生の合唱に間に合うように出直したのです。文化会館ホールに到着すると、なにやら異様な雰囲気。3年生の5クラスが、本番前の仕上げの練習を屋外で声を張り上げて歌っていたのです。凄い声量です。張り詰めた雰囲気。
5クラスあるのですが、それぞれ個性豊かな合唱でした。中学生って凄いのね。ビックリしました。なんか、この中学校は大丈夫だと思いました。ナミのクラスは、優秀賞。第2位ということで、本人はまずまず満足したようです。その日は家に帰ってから、夜遅くまで、ヨウとナミとカアサンがハモっていました。合唱って、なんかありますね。何か不思議な魅力のようなものが。ひしひしと感じた一日でした。
ヨウの誕生日です。13回目。ちょうど車の車検と重なりました。我が家の自動車はずいぶんくたびれていますが、ヨウと同じ歳。
13年前に何があったか。長女はまだ一人っ子でした。カアサンはヨウをお腹に入れて、フウフウ言っていました。里帰り出産で、私はちょうど良いタイミングで連絡を受けました。
ヨウは臍の緒が頸に絡まっていたために、なかなか出てきませんでした。明け方にようやく出てきたとき、カアサンは疲れ切っていました。ヨウは真っ赤な顔でした。
その後はまぁ、順調に育って、寝返りもせず、ハイハイもしないうちに起ち上がって、その後のいろいろなことは、おやこニュースを読めば大体分かります。誕生日のプレゼントは、ホルンを吹くためのマウスピースが欲しいということです。トウサンから特別プレゼントは1500円分のiTunesカード。クラスメートから寄せ書きやらプレゼントやら。姉からすてきなペンダント。素晴らしい誕生日だったようです。
先日、中学校は校外学習の日でした。
ヨウたち1年生は京都へ。ちょっとお疲れ気味でした。
ナミ達3年生は神戸で、いくつかの施設を見学するという、楽しそうな企画でした。いくつかのルートがあったようですが、ナミのグループは元町で風見鶏の館を見学すると言うことになっていたそうです。数名のグループで学校を出発したのですが、ちょっと寄り道をしたのですね。グループの誰かが寄り道を提案したようです。羽目を外したい年頃ですから、そういう行動を取ること自体は理解できます。しかし、授業の一環ですから、その様な寄り道が許されるはずはありません。
まずいと思ったけれども断れず、結局寄り道してしまったナミは、そのことが学校にばれて注意されることになり、ショックを受けたようです。
良い経験をしたと思います。正しいこと、間違っていることを「理解している」かどうかと、正しい「行動を取れるか」どうかは別の話です。首謀者であったのか、巻き込まれてしまったのかも、この際は本質的な問題ではないように思います。状況は理解できます。全てが終わり、反省してしょぼくれているナミに、「毅然とした態度」を取ることの重要さを説くことはさほど難しくありませんが、たいした意味もないと思います。そんなことはナミだって分かっていたはずですから。
その様な状況に置かれたとき、ひとりひとりの個人は大変弱い立場になる、ということを学んで欲しいと思いました。校外学習で大変良い学習を、(図らずも)したようです。この苦い気持ちを決して忘れないように。
タンタンがゲーム機をほしがっています。友達の家に遊びに行くと、そういうものをさわらせてもらえるのでしょう。彼が欲しがっているのはDSです。どういうゲーム機が知っています。電車の中でいじっている人は結構居ます。なかなか面白そうです。しかし、こういう機械はソフトウエアを手に入れる必要があります。お金がかかるのです。
我が家にDSはありません。お金の問題ばかりではありません。私は子どもがゲーム機をいじることを好みません。かつて、何かのはずみで「たまごっち」を買い与えたことがありますが、コントロールするのに苦労しました。さまざまなエンジニアやアーティスト達が、子どもたちを虜にするために、あの手この手でゲームソフトを作り上げるわけです。子どもたちはイチコロになるに決まっています。ただでさえ色々と忙しい子どもたちがゲーム機に熱中すれば、他の何かがおろそかになるのは道理です。また、携帯ゲーム機はどこにでももっていきますし、歩きながらいじることも出来ますので、ますますいけません。私がゲーム機を嫌う理由はこんな所です。ゲーム機をいじりながら歩いている子どもを見たくありません。
また、私自身がビデオゲームを楽しめないことも、理由のひとつです。嫌いなのです。親が嫌いなものをわざわざ、よほどの理由がない限り子どもに買い与えたりはしません。少なくとも、今の内は自分で買うような経済力はありません。その代わりと云っては何ですが、タンタンはパソコンを比較的自由に使っています。インターネットで何かのページにアクセスすると、いろいろなゲームを楽しめるのです。先日、妻の実家にあった「テレビゲーム」を貰ってきてテレビに繋いでみました。30年以上前のナショナル製。テニスやホッケーなどが楽しめるようになっています。私が子どもの頃、デパートのおもちゃ売り場でデモ機が展示されていたのを覚えています。実物を見たら、多くの人が懐かしいと思うような機械です。いくら何でもダメだろうと思いながら、電池を入れてみると、なんと動きました。ピコピコと音を立てながら、のんびりと動いています。まぁ他愛ないゲームですが、相手が居るときは結構楽しめます。DSではありませんが、これでしばらくは満足して貰うことにします。
