誕生日の電車ツアー 

電車を見せると機嫌の良い長男。いつもJR神戸線に張りついて、走り去る電車に歓声をあげているのです。寝る前に選ぶ絵本も、電車のものが多い。以前から、絵本に出てくる電車や機関車の実物を見せてあげたい、と思っていました。3歳の誕生日を迎え、お祝いにJRツアーを企画しました。JR大阪駅で、特急を見て、新大阪から新幹線で京都へ。そして、梅小路機関車館で蒸気機関車を見て戻ってくる。なかなか面白そうです。

大阪駅

いつも通り、阪神香櫨園駅から阪神電車で梅田(大阪)に向かいました。西宮乗り換えです。JR梅田駅側に出るなら、神戸寄りの車両が楽なのですが、息子は先頭(大阪寄り)に拘ります。新幹線の切符を買って大阪駅ホームに入りました。まずは、電光掲示板を見て、お目当ての電車を探します。特急雷鳥がそろそろホームに入ってくるはずです。そして、しばらく待てばサンダーバードも出発するはず。ちょうどお昼時で、駅構内の551で豚まんを買って、サンダーバードの出発ホームで食べました。向かい側のホームで、寝台特急、トワイライトエクスプレスが出発を待っていました。さらに向こう側のホームに、電車が入ってきて、エリポンが云うには、タンゴエクスプレスだというのです。確かに、絵本で見た姿に似ています。あわてて、ホームから降りて、そちらに向かいました。

駆けずり回りましたが、せめて時刻表くらいは持っていくべきだった。あまりに無計画だったことを少々反省。そろそろ時間。大阪駅を後にして。新大阪へ向かいました。

阪神特急電車 特急雷鳥サンダーバードを眺めるタンタンタンゴエクスプローラとエリポン
  1. まずは、ハンシンデンシャの特急に乗りました
  2. JR大阪駅、特急雷鳥を見つめるタンタン
  3. おお、これがサンダーバード
  4. エリポンが見つけたタンゴエクスプローラ

新幹線で京都へ

新大阪駅で、新幹線を待つ間、次々入ってくる新幹線に歓声を上げながら、写真撮影。タンタンも興奮していたようです。私たちの乗る新幹線は700系。京都まではあっという間ですが、雰囲気は十分に味わいました。

こだま号300系700系のぞみ号新幹線車内
  1. こだま号で0系が健在
  2. 鉄仮面、300系
  3. 700系に乗りました
  4. 新幹線の車内でデジカメ写真を見る

梅小路機関車館へ

京都駅から梅小路機関車館まで歩きました。結構距離があります。路線バスに乗った方が良かったと思います。線路沿いを歩き、梅小路公園に入ってからかなり距離がありますが、歩いていると、蒸気機関車の汽笛が聞こえ、みんなの足が速まりました。ようやく梅小路機関車館に到着。疲れました。

梅小路機関車館について

私が子供の頃は、何度も蒸気機関車がひく客車に乗ったことがあります。窓が開き、トンネルに入るときはあわてて閉める。しかし、古い客車で窓の動きが渋くて苦労したような気がします。蒸気機関車が姿を消したのがいつのことか定かでは、鉄道100年の記念切手を手に入れた頃、(1974年)前後だったと思います。梅小路機関車館は、かつての蒸気機関車の基地、梅小路機関区をそのまま活用して、蒸気機関車を文化財として保護、展示しようと、鉄道100年を機に作られたそうです。半円形に並んだ車庫の中心に転車台があり、車庫の中をほぼ自由に観覧できる様になっています。入り口の建物は、最古の木造駅舎、京都二条駅で、1997年に移築されたものです。ここの展示の特徴は、動態保存していると云うことで、全てではありませんが、実際に運転できる状態を保っており、実際に煙を吐きながら走る蒸気機関車が引く車両に乗ることが出来るのです。

子供たちは王子動物園でD51を見たことがありますが、極めて保存状態の悪い、ぼろぼろの蒸気機関車でした。実際に動く車両、そして、機関車トーマスでもおなじみの半円形の車庫にずらりと並ぶ蒸気機関車と転車台は、きっと興味深いものでしょう。JR大阪駅見学とセットでプレゼント。新幹線乗車券付き、というのはなかなか素晴らしいアイディアです。

機関車館で

機関車館の入り口には、大きな蒸気機関車の動輪が飾ってあります。入り口は旧二条駅駅舎で、入館料を払って中に入りました。大人400円、子供は4歳以上が100円です。建物は資料館をかねていて、蒸気機関車に関するいくらかの資料と、アジアの蒸気機関車に関する写真展を開催していました。

