我が家の日常と、育児に関する社会の動きなどをフォローしてゆくつもりです。
夕食のために職場から戻ると、長女は英会話教室に行っていて、いきなり次女が一生懸命話しかけてきました。特に珍しいというわけではないのですが。
「おとうさん、とっても良いことがあるよ!あのね、お父さんの写真が宮っ子に出ているの。」その話は、以前に知人から聞いて知っていました。ある行事に参加したときの様子として、私が写っている写真が使われているのです。宮っ子というのは、地域の情報誌です。
「それからね、おとうさんの大好きなものがあるの。ポテチ。一人で食べてもいいけどね、食べ終わったら、袋はちゃんと捨ててね。」
はいはい。了解。
それから、自転車に乗って、長女の英会話教室にお迎え。
「トウサン、火星がきれいだね。」このところ、空気が澄み切っていて、星がよく見えます。
今日は三日月もきれいだよ。それより、トウサンは、ほうき星を見たことがあるよ。数年前、所沢で見た、ヘール・ボップ彗星のことです。
「ほうき星ってどんななの?」子供は時々、流れ星とほうき星を混同するので、少々念入りに説明。普通の星と同じだけれど、形が変わっていて、しっぽがついているように見えるんだ。
「ふーん、見てみたいな」そのうち、また来るでしょう。太陽の回りを一回りしたら。
晩ご飯中、夕刊を読もうとする長女を注意。トウサンじゃあるまいし、晩ご飯が終わってからにしなさい。夕刊のコラム。歴史のかたち、と題して、例の、国家安康・君臣豊楽、つまり広方寺大仏殿の梵鐘の文字が、話題。1行目に、「日本史上最大のいちゃもん」
「イチャモンって、何?」
風呂の中で、関ヶ原の戦いから、大阪の陣に至る家康と豊臣家の争いについて概説。イチャモン、というより、言い掛かりの方がぴったり来る様な気がする。わかってくれたかどうか。
三女とは、今日は偉かったねぇ!という話題。何がえらかったかは、内緒ってことで。
小学校の運動会が土曜日というのは、保護者にとってありがたいです。日曜日に休めますから。子供たちは何故か、一日おいて月曜日に振り替え休日があります。
さて、運動会の準備は、カアサンはお弁当の献立用意、買い出しなど、ずいぶん前から始まっています。トウサンが参加するのは当日朝の場所取りから。
カアサンとナミンチが二人で6時半に校門の前へ。とりあえず一列目を確保したところで、カアサン帰宅、トウサンが交代で出かけました。開門まで、トウサンとナミンチが二人で門の前。かなり長くなってきた行列の先頭、というか、行列と門扉の狭間で待ちました。開門は7時半。東と西、二つの門が同時に開けられ、そこからは、知略と体力と、ある意味図々しさの勝負。
一応、最前列、予定の場所を確保したものの、思わず、ブルーシートを二つ折りのまま、つまり、ちょっと遠慮して、広げられなかったわけで。まぁ、十分な広さはあったので大丈夫なんですけど。
いったん帰宅後、応援に来てくれる祖父母を待って、出発。既に小学生たちはいつも通りの時間に学校に行っています。
いくつか感じたことを。
PTA競技も盛り上がって、結果的にはPTAの勝負で、紅組の勝利となった気がする。楽しい運動会だが、もう少し有り様を考えるべきと思う。特に、一年生と6年生、何から何まで違いすぎ。同じ学校にいることが不思議。
各競技や、進め方について、細かいことは云わないが、個人種目が無いのは、最近の傾向なのかしら。
本日、タンタンの誕生パーティを執り行いました。明後日、三歳になります。マァマァ順調に成長していると思っています。
プレゼントは、先日プラレールのレールセットと、マックスやまびこ、特急雷鳥。早速姉たちと遊んでいます。一番喜んでいるのは、エリポンとナミンチかもしれません。
今日はバースディケーキで祝いました。知り合いの方が、自宅でケーキ屋さんを営んでいます。初めてですが、注文。とてもおいしいチョコレートケーキでした。エリポンがピアノを弾いて、みんなで歌を歌って、姉たちは紙吹雪まで用意していました。タンタンは一応自分が主役ということを理解していたようです。その様子の一部は、今日買ってきたビデオカメラに収めました。
