観念して、家に一台余っていた(先日引退させたPMG4で使っていた)160GBのATAドライブにMacBookProのバックアップを取ることにした。外付けの250GBFirewireドライブケースを外してATAケーブルと電源ケーブルを繋ぎ換え、インターフェイス代わりに利用した。ちょっと危なっかしいが、子どもたちやイヌにいじられる心配がなければ大丈夫だ。
バックアップを取る方法は、ディスクユーティリティの復元を使う。OSXのインストールDVDから起動して、ユーティリティメニューからディスクユーティリティを起動しバックアップ。先ずはバックアップ先のドライブを消去。そしてFirstAidでチェック。それから復元作業に掛かる。くれぐれも「ソース」と「復元先」を間違わないように。概ね二時間くらいか。
バックアップ終了後、ブートキャンプアシスタントの指示通り、内蔵ドライブのフォーマットをするわけだが、これはかなり度胸が要る。中断するならこのタイミングだ。フォーマットの前に、バックアップドライブから起動できるかどうかの確認をお忘れ無く。
で、まぁアップグレードインストールをしたLeopardの不調もあって、私は此処でOSX10.5の新規インストールを選択したが、一般的にはディスクユーティリティの「復元」でデータを戻してやればよいのではないか。
インストール作業は小一時間。インストール終了後に、「別のMacから情報を転送する」を選んで、先ほど用意したバックアップを撮ったFirewireドライブを指定し、データを移した。
大変な手間のようだが、Leopardの新規インストールとMacBookProの完全なバックアップを取るという2つのことが同時に片付いたわけで、それなりのメリットはある。しかし、内蔵HDDをフォーマットって云うのはいつだって緊張感を伴う。
で、改めてブートキャンプアシスタントを起動して、32GBのパーティション作成。今回は無事に終了。あとはダイアログの指示に従って、ウインドウズのディスクを入れて、ダラダラとやっていたら無事にインストールが出来たと思う。もう覚えていない。
それから、VMWare Fusionのインストール。これも何をやったかもう覚えていませんが、特に迷うようなことはなかったと思う。
それからOffice2007のインストール。これも別に何も梨。やれやれ、長い道のりだったな。ついに私はウインドウズパソコンのユーザーになった。
fusionを起動すると、先ずパスワードの入力を求められて、「仮想マシンのライブラリ」からBootCampパーティションを選ぶ。そしてウインドウズが起動す際にまたまたパスワードの入力。マックの起動時にもパスワードを要求する設定になっているので、ウインドウズを立ち上げるのに三回もパスワードを求められるのはちょっと面倒くさい。VMware fusion上で動くウインドウズビスタの速さだが、まずまずと思う。どうもグラフィックが厳しいらしい。
そういえば、VMwareToolというのをインストールした。あとは色々と使ううちに丁度良い利用方法が見えてくると思う。メモリの割り当てが約1GB。アクティビティモニタを見ると、VMwareが起動しているだけで常時CPUパワーの何割かを消費しているようだ。バッテリ駆動の時は気をつけた方がよいだろう。
とりあえず、メールで送られてくるオフィス文書を開くのに使っている。今のところはデータのやり取りも面倒くさいし、マック版のオフィスを使った方が楽だが、ウインドウズを使う為にウインドウズを使うといった感じ。いくつかの作業をウインドウズに割り当てたいと思う。iTunesのウインドウズ版を使ってみたが、仮想マシン上では少々無理があるようで、音が飛ぶ。あと、仮想マシンではネットワークの設定などがOSXの設定そのままなので、IE7でウエブブラウジングが出来る。出来るが、ウインドウズは未だにアンチエイリアスが聞かないぎざぎざ画面なのだ。ホームベーシックだから?あと、私には分からないことが沢山ある。有意義な使い方は今後探っていくことにする。