ダイアリ:いっしゅんの一コマ@おやこニュース
午前中の雨で予定がキャンセルになった日曜の午後。
お友達に誘われて、六甲山にハイキングの予定でした。おべんとうが出来ていたのですが、結局雨天中止。天気予報は晴れるということだったのですが、我が家の周辺では雨が止むのが数時間ずれ込んだようです。
フレンテでヨウカラの誕生プレゼントを選んだあと、タンタンがカメを見に行きたいと言い出しました。目的地は、片鉾池公園です。我が家からは歩いて7-8分ほど。トウサンがつき合うことにして、準備していると、ナミンチも一緒に行くとのこと。相変わらず仲の良い二人です。
タンタンは自転車に跨り、「上手になったねぇ」などといいながら、ナミンチとトウサンは歩いてついて行きました。夙川沿い、二号線手前のカラタチの木の前で立ち止まり、アゲハの幼虫を二匹見つけました。別に急ぐわけではありません。暗くなるまではまだ幾分時間があります。
紅葉の季節にはまだ早いけれど、公園の緑はすっかり元気を無くしています。いつのまにか、キンモクセイは跡形もなく散っていました。二号線を超えて、JRの鉄橋をくぐる坂道を通るたびに、ヨウカラの幼稚園の見送りを思い出します。坂道の途中にサクラの木があって、その景色が好きです。
片鉾橋を渡って池を見下ろすベンチに向かうと、スケッチブックに写生を楽しむご婦人が居ました。ミニサイズの自転車を乗り回すタンタンを見て、すれ違ったカップルの女の子が、まだ小さい子なのにすごいね、と、男の子に話しかけていました。
池をのぞき込むと、立ち枯れのガマの穂や倒れた蓮の実の間を大きな錦鯉がゆったりと泳いでいましたが、カメは見つかりません。いつもなら、ひなたぼっこをしているはずですが、もう冬眠に入ったのでしょうか。池をのぞき込む2人を見て、写真を撮ろうとカメラを構えると、バッテリ切れ。フィルムの予備はポケットに入れてきたのですが、残念。メンテナンスの基本がなっていません。マニュアルフォーカスにして、スイッチを入れた瞬間にシャッターを切る、というテクニックで二コマほど写しましたが、それでおしまい。あとはデジカメで、と思ったら、そっちの方もバッテリ不足の警告が点滅し始めました。
タンタンはカメを見るついでに公園で遊びたかったらしいのですが、ナミンチは久しぶりに電車を眺めたかったらしい。トウサンも、電車の方に興味があります。タンタンは線路脇に自転車をほったらかして、公園を一回りしましたが、誰も付いてこないので諦めたようです。スーパーハクトが大阪方面に向かって走り去りました。イーエフが貨車を引かずに、一両で神戸方面へ。寂しそうに見えました。
遠回りして、踏切で少し時間を過ごして、森具公園を通って帰ろうとしたら、一緒にハイキングに行く予定だったお友達に出くわしましたが、挨拶だけで、別れました。公園を通るたびに、片づけられてしまったコンビニ店先のツバメの巣を気にするタンタン。来年の春、戻ってきたツバメはどうするのかなぁ。