このページのもくじ

  1. 無線導入先送り
  2. ブログとトラックバック
  3. アクセス数が減った

楽しかった夏休みも、もう終わろうとしています。日本語が酷かったので、一部書き直し。

無線導入は先送り

ブロードバンド導入を決心した後、何となく落ち着かない日々を送っていた。USENに問い合わせたところ、9月中旬に開通予定とのことで、時間はまだある。折角だから無線ルータを導入しようと思い、検討していたのだが、とりあえず先送りすることにした。狭い我が家で無線を使うメリットは、実はあるのだ。私が帰宅したあと、妻は食卓で家計簿の集計、私は部屋の隅でパソコンに向かう。無線を導入すると、私も食卓で、妻の向かいか隣でパソコンに向かうことが出来る。つまり、ケーブルから解放されることで、妻との距離を3メートルほど縮めることが出来るはずなのだ。

既に在庫のみとなっているAirMacカードを使うつもりなら、急いで手に入れた方が良さそうだが、こいつはスピードに劣る上に、汎用性がない。今さらパワーブックにコストを掛けるのも勿体ない。さらに、同じ環境で途方に暮れるであろう旧PowerBookユーザーに対する、アップルの救済措置、つまり、オリジナルのAirMacスロットに利用可能なExtreme規格のカードを用意してくれる可能性やら、サードパーティ製の無線カードのドライバをOSレベルでサポートする可能性など、淡い期待も抱いて、わざわざ規格の古い、しかも高価なAirMacカードに拘る必要がないような気がした。つまり、慌てるな、ということである。

それにしても、USENの担当者によると、電話で申し込んで、クレジットカードなどの情報を伝えただけで、手続きは完了し、あとはなにもせずに待つだけとのことである。契約書に判子を押したわけではない。メールアドレスの希望を伝えたわけでもない。こんなことで大丈夫なのだろうか。

ブログとトラックバック

ブログブームと言っていいだろう。私の知人で、ホームページを持っている人の何人か(知人自体が少ないので数人ほど)が、ウエブページの更新を止めて、gooやOCNの提供するブログサービスに乗り換えた。その友人に言わせると、簡単で、手間が掛からないと云うのが大きなメリットらしい。ホームページをやっていた頃は、デザインをどうするかなど、いろいろと面倒が多かった。ブログにしてからは、一度レイアウトを決めてしまうと、あとはテキストを入力するだけで済むので、携帯電話からも入力できて、大変気楽になった、とのことである。

このページ(道具としてのパソコン)が、ドリームウィーバーのテンプレートとライブラリを応用し、外部スタイルシートを導入することで、彼が言うところの、「ブログの気軽さ」に近い状況を作り上げている。但し、もくじ作り、過去ログ作り、ファイル同士のリンクに関してはマニュアル作業に近く、かなりの手間を感じている。このページ(道具としてのパソコン)の更新手続きについて、以前に紹介した。現在でもほぼその通りのことをやっている。テキストを入力する以外に、もくじを作ったり、更新用・保存用のページを作り、それぞれにリンクを作り、と、かなりの手間である。省力化のための工夫についても紹介したが、その後ほとんど進歩していない。

友人が強調していたブログのもう一つもメリットはトラックバックである。彼は、極めて親しい知人のブログの間でトラックバックし合うことで、コミュニケーションを楽しむことが出来るという。相手のブログのコメント欄に書き込むより、自分のブログにコメントして、それをトラックバックで伝えるというのだ。友人は、不特定多数が入り込まないように、キーワードを伏せるような工夫をしているとのこと。あくまで、限られたメンバーだけが利用し合うものと位置づけている。

トラックバックのマナーが話題になっている(パーフェクト・ワールド;2004-06-13)が、このようなケースは、お互いがトラックバックし合うことを容認する間柄だけで成り立つトラックバックの利用法というわけだ。

私は、トラックバックはサイトの管理人のためではなく、閲覧者のためにある、と思っている。管理人はアクセスログでリファラーを見れば、トラックバックなど必要ない。

トラックバックのマナーという表現に違和感があったが、そういう使い方もある、と、認識を新たにした。但し、他人からのトラックバックを、マナーを楯に制限するといういわゆるネチケット的論議は、言論の自由という立場から容認できない。気に入らなければ削除すればよいだけの話だ。

アクセス数が減った

数ヶ月前まで、アクセスログの何割かが、ヤフーの検索経由で占められていた。先日話題にした、Yahooの検索エンジンの切り替えは、おやこニュースにも大きな影響を及ぼしている。アクセスログから、http://search.yahoo.co.jp経由が激減し、かわってhttp://www.google.co.jp/searchがおよそ半数を占めるようになった

例えば、「おやこニュース」でヤフーページ検索すると、38件がヒットする。しかし、そのほとんどが、おやこニュースの記事以外の検索結果やリンク集である。一方、Googleで同様に検索すると、約1400件がヒットする。この差がなんなのか。おそらく、ヤフーは登録していないページを無視しているように思う。おやこニュースはYahooに登録していない。ずいぶん前に、登録を試みたことはあったのだが、その後どうなったのか分からない。

検索ページから来た人の何割かがサイトに興味をもってリンクを辿ってくれる。こちらも、検索エンジンが能率的に働くように、いろいろと工夫しているつもりだ。自分自身もYahooをよく利用しているし、私はYahoo経由とGoogle経由を差別するつもりはない。しかし、最近のヤフーの検索結果は、何となく信用できないように思う。網羅されていない上に、妙な傾向があるような気がする。漠然とした表現だが。

そして、最近目にしたニュースにも触れておく。警視庁が、不正口座売買サイトの検索結果表示の規制要請を行い、ヤフーがそれに応じたというもの。8月28日付のニュースサイトで見つけられるはずだ。要請の趣旨は、警視庁が見つけた借名口座や偽造保険証などの販売や作成方法を紹介しているサイトを検索結果からはじき、いわゆる「おれおれ詐欺」等の犯罪者の情報源を遮断するということらしい。

ヤフーは警察権力のネットへの介入を許し、検索結果にバイアスが掛かることを容認したというわけだ。口座の売買自体は法律で規制されていないわけで、犯罪捜査の名の下に公権力の情報操作にヤフーが協力したことになる。

とりあえず、ここまで。