駅舎を通り過ぎると、扇形車庫があり、ずらりと蒸気機関車が並んでいます。車庫の中左半分は、自由に歩き回ることが出来ます。右側、奥手の方は、工場になっており、古い機関車のレストアや、メンテナンスなどに使われているようでした。

動態保存

一応、展示されている機関車の一覧です。

8620型8630号
日本で最初に量産された、旅客用機関車
C57型64号
有名な貴婦人と呼ばれる旅客用機関車。SL山口号に使われています。
C56型160号
ポニーの相性で知られる小型の客貨兼用機関車。SL北びわこ号に使われています・
B20型10号
戦争末期に作られた構内輸送用の小型機関車。復元され動態保存となりました。
D51型200号
おなじみのデゴイチ。大型貨物用機関車。今回はスチーム号として、機関車館内で客車を引きました。
C61型2号
大型旅客用機関車。D51型からの改造です。
C62型2号
特急つばめ号を牽引したことで知られる、超大型旅客用機関車。風よけのつばめマークが特徴。

静態保存

9600型9633号
大正時代に作られた貨物用機関車。キュウロクの愛称で知られる。
D50型140号
大正末期から昭和初期に作られた大型貨物用機関車。
C55型1号
昭和初期に作られた中型旅客用機関車。
C11型64号
小型タンク機関車。旅客、貨物の牽引に加え、構内の貨車の入れ替えに活躍。
C59型164号
大型旅客用機関車。東海道本線で、特急列車を引いていました。
C51型239号
C51型の最終製造番号。特急つばめを引いたほか、お召し列車に使われていました。
C53型45号
国産唯一の3シリンダー大型旅客用機関車。
C58型1号
主に戦中に作られた中型客貨兼用機関車。ローカル線で活躍した。
D52型468号
戦争末期に作られた、超大型の貨物用機関車。C62型の原型。

静態保存の機関車は、運転席に入れるようになっています。また、動態保存の機関車も、櫓に上ってすぐ近くに寄ることが出来ます。触ることも自由。素晴らしい展示です。扇形車庫の前には、転車台があります。

スチーム号とシロクニくん

ここの素晴らしいところは、実際に蒸気機関車が動いているところです。ものすごい大きな汽笛が聞こえてきます。D51が客車を引いて、走るのです。大人200円、子供100円の乗車券を買うと、蒸気機関車、スチーム号が引く客車に乗ることが出来ます。機関車館から、梅小路公園の中を、多分、500メートルほど、往復してくれます。蒸気と煙と、大きな警笛にびっくりしながら乗りました。スチーム号の運行時間は一応決まっていますが、お客が多いときは、かなり柔軟に次々と出発してくれます。

スチーム号の停車場の向かいには、売店と休憩所があり、飲み物や簡単なおみやげを買うことが出来ます。この日は、休憩所内でプラレールで自由に遊べるようになっていました。たくさんのレールに囲まれて、タンタン大喜びで遊んでいました。ここから引き離すのに苦労しました。

ちびっ子広場と本物の電車

転車台の向こう側は、砂場や、ちょっとした遊具とベンチがあり、一休みできる様になっています。脇を走る東海道線や新幹線を眺めることが出来ます。

扇形車庫の中ではミニチュア機関車のシロクニ君に乗ることが出来ます。車庫の中を一往復するだけですが、子供たちには楽しめる様です。また、構内に客車が一両置いてあり、その中でお弁当を食べたり、一休みしたり出来ます。その中は冷房が効いていました。

機関車館入り口ずらりと並ぶ機関車転車台スチーム号>櫓の上からC62型C55型1号車ディーゼル機関車ミニチュア機関車
  1. 入り口。旧二条駅舎
  2. 扇型駅舎
  3. 転車台の前で
  4. 今日のスチーム号はデゴイチ
  5. やぐらに上って上から見ることが出来ます
  6. 目の前。触ることも出来ます。
  7. すぐ近くによることが出来ます。
  8. 塀の向こう側のディーゼル機関車
  9. シロクニ君に歓声

阪急電車で帰宅

夢中になって遊びました。とても楽しい場所です。名残惜しいですが、西宮まで帰らなくてはなりません。帰り道はバスに乗り、阪急を使って夙川まで。今日一日で、随分たくさんの乗り物に乗り、電車を見ました。タンタンにとっても、姉たちにとっても、とても楽しい日曜日となりました。

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