ホームページって、いったい何だったんだろう?今や、ブログブーム。ホームページという言葉は、2年以内に死語と化し、完全にブログに取って代わられるだろう。ホームページのブームが過ぎ去った後に残ったのは、その残骸と、ブログサービスへのリンクだけだ。誰もが簡単に、特別なソフトウエアを使わず、知識も要らず、手軽にウエブページを作製し、公開できるという、ブログツールの魅力は、World-wide webの発明者、Tim Berners-Leeが提案したウエブの理想型にかなり近いと思う。ブログ万歳。しかし、、、
私は、ホームページに拘り続けている。携帯電話を利用した入力が、ブログの手軽さに大きく貢献しているらしい。いちいちパソコンに向かう必要が無く、思い立ったときに、どこででも更新することが出来ることが、ブログの気軽さをもたらす大きな要因である。しかし、私は携帯電話を持っていないから、その点を考慮する必要がない(2004-10-15現在)。また、ホームページ更新に掛かる手間のかなりの部分はページのレイアウトに係わるものである。一通りの知識と経験があって、それなりの形が出来ていたら、ウエブページを作る苦労の8割はアイディアを練り、資料を集め、自分の考えを纏め整頓して入力することで、その部分は、ブログだろうが、ホームページだろうが、変わることはない。寧ろ、定型的なフォーマットを利用し、形に嵌った入力を強いられるブログ(はてなの場合、フォームのテキストフィールドへの入力)より、ものを考えるツールとして、いわゆるホームページ作製ソフトの柔軟性が私には合っている。ウエブに関する知識や、Dreamweaver等の作製ソフトの利用法は、レイアウトやウエブデザインという、いわば本質と係わらない部分の労力を大幅に圧縮してくれる。
おやこニュースは私の希望に十分応えてくれている。しかし、それに費やすための時間はごく限られており、サイトの継続のために更新の効率化は重要な課題である。ブログ全盛の今日、今更という気もするが、個人でウエブサイトを作製する場合のヒントとして、私が実際におこなっているサイト更新作業を効率化するためのアイディアをまとめる。今のところ、以下のような内容になる見込み。
などについて。ドリームウィーバーを使っていることが前提になる場合がある。特に、最後の2項目は、ドリームウィーバーユーザー限定ということになるだろう。
ここに纏めることは、普段、私がやっていることに基づいたアイディアでり、個人が私的な趣味のサイトを運営する場合を対象にしている。また、これが全てではなく、私自身としては、書き進めるうちに、新たなアイディアが出てくることを期待している。また、パソコンやそのOSそのもの、オーサリングツール、HTMLやCSSなどについての知識や経験がサイト更新の効率化に大きく寄与することは当然である。環境に依存する手段である可能性もあるが、その場合は、注釈を付けるつもりである。
先日、書店でDreamweaverのマニュアル本を眺めたら、ほとんどがデザインビューだけで説明をすすめていた。強調しておくが、原則的に、Dreamweaverは、必ずコードビューを表示させること。したがって、簡単なHTMLやCSSに関する知識は必須である。
個人が私的な趣味のサイトを運営する場合に、能率的な更新作業を行う上のヒントをまとめる。
UPDATE_index