かつて、体育の日と呼ばれていた国民の祝日です。東京オリンピックの開会式の日という認識です。
子どもたちにとって、良いお休みになったようです。エリポンは自然学校から帰ってきました。とても楽しかったようです。何が楽しかったか、については十分に聞き出せていません。けれども、彼女が普段家でやっているようなことを、山の中で友達と一緒に出来たのですから、それは楽しいに決まっています。でも、ちょっと疲れたようです。連休中は朝もなかなか起きてきませんでした。コロの散歩と、図書館がよいはやっていましたが。
ヨウは月曜日に部活が完全休養日となり、のんびりしていました。夜更かしすることが多いヨウですが、早寝をすると宣言して、随分早くから寝ていました。楽器を持ち帰って、浜に行って練習もしていたようです。天気も良かったですし。
タンタンは日曜、月曜と二日続きで柔道の練習。もうじき試合が迫っていますので、練習にも熱が入ります。いえ、熱が入っているのは指導してくださっている先生方のほうで、タンタンは至ってマイペースというか。まぁあんなものでしょう。随分体が大きくなりましたが、クラスメートの中にはいると、まだ小さい方です。
ナミは友達と美容院へ。どこをどう切ったのか、説明して貰わないと分かりません。ちょっと勿体ないと感じるのは親だから。いとこの合唱コンクールをテレビで応援していましたが、思い通りではなかったですね。残念でした。あと、逆行性健忘は随分マシのようです。思い出してきた、と本人が言っています。学校にも普通に通っています。非道いことにならず、ひと安心です。
部屋に籠もって、勉強したり、マンガを描いたり。中三になって、描く絵は随分と大人っぽい雰囲気になってきました。
連休はよいです。これで平日が一日減らなければ最高なんですけれど。
小学校でこの時期、5年生にとって大変大きな行事の自然学校があります。「自然の家」という施設に泊まり込みで5泊。これは6年生の修学旅行よりずっと大きな行事です。
自然の観察が好きなエリは、ずいぶん前から自然学校を楽しみにしていました。なんと、出発式で司会役を買って出たほどです。
先日、雨上がりの朝に元気に出かけていきました。今日は自然の家のエリから葉書が届きました。
父さんへ、元気ですか。私は元気です。自然の家の周りには、チョウやカエルや鳥がたくさんいます。ウォークラリーで畑を見たら、黒豆がありました。私は黒豆を食べてみたいです。土曜日に帰るのを楽しみです。それでは元気で。
キツネとリスとタヌキのイラスト付きでした。
つい先日のこと、ナミがテスト勉強のつもりでクローゼットの中に入って色々と暗記しようとブツブツとつぶやいているときに、頭の上にスーツケースが落ちてきたそうです。本人はかなり痛かったようですが、別にこぶも出来なかったし、ここまでは良くあることと思っていましたが、その後いろいろなことが思い出せないと言い出しました。特に、学校の友達や教師の名前などが思い出せないというので、一日学校を休ませました。
かかりつけの医師にも相談し、脳波検査なども受けましたが、特にこれと言った異常は見つからず。頭を打ったショックで逆行性健忘の症状が現れることはたまにあるということ。普段通り生活するように言われました。
丁度、中間試験の直前で、二日ほど勉強が手に付かない状況でした。どうにも思い出せないクラスメートの中に入って生活するだけでも結構なストレスの筈ですが、加えて試験。果たして、覚えているのか。
そういった記憶には余り影響はなかったようです。最初のうちは妹が登下校に付き添ったりして心配していましたが、今は随分思い出してきて、普段通りの生活に戻りつつあります。双子の妹の代わりに学校に行くような気分のようです。それにしても、色々と心配させられます。まぁ、大丈夫そうです。今は全く普通に生活しています。
今日は少し早めに帰宅したので、タンタンと一緒に風呂に入りました。
風呂に入る前に、髪を切りました。髪を切るぞ、と言ったらタンタンがトイレに入ってなかなか出てきませんので、その間に私が自分の髪をバリカンで刈り上げました。丁寧にやったのですが、十分に時間が余るほど、タンタンのトイレは長かったのです。
彼が個室から出てきてから、これまた念入りにバリカンで刈り上げました。使っている道具はナショナル・パナソニックの「カットモード」ER510と言う製品。本物のバリカンに比べると、かなりマイルドで、時間が掛かります。但しこれは「毛くず吸引」と言う仕組みがあって、掃除機のように空気を吸い込んで、切った髪が周りに散らからないようになっています。なかなか便利な仕組みです。完璧というわけには行きませんが、ただ周りに散らかすよりは遥に具合がよいです。但し、自分の頭を刈っているときには、回るファンの音が騒々しいので、髪が切れているかどうか見当が付きません。あと、ファンが付いているせいで、バッテリ駆動ではありません。電源に繋ぐ必要がありますので、これもちょっと煩わしく感じます。
自分の頭は2週間おき程度。タンタンはひと月に一度くらい刈っています。
長女と次女は時々美容院に行っています。三女は私が鋏を使って切っています。切って短くなることには抵抗があるようですが、私が切ることに関して、余り気にしていないようです。