いつからまともに書いていないか、考えてみるともう数ヶ月。数ヶ月分のさまざまが溜まっているが、今さらどうしようもない。えーっと、スノーレパードをインストールした件はどうなっていただろう。書いたんだっけ。まだか。
スノーレパードをインストールした。今回もファミリーパックとして、自分用のMacBookProと自宅用のiMacと両方をアップデートした。iMacの方は全く問題なく使えている。家族の誰もOSが新しくなったことに気付いていないのかも知れない。こういう時にウエブ日記の記事が役に立つ。そこら辺はわりとマメにメモしている。
9月4日の日記に残っている。
帰宅したら届いていた。無駄に大きな箱に入っていた。
ファミリーパックを選んだので、居間のiMacと私のMacBookPro両方にインストール。VMware fusionが動くかどうか,少し気になるが、Act2は盛んに宣伝している。
iMacは途中一回止まった。MacBookProの方は二度止まった。一応、インストールには成功したようだけれども、インストーラーの不安定さは何だろう。
OSのアップデートで止まるのは今まであまりなかった経験。
但し、途中止まって強制終了しても、C再起動で引き続きインストール出来るのにちょっと驚いた。
iMac へのインストールは何だか順調に進んでいるように見えたので、安心して風呂に入って出てくると「Mail」の終了に失敗したのでゴメンナサイ」みたいなアラートが出て、私はがっかりした。要するに、こいつは何もしていなかった。一番最初で引っかかって、作業に入れずにいたのに仕事をしている振りをしていた。何というか。
MacBookProの方は、途中二度パワーボタン長押しでリセットを掛けて、こりゃもうダメかと思ったけれど、インストーラーはどこまで作業が進んでいるか確かめた上でそこからやり直していたようだ。
トラブルがなければ、おそらく1時間足らずの作業と思うが、1時間半ほど掛かった。取りあえず動いている。問題は無さそう。
ということで、思い出した。インストールが難航したのだ。で、その後どうなったかというと、
先日、新しいOSを手に入れ、インストールして以降、何となく不調に陥っていた。ファミリーパックを買い、家族用のiMacは特に問題がなかったが、私が仕事に使っているMacBookProの方がおかしい。SnowLeopardは 64ビット化され、OSのサイズが小さくなり、また全体に動作が軽くなったという話を聞いたが、私のは却って鈍重になった。いつも冷却ファンが回り、アクティビティモニターでもCPUパワーの無駄遣いが気になる。それから、バッテリーの不調。OS的には「バッテリーの交換修理」が必要というアラートを出している。
CPUの無駄遣いの理由は、どうやらSpotlightのトラブルらしい。
OSをインストールし直すことにした。
SnowLeopardのインストールディスクを入れてインストールした。新規インストールを選ぶつもりでいたのだが、いつの間にか上書きインストールになってしまい、ややしばらく時間が掛かり、インストールが終わってみると、何かトラブル。色々なソフトが起ち上がらなかったり、日本語入力が出来なかったり。
やむを得ず、ディスクユーティリティを使ってパーティションを初期化し、新規インストールのうえタイムマシンバックアップからリカバリすることにした。
数時間の後、幾つかの不都合を残してパソコンはまた動き出した。バッテリの不調は引きずったまま。(交換して1年経っていない)
ATOKは再インストールが必要だった。
というわけで、ドライブを初期化して新規インストールとは穏やかでない。穏やかではないが、結局やったんだ。幾つかのソフトウエアは再インストールが必要だったり、パスワードやなんやら。昔から使い続けている例えばEG-bridgeのオマケに付いてきた電子辞書ビューワーが起ち上がらなくなり、再インストールが必要になったり。昔インストールに使ったCDロムやシリアルナンバーなどを探し出さなくてはならない状況が生じ、かなり苦労させられた。以来2ヶ月ほど過ぎて、いろいろなソフトウエアは今のところワーキングオーダーに戻っている。特に、勝手に再起動するというMacBookProの妙な癖が直ったのは大変嬉しい。基盤の異常とか、いろいろな心配をしていたが、結局はライブラリの中の設定ファイルのどれかがおかしかったのだろう。
SnowLeopardにアップデートして、エプソンのプリンタでトラブルが発生している人が居るようだ。アップル製のプレビューというソフトウエアからepson製プリンタでプリントアウトが出来ない。大変難儀した。同じような状況で困っている人が居るようなので、解決策を提示する。
アップル製のプレビューというアプリケーションは大変重宝して使っている。AdobeReaderと同じような用途に使う。MacOSXに付属しており、いわゆるシームレスな連携を実現している。とりあえずプレビューで開いて眺めて必要があれば印刷、という作業手順だ。ワードやエクセルが起ち上がることを余り快く思っていないMacユーザーとしては、せめてpdfやjpegくらいはプレビューで処理したいところ。
先日より、プレビューが印刷作業を拒否するようになった。印刷を指示するとプレビューが落ちる。落ちた後に出るアラートが言うには、
EPSONPagePDEプラグインの使用中にプレビューが予期しない理由で終了しました。
