このページのもくじ

  1. 画像によるナビゲーション
  2. ブロードバンド化
  3. ブロードバンドルータ
  4. 無線LANはどうだろう
  5. AirMACはどうなった?(追記 2004-08-23)

もう条文読みは止めます。専門家にお任せする。

画像によるナビゲーション

Webビジネスコンサルタントのネタ帳」と云うサイトの2004-08-17の話題、「トップへというテキストの必要性」から。

Webページの左上あたりにロゴマークがあり、それはトップページへのリンクになっていることが多い。これはもはや、ユーザー側から見てもWebデザインする側から見ても、ほとんど暗黙の了解となりつつある。

(中略)

しかし、初心者(特に中高年)はそれにすら気づかない!

(中略)

テキストによるパンくずリストを書くのはナビゲーション性の向上などという高尚な理由だけではない。 そもそもテキストでないとわからないユーザーに対する救済でもある。

 あるサイトの中で、迷子になるのは、訪問者のせいか、サイトのナビゲーションが悪いのか。私は後者だと思う。ロゴマークをホームページ(トップページ)へのアンカーとする例をしばしば見かけるが、ナビゲーションとして適切かどうか。ホームページに行きたい思う人は少ない。逆に、ホームページから最初のページに戻れなくなる可能性がある。

ほとんどの訪問者は、ディープリンクを辿ってやってくる。律儀にホームページから入ってくる人など稀なのだ。必要なのは、ホームへのリンクではなく、そのカテゴリのもくじや、いわゆる「前後の記事」へのリンクだと思う。パン屑は上下の位置関係は示すが、前後関係を示さない。パン屑ナビゲーションを否定するつもりはないが、おやこニュースはパン屑ナビゲーションを止めたのだ。しかし、ここで本当に問題とすべきことは、それではない。

画像をナビゲーションのアンカーに使うことの問題点だ。参考資料として、昨年末に某デパートのお歳暮通販を利用したときのレポートを挙げておく。道具としてのパソコン2003-12-02(先の見えぬクリック)。おやこニュース・道具としてのパソコンでは、少数の例外を除いて、画像をリンクアンカーに使っていない。コンテンツを自前で用意しているので、素材屋と縁がない。テキストより判別性の高いアンカー画像を自作する自信がない。センスがないし面倒だ。なにより必要性を感じない。

画像をリンクアンカーとする意味について考えてみる。

利点
アイコン画像を用いると、文字を読めない人に理解して貰える可能性があること。
画像のサイズでアンカーの大きさを調節(固定)できること。
  • マウス操作が困難な人に、大きなアンカーを提供する
  • サイズ固定となりレイアウト上の要求を満たす場合がある
文字化けしないので、OSの環境に影響されにくい
欠点
アイコン画像は複雑な意味を表現できない。作成者以外が理解できない場合が多い
サイズを調節できない場合が多い(Operaではズームで拡大縮小出来る
初めての人には不案内。一度理解してもらう必要がある。
画像を表示するかどうかは、訪問者の判断に任される(画像を表示しない設定にすることが出来る)
データ量が多く、表示に時間が掛かる。リソースの無駄遣い
適切なマークアップがない場合、アクセシビリティが低下する
適切なマークアップについて
意味のあるAlt
borderの表示により、アンカーであることを明示する
同等のテキストによるアンカーを用意する
画像そのもののマークアップは、大変難しい問題を含む

というわけで、考えつくメリット、デメリットを並べたが、私には、画像アンカーのデメリットばかりが目立つ。画像をアンカーにする理由は、

  1. 簡単であること。素材サイトなどで、ボタン画像が豊富に手に入る。
  2. 格好良い、かわいい。
  3. サイズ固定によるレイアウト上の問題。
  4. ロゴやバナーとして、ページの個性を演出する

ようするに、手に入るから使うという安直な自己満足や、気に入ったから使うと云うこと、そしてテーブルレイアウトやフレームで、サイズを固定する手段としている場合。最後は、それなりの意義はあると思うが、バナーとして使う場合。しかし、それがアンカーであることを明示するマークアップは必要だろう。

