お久しぶり。夏休みでした。
先ず緊急性という様な立場からこの話題。
- アップルコンピュータ社による同社製ノートブック型コンピュータの電池パック回収に対する弊社の対応について
- 米国時間8月24日(日本時間、本日未明)、アップルコンピュータ社と米国消費者製品安全委員会は共同で、アップルコンピュータ社製ノートブック型コンピュータの一部に採用しているソニー製リチウムイオン電池セルを使用した電池パックを、同社が自主回収することを発表しました。
- 弊社は、お客様の安心・安全を重視し、同社による回収プログラムに協力してまいります。
- なお、弊社では、現時点で今回の対象リチウムイオン電池セルを使用している電池パックについて、これ以上の回収が行なわれることはないと考えております。
- 今回の回収は、対象電池セルの一部に混入した微細な金属粒子が、電池セル内の他部品と接触し、稀にではありますが、電池セル内部で短絡(ショート)を起こすことに起因します。通常、内部短絡を起こした電池セルは電池機能を失うだけですが、ある稀な状況下においては、内部短絡が電池セルの過熱や場合により発火を引き起こすことがあると判明しました。なお、このような事象が発生する可能性は、ノートブック型コンピュータのシステム構成の違いの影響を受けると判断しています。
- 対象となるバッテリーは、12 インチ iBook G4、12 インチ PowerBook G4、および 15 インチ PowerBook G4 ノートブックコンピュータ用に、2003 年 10 月 頃から 2006 年 8 月頃の期間に世界各地で販売されました。
- 回収対象のバッテリーは、2003 年 10 月 頃から 2006 年 8 月頃の期間に、上記モデルのコンピュータに付属で Apple Store や全国の販売店で販売されていました。また、回収対象のバッテリーは単体でも販売されており、修理サービスの交換用ユニットとして提供されていた可能性もあります。
という訳で、リチウムバッテリは恐ろしい。乾電池型の小さなやつでも、扱いかたによっては危ないのではないかしら。
私のPowerBookは大丈夫のはずだが、職場の同僚の何人かは引っかかっているらしい。火吹くと拙いねぇ。
ソニーはデジカメが好調らしいが、電池の回収費用200億円超、大丈夫かね。
のんびりさせてもらっている。子供たちも休みを満喫、と思ったがなかなかそうも行かないようだ。今までは、自由研究やら読書感想文にいくらかアドバイスしたり、道具や資料を提供することがあった。今年はそれに加えて、長女が中学に進学して部活を始めたために、夏休みというのに普段より早く家を出て、夕方まで帰ってこない毎日。夏休み中には練習試合に公式戦、そして夏合宿にまた公式戦と、目白押しでどうしてこんなに忙しいのかと驚くほど。ソフトボールなのだが、試合の応援で週末の予定はかなり埋まってしまう。長女はまだレギュラーではなく試合でもそれほど活躍しないけれども、応援するのは楽しいし、あまりレベルの高くない試合でも見ていると面白い。毎度カメラを持って出かけるのだが、自分の娘はたいていベンチにいて活躍する機会が少ない。どうしても、よそさまのお嬢様の写真を撮らざるを得ないのだが、ちょっと抵抗があるというかなんというか。問題があるって云うのかな。変態と思われることが無いように用心すること自体が変態じみている気がするが、まぁ、慎重にやっています。
自由研究にはGoogleとWikipediaがなかなか役に立っている。加えて、デジカメとiPhotoは強力な武器だ。夏休み中、暇そうな三女(小3)と長男(幼稚園年長)がパソコンをいじり回す。iPhotoで画像を眺めて。iTunesで音楽を聴いて、Googleで適当な検索をする。幼稚園児の方は、本当にでたらめにキーボードを叩いて検索するので、けっこう危ない。三女はセキセイインコを色々調べて廻っているようだ。次女はツバメの生態について自由研究を行った。近所のツバメの巣を観察し、写真を撮り、そしてGoogleやWikipedia、そして図書館で借りてきた文献を資料として考察を組み立てて行く。長女は動物園で霊長類の手足の形を観察、デジカメで撮影し、生態と環境に対する適応という視点で色々調べた。加えて、彼女の生まれ故郷(カリフォルニア州アーケディア市)について調べていたのだが、これにはGoogleMapがたいへん役に立った。