姉弟が多いと、賑やかですし、大きなケーキで祝えるので、なかなか良いです。
エリポンは半年に一度ほど、わかば園に通って、発達の具合を調べてもらっています。先日のテストの結果をきいてきました。メモ。
テストの結果、色々な動作は、平均的で問題はありません。言葉の発達の方は、同じ年頃の子供たちと比べると、かなり遅れています。以前からそれはわかっていることで、それで専門医に通院しているのです。幼稚園が彼女にとって良い刺激となり、ずいぶん社交的になってきたとは思いますが、それでも平均的な5歳の子供に追いついていないということです。
来春から小学校に通いますので、今から色々と考えておかなくてはなりません。完全に普通クラスに通うか、教科によって、専門の教諭の居るクラスに所属させた方がよいかもしれないとのこと。まずは、小学校に見学を申し込んではどうか、と、アドバイス。最終的な判断は、入学前の健康診断の時に教育委員会の職員と相談して決めることになるようです。
言葉の発達は、外部からの刺激が重要です。色々な形で刺激を与えていこうと思っています。本人は至って元気。というか、暢気です。
次女が、イラスト付きの覚え書きを作っていました。
イラストがなかなか笑えます。自由への道のりはなかなか大変なのです。
新聞社のウエブサイトは、リンク禁止とか、記事の著作権とか、引用は禁止とか、いろいろ云うので面倒です。育児日誌的に少々気になる話題が出ていたので、書きとめておきます。
少子化社会対策大綱というものが、来年春をめどに作られるそうです。作る人は、少子化社会対策会議で、これは実は内閣の全閣僚がメンバーなのだそうです。雇用、保育サービス、地域による子育て支援、教育、経済支援などを盛り込んでいくとのこと。なんか大げさな感じですが、見守りましょう。
一方、野党の民主党が次の選挙公約に、子供の医療費負担軽減を掲げるそうです。これはありがたいです。本当にやってほしいと思います。私にはほかにもいろいろとアイディアはあるのですが、、、
今日はカアサンが幼稚園にお迎え。雨が降っていたので自転車でいきました。
担任と直接話をしたところでは、たくさんお友達と遊んでいる、自分にもいろいろなことを話してくれる、とのこと。
そういえば、家でも、以前は邪魔にして、「やめて、あっちへ行って」と言って蹴り飛ばしていた弟と、このごろはよくじゃれ合って遊んでいます。お互いの立場や役割を認め合っているってことだと思います。
長男がそろそろ三歳の誕生日を迎えます。
いろいろと言葉を覚えてきて、つじつまの合うことをしゃべっています。プラレールを組み立てる遊びが気に入っている様です。お姉ちゃんとママゴトもしています。ビデオも一緒にみています。
先日、同じ年頃の男の子と遊ぶ機会がありました。相手の子のウルトラマンポーズに、タンタンはムーンプリズムパワー(セーラームーンポーズ)で対抗。これはなんか間違っている。
今日はエリポンの同級生たちと遊びました。年上のグループから仲間はずれにされていたタンタン、何度も仲間に入れてもらおうとしましたが、相手にされず。それでも泣きながら、何度もチャレンジして、最後には仲間に入れてもらい、楽しそうに遊んでいました。意外な根性です。
三歳のプレゼント。プラレールを何か選んであげようと思っています。
兵庫県立生活科学研究所の調査によると、ベビーカーのレインカバーを装着すると、内側に熱がこもるとのこと。雨の日は4.5度、曇り空では6.7度、外気温より高くなり、赤ん坊に脱水症状を起こす危険性があるそうです。
当たり前といえば当たり前。自分がその中にいることをイメージすれば判ると思う。我が家では、レインカバーを使ったことはないと思う。
とにかく、ご用心のほど。
事件は、色々なところで起きて、裁判はひっそりと行われることが多いようです。