様々な書類を印刷する場合に、私は一度pdfで保存しておくことがある。それをファイルとして配布したり、印刷したイメージとして配布したりする。その pdfが印刷できないとなると、いささか厄介だ。やむを得ず、AdobeReaderを使ってみる。使い慣れないのでちょっと不自由な気がする。何か大袈裟な印象で、少々慣れが必要だ。
職場ではエプソン製のカラーレーザープリンタを使っている。先日SnowLeopard対応のドライバがリバイズされていたのに気がつきインストールした覚えがある。そのとき何かのはずみでプリンタドライバが壊れたのかも知れないと思い、ドライバを一旦アンインストールしてインストールし直したが、改善しない。
(中略)
何かのファイルが壊れて、プレビューが落ちる。プレビュー以外のアプリケーションには影響していないようなので、同じpdfファイルでもAdobeReaderを使うと印刷可能。
要するに、プレビューのどこかが壊れていると言うことだろうと判断して、私のMacBookProにとって都合3度目のSnowLeopardインストールに踏み切った。インストールDVDをセットして、インストーラーを起動すると、再起動も何も無しで元々の起動ディスクであるHDDに上書きインストールを始める。待つこと約1時間。インストール完了。再起動後プレビューでpdfを開いて、コマンドPで印刷のダイアログが無事に開いたので、恐らく印刷可能となったようだ。詰まりトラブルは改善した。(自宅で作業しているので、本当にプリント可能かどうか検証は出来ていないが、プレビューが落ちる時は印刷のダイアログが開かずに落ちていた)
インストール後にお決まりのソフトウエアアップデートを起動すると、ver. 10.6.1へのアップデータと、エプソン・プリンタドライバ・アップデートver. 2.0というのが見つかった。プリンタドライバのアップデートはとりあえず遠慮しておくことにして、OSのアップデータのみ適用した。
慥かに、プレビューからエプソンのレーザープリンタへの出力は職場では大変よく使う操作で、これがトラブルと代替措置があるだけに面倒。代替措置とはアドビのリーダーというソフトウエアでプレビューの代行をさせること。pdfをちょっと見て,さらっと印刷するという手順なので、慣れたソフトの方が良いに決まっている。何と、私はそのためにOSの二度目の再インストールまで決行したようだ。ふぇー、ご苦労様。しかし、解決策はもっと簡単なところにある。つか、エプソンはこれをバグと認めて何とかすべきというか、もちょっと目立つところにトラブルと対策を公開するべきではないかと私は思った。
SnowLeopard 再再インストール後、職場で検証してみると印刷出来た。ところが、プリンタの重要な機能である「両面印刷」のチェックボックスが見あたらないので、やはり何かおかしいと感じ、結局ソフトウエアアップデートからプリンタドライバをインストールしたところ、振り出しに戻った。つまり、プレビューから印刷出来なくなった。
これはアップデータに問題があると確信して、エプソンのサポートに電話してみた。
解決法を教えてくれた。プリンタドライバーをアンインストールして、パソコンを再起動させ、ドライバの再インストール。(そこまでは昨日やったが効果はなかった)で、プリンタとファックス(システム環境設定)からプリンタを追加してみよ、とのこと。
とりあえず、プリンタとファックスからIPプリンタを改めて指定し直すとあっさりとプリントアウト出来るようになった。
こういった現象がアップデータの不具合であると感じたので、その旨尋ねたが、アップデータをインストールすると不安定になることがある、という説明だった。その様な対策について公開しているのかと尋ねたところ、ウエブページに出ているとのこと。探してみたが見つけられない。
しかし、とにかく私の場合はちょっとしたこと(システム環境設定で新規プリンタ追加)で解決した。スノーレパードのクリンインストールなどする必要は全く無いはず。
とりあえず、スノーレパードをインストールした関連はこんなところだろう。特にトラブルはないし、良いOSだと思うと書きたいところだが、何かインストールでもたついた話は良く耳にする。ただ、アップデートの費用が1ライセンスで3300円、ファミリーパックで5600円はたいへん良いと思う。OSアップデートの価格破壊と言って良いのではないか。私のMacBookProのブートキャンプに入っているウインドウズビスタは駄目OSの烙印を押されて、それでもアップデートするには新しいウインドウズ7が相変わらずのお値段で躊躇する。つか、さまざまなグレードがあって、私のようなウインドウズ素人には何が何だか分からない。まぁ当分はそのまま行くとする。
私がウインドウズを使う機会は滅多になく、起ち上げるとしてもVMware fusionの中で使うことが多い。起動する度ごとに更新プログラムのインストールに時間を掛けるウインドウズは何だか非道く印象が悪い。私が慣れていないせいかと思っていたら、ウインドウズビスタが失敗作であることは世界中が認める真実のようになっているところが悲しい。かといって、新しいOSにアップデートするにはどう見積もってもスノーレパードの何倍かのコストが掛かりそうだ。その前にVMware fusionの新しいバージョンをインストールしてやれば、ちょっとは軽く動くようになるかも知れないと思って実行したが、特に変化はない。結局ビスタはあらゆる方面から見捨てられているのだろう。