引用した、「トップへというテキストの必要性」にある、救済という考え方には、私は同意しかねる。アクセシビリティを意識することは、素人を救済するためでないと思うからである。渡るべき世間の波が高いと云う自覚を持たせる方が、初心者のためではないか。先の見えないクリックに対する警戒心をもたなくてはならないのだ。

ナビゲーションの悪いサイトを見回るために、URL欄を適当にいじる話も出てくるのだが、そういうことが「不正アクセスを禁止する法律」に抵触する恐れがあるという話を聞いたことがある。

ブロードバンド化

住んでいる集合住宅で、光ファイバが導入されることになり、「有線ブロードネットワークス」いう会社から、月あたり、2980円のブロードバンドサービス(BROAD GATE 01)の案内を受受け取った。この手のインターネットサービスの広告は、大変分かりにくく、当てにならないことが多い。書いてある以外に費用はかからないのか?三ヶ月間だけこの値段というようなことはないのか?フリーダイアルに電話をかけて問い合わせた。

月額使用料は、回線使用料にプロバイダ料金、モデム使用料、メールアドレス一つを含んで消費税込みの価格である。8月いっぱいの申し込みは、工事量6300円をサービス。これ以外に初期手続きに3150円が必要である。一方、契約期間は当初6ヶ月間で、それ以降はひと月ごとに延長する。私はプロバイダは既に加入している。メールアドレスも持っている。本当は、回線利用だけでよいのだが、サービスは一式セットである。ちょうどよいチャンスなので、今までのフレッツISDNから乗り換えることにした。現在フレッツISDNに月額2800円払っているので、それをそのまま置き換えるということ。

マンションの共有施設まで光ファイバーケーブルを引き、各戸には電話線を使って配分するVDSLと呼ばれる形式である。ベストエフォートで100Mbpsの通信速度を標榜している。マンション内で利用者が多いと、回線をシェアする関係で、速度が落ちるのではないかと尋ねると、コンテンツ提供の都合上、契約数を制限する予定とのこと。回線使用料などを安く抑えて、様々なコンテンツ(一部は無料)の利用料を徴収することで収益を確保するつもりらしい。ただし、コンテンツの多くは、マック環境では利用できない可能性が高いとのこと。とりあえずコンテンツ利用には余り興味がないので、気にしない。

ブロードバンド用のルーターを用意すれば、5台までパソコンをつないで良いことになっている。出来れば二台つなげたい。

 ちょっと用語の解説を加えておく。

VDSL
Very High Speed Digital Subscriber Line
大容量の回線を短い距離で使い(最大でも1.5km程度)、転送速度を向上させているxDSL技術
光ファイバが混在するような環境での運用
FTTH
電話局から各家庭までの加入者線を結ぶアクセス網を光ファイバ化し、高速な通信環境を構築する計画。
Fiber To The Home
@Niftyデジタル用語辞典(FTTH

 つまり、基幹部分を光ファイバとしてマンション建物内はメタリックの高速通信とする仕組みというわけ。NTTのBフレッツも、どうやら同じものらしい。

ブロードバンドルータ

現在、ISDN用ルーター、ヤマハのネットボランテと云うやつを使っている。かれこれ5年近く前に、3−4万円くらいで手に入れた。今となっては、実に高価な買い物と思う。私がブロードバンドに切り替えなかった理由の一つが、ルーターを無駄にすることが嫌だったからなのだ。従量課金、ダイアルアップで、ネット接続に月数万円で驚かなかった当時、4万円のルータが合理的な値段に思えたのだ。(ISDNに拘り続けたそれ以外の理由は、NTTに対する皮肉と、ナローバンドユーザーに身を置き自らを戒めるため)

貸与されるモデムにブロードバンド用ルータをつなぐことが出来るはず。いろいろと調べてみることにした。まず、マックファン誌のバックナンバーで見つけた記事。インターネットセキュリティの心得(2004年6月号特集)より引用する。