一昨年、北海道で起きた、3人のこどもが刺殺された事件の裁判が進んでいます。第二審は、第一審(釧路地裁帯広支部判決)を破棄、被告に、無期懲役を言い渡したということです。一審判決は、死刑でした。
被告は反省している。矯正の余地を十分に残している 。というのが減刑の理由だそうです。判決を下したのは、札幌高裁・仲宗根一郎裁判長 です。
私は、死刑廃止に関しては確たる意見を持っていません、というか、そういうことは、一般市民の感情論ではなく、法律の専門家が考えるべきことと、思っていますので、死刑だろうが何だろうが、別に構わない。今現在はっきりしているのは、死刑が最も重い罪である、ということ。
自分の浅はかな考えで、こどもを3人刺し殺したら、罪を償う方法を私は知りません。どうしたらいいのでしょう?死んでお詫びをしなさい、という現在の法律は、比較的安直な解決策を提示しているようにも思えるのです。死んでお詫びができるものなら、割と簡単だと私は思う。
死刑よりも重い刑を考えるべきでしょう。最も重い刑が、死を持って償う、ということであれば、それ以上の刑はあり得ないわけです。
何にせよ、減刑と云うことに関して、私は納得できかねます。
エリポンが、わかば園の診察を受けてきました。半年ぶりです。
エリポンは言葉の発達が遅く、幼稚園に入園する前に心配になり、小児科を受診しました。脳波等には異常が無く、発達の問題ということで、発達外来から、わかば園を紹介され、半年に一度、診察を受けて、発達のチェックを受けています。
自分の名前を上手に言えなかった二年前から、他のこども達に比べるとゆっくりですが、それなり、エリポン自身が楽しく生きてゆくためにはそれほど不自由がない程度に追いついてきています。幼稚園の集団生活にも適応しているようです。
今回の診察では、色々な質疑。パズル、迷路など、半月後に結果の説明を聞くことになっています。時々、医師を驚かせるような答えをしていました。
毎日、絵を描きまくっています。色とりどり、ストーリー性を感じさせてくれます。小道具も色々。この前、のぞき込んだら、恥ずかしそうに、ダメ!といって隠しました。初めてです。
長男は電車好きです。プラレール、等のみならず、実際の線路で電車を眺めるのも好きです。思い起こすと、トウサンも子供の頃、踏切から離れようとしなかったそうです。
色々なものを電車に見立てて遊んでいます。まっすぐ伸びているものは、何でも線路に見立てます。小さな細長いものがいくつか手に入ったら、並べて列車を作ります。
色々なものを使って工夫します。畳や敷居などは線路です。先日、帰省したときには、みんなが食べたトウモロコシの芯を、ソファの上に沢山並べて、電車ゴッコをしていました。時として、大変迷惑な話しです。
長女は、トキオのファンです。あの、ジャニーズのトキオです。
きっかけは判っています。去年の運動会のダンスで、トキオの花唄がテーマ曲になったのです。それを聴いて気に入ったわけです。トウサンもカアサンも気に入ったので、シングルCDを買いました。
トキオは今が旬かもしれません。メンバー5人揃って、あるいは、それぞれが独立して、色々なドラマやショウに出演しています。長女はそのほとんどを熱心に見ています。長女がそれらを見たいといったら、親も協力します。ビデオに録ってあげます。
興味を持って見ると、トキオはなかなかのメンバーが揃っています。リーダー城島君は、多彩な5人のバランスを上手に取っています。国分太一は、メントレの中では真っ赤なタキシードを着て「んまい!」と叫ぶ役で、何か目が血走って、怪しげな雰囲気ですが、先日見たドラマで、なかなか良い俳優だと思いました。
長瀬君は、俳優としてより、ロックボーカルとして、かなりセンスのある人です。私の評価はかなり高いです。松岡君は格好いいです。メントレのおっさん臭い言動が、アンバランスで楽しい。山口君はよく分かりません。ごめんなさい。
