柔道の練習中に左の人差し指の爪を浮かせてしまった。痛む。教わったところでは、柔道で本来人差し指は余り使わないらしい。相手の胴着を掴むとき、小指から中指までの三本を使うように指導された.つまり、人差し指を痛めるというのは下手くそな証拠。それにしても、左人差し指が痛いと、大変キーボードを打ちにくい。

月曜は朝から講習会で90分間喋る。このことで、いろいろと考えることがある。後日まとめて書きたいと思う。あぁ、指が痛い。

講習会の終了後、本日は外回りの仕事である。三宮からJRで川西へ、一仕事済ませてから東大阪へ。結構な移動距離となる。アイホンは乗り換え案内とY!地図で活躍してくれた。特に、余り乗り慣れていない路線だったり、幾つも選択肢があるような場合、この二つのアプリケーションはとても頼りになる。但し、電波の届く範囲に居ることが条件となるから、無闇に頼るのは危険かも知れない。職場を出るときにフルに充電していたが、途中弄りながら電車を乗り継いでいて、梅田の手前でバッテリがレッドゾーンに入った。三時間程度が目安だろう。

帰途についたのは午後5時近く。近鉄から鶴橋でJR環状線に乗り換えて、梅田経由で阪神電車に乗り継ぐついでにヨドバシに寄った。(阪神梅田駅とヨドバシはちょっと離れている。)以前より手に入れたいものがある。キーボード用のリストレストだ。今のところ、私は三つの外付けキーボードを使っていて、職場と自宅の書斎(のような場所)にはHappyHackingKeyboard Lite2の色違いが一台ずつある。自宅居間のiMacの前にはMajestouchがある。ところがリストレストは二つ。自宅書斎(のような場所)のHHKBにはリストレストがない。自宅で仕事がはかどらない理由のひとつのような気がしていた。職場の帰り道にあるヤマダには1種類だけ。ちょっといろいろ見定めてから買いたい。マウスパッドは幾つもある。外付けのキーボードだっていろいろな種類を扱っているのに、どうしてリストレストが相手にされないのか,良くわからない。机の上を塞ぐ邪魔なものと思われているのかも知れない。リストレストを使うというのが一般的でない理由が思い浮かばない。みんな興味がないと言うことだと思うんだけれど。

久しぶりに立ち寄った梅田のヨドバシはずいぶん雰囲気が変わっていた。商業ビルが建設中で、入り口付近の道路や地下道の配置が換わっていた。私が立ち寄ったのは地階だが、売り場の配置がずいぶんと変わっていて面食らった。

折角寄ったので、新しいMacBookなどを見てきた。ヨドバシは旧機種の在庫をかなりの量抱えているようで、ディスカウント価格で手に入れることが出来るようだ。あと、アイホンのケースを見たいと思ったが、何故かこの手のケースはパッケージの中に入ったままで、手に取ることが出来ない。これは全く不思議なのだが、iPod関連製品を選ぶときに、実物を手に取ることが出来ない場合が多い。先日、職場の近くのヤマダでイヤホンを買った。私の耳にアップル製のイヤホンはフィットしない。特に左耳は全く受け付けない。引っかからず、ただポロリと落ちる。やむを得ず、ヘッドフォンを買い直したのだ。そういう事情だから、試用して耳へのフィットを確かめたいところなのだが、けんもほろろに断られた。結局、見た目で選ばざるを得ず、Autio-technicaのATH-CK52という製品を選んだ。1.2メートルのケーブルは全く長すぎで、邪魔だ。これだって試用させてくれれば気がついたはずなのだ。何だか妙な商業習慣だ。パソコンは展示品を並べているのに。結局アイホンのケースも棚の前を通り過ぎただけ。いや、ちょっと待て。アイホンは余り売れていないという評判を良く聞くが、たった1機種の携帯電話のアクセサリ売り場がこれほどの品揃えというのはどうなっているのだろう。他の携帯のことは余り知らないんだが。商売としては,成り立っているのだろうか。私は今のところアイホンをケース無しで尻ポケットに突っ込んで持ち歩いている。余計な付属品を付けないというのは、私が道具を持ち歩くときにポリシーのようなもの。アイホンのつるりとしたシェイプはまるでジーンズの尻ポケットに直接突っ込むためにデザインされたかのように、私のスタイルに馴染んでいる。ジーンズの尻ポケットを越えるようなクールなケースは,残念ながら見あたらなかった。

