我が家の日常と、育児に関する社会の動きなどをフォローしてゆくつもりです。
年度末を迎えました。大晦日よりもこの日の方が、私にとって忙しいです。私は高等教育機関に務めていますので。とくに、本年度は学生委員という役割を拝命したので、様々な年度末の出来事を目の当たりにしています。精神的にかなり疲れる仕事です。これについては書けないことが多いので、これくらい。
子供たちは卒業と新入学はエリのみ。卒業式から少し長目の春休みです。また、中学に上がるということで少し部屋を模様替えして、エリの机を二段ベッドの陰になる部屋の奥に移しました。カーテンか衝立を使って、簡単な仕切りを作ることも考えています。エリは小学校の時のテスト答案など整理して、時間があったらトウサンに聞くつもりで居るようです。解らないままで放って置いてはいけないという自覚が出てきたと言うことでしょう。手間は掛かりますが、ちょっとずつ前向きになっていると感じます。エリはコロの散歩や、洗濯物の片付けで、カアサンを手伝っています。
ナミは二年生になったようです。いえ、別に進級を心配していたわけではありません。春休みはクラブ三昧といきたいところですが、大量の宿題が出ているそうです。覚悟を決めて一気に済ませる積もりです。時間がある時は晩ご飯の仕度を手伝ってくれています。そういう作業は余り苦にならないようです。
ヨウは先輩が卒業して、最上級生になりました。ずいぶんとクラブの後輩との関係で苦労していました。今は少し解決してきたようです。とても素直に親のアドバイスを聞いてくれます。矯正歯科で痛めつけられています。学校の宿題と云うことで、今年の公立高校の受験問題に取り組んでいました。いよいよですね。
タンタンは4年生になります。とうとう我が家から低学年の子供がいなくなると云うことです。先日いただいたゲームキューブを楽しんでいます。近所の友だちと野球をしたりしています。少年野球や柔道は春休みでお休み。自分の気持ちをコントロールすることが少しずつ身についてきていると思います。
まぁ、あんまり子供たちと過ごす時間が取れませんでした。春休みくらい家族と時間を取りたいと思っていましたが、簡単ではありません。子供を上手に誉めると云うことをこれからも心がけていきたい。誉めるには私自身の心に余裕が必要です。心に余裕を持って生活したい。そういう年度末を過ごしています。
ヨウと良く話をします。
ヨウはとてもおしゃべりです。しゃべり出したら止まらない。トウサンが帰宅する頃に家に居間で勉強していますので,良く顔を合わせるのです。いろいろな悩みがあって、聞いてもらいたいという気持ちが強いようです。
ヨウが首にニキビが出来たと言っていました。年頃ですし出来てもおかしくはありませんが、年頃ですので、どれどれと見せてもらうのも少し気が引けます。生返事をしていましたら、痛むし増えてきたというので見背手もらいました。私は少しこう言ったことの心得がありますので、とりあえず見ると解決方法が分かることがあります。あら、これはニキビじゃありません。というか、ヨウは余り脂ぎっていませんし、本来ニキビが出やすい顔にはまだ何も出ていません。それなのに首に出るのはおかしな話です。
「帯状疱疹じゃないかな」これは見覚えがあります。ちょっと固まった感じで数ミリ程度の水疱やその瘡蓋が集まっています。帯状と言うほど広がっていませんが。数カ所にぶつぶつが固まって出現して周囲が赤くなっています。但しその前に咳が出て、耳鼻科で数種類の薬を処方されていますので、一応薬疹も考えますが、見た目は限りなく帯状疱疹っぽいです。
ニキビじゃないのは明白だから、まずは皮膚科に行くように言いましたら、帯状疱疹との診断を受けてきました。子どもの頃に掛かった水ぼうそうのなれの果てです。ヨウは以前に耳に出て苦労しています。それから角膜ヘルペスで長いこと眼科に通ったこともあります。幸いなことは、この病気は普通は他人にうつす心配がいらないことです。水疱瘡はごくありふれた病気で、大抵の人は子どもの頃に罹って、抗体をもっていますから。
目立つところだと可哀想ですが、今回は生え際の辺りでさほど目立ちません。むしろ、ウイルスに効く薬が高価なので閉口させられます。ありふれたうつる病気ですと、我が家の場合は少なくとも4回お世話になる訳ですが、ヨウカラと水疱瘡のおつきあいはこれで多分三回目です。かけ算にならないように祈っています。
ヨウが朝早くから友だちとテーマパークに遊びに行きました。なんだかんだ云って、ジェットコースターは楽しいらしい。