ブロードバンドルータを使うだけで、外部からMacへの不正侵入を防げる。その秘密は、ルータの「アドレス変換機能」にある。(中略)外部から侵入しようとしてもルータで食い止められるのだ。

中略

最近の主流はルータを内蔵したタイプのADSLモデムだ(IP電話機能や無線LAN対応機種は間違いなくルータ内蔵型)。したがって別途ルータ導入の必要はない。だが、モデムのマニュアルに「複数の機器を接続するにはルータが必要」と明記されていれば、そのモデムは「ブリッジタイプ」になる。この場合は別途ルータを使う必要がある。

また、FTTHの「光終端装置(ONU/メディアコンバータ)」やCATVサービスの「CATVモデム」では、現状ではほとんどがルータ機能を内蔵していない。

(中略)

購入するルータは低価格のものでもよいが、高速回線を利用しているときはスループット値に注意しよう。ADSL接続なら40Mbps以上、FTTHならば90Mbps以上を目安にしたい。

(中略)

ルータの中にはウィンドウズのみの対応が多い。Webブラウザで設定すればMacで使用できるものも多いが、Macからだとファームウエアのアップデートが出来ない場合があるので注意が必要だ。

 こういったものを調べるとき、検索よりも、秋葉館ヨドバシの通販ページが役に立つ。検索で引っかかるページの8割は情報が古いのだ。2年前の情報ではまるで役に立たない。

5000円ほどで、十分なルータが手に入りそうである。90Mbps以上のスループットをもち、なおかつマック対応となると、IO-DATAのNP-BBRMか、メルコBuffaloのBBR-4HGあたり。通販ページを見ると、他に数社あるが、マック対応を明記しているのはこの2社だけ。(ルータに関しては、結構色々ある。追記参照セットアップにウインドウズ環境が必要になる可能性がある。値段はピンキリなのだが、その数倍の値段のものも売れているようで、どう違うのか。セキュリティ上の差でないことを願うが、良くわからない。

無線LANはどうだろう

二台のパソコンの一方は、パワーブックであるから、無線接続のメリットは大きい。生活のスタイルが変わると思い、検討してみた。無線ルータと無線LANカードがセットで1万円程度で売られている。例えば、WN-G54/R:IO-DATAは、マックに対応ししているというのだが、無線LANアダプタ(PCカードタイプ)がマックに非対応である。いろいろと探してみたが、サードパーティ製の無線LANアダプタを見つけられなかった。アップル純正のAirMacカードを使わざるを得ない。残念ながら、私のPowerBookは、AirMac Extreme ( IEEE802.11g)に対応していない。そして、AirMacカードは高価である。一通り調べて、上記有線ルータでとりあえず繋ぎ、AirMacカードと、無線LANのアクセスポイント(例えば、WN-G54/A:IO-DATA)を追加と云うことでどうだろう、と思っていたら、PCカードスロットで使える802.11g対応(もちろんマック対応)を発見。Sonnet TechnologiesのAria Extremeと云う製品。

近日中につながるはず。フレッツの契約解除がスムーズに行くかどうか心配。おやこニュースは軽いサイトであり続けるよう努力する。

AirMACはどうなった?(追記 2004-08-23)

まず、無線LANに関する規格などについて、おさらいしておく。

 無線LANの規格は、IEEE802.11nによって定められており、現在3種類の規格が使われている。(n = a, b, g)この中で、802.11bと802.11gは互換性があり、コスト的にも安い。最大通信速度は、bが11Mbps、aとgが54Mbpsとなっているが、実データの転送速度は、それぞれ、4-5Mbps(208.11b)、20-25Mbps(208.11aおよびg)となっている。 aとgの比較では、コスト以外に、aは混信に強い。gは到達距離が大きい。

アップルのAirMACカードは802.11b、AirMAC extremeは208.11gの規格である。ルータ、及び、無線ルータのマックとの互換性だが、ハードそのものは、TCP-IPをサポートしていれば問題はないはずで、カタログ上の「対応OS」は、セットアップなどのユーティリティソフトの対応によると思われる。したがって、セットアップやファームウエアのアップデートさえ出来れば、ネットワークに接続することはOSに関係ないはずである。とりあえず、マックOSに対応を明記しているルータ、無線ルータをリストアップする。無線ルータに関しては、有線部分の実効スループットで価格帯が分かれる。1万円以下のものはが50Mbps前後、2万円程度のものは、90Mbpsを越えるようである。

マック対応を明記している無線ブロードバンドルータ
機種・メーカ 価格(ヨドバシ) 対応・スループット値
CG-WLBARGTS・コレガ \15,500 -18%(Y) 208.11g・FTP測定値:89Mbps
PA-WR6600H/B・NEC \14,800 -18%(Y) 11a/11g/11b対応・ローカルルータモード:88.6Mbps
MN8300W・NTT−ME \19,800 -10%(Y) 208.11g・FTP測定値:99Mbps
BLW-04FMG・プラネックス \18,600 -18%(Y) 208.11g・FTP測定値:91Mbps
マック対応を明記している有線ブロードバンドルータ
機種・メーカ 価格(ヨドバシ) スループット値
CG-BARHX・コレガ \5,980 -18%(Y) FTP測定値:98Mbps
NP-BBRM・ IDデータ \4,480 -15%(Y) FTP測定値:94Mbps
BBR-4HG・BUFFALO \5,880 -18%(Y) FTP測定値:92.5Mbps

問題は子機の方である。マックの新機種にはAirMac Extremeカード(208.11g規格)が標準で装備されているので面倒がない。私のPowerBookは、AirMac カードスロット(208.11b規格)があるが、カードは装備されていない。この場合、無線LANにアクセスできるようにするには、幾つか方法が考えられる。

  1. AirMacカードを購入する
  2. PCカードスロットにサードパーティ製の無線LAN PCカードを装着する
  3. USB無線LANアダプタを利用する
  4. 無線LAN Ethernetメディアコンバータを利用する。

AirMacカードは"b"規格で、速度は遅いが、PCカードスロットが塞がらず収まりがよい。速いに越したことはないが、それでもISDNよりフタケタ速い。実用上はさほど支障にならないかもしれない。しかし、かなり高価である。無線LANPCカードは、安価で大変多くの種類がある。無線ルータとセットの商品も多いが、そのほとんどはマックに非対応である。USBのアダプタも実用的だと思うが、全くマックに対応していない。メディアコンバータは対応しているものもある。話題のAirMac Expressもその一つだろう。しかし、高価な上にケーブルが一本余分に必要で、私の目的にはメリットが少ない。

PCカードタイプの無線LANアダプタがマックに対応しないのは、純正のAirMacがあるからだろう。サードパーティがドライバを作らない。アップルとしても、OSでサポートする必要がない。ところが、つい最近、多分数日前、アップルのカタログからAirMacカードが消えてしまった。Apple Storeのみならず、ヨドバシや秋葉館の通販リストからも消えてしまっている。AirMac Extreme非対応のハードのユーザーを切り捨てるものだと思う。

PCカードタイプの無線LANアダプタは探せばいくらか見つかる。

Aria Extreme (Sonnet Technologies)
PCカードタイプ、208.11g規格対応、\9,240(秋葉館)
MAC Wireless 11g CardBus (Mac Wireless)
$89.98
WPE-800 AeroCard Extreme (MacSense)
AeroCard Extreme 802.11g 54Mbps Wireless Cardbus Card $89.95
WPE-700 AeroCard (MacSense)
AeroCard Plus 802.11b Wireless PCMCIA Card for Mac/PC $79.95
RBTBG-AW (enterasys)
RoamAbout 802.11 a/b/g Multimode PC Radio Card for client

 日本国内で手に入りそうなのは、ソネットの製品のみだ。探していると、AeroCard Universal Mac Driverが目に入った。PC用のLANカードをマックで使うためのドライバソフトである。$24.95。208.11b規格の多くのカードが使えるようになる、とのことだが、、、

まだ、ブロードバンド開通の日取りについて、連絡がない。共有部分の工事は終わったはずなのだが。