ウインドウズビスタがうまく動かずに苦労している人がいるらしい。そういえば、私が初めて触ったビスタ(実家にあったFMV-DESKPOWER LX50W/D)もほとんど壊れているようなコンディションだった。購入時にあれこれ気を揉んだけれど、私の環境ではまずまず動いているな。
私の環境をおさらいしておく。
オフィスというか、お遊び程度にしか使っていないんだけれど、そこそこ動いている。グラフィックスが少々弱い様だ。それ以外は概ね順調。OSXの中で起動しているという状況を差し引いて見てしまうが、期待以上だと思う。
ビスタに変えたら遅くて使い物にならない話を、ウインドウズ素人の私には理解できないところを読み飛ばすと「そんなに苦労するくらいなら、Mac使えばいいのに」と云う感想をもつ。
VMwareFusionを使うと少々辛そうなMinesweeperだが、ブートキャンプパーティションを起動ディスクに指定して再起動すると、もうバリバリのウインドウズパソコンになる。MacOSにアクセスできなくなるけれど、マインスイーパーは派手にバリバリと炸裂するようになる。
私は今のところ、あんまりウインドウズを使っていない。使う状況になっていないから。VMwareFusionの仮想マシンとして起動すると、パフォーマンスではハンデがあるけれど、Macユーザーとしてはメリットがある。
ひとつはMacOSを一緒に使えることって、これは当たり前。それ以外には、ふたつのOSの間でデータの受け渡しが比較的簡単。つまり、MacOSのメールクライアントで受けた添付エクセルファイルