大判ポスター、作成中。
久しぶりに、Mozillaの恐竜マークをクリックしたら、Mozilla browserの新バージョンが出ていました。
Mozillaは私のメインブラウザです。今のところ、職場用Powerbookで1.7RC2、自宅G4は1.6を使っています。FireFoxもインストールしてありますが、余り使っていません。
Mozillaは、ウエブブラウザに加えて、メーラー、コンポーザー、チャットの複合ソフトということですが、その中で私が実際に使っているのはブラウザ部分のみ。RC(release candidate)3が、そのまま最終バージョンになったようです。RC3をインストールしたつもりで居ましたが、バージョン確認すると、いつの間にかRC3が取れていました。
Mozillaブラウザの「仕様変更」が、話題になっていました。
Mozillaは、プログラム自體として、仕樣變更が多過ぎて、擴張ツールを作るのも怖いし――そもそもカスタマイズやブックマークですらヴァージョンアップ時に繼承できない可能性があるのでは、話にならない。以前は、テーマを標準のものから變へてゐると、ヴァージョンアップしたあと、 Mozillaが立上がらなくなる、と云ふどうしやうもない不具合があつた。私は以來、面倒の原因となるテーマの使用は避けて來た。そして、 Mozillaそのものが面倒な代物に思へて來て、使ふ氣が失せてしまつた。
何年かかればMozillaは仕樣が固まるんだらうか。
で、この手の仕樣變更は、オープンソースのプログラムではやたらと多いやうに思はれる。メーカ製品でも、メーカがなくなつたり、開發・販賣元が變はつたりして信用出來ないものが最近は多い訣で、いつまでも使へる訣ではないのだが、毎日新しいテスト版が出るやうなオープンソースのプロジェクトのプログラムは、餘程好きな「追つかけ」の人でないととても使つてゐられない。仕事にはとても使へない。プログラムの見た目のカスタマイズが繼承されない程度ならばまだ良いが、例へば、ワープロで出力されたデータが、次の日には最う使へない、と云ふのでは話にならない訣で、仕樣變更が多いのは不安材料である。
闇黒日記平成十六年六月十八日
私がいつからMozillaと付き合いだしたのか、1.3あたりだったと思う。大昔はIEを使っていた。その後Netscape7に乗り換え、その過程でMozillaというものがあることを知った。7.1以降進歩のないNetscapeを止めて、Mozillaを使い続けている。私のような使い方、つまり、普通にウエブブラウジングをして、自分の作ったサイトの表示確認をする分に、Mozillaはさほど不安定な印象はない。私にとって、表示が信頼できる点がよい。拡張ツールというのが具体的にどういうものを意味しているのか、良くわからないが、私のような、ウインドウズを使わないというユーザーには、最初からウインドウズ版IEという選択肢がない。このページはインターネットエクスプローラーに最適化されています、というようなページに出くわすと、対処しようがない。
お使いの Web ブラウザでは、このサイトが正しく表示されないことがあります。
新しい MSN Japan は、Internet Explorer 5 以上のブラウザでご覧いただくよう最適化されております。
正しく表示させるために、Microsoft Internet Explorer 5.x 以降、または MSN8 をご利用いただくことを推奨させていただきます。
それ以外のブラウザでご覧いただいた場合には、レイアウトの崩れ、または読み込みに時間がかかってしまうなどの可能性がありますことをあらかじめご了承ください。
あるいは、ちょっと前に取り上げた、JR東日本のえきねっとのような、
ブラウザはMicrosoft Internet Explorer4.5以降、もしくはNetscape Navigator 4.73をお勧めさせていただいております。これ以外のバージョンおよびMacintoshをご利用の場合、不具合が発生する場合があります。予めご了承ください。
といった記載は、全く珍しいことではなく、私は、忌々しいと思いながらも、リスクを承知で先に進むか、改めてその必要性について自問し、諦めるかのどちらかである。こういった不具合の一部は、野嵜さんの仰るところの、仕様変更が多い
、という点なのかもしれない。マイクロソフトがマック向けのエクスプローラの開発を止めてしまった現状で、バージョンが5.2から進む見込みのないIEより、開発途上のSafariやMozillaを使うということになる。これは、もはや最新のIEを使う見込みのないマックユーザーの宿命で、オープンソースのプロジェクトのプログラムの利用者
と同様、マックユーザもすでに、餘程好きな「追つかけ」の人
のカテゴリーに入っていると云うことなのかもしれない。私自身は、そういうつもりはないけれど。
現実には、1.4から本格的に使い出したと思うのだが、バージョンアップに伴って、バージョン間の互換性に不都合を感じたことはなかったように思う。少なくとも、マック用ブラウザの他の選択肢(Safari、OmniWeb、Opera )などと比べると、互換性は悪くないと思う。同じprofileフォルダを使い回せている。少なくとも、1.6で取り込んだ、テーマ"PinBall"も使い回せている。そういえば、テーマのダウンロード先で、バージョンの制限があるのを見たような気はする。良く文字が化けます。CharacterEncodingを選び直すだけなんだけれど、これも不安定さとか、バグのうちなのかも。