明け方、まだ薄暗いうちから出かけて、閉門時間まで遊ぶと云うのは、経済的であるのかどうか良く分かりませんが、無茶な計画で中学生ならではです。大人がメンバーに混ざっていればそうはいかないでしょう。要するに、いろいろなアトラクションを試すのに、ずいぶんと待ち時間が必要なわけです。それで朝早くから出かけていくのです。
待ち時間を覚悟して、ヨウは文庫本をもっていったのです。「羊をめぐる冒険」村上春樹さんです。私がある時期、村上さんの作品を熱心に読んだことがあり、自宅の書棚には村上さんの作品がかなり並んでいます。ヨウは先日、学校の図書館から「1Q84」を借りて読んで、大変面白かったと言っていました。その前、去年の夏の旅行の時に「ノルウエィの森」を読み通しました。それから、村上さんは彼女の小学校の先輩にあたります。
ヨウは大変熱心に本を読みます。読み始めると夢中になります。そういえば、江戸川乱歩に夢中になって、怪人二十面相シリーズを全巻を読破した時には、しゃべり方まで乱歩調になって面白かったです。
彼女は村上春樹さんに何かを求めているようです。「羊をめぐる冒険」は私も読んだはずですが、どうもストーリーを思い出せません。面白いけれども不可解といううっすらとした印象があります。彼女も同じようなことを感じたようです。
明日はエリの卒業式です。カウントダウンが始まってからはあっという間でした。
いつからカウントしていたのか、いろいろと心配した挙げ句の6年間でしたので、思い出すと感無量です。小学校では本当に親身になって指導して頂きました。お陰で、ゆっくりながら成長しました。支えて頂いた皆様に深く感謝いたします。親も成長しなくてはなりませんね。成長しましたかね?自信がありません。
明日は好天に恵まれそうです。エリは衣装が決まり、髪型のリクエストも出して、あとは練習通りに卒業証書を受け取ることが出来るかどうか、大きな声で返事が出来るかどうか、明日のことを考えて緊張しているようです。明日はトウサンとカアサンに加えて、タンタンとナミも式に参列する予定です。
少し前に書きましたが、ナミが英検2級を受験していました。先日2次試験があり、結果の発表も終わって、彼女は無事に合格しました。クラスから三人受けましたが、その中で一番の成績だったとのこと。僅差ですが。
タンタンのクラスメートのおかあさん(この方とは家族ぐるみのおつきあいで、もともとカアサンが英会話の勉強に誘われて、教えてもらっていました)にコーチして頂き、その成果が出たようです。ナミは耳がよいらしく、聞き取りには余り不自由しないとのこと。あと、小学校まで続けていた英会話教室で、外国人と時間を過ごしていたことが、今になって役に立っているのかも知れません。本人は余りそのことが印象に残っていないようですが、経験は意識の下で生きてくるのです。今はたいへん良い時代で、生の英語に接しようと思えばいくらでも、例えばテレビを見れば大抵副音声が流れますし、YouTubeやPodCastなどを使えば、大変効率の良い学習が出来ます。また、インターネット上の大量の生の英語ソースに、ほとんどコストを掛けずにアクセス可能です。
ナミの高校は英語の教育に大変力を入れているというか、理科や数学科の教諭より英語科の教諭が熱心というか押しが強いようで、自宅での学習でも英語に費やす時間が多いのです。また、学校から様々な実用的な教材を渡され、ずいぶんと役に立っているようです。CDはパソコンで取り込まれて、ナミのiPodに取り込まれています。iPodは中学の入学祝いにプレゼントしたものですが、少々容量が足りなくなって出したり入れたりしていたので、英検合格のお祝いに最新式のiPodをプレゼントしました。大変喜んでくれたようです。英検2級が彼女の将来に役に立つかどうかは分かりませんが、大いに自信が付いたと思います。受験ために、熱心に勉強したこともたいへん有意義でした。これを通過点としてますます努力して、より実用的な英語を身に付けることを願っています。
昨年夏に眼科を受診して、眼鏡の処方箋を出してもらいました(私事です)。もともと視力は十分にありました。今まで眼鏡の世話になることがなかったのは幸運と思います。
それがこのところ、仕事に差し支えるような状況になってきました。ひとつは、学生さんの講義中に、講義室の後ろの方から板書が読めない。電車の中でも今まで読めていたはずの釣り広告が読み取れない。もう一つは、今やっているようなパソコン作業で大変目が疲れると云うもの。目の疲れは以前から感じていましたが、とても気になってきたと言うことです。