ところで、新しいMacBookおよびMacBookProは大変個性的で魅力的だ。今後、継ぎ目のないアルミニウムボディが流行るだろう。てかてかしたモニタ表示にはなじまないが、まぁ良しとしよう。ところで、これを落下などでケースにダメージが行く場合に、どうなってしまうのだろう。実は今朝講習会に向かう途中、MacBookProをカゴから落下させてしまった。TucanoのSecondSkinFolderは少し厚みがあり、ちょっとしたショックなら和らげてくれると思う。スクラッチには万全といって良いが、強い衝撃には荷が重い。私のMacBook Proは角が少しへこんでケースに若干の歪みが出たようでトップパネル(左のパームレストの角)が1ミリほど浮いている。それから、こいつはアップルからリコールが出ている。MacBookProのGPUの生産過程の不良が原因で、いつ表示か消えるか解らないという不安を抱えている。もちょっと大事にして上げなくては。

で、ヨドバシに話を戻す。売り場の配置が変わっていてちょっと右往左往したが、入力機器関連の棚を見つけた。リストレストも数種類有り、(そのうちの2種類は私がすでに使っているやつ)今回は大変よいものが見つかった。ジェルリストレスト(コンパクトキーボード向け)TOK-GEL22GRという、三和サプライの製品。全体としてフラットで、分厚すぎない。表面はツルツルしていて、手首がほどよくスリップする。高さもちょうど良い。ヨドバシまで足を伸ばした甲斐があった。おおよそ1200円。値段が適正かどうかはあまり自信がない。

入力機器、およびそのアクセサリ売り場を歩き回ったわけだが、マウスパッドがズラリと並んでいた。要するに、入力機器にその程度の気を遣う人が相当いるということだ。キーボード売り場には、ピンからキリまでのキーボードが並んでいる。ちょっと手を伸ばすが、贅沢は言っていられない。触るだけで我慢する。ちょっと前よりずいぶんと選択の余地が広がったような気がする。

さて、その近くにはマウス売り場。マウスだらけだ。マウスもマウスパッドも、私には全く縁がない。私はそのようなものを使っていないから。売り場の隅っこにトラックボールのコーナーがあった。左利きの私が使えるトラックボールは3種類のみだ。お気に入りのMouseWorksが使えるKensington製は2種類のみ。私は惚れ込んで使っている。通常のマウスに較べて、遙かに合理的かつ使いやすい道具だと思っている。今さらマウスを使えと言われても、もう勘弁して欲しいのだ。しかし、どうして世の中の大多数の人たちは、そんな事実に気がつかないのだろう。私は近い将来に、ケンジントンがトラックぼるの製造を止めるのではないかと心配している。今のうちに手に入れておいた方が良いかも知れないと思っている。私は自分が変わり者と云うことを自覚している。マックユーザーだし,キーボードはアスキーだし、トラックボールを左手で使うし。僅か3%程度のシェアのパソコンが生き残っているわけだ。おそらく、トラックボールユーザーはそれよりも一桁以上少ないのだろう。

私は自分のために、もっとトラックボールのユーザーを増やさなくてはならない。このままでは本当にやばい。トラックボールが手に入らなくなったら、私は左手の指の爪を三つくらい剥がしたと同じような状況になるだろう。トラックボールは決してマニアの道具じゃない。マウスよりも遙かに優れた道具だ。もっと宣伝しなくては,と思いつつ、念のために他社製トラックボールやマウスもチェックした。何にせよ、トラックボールは種類が少ないし、他社製品のほとんどは右利き用だった。マイクロソフト社がいろいろと便利そうなマウスを商品化しているが、それも大抵は右利き用だな。スリムブレードというBlueteeth接続のマウス兼トラックボールの実物を見たかったのだが、見あたらなかった。それにしても、ケンジントンの最も出来損ないのExpertMouse Opticalがイチマンニセンエンもするのだ。(まぁ、使い慣れれば悪くないけれど。)これは余程のマニアでないと勧められない。何だかやばいやばいやばいと思いつつ、梅田ヨドバシを後にした。

分類
Mac
URL
http://www.oyakonews.com/oyanews/homep/HP2008/HP081110.html