おおよそ一週間の帰省旅行に備えて、デジカメ用のSDカードを購入したが、これについていくつかコメント。2GBを二枚、計4GB分であるが、一週間程度の旅行なら十分な容量でバックアップのパソコンは要らないかも。逆にメモリの容量が大きい分、何かトラブル(紛失など)があった時に失うものが大きいから、まめにバックアップを取るべきだという気もする。結局、PowerBookを持参したのだけれど、撮った画像をバックアップして、またそれらを閲覧するのにもまぁまぁ役に立った。但し、PowerBookはトラックパッドが故障しており、外付けトラックボールは左利き設定なので、私以外にはなかなか使いこなせない代物になっている。
α7デジタルは縦位置グリップ内にバッテリを二個内蔵しているんだけれど、丸一日持たせるには十分な容量と感じた。一方、私が使っているADTECのカードリーダーは2GBのSDカードをうまく認識しない。コンパクトフラッシュのアダプタを付けた状態なら認識する。何かおかしいな。
という訳で、帰省やら、子供たちの相手やらで、更新がたいへん滞った。
おやこニュースの方も、夏休みシフトと相成った。
帰省中は全く更新せず。帰省から戻ってからは、甲子園球場に通ったり、夏休み中の色々な出来事をまとめるのに熱中していた。このように更新に不熱心だったのだが、おやこニュースのアクセスは逆にかなり増えた。季節営業なのだ。検索語でみると「(某)花火大会」、「高校野球」、「自由研究」の三つが多かった。ことに花火大会当日は、夕方までに普段の三倍ほどのアクセスを記録し、花火大会が始まった途端、急に大人しくなった。要するに、花火がよく見える場所とか、当日のスケジュールとか、そういうことを知りたいのだろうが、検索にかかる当該ページは全くそういった役に立つとは思えず私は申し訳ない気分で一杯だ。内容も古いし、もう削除した方が良いのかもしれない。
甲子園関係は、地方大会が進んで代表が出そろった頃からアクセスが増え始めて、組み合わせ抽選前後にひとやま。その後、大会の盛り上がりに応じてアクセスが増減した。このページは割と役に立つ情報を提供できているように思う。
一方、自由研究の方は、ちょっとしたアドバイスが書いてあるページがいくつかあって、少しは役に立ちそうなのだが、検索にかかるページは大した役には立っていないと思う。アクセス解析で、このページが読み出されていることに気がついてから、より有用な情報に辿り着けるようにいくらかサイト内リンクを書き足した。お節介というかなんというか。しかし、結果的に、上記三つの検索でやって来る人たちのほとんどは、情報を求めてサイト内リンクをたどることはほとんど無い。被アクセス数でこれらの特定のページが全体で大きな割合を占めるのだが、リンク元ページの統計にほとんど影響しない。要するに一見さんで、余り役に立つ情報を見つけられなかったということだろう。
思うに、これは私の所為ではなく、検索する側に問題がある。自由研究に関して言えば「一日で出来る」とか、「すぐ出来る」とか、そういう安直さむき出しの検索語を加えて検索したところで役に立つページがあるとは思えない。自由研究向けのインターネットの活用法として、先ずは何かネタを見つけた上で、それに対する資料集めに利用するのが筋だろう。ネタのアイディアを検索で探すなどというのは、ただのパクリで本末転倒だ。
おやこニュースのサイト内検索で「自由研究」をリストアップした結果。それから、育児日誌2005年8月頃。ご参考までに。
帰省中にお世話になった義弟がPowerMacG5を手に入れていた。シングルプロセッサの一番安いモデルとのことだが、やはりでかい。ラーメン屋の出前並である。ああいうのを「岡持ち」というのではなかったか。もともとはG4CubeとCRTのiMac、それから12インチのPowerBookG4を使っていた。iMacは引退。しかし、Cubeはいまだに現役である。わが家と少し構成が似ている。
一方、ドライブ中に義兄と色々話をする機会があったのだが、それまでのCRTiMacからMacminiに換えたとのこと。彼は仕事でウインドウズを使う両刀遣いで、そろそろiMacに限界を感じて次はどっちにしようか考えていたところにBootCampがリリースされたという訳。実際にウインドウズもインストールして使っているとのこと。ネットオークションでバンドル版ウインドウズを手に入れて、インストールした苦労話を色々と聞かせてもらった。
で、いよいよMacProとIntel版Xserveが登場し、すべてのラインアップがインテルで揃った。そして、次期OSのプレビュー。レパードというそうだが、ラインアップからPowerPCが消えて、アップルはいつまでそいつらをサポートするつもりか、ちょっと心配なのだ。マックプロの方は、サイズに見合った拡張性になったといって良いかもしれない。
そういえば、Caminoのバージョンが一つ上がって1.0.2になっていました。依然として使っています。
前回に続き、フレーム内リンクの話。私は、気にしなければ良いという立場である。