眼科医が説明するには、ゆるい乱視とのこと。乱視の眼鏡を掛けると、確かにかなり景色がクリアに見えます。おそらく、今までは乱視のために焦点が合わず、それで眼が疲れていたのだろうと思います。眼科医はもう一つの眼鏡、凸レンズも処方してくれました。パソコン用にお使いくださいということです。これを掛けると、5メートル以上離れたものはぼやけてしまいます。しかし、目の前のものは楽に、良く見えます。
初めのうちは、くっきり見えるのが嬉しくて、主には乱視の眼鏡を掛けていましたが、いつの間にか凸レンズを掛けている時間の方が圧倒的に長くなりました。経年変化というか老化現象ですね。凸レンズを掛けていると、遠くのものが見え難いのに慣れてしまいます。以前なら職場の廊下の向こう側から歩いてくる人が誰だか分かりましたが、今ではそれを知るために眼鏡をずらす必要があります。
ナミとヨウが近視の眼鏡を持っています。普段は余り掛けているところを見ませんが、主に学校で使っているようです。あと、試験が近づくと眼鏡を掛けている時間が長くなります。カアサンも近視の眼鏡を使っています。
我が家の次男坊、柴犬のコロですが、丁度冬毛が生えかわる時期です。
我が家の中で、多分一番のねぼすけで、のんびりと三階の寝床から降りてきて、朝ご飯を食べます。朝の散歩は平日はカアサンが連れていきます。昼は天気が良い日はベランダで過ごしているようです。夕方トウサンが帰宅すると、大喜びでやって来て、煮干しをせがみます。魚が好きなようです。
子どもの頃はアレルギーに苦しめられ、顔中ひっかき傷だらけになりましたが、この頃は余り気にしていないようです。ときどき咳をしますが、それもアレルギーのためでしょう。
夕方の散歩は、大抵は子供たちの誰かが連れて行きます。中ではエリが一番良く面倒を見ているようです。タンタンは一人では無理なので、お姉ちゃん達の散歩に付いていきます。散歩中にコロは他の犬のことが気になって仕方がないようです。遠くから犬が来ると、座り込んで動かなくなってしまいます。だからといって、近づいていって仲良くするわけではありません。照れ屋なんでしょうか。
今は大量の冬毛が抜けますので、毎日ブラッシングが欠かせませんが、コロはブラッシングされるのが嫌らしく、雰囲気を感じると逃げ回ります。この時はエサで釣っても寄りつきません。一方、子供たちが夕食の間は、食卓の周りをウロウロして、上から落ちてくる何かを期待しているようです。
この頃の中学校はどうなんでしょう。
今はヨウが一人で通っています。春からはエリとヨウが二人で通うことになります。授業が騒々しくて、集中できないことをヨウがよくこぼしています。特定の教師を馬鹿にする生徒が居るようです。いや、生徒から馬鹿にされている先生が居ると言うべきか。何にせよ、その様な授業はなかなか予定通りに進みません。
私が中学生の頃にも似たようなことはあったと思います。私はなかなか悪い生徒だったらしく、私の母は参観日で面談に行くのが嫌だったというようなことを言っていました。悪気はないのですけれど。
今私は大学で学生向けに講義をしていますが、騒々しい学生が如何に周りの迷惑になるかは身に滲みています。授業参観に行っても、まずきになるのは参観に来た父兄の雑談です。たかが45分間の授業参観の間、黙っていられない父兄の何と多いことか。生徒達の発生するノイズはむしろ、教師とのコミュニケーションの手段という一面がありますから、出来れば教師の側にコントロールしてもらうことを期待します。時として、それどころでないような状況も生じるようですが。ただ、あんまりガミガミとやっても雰囲気が悪くなると思いますし、丁度良い雰囲気作りは難しそうです。中学というのはそういう場所なのかも知れません。ヨウには高校に行ったら、あなたの望むものがそこにあると言うアドバイスをしています。
ヨウの中学生活の半分は部活に費やされていますが、こちらもいろいろと問題を抱えているようです。1年生のうちは気楽なものでしたが、2年生になって後輩の面倒を見なくてはなりません。気がついてみたら、もう先輩は卒業しています。もうじき自分が最上級生という状況です。これはお互いにとって運、不運があります。いろいろと難しいことがありますが、もう面倒見切れないと言う気分になってはいけないと思う。出来る範囲で良いですから、いつもクールに、全体のバランスを見定める役割を演じきって下さい。いろいろと問題を引き起こす後輩も、あと数週間で先輩になっているはずですから。
