OSXの新バージョン、レパードを導入してちょっと経過した。使っていて気がついた点など。
使い始めて気がついた。今回のアップグレードはかなり大きな変化だ。だから、多少の不都合は大目に見てあげようという気分になった。リソースを「開いて見て編集して印刷して保存」するという一連の操作は、ほぼ違和感なくできると思う。
新しい機能に手を出さなければ、インターフェイスでとまどいを感じる点はほとんど無い。使いこなすようになれば感想も変わるのだろうが、今まで通り使い続けたいと云う向きに、ユーザーインターフェイス上は十分な互換性が保たれていると思う。
しかしながら、いくつかの不都合がある。OSそのものの問題なのか、或いはソフトウエアやドライバーの類の責任なのかは私には分からない。
まず、9時に自動的に起動する問題。もしかすると、Leopard導入以前からそういった現象があったかも知れない。ともあれ、マックブックプロを職場にもっていって、デスクの上に置いて、本体を開こうとしたときに不意に起動音がする。おいおいちょっと待って。あれ、今何もしていないぞと、意表を衝かれている間にログインウインドウが現れる。あれ、何か変だな、と思いつつ、パワーキーを押さずに一日が始まる。どうやら、朝九時を過ぎてからマックブックのふたを開けようとしたり、マグセーフアダプタをつないだ時に起動するようだ。勝手に起動して、そのままバッテリが上がったりすると困るはずだ。気にし始めると、このところほとんど毎日、自動起動している。
それから「自動的にスリープの設定になっているがどうするか?」と云う趣旨のアラートが頻発する問題が解決していない。省エネルギー設定など見てみたが、良くわからない。
あと、CaptyTVが使えなくなった話は既に書いている。「確認が取れ次第案内する」と宣言して既に二週間ほど経過しているが、まぁ、そんなもんだろう。
職場で使っているプリンタ、OKI MICROLINE 22Nがダメだ。画面上、ドライバはやる気満々だが、実際には全く仕事をやらない。一方、カラープリンタMICROLINE7300は特に問題はないと思う。沖データのサポートページでは、10月29日現在のドライバの対応状況で「対応予定無し」と「確認中」の2つのステータスがある。前記2つのプリンタは、いずれも「確認中」となっている。素直に読むと、「確認中」は問題があれば対応の予定あり、と云うことだろう。
その他の周辺機器としては、エプソンスキャンは概ね問題なく動いているようだ。エプソン社のステートメントによると、Leopardへの対応を進める、と表明している。そういえば、インクジェットプリンタ(PM-890c)から何も出てこないような気がしていたのだが、既にアップデータが出ていたのだ。
アップデータついでに、いくつか並べておく。
11月19日付け。Leopard関連の不具合が修正されている模様。
MacOSX10.4.11 / Security Update 2007-008も出ているが。私に関係あるのはこっちの方
10.5.1 アップデートは、Mac OS X Leopard を使用しているすべてのユーザにお勧めします。お使いの Mac の安定性、互換性、およびセキュリティを向上させるオペレーティングシステムの全般的な修正が含まれています。
このアップデートについて詳しくは、次の Web サイトを参照してください:http://docs.info.apple.com/article.html?artnum=306907-ja
セキュリティアップデートについて詳しくは、次の Web サイトを参照してください:http://docs.info.apple.com/article.html?artnum=61798-ja
このアップデートでは、Mac OS X 10.5 との互換性をサポートし、全体的な安定性が向上し、その他の小さな問題にも対処しています。
ケンジントントラックボールは、一応問題なく動作している感じだ。iMacの方がマウスワークスの設定通りに動かないことがあって、設定を変えて対応している。Kensington社がもう余りやる気がないみたいなので、とりあえずLeopardでもうごいているというとで、満足するべきなのかも知れない。