既に何度か話題にしているが、キッズグーというサイトでは、おおっぴらなフレーム内リンクをやっている。はてなkeyword「キッズgoo」
色々な問題を含んでいる。一つにはフレーム内リンクの妥当性。そしてふりがなを振ることによる内容の書き換えの問題。そして、フィルタリングというのが厄介だ。要するに、
(※キッズgooサーチの自動フィルタリングは「URLリスト」「ワードリスト」等を組み合わせて実施しております。フィルタリングを行うことにより、一部のページが表示できない場合がございますが、貴サイトのページが表示されなかった場合につきましては上記趣旨をご理解いただき、ご了承賜りますようお願い申し上げます)
ということで、勝手にリンクを切ってしまう。リンクはウエブページの重要なコンテンツのひとつという立場から、リンクを勝手に書き換えられることは極めて不都合と感じる。
また、上記二つのリスト「等」の内容が明らかになっていないが、キッズグーのフィルタリングに偏りがある可能性が指摘されている。(参考:利用者から検索結果に疑問の声が発生する事件が発生(2006年3月))
実際に、キッズグーで「おやこニュース」を検索すると
こんなふうに色々と出る。多くの検索結果は
「ごめんね。ページがひょうじできませんでした。」キッズgoo上では、検索結果からジャンプするページを表示する際、プログラムにより表示を制御(フィルタリング)しています。このため、ページによっては、キッズgoo上で表示されない場合がございますのでご了承ください。
となる。検索結果二ページ目以降は (このページは、キッズgooではひょうじしていません。)
連発である。
「ごめんね」ページを表示させるためには、Firefoxの場合、コンテクストメニューで「リンク先のURLをコピー」して、新規ブラウザのURL欄にペーストさせ、URLの前半分Kidsgoo云々をデリートする。
かなり面倒。しかし、そういった知識があれば検索結果を表示させて、アクセスすることが出来るが、このページは、キッズgooではひょうじしていません。
は手強い。思わせぶりで、しかも全く見当がつかない。キッズgooサーチは情報量が多いからさがしたいものがきっと見つかるよ。
という表示が虚しい。
さて、フレーム部分にある「ここから上のわくをはずす」をクリックした場合。
フレームを外すと、オリジナルのページと区別がつかなくなる。内容が全く同じページに別のURLを与えて表示することになる。私はフレーム内リンクの方が増しと思うよ。
他のサイトの管理人向けに、自分のサイトにリンクをする時の注意書きは色々なパターンがある。大阪府警の例はその手の注意書きとしてとくに褒められたものではない。
大阪府警察へのリンクについては営利を目的とせず、公益目的で、公序良俗に反しない限り原則として自由ですが、以下の事項をお守り下さい。
- リンクはトップページにお願いします。
(トップページ以外にリンクされますと、ページ変更等によりリンク切れを起こす場合があります。)
大阪府警察トップページ http://www.police.pref.osaka.jp/
- 大阪府警察へのリンクである旨を明示して下さい。
- フレーム内に表示する形でのリンクはご遠慮願います。 (新しいウィンドウ又は同じウィンドウで開いて下さい)
原則自由は、つまり自由でないということ。深読みするべきでない。「限り原則として」と書いてあるではないか。大いに矛盾を含んでいるところがばかげていると思うが、ここまではよくあるパターンで平均的な方だと思う。さて、
なお、当サイトからリンクしているサイトの内容に関しては、大阪府警察はいかなる責任も負いません。リンク先のサイトの内容に関しては、それぞれのサイトの管理者にお問い合わせ下さい。
いかなる責任も負いません、か。
私はこうして、色々とリンクをさせているけれど、少しは責任を感じるよ。読んでリンクさせる価値があると判断した場合に、リンクさせるのだから。とくに、警察のサイトがあるページにリンクしているということは、そのリンク先のサイトに警察公認という一般的な信用を与えることになるんじゃないか。
何かのリンク集に私のところを載せるケース。勝手にやられてしまうから責任もてない。
しかし、当サイトからリンクされているページは、一応私が読んで役に立つと判断したサイトです。って所なんだけれど。
もちろん、間違いもあるだろうし、うそも書いてあるかもしれない。でも、私のサイトにも当然間違いやうそが含まれる。
責任取れ、といわれると困る。私は責任とらないけれども、一応、リンクは能動的にしているんだから、ちょっとこの表現に私は引っかかった。
夏休みおしまい。