私が高校生の頃、インベーダーゲームが大流行して、大学に入ってすぐにパックマンというゲームが流行りました。社会人になった頃にはパソコンでゲームをする人が沢山いました。ファミコンが流行ったのもこの頃と思います。私はそのどれにも余り興味が無く、我が家にはその手のゲーム機が存在しませんでした。子供たちはとても興味があるようで、友だちを通していろいろと経験してきます。少しずつ、取り入れて、古くはタマゴッチ、そして先日DSiを買って使わせていますが、コントロールするのに苦労しています。タンタンが熱中するわけですが、エリも結構夢中になっていますし、ヨウも楽しそうにやっています。私は少しやってみましたが、DSiは眼に悪いと思いました。
先日、いとこの服をお下がりでもらった時に、一緒に『ゲームキューブ』というゲーム機を頂きました。これはちょっと古いゲーム機だそうで、テレビに繋いでゲームを楽しむタイプです。DSiより眼には優しいかも知れません。スーパーマリオのゲームソフトが入っていました。タンタンは興味津々でやり始めました。但し、これをやるには居間のテレビに繋げますので、部屋でこっそりというわけにはいきません。他のテレビ番組を見たい人が居ると、ゲームを続けるわけにはいきません。DSiよりコントロールはし易いかも知れません。
上手く繋がって、タンタンは大いに満足したようです。
昨日私が帰宅すると、子供たちがゲームキューブを楽しんでいました。なんと、普段は余り口も利かないヨウとタンタンが意気投合して二人でやっていました。DSiの時は、順番待ちだったり、お姉ちゃんの方が10分余分にやったからずるいとか、タンタンはこっそり隠れてやっていたとか、そういう揉め事の原因になりがちなのですが、ゲームキューブは二人で楽しくやっていましたので、ちょっとびっくりしました。これは大変好ましいと思いました。
タンタンとヨウが仲良く遊ぶのは、随分久しぶりのような気がします。
長女が期末試験の真っ最中です。高校では科目ごとの担当教員の力関係があるようです。長女はこの1年随分一生懸命英語に取り組んでいました。大量の課題を持って帰って、それをこなすのに必死になっていたと言うことです。それに対して理数系の教員は遠慮がちに感じます。もちろん、彼女の好き嫌いもあって、彼女は文系に進む積もりで居るのですが、それでもセンター入試と云うことになれば理数は必要です。彼女も何とかしたいと思っているようです。
「理科総合」の課題を私に聞いてきました。私には聞き慣れぬ科目名ですが、高校で履修が義務づけられている理科の一分野と言うことのようです。物理(力と仕事のあたり)やら、化学反応の基礎のようなことが含まれています。物理の基礎と化学の基礎をごちゃ混ぜにしたような感じ。これは、一日でダウンヒルとモーグルに挑戦するようなもの。つまり、オールラウンドな能力が求められる科目と言うことです。課題の問題を見る限り、余り捻った問題はありませんので、あくまでその分野の基礎と言うこと。教科書は何やら小学校5年生のゆとり教科書の風情です。私は大学で生物系の科目を担当しておりますので、ニュートンとかジュールとか言われても自らの大学入試以来ですが、少しすると思い出して、何とか課題を通してコーチすることが出来ました。
長女も少し理解が進んだようで、「期末試験はこの前のようなことはないと思う。」と嬉しそうでした。この前って何のことでしょうね。教えていて感じたのは、良い点を取るにはもう少し時間を掛けるべきだと言うこと。本番での強さに期待しましょう。
やっていて思ったんだけれど、何だか物理学は楽しいな。エネルギー保存の法則は偉大ですね。
昨日はタンタンの球技大会でした。タンタンが見に来てくれと言うので、仕事を遅らせて応援に行きました。
種目はポートボール。小学校のグランドにコートを4面取って、クラス対抗戦です。ポートボールはバスケットボールにルールが似ています。バスケットのリングの代わりに踏み台の上に立ったゴールマンに向かってシュートを投げ、ゴールマンがキャッチすると点が入ります。ガードがその前で邪魔をします。
どういう練習を積んだのか分かりませんが、タンタンのチームは初めのうち余り上手く試合を組み立てることが出来ませんでした。タンタンは最初の試合ではゴールマンを務めましたが、タンタンは背が低いので、余りこの役に向いているとはいえません。チームの問題は走らないことです。いつもセンターラインのちかくに固まって、ボールの往き来を眺めている感じです。これでは勝てません。途中カアサンがタンタンにちょっとアドバイス。走って相手のマークを外す動きをしてパスをもらうこと。タンタンはその意味が理解できたらしく、その後は見違えるような動きとなりました。結局勝てなかったようですが。
2つのことに気がつきました。1つは、タンタンはポートボールをプレイする時は右投げということ。野球のグローブを嵌めている時は左投げです。素手で大きなボールを扱う時は右で投げるようです。
もう一つは、私自身が以前はもっと積極的にこういう行事に参加していたということ。実はタンタンの担任の顔さえ知らずに1年が過ぎようとしていたのです。職場が変わってちょっと抜け出して顔を出すようなやり方が出来なくなったのですが、今ごろは学生向けの講義もありませんし、自由に時間を使える時期なのです。つまり、そうしようと思えば出来るということに気がついたのです。当日は残念ながら、午前中に逃れられない会議がブッキングされてしまい、10時20分に職場に向かう羽目になりましたが、職場と家族の間で時間の割り振りはメリハリを付ければもっと柔軟に出来るはず。時間を上手に使えていないと思う。今後はもっと積極的に学校行事に参加するつもりです。
カナダのバンクーバーで開催される冬のオリンピックと云うところがなかなか特殊です。
北米西海岸の時差はおよそプラス7時間ですから、平日は生中継を見るのは難しいです。また、我が家の子供たちはウインタースポーツに余りなじみがありません。誰もスキーを経験したことがありません。スケートは何度かスケートリンクに連れていってもらったことがあります。
冬の種目はスリリングなものが多いです。ひとつ間違えば大けがをするような種目が目白押しです。女の子達はテレビが点いていれば見ますけれども、わざわざ気にして見るのは、国内で活躍が期待されているような種目だけです。トウサンは生まれが北海道で、スキーの経験は十分にありますし,大学の時に競技スキーでノルディックをやっていました。同じ部内にアルペン競技をやっている人も居ましたので,ルールは大体分かりますし、何所が難しいのかも想像が付きます。また、モーグル競技などは子どもの頃にスキー場で腕を競い合うことの発展形です。エアリアルやスキークロスも、ゲレンデに行けば子供たちはそのまねごとを始めます。最近はちょっと近寄りがたいアルペン種目よりも、新しくオリンピックに加わった種目の方が面白く感じられます。
何にせよ、競技ですから誰かを応援しながらみる方が楽しいに決まっています。チームで競う競技が盛り上がるはずですが、アイスホッケーは出場していないようです。明日は明け方にスキージャンプの団体戦がありますが、どうでしょうか。ノルディック複合の団体は期待が持てそうです。
お姉ちゃん達が特に興味を示していない(というか、試験などで忙しくてそれどころでない)一方で、タンタンはカーリングに熱中しています。自分が好きなDSのゲーム「ぷよぷよ」にちょっと似た感じがあるからかも知れません。カーリングは逆転がありますし、長い試合時間の中で徐々に盛り上がって智恵と技術を競う感じで、見応えがあります。私も好きです。解説者が興奮して咽せたり、選手達の話し声が聞こえたり、試合の途中でお菓子をぱくついたり、面白いです。是非決勝トーナメントに残って欲しいです。タンタンは是非カーリングをやってみたいそうです。DSのゲームに無いんですかね。
大変懐かしい響きだが、しもやけに悩まされている。
オートバイで通勤していることが大きな理由と思う。片道30分余りだが、体を守るために服装には随分気を遣っている。ヘルメットは言うまでもないが、常に長袖、長ズボン、ライディング用のグラブとブーツという出で立ちである。冬になってから防寒のための装備をいくらか追加したが、ブーツが露出している。左足の親指の付け根と右足の小指の付け根、それから薬指が腫れている。
子どもの頃は、まだ道路の除雪が十分でなく、通学路の両脇に雪山が出来ていたから、小学生達は雪山に登って腰まで雪にはまって遊んだものだ。長靴の中は雪だらけになり、足は悴んでしもやけになった。ひどく腫れた。洗面器に湯を張って温めてもみほぐすようなことをした覚えがある。大学に入ってからノルディックスキーをやったが、その時もしもやけに悩まされた。
要するに、アレルギーの一種腫れてかゆみが強いのは炎症が原因であるから、ステロイド入りのクリームや軟膏が有効なはずだ。最も良く効くのは春になって気候が穏やかになることと思う。
我が家にとって節約はとても重要なことです。長女を育てはじめた時は,要領が掴めずに随分無駄な買い物をしたように思いますが、二人目以降は経済性重視で節約するようになったと思います。例えば、新生児向けの衣服などはせいぜい三ヶ月も経つと着られなくなると云うことに、初めての時は気付かないのです。すぐに着られなくなると言うことは、余り傷まないと云うことですので、もし良いものを選ぶなら当然お下がりを意識すべきです。
もうじき三女は小学校を卒業しますが、今までは上手い具合に姉からのお下がりが回ってきました。次女は姉弟の中で背が高く、もう長女の背丈を追い越していますので、ここではお下がりは通用しません。また年頃のむすめ達は流行を気にするようになっていますので、そろそろ女の子達の間でお下がりは難しくなったと思います。むしろ、衣服の貸し借りが有効かも知れません。
タンタンは幸いなことに小柄ですので、お下がりをもらうのにとても向いています。年上のいとこが豊富にいて、その中でタンタンが一番年下ですので、毎年のようにいとこのお下がりをもらえるのです。タンタン自身は余り服装の好みをうるさく言いませんし、廻ってくるお下がりは上等なものばかりです。タンタンはいつも我が家で一番良い服を着ているのです。今まで,タンタンの洋服はほとんどお下がりで間に合っているはずです。大変助かっています。
もうちょっと過ぎてしまいましたが、バレンタインデーの話。私は興味がありません。原理主義的なところがありますので、私たちには関係のないお祭りという立場です。職場には女子学生も多いですので、心遣いという意味でもってきてくれる人も居ます。子どもの頃や、もっと若い頃には居間の子供たちと同じようなことを考えて、わくわくしていたと思いますが、今はむしろ、面倒な行事と思っています。「ホワイトデーのお返し」と云うものがなければ、もっと気楽に楽しめるのかも知れません。
今年、子供たちはチョコチップクッキーを焼きました。長女も次女も、クラブ活動の仲間にプレゼントするつもりだったようです。どちらもかなり人数の多い部活ですので、何回かに分けて焼いていました。エリは板チョコを湯煎して溶かして,チョコレートサンドビスケットを作っていました。タンタンもチョコレートを溶かして固めていました。日本の男の子はバレンタインはもらう一方ですが、タンタンはお姉ちゃん達が楽しそうに作っているのを見て、自分でもやりたくなるのです。そして、手作りチョコを渡したい相手も居るらしい。
もらったり渡したり、詳しい話は書きません。ただ、せっかくのクッキーですが、おとうさんの口には少しだけでした。この時期子供たちは大いに忙しいのです。
昨年、DSiというニンテンドーのゲーム機を買いました。ゲーム機はトウサンの所持品で、これを使いたい子供たちはトウサンから借りることになっています。
私はもともと、こういうゲームが好きでありません。興味もありません。今までゲーム機とは縁がなく生活してきました。息子が友だちの家で遊ばせてもらい、興味を持ったようなので試しに買ってみたのです。
タンタンとエリはお年玉でゲームソフトを買いました。二人とも楽しんでいます。但しタンタンの場合は楽しむと言うより「のめり込む」という表現が適切かも知れません。ちょっとやりすぎです。なかなかセルフコントロールが出来ないようです。そういう状況を生じるのは理解できます。子供たちを熱中させるように、念入りに作られているのですから。但し、肝心なことがおろそかになるようでは困ります。いろいろなルールを決めて、制限しつつやらせているのですが、タンタンをコントロールする方法は難しい。
今タンタンが熱中しているのは「ぷよぷよ」というゲームです。ちょっと前に「友だちコレクション」が兄弟の間では人気でした。
本日より、寝る前にやらせることにしました。食事や風呂や、いろいろな明日の準備に時間が掛かると,ゲームをやる時間は無くなります。ゲームを楽しむために、いろいろと我慢したり、計画的に行動したりするようになることを期待しています。学校の準備も済ませてからゲームです。もちろん、学校に忘れ物をしたらペナルティーが付きます。しばらくこれでやらせてみることにします。
英語は使えた方がいろいろと便利なことが多いです。特に、入試科目にも英語は大抵含まれます。将来置かれる立場にもよりますが、英語はコミュニケーションを取るために必要になってくるでしょう。読めた方が良いですし,聞けた方が良いですし、しゃべれた方が良いです。そして書ければなお宜しい。私は余り得意でなくて、今でも苦労しています。高校の頃、計画的に英語の勉強をした覚えがありません。文法をおろそかにしてリーダーばかりやっていたような気がします。
ナミは高校生になって、大量の英語の宿題を出されて必死になってやっています。ナミは中学では英語が余り得意ではありませんでしたが、概ねその状況を克服したようです。やればやるほどに実力が付くようです。先達て、英検2級を受験しましたが、とりあえず1次試験は合格したようです。彼女は文系に進む積もりで居るようですので、英語の勉強は将来に大変役に立つことでしょう。カアサンがナミの教材のお下がりを借りて英語を勉強しています。近所のお友達が英語教室のようなことをやっていて、それに参加させてもらっているのです。楽しそうにやっています。ナミも英検の受験前にコーチしてもらいました。