Mozillaのブラウザ部分のみ使うのなら、FirefoxかCaminoで十分ではないか、というと、その通り。インストールはしてあって、いくらか使ってみたこともあるんだが、、、
取り敢えず、パワーブックにインストール。ver0.9だそうです。以下、リリースノートより。
- 新しいデフォルトテーマ
- デフォルトテーマがアップデートされ、3 種類すべてのプラットフォームにおいて一貫したアピアランスが提供されるようになりました。Firefox 0.9 の Windows 版には、すっきりと引き締まった新テーマが統合されています。今後のリリースで Linux 版 (GNOME) テーマの微調整も行われます。
- 包括的なデータ移行支援
- Firefox への乗り換えがかつてなく簡単になりました。Firefox は、お気に入り、履歴、個人設定、Cookie、パスワードなど、様々なデータを Internet Explorer からインポートできるようになりました。また、Mozilla 1.x、Netscape 4/6/7、Opera からのインポートも可能です。今後のリリースで、Mac OS X 版と Linux 版にも、Safari、OmniWeb、Konqueror といったブラウザからの移行支援機能が実装されます。
- 拡張機能・テーママネージャ
- 拡張機能マネージャとテーママネージャが新たに加わり、アドオンの管理とアップデートが大変便利になりました。また、Firefox の新バージョンがリリースされるとアップデートを通知してくれる「スマートアップデート機能」も搭載されています。
しばらく使ってみたのですが、モジラを止めて、Firefoxにする理由が見あたらず。取り敢えず、スクロールに画面表示がついてこない所とか、読み込みが終わったのに、くるくるマークが出たまんまな所とか、タブが見づらいところとか、bookmarkをファイル出来ないところとか。
お気に入りとか、メールデータとか、そこら辺は、ソフトを乗り換える上でネックになるところ。共通の書式があると良いと思う。難しいのだろうか。顧客をつなぎ止めるために、わざと互換性を落としているのかも。
左側にトラックボールを置き始めて二週間くらいだろうか。概ね慣れてきた。但し、細かな操作、特にテキストの選択などで、左右方向にドラグする操作は難しい。取り敢えず使えるように、ではなく、右手より能率的に作業できるように、というのが目標である。キーボードの配置上、デリート、エンター、矢印、(テンキー)が右にある。左手操作のスキルが向上すると、キーボード右側のキーの操作が楽になるはずである。コマンドキーは、私の使っているキーボード(PowerBookG4のデフォルト、HappyHackingKeybord、共にASCII配列)ではスペースの両側にある。MouseWorksの方は、右手のセットアップのまま使っているので、少々混乱する。左手小指でクリック、親指でドラグ操作である。慣れの問題と思うが、出来れば左右入れ替えて親指クリックとしたいが、設定の入れ替えが面倒すぎる。
小児期に、強制的に左利きを右利きに矯正すると、言語に問題が出ることがあるらしい。つまり、大脳の言語中枢は利き手と密接に関連し、右利きでは大脳左半球に言語中枢がある。無理矢理利き手を変えると、大脳内部で情報処理に混乱を来し、いわゆる「どもり」になることがあるとのこと。少々昔に聞いた話で、余り正確ではないかもしれない。
今回、マウス操作を逆にして、私も一時的ではあるが、若干の混乱を生じた。喋る方ではなく、キーボード操作である、スムーズに出てこない。特に、キーボード中央付近のキーがスムーズに打てなかった。そういう研究があるかどうか知らないが、キーボード失語などという病態もあるのではないか。(google 「キーボード失語」では何も出てこない)脳動脈傷害や外傷などで、このような状況に置かれる人は少なくないと思う。研究したら興味深いかもしれない。
Yahooの検索エンジン、YST(Yahoo Search Technology)が、独自のものに切り替わったとのこと。参考文献:備忘録2004年6月6日:YSTの衝撃
この中で、徳保氏も指摘なさっていますが、YSTとGoogleの検索順位が大きく異なる場合が多いようです。
例
大阪府南部にあるショッピングモールの検索結果です。今まで、この検索結果から大変多くの人がおやこニュースに立ち寄って下さいました。YSTの方は、何故か、りんくうタウンアウトレットの紹介ページではなく、おやこニュースメニューのページのみが検索に掛かっています。僅か13ページリストアップされて居るなかで、googleでトップに出るページがYahooでリストに載らないのも変な感じです。
おやこニュース全体で見ると、従来、アクセスログの半分以上を占めていたと思われるYahoo検索経由のログがかなり減りました。また、キーワードの傾向もすっかりと変わり、いまやおやこニュースはザリガニ関係の検索、もしくは、人気のホットケーキレシピサイトになりつつある(というと、かなり大げさ)。
順位が下がる、というのならまだしも、リストから外れるというのはどうしたものかと思う。ケンジントントラックボールで検索すると、トラックボールの使い方のページが上位に出ていたのが、この頃のヤフーでは、そのページがリストから落ちてしまっている。自分のサイトを例に取ったが、実際に何かを検索するときに、検索サイトの信頼は、一つには順位で、もう一点は、網羅されていること、と、私は思う。その点、ヤフーのYSTは大いに問題ありだ。
というわけで、今回はこの辺で。