先日、ヨドバシで買ったものを使い始めている。
追加のACアダプタは本当に買って良かったと思う。MacBookProに付属していたものに較べて一回り小さくなった。もう一つあるから新しいことが出来るようになったわけではないが、気分は楽になった。一日二度、コンセントに手を伸ばして抜き差しする必要が無くなったし、アダプタを忘れて右往左往する必要もなくなった。
それから、MacBookPro用のケース。TUCANOと云うブランドのSecond Skin folderと云う製品である。TUCANOはイタリア、ミラノにあるパソコンのバッグなどを専門にデザインしている会社のようだ。製品そのものには台湾製と書いてあった。
左：空っぽの状態・右：ジッパーを開いたところ。マチに注目
アップル関連のアクセサリ売り場には、様々なバッグ類が並んでいた。私が探していたのは、カバンに突っ込む時に傷つかず埃を防ぎ衝撃を和らげるようなもの。外見や持ち運びにおける機能性は重視せず、寧ろなるべくシンプルなものを望んだ。それまでは事務用のB4サイズ封筒（内側にエアキャップ付き）を使っていた。これはなかなか安価で優れものだが、紙製ゆえの耐久性の低さ、それから使っているうちにエアキャップ（いわゆるプチプチ）が潰れてクッション性が低下すること。封ができないために埃に対して弱い。新しく選ぶにあたり、出し入れがなるべく簡単な方がよいと思った。ジッパーよりベロクロテープの方があれば、そっちを選んだかも知れない。
Second skin folderはごらんの通り。シンプルな袋で、ジッパー付きである。ネオプレーンという素材で少し厚みがあり、柔らかく伸縮性がある。アクセサリを収納するポケットや手提げの類は一切付いていない。ただ、MacBookProを入れる袋だ。内側にマチが付いていてパソコンとジッパーが擦れないように工夫されている。MacBookProがぴったり収まる。ほとんど遊びがないのは、Tucano社がアップルMacBookPro15インチ専用に作っているからだ。他のPCなら汎用サイズとなるので、こうはいかないだろう。
ヨドバシ価格は4400円で高めと感じるが、耐久性が十分であるなら良い買い物と言えるかも知れない。しばらく使っているが、私の目的に最適で大変気に入って使っている。高いと思わない人にはお勧めできる。
もう一つ、同時に手に入れたHappyHacking Keyboard Lite2（英語配列・USB・白）であるけれども、これは良い。４年前に黒のHHKBを購入。今回は単なる色違いで同じ製品の筈だけれども、なんだか打ちやすい。大変気持ちよくタイピングできる。もしかすると４年間で色々と改善されているのかも知れない。今まで使っていたCrystal Pro-Xを評価しようと思うのだけれど、打ちやすいキーボードと思うが、決定的な欠点がある。それは埃や汚れが大変目立つこと。汚れが目立ってきたら私は躊躇せず分解掃除に踏み切るのだけれど（キーは外し方が分からなかったのでそのまま、ケースを開けてブロワーと綿棒で埃を取り除く）ケースが大変ヤワなのだ。ネジを緩めて爪を外してケースを開ける際に、爪が簡単に折れてしまう。ヤワなケースはキーと干渉して宜しくない。だから、使い始めは心地よいのだけれど、使い込むにつれて埃が挟まってタイピングが渋くなり、一方でその埃を取り除くのが大変難しい。我が家は子どもたちも使うし、キーボードにはかなり厳しい環境と言える。今回手に入れたHHKB、それからMajestouchもケースは大変頑丈で十分な剛性が確保できている。これはキータッチ以上にキーボード選びで重要な点かも知れない。