ヨウは中学レベルの英語は得意だと言っています。エリは小学校で英語の授業が少しだけあったはずです。エリは幾つかのDVDを見ながら、英語の勉強をしているようです。興味はあるようですし、読むことは出来るようです。もうじき中学ですが、英語は何とかなりそうに思います。もともと本を読むのは好きなようです。それが日本語か英語かは、エリにとって余り関係無いのかも知れません。
タンタンがなかなか難しい年頃です。自分自身をもてあましている感じです。お姉ちゃん達に冷たくあしらわれ、それがまた理解不能な行動の原因になっているようです。
タンタンは一番上の姉とは六歳年が離れています。一番上の姉が小学校三年生のとき、妹が小学1年と幼稚園年中に居て、タンタンはまだ二歳でした。我が家にとって一番大変な時期だったかも知れません。私はいつも夕食の時間に帰宅して、子どもたちの相手をして,食卓をともにして、風呂に入れて、そういう生活を送っていました。2年前に職場が変わってから、通勤に時間が掛かる様になったこともあって、夕食を家族と囲むことを諦めました。家に帰った時はもうタンタンは寝てしまっていることが多いのです。一緒に風呂に入る日も、週に一日か二日ほどです。
タンタンの行動は姉たちにはとても我が儘に見えるようです。タンタンなりの理屈がある筈ですが、なかなか理解してもらえません。理解した上でアドバイスする必要があるのですが、カアサンはいつも大忙しですし、トウサンは家に居ません。タンタンの考えや行動を理解し易いのは同じ男の子のトウサンです。いま、姉たちに較べて,タンタンはずいぶんと不利な立場にいると思います。
長女が高校に通うようになり、もう育児は終わったような錯覚に陥りがちなわけですが、タンタンはまだ小学3年生で、これから親の助け必要な歳です。しかも、男の子ですので、カアサンや姉たちにはなかなか理解しがたい心理があるわけです。この頃、出来るはずのことをなかなかやろうとせずに姉たちから顰蹙を買っている息子を見て、まだまだ親として彼をアシストする努力を怠ってはならないと痛感したのです。少なくとも、六年前に必死にやっていたことを思い出し、それと同等の努力をしないと、不公平であると思うわけです。
私は大学で教員をしています。だいたい学年歴に従って行動していますので、忙しい時期とわりと余裕がある時期があります。年末から年始に掛けては、最も忙しい時期です。(今も忙しいです)大学は前後期に別れていて、私は後期の方が受け持ちが多いのです。受け持ち科目の試験や実習の準備、そして答案やレポートの採点などをやらなくてはなりません。しかも期限があります。
講義の進め方や、試験問題の作成などは、大変にアイディアや知識が必要なところです。機械的に作業すれば済むことはそれほどありません。毎日勉強しなければならない。従って、少し時間に余裕があればよい仕事ができます。余裕がない時は、何か別なものを節約して余裕を作らなくてはなりません。
余り家族と過ごす時間はありません。このようなことを書いている時間も限られるのです。
そういえば、誕生日を迎え、年男です。オートバイの修理が完了し、通勤時間が往復で1時間ほど節約できるようになりました。少し遅いですが、今年の抱負は、少し余裕を持って生活したいと言うことです。ここのところ、追いまくられていました。意外に自分がストレスに弱いことを昨年は感じました。それなりに歳を取っていることも感じました。
からだの手入れに気を遣う必要があると思います。時間の使い方をもう一工夫する必要があると思います。
子どもたちは成長期を迎えています。
ナミはカアサンには少し届いていません。もうそろそろ身長の伸びは止まったようです。ヨウは正しく伸び盛りで、縦にばかり延びて、本人はちょっと気にしているようです。背丈はカアサンを超して、もちろん姉も超しています。私に追いつくにはまだかなりありますが、伸びが止まるのにあと10センチくらいは伸びそうです。制服のスカートの丈が短くなってしまい、サイズの大きいのに換えました。エリも背は伸びていますが、まだ150センチには届いていません。春から中学生ですので、急に伸び始めるかも知れません。
タンタンも大きくなりましたが、クラスメートの中ではまだ小さい方です。
我が家から歩いて15分ほどのところに、西宮神社があります。えびす神社というのは、商売繁盛の神様だそうです。Wikipediaによりますと、西宮神社は全国に3500社あるえびす神社の総本社とのことです。初詣も結構賑わっているのですが、ここはなんといっても正月十日の十日戎が大変な賑わいです。九日が宵えびす、十日が本えびす、十一日が残り福というのだそうです。特に本えびすの早朝に福男選びの神事が行われるわけですが、えびす神社の門から本殿まで約二百メートルの駆けっこ勝負で、上位三名が一番福から三番福まで福男として選ばれます。福男に選ばれることは、地元の若者達の憧れというわけです。もちろん、毎年マスコミも多数来ますので、福男になれば有名になることは請け合いです。今年は6000名が参加したそうです。(僅か二百メートルの競走に6000名参加すると、どうなるか想像してみて下さい)
子どもたちにとって、十日戎は楽しいお祭りです。お小遣いをそのために貯めておいて、小学生達はカアサンと、お姉ちゃん達は友だちと出かけていきます。そこで、鯛焼きやおでんや、いろいろと美味しいものを食べたり、くじ引きしたりするわけです。本当に楽しみにしています。
大人達にとっては、縁起物の笹の飾りを手に入れるのですが、周辺が混雑して少々迷惑な行事でもあるのです。混雑が激しくなると、国道は大変な渋滞となります。我が家は国道からかなり奥に入ったところになりますが、路上駐車を気にしなくてはなりません。十日戎の間は車で出かけるのは控えた方が良いのです。
今年は、川西のいとこがやって来て、我が家の子どもたちと一緒に出かけました。西宮に住んで丁度十年目ですが、私は一度も十日戎に行ったことがないのです。十日戎は原則的に平日ですが、今年は丁度連休と重なってチャンスだったのですが、いろいろと不運が重なり叶いませんでした。残念。
今まで、お年玉は親が一括管理しておりました。要するに貯金ですが、今年から初めて子どもに使わせることにしました。いただいた分をプールして、姉弟で少し差を付けて使って良い金額を決めて自由に使わせることにしたのです。
姉二人は、いろいろと先を読んで、使わずに取っておこうとしているようです。親の意図としては、ある程度の金額で思い切った買い物をさせたいと言うことですので、使って欲しいわけです。貯めておくなら今までと変わりないですから。
下の二人は、早速DSのソフトを買いに行きました。ゲームソフト会社にとってお年玉は無くてはならないものでしょう。タンタンはぷよぷよというソフトを買いました。前に北海道のいとこの家で遊ばせてもらって、気に入ったらしいのです。いとこのお兄さんに電話を掛けて、情報を集めてから買いに行きました。
子どもたちに結構年賀状が届いています。姉弟の中で一番社交的なのは多分ヨウです。届く年賀状の数も一番多いと思う。
タンタンは年賀状を書きましたが、出し損ねたようです。トウサンがプリンタで打ち出した年賀状に宛名を書きかけていましたが結局出さなかったようです。ナミはパソコンを使って自分で描いた絵をプリンターで打ち出して,友だちに送っていました。ヨウは色鉛筆で一枚ずつ手書きをしていました。寅をモチーフにして、次々と書いていました。一連の年賀状を見るとそれは美事ですが、一枚ずつでは何がすごいのか分からないかも知れません。エリが年賀状をどうしたのかは、謎です。
明けましておめでとうございます。
いよいよ新年が明け、我が家は恒例に従い雑煮を食し、犬を連れて家族で初詣に出かけます。歩いて行ける距離に西宮神社(えびす神社の総本山)があり、そこはずいぶんと賑やかな新年ですが、犬を連れて行くのは無理なので、もっと近所にある住吉神社にお参り。ここはいつもカアサンが散歩のついでに立ち寄る場所です。その後、小学生を連れて西宮神社へ。小学生達は屋台のいろいろが目当てです。
年賀状をいただき、ホームページを見いるというようなひと言が書かれていると嬉しく思います。ただ、昨年末より大変忙しい状況で、ホームページの更新もままならなかったのは、ご推察の通り。ホームページの更新のためにいくらかの記事を書くことはそれほど時間や手間が必要なことではなく、むしろ家族と時間を共有するために時間や労力を割く余裕がなかったというのが本当のところです。
年賀状の準備もすっかり滞り、結局年末押し迫ってから宛名書きを始めざるを得ない状況でした。加えて、一昨年は喪中でしたので、宛名の整理もほったらかしていました。自分で撮影した写真を使う様になって、10年以上になりますが、なかなか家族が揃った写真も見つかりませんし、画像を選ぶのは一苦労です。結局、私は半分くらい年内に投函しましたが、間に合わなかった分は元旦の初詣の途中に撮影した撮り立てホヤホヤの写真を使ってインクジェットプリンタで年賀状にしました。遅くなり、誠に失礼いたしました。
私は、萬年筆を使って宛名を手書きしていますが、中学生の娘に届いた年賀状でさえ宛名書きがパソコンの活字がほとんどで驚かされました。