トキオの最新のアルバム、「glider」はなかなか聞き応えのある作品です。トキオのメンバーの実力がどれほど反映されているのか判りませんが、聴いていて気持ちの良くなる曲が何曲も含まれています。かなり優秀なスタッフが作っている感じで、聴いて損はないと思います。ジャケットの出来は今ひとつですけれど。
好き嫌い、好み。特にこども達の好みは、親のひとことに大きく左右されると思う。
私は、束ねていない長い髪が好きではありません。こども達が髪を伸ばしたがるのがどうしてか判りませんが、伸ばすなら、きちんと束ねるべきで、自分でうまく束ねられないなら、取りあえずは短くして、自分で出来るようになったら伸ばし始めればいいと思う。特に、このところの残暑で、こども達は随分汗をかいて、髪の毛がうなじやおでこに張り付く。あせもの原因にもなるし、宜しくないと感じるわけです。
容姿は重要です。髪型も自己主張のひとつの手段。しかし、身支度には合理性が感じられるのがお洒落と思う。寒い日には暖かなマフラー、暑い日は涼しげな服装がお洒落ってもんです。流行に乗って合理性を無視している姿を見ると、嘆かわしく感じます。ですから、髪型は、いじる必要のない長さに切りそろえる、というのがひとつの手段。私自身は現在そうなっています。伸ばすのであれば、取りあえず束ねられる長さに。それ以上に長くする場合は、三つ編みなどにしないと、結局ラーメンのスープの中に髪の毛を浸すことになります。
私がこども達に云うことは、伸ばすこと自体はお洒落にはならない。伸ばしてどうしたいのか、それをはっきりさせなさいということ。お姉ちゃん達の髪は、もう十分に伸びましたが、彼女たちはそれでどうするか、思いつかないようです。結局伸ばし続けることになります。それはそれで良いのですが、毎朝、束ねる親も大変ですし、ある程度伸びてくると、束ねただけではどうにもなりません。
カアサンも加わった説得が功を奏して、姉二人の髪を切ることになりました。特に、長女は、伸ばしたところでどうにもならない、と感じたようで、取りあえず、くくれるくらいの長さまで切ることにしました。放っておけばまた伸びます。また伸びるまでの間に、どうしたいか考えなさい、といいながらトウサンが切りました。次女は5センチくらい、切りました。
総務省が発表した、住民基本台帳に基づく3月31日現在の全国人口などの調査結果によると、年間の出生数は、115万1507人 で、史上最少を記録した。人口の自然増14万3541人 も史上最少。
一方老年人口(65歳以上)は18・82% で増加を続けている。取りあえずメモ。
特に、エリポンはアルバムやビデオを見るのが好きです。我が家はこどもが生まれて以来、大量の写真を撮っていますので、アルバムが沢山あります。エリポンはそれらを棚から引っ張り出して、眺めるのが大好きなのです。
ビデオの方は、10年ちょっと前のハンディカムがありますが、最近はほとんど活用していません。
エリポンが赤ん坊の頃のビデオを見たい、と言いだし、見始めました。エリポンが生まれてすぐの頃。当然タンタンはまだこの世にいません。いっしょに見ていたタンタンが、出てくる赤ん坊を、自分だと言い張り、どう見ても違うわけですから、エリポンが「これはタンタンじゃなく、私だ」と、指摘しました。
タンタンはそれが悔しかったらしく、エリポンに飛びかかってゆきました。
残念ながら、タンタンが生まれてから、ほとんどビデオを撮っていません。選んだ当時は小型であったハンディカムも、今ではいかにもかさばり、何処かに出かけるときに、まず持って出ることはありません。だいたい、カメラを持って出ても、撮しているヒマというか、余裕がないのです。タンタンの行動範囲が広がり始めてから、フィルムの消費が極端に減りました。デジカメ導入だけが理由ではありません。
こども達の日々、一瞬はどんどん過ぎてゆきます。映像で残してあげたいと思います。なんとかしなくては。
久しぶりに奈良に行き、東大寺、法隆寺などを訪れた。久しぶりといっても、多分高校の修学旅行以来、もしかするとその間にもう一度くらい、、、結婚する前に一度奈良には行ったが、何処かのお寺でお茶を飲んだ記憶のみ。
今回の動機は長女の夏休み自由研究の題材を見に行ったのだ。目的を達するだけならば、長女だけ連れて行けばよいのだが、そうはいかない。みんな行きたがる。従ってみんなで出かける。
大仏殿の柱の落書きにガッカリ。イースター島のモアイ像にイニシャルを彫り込む日本人の話を何処かで聞いたが、大仏殿の柱だけでは気が済まないのだろう。
こういった文化財をこども達に見せることはなかなか意義深いことなのだ。使い捨て時代に生きるこども達に、長持ちするもの、変わらない本物を見せる機会として。但し、大仏殿は、江戸元禄年間の再建だし、大仏そのものも、頭部と両手は江戸時代に修理したものとのこと。よく見ると、胴体と若干の違和感がある。
法隆寺、夢殿などを眺めながら、古代日本の礎を築いた人々に思いを馳せる。長女はその手の話しを理解しようとする年頃。
東大寺から奈良公園の中を歩き、鹿にエサをやろうとして反撃を受け、しかし天然記念物相手では旗色が悪い。奈良の国立博物館に立ち寄る。ガンダーラ、インドの古代仏像の展示。安くはないが魅力的だったので、入った。しかし、三女はまだしも、長男を全くカバーできず。結局トウサンが長男を小脇に抱え、展示の中を一気に駆け抜け、素晴らしい展示を1,2分で通過、後は博物館前の池でカルガモの親子を眺めた。
こういった問題を感じるのは、育児のなかでも恐らく2歳から5歳くらいまでと思う。たかだか3年間程度、というが、一人っ子ならともかく、我が家のように4人も育てることになると、10年近く、文化財を眺めるのに不自由することになる。少子化対策と仰るが、複数のこどもを育てて欲しいなら、私は声を大にして言いたいが、あらゆる国立の施設に託児所を設置して欲しい。
長女は弟、妹のために随分損をしている。映画も美術館も博物館も連れて行ってやりたいが思うに任せない。親の方も、はなから諦めている。これは育児をする上で大きなバリアなのだ。別に国立の施設に限ることではないが、まずはお国から手本を見せて欲しい。当然コストはかかるだろうが、人件費はボランティアを当てにするとか、色々手はあるだろう。
愛嬌だけでは生きてはいけないのか、はたまた、愛嬌だけが救いなのか。
やはり男の子は違うのか、それとも単にそういう個性を持って育っているのか。いま、赤ん坊から男の子へ、進化を遂げようとしている、というか、変身しようとしている、成長、脱皮、まぁ、色々な表現は出来るだろうが、言葉を覚え始め、人と意志を通じられるようになり、トイレを教えてくれて、ホンでもって、甘えたり、主張したり、挑んだり。
色々面倒を見ていたはずが、いつの間にかやらされている気分になる姉たちの気持ちは分かる。力が強くなり、なかなか簡単には押さえられない。髪の毛を引っ張ったり、蹴飛ばしたり、叩いたり、しかし、迷惑がられるということを知らず、なかなか抑えが効かない。半年後にどうなっているか、想像もつかない。
愛嬌だけが取り柄。もう少し個性が出てくれば、また別の取り柄も見つかるだろうけれど。
エリポンが天気予報を気にしています。それというのも、お天気が自分の次の日の予定に大きな影響を与えることに気が付いたから。
今年は天候不順で、涼しい夏です。天気が悪いと幼稚園のプールが中止になってしまいます。プールに入れるかどうかは、お天気次第。気になっているのです。お日様マークが晴れ、雲マーク、傘マークの意味が分かっています。地図の中で、神戸がどれかも知っています。加えて、出てくる数字が気温の予想だと云うことも分かっています。
天気予報を熱心に見て、「晴れ!晴れやで!」と、嬉しそう。「30度や!」と、とにかく、理解して、自分の気持ちを素直に表しているところが、親としては嬉しい。
大事な行事の前には、多分幼稚園で習ってきたんだと思うけれど、てるてる坊主を作ります。輪ゴムで結わえるところはトウサンが手伝います。マジックで顔を描いて、気が付くと色々なところにぶら下げています。
自分の運命を自分で切り開こうという主体性のようなものが、良い感じです。
夏休み帳にその日の天気のシールを貼るんだけれど、予報を見て、明日の天気を貼り付けようとするのは、どう教えて良いものか。
トウサンは、生まれが北海道で、実家の辺りではエアコン完備の家などほとんど無く、夏は「暑いねぇ」と云いながら、扇風機に当たるのが関の山であるので、冷房に慣れていない。北海道を離れて15年過ぎたが、未だに冷房は苦手である。
結婚した当初、埼玉県の狭い官舎で、その年は格別の暑さで、エアコンが無いために夫婦げんかになりかけた。その時に買ったエアコンを今でも使っている。というか、使っていないと云うか。
我が家はこの夏に入ってから、一度試運転させただけで、まだ一度もエアコンを使っていない。去年はそれでも、食事中はエアコンを入れた。但し、ベランダは開けっ放しでエアコン。冷気が逃げる、というようなことは全く気にしない。冷気も熱気もどちらも逃げる。割と風通しの良い家で、今年は去年に比べるとかなり涼しい。
こういうのは慣れの問題で、恐れるに足りない。むしろ、カアサンは電車やデパートなど、過剰な冷房の方を恐れている。
室温が33℃を越えたら、エアコンを掛けると思う。32℃までは大丈夫である。こういうのは慣れである。みんなも慣れたらいい。我が家では、誰も文句を言わない。こども達も汗だくで遊んでいる。慣れると、30℃がとても涼しく感じられる。本当の話である。
トウサンが出張。一泊でしたが、その間カアサンはこども達を連れて実家に泊まりに行きました。実家は車で30分ほどです。カラオケに行ったり、プールに入ったり、色々と楽しく過ごしたようです。
出張から帰ったのが翌日の夜10時頃。こどもたちは寝ている時間です。玄関から寝室を除いてみたら、6畳間、布団が三組強いてある上に、タンタンがぽつんとひとりで寝ていました。女の子達は実家に残してきたとのこと。
がらんとした家の中。なんだか平和なような、寂しいような。ま、明日になれば帰ってくるから、どちらかといえば、平和な気分でした。
昨日、8月1日午後5時少し前のことです。ナミンチが出先からの帰り道、夙川沿いの道を歩いていました。国道2号線側から、阪神香櫨園駅へ向かう道です。この道は一方通行で、時々抜け道に使おうとする車が通ることがあります。抜け道に使うには狭く、危険ですから、全くお勧め出来ませんし、わざわざこのようなところを通るメリットはほとんどありません。地元に住む私たちも、滅多なことがなければこの道を選んで車で通ることはないのです。
歩く道としては、なかなか快適です。松の並木のようになっています。
ナミンチが歩いていると、白鷹松下町マンションの前辺りで、後ろから追いついてきた人に声を掛けられたというのです。その人は、20歳くらいの男性で、自転車を押しながら歩いていたそうです。
「この辺に人通りの少ないところはありませんか?」
というようなことを尋ねられたそうです。なんだか怪しい、と思ったナミンチは、「知りません」と、返事をしたら、そのまま追い越して、香櫨園の駅の方にいってしまったそうです。
身長170センチちょっとくらい、白っぽい服を着て眼鏡を掛けたやせ形の男性です。
この人の本当の意図は分かりません。しかし、1人で歩いている女の子に、理解不能な声を掛けたら、不審者として疑われることは覚悟しなくてはなりません。
ナミンチは、自分の判断が正しいのかどうか、自信がないようでした。つまり、その人が本当に怪しい人かどうか、ということ。状況からいって、疑われても仕方がない人ですから、不審者でしょう。知らない人が声を掛けてきたら、全て怪しいと思いなさい、と教えました。加えて、警察に通報。小学校にも連絡しようとしましたが、電話を掛けたのが夜7時頃で、警備員が残っているのみでしたので、連絡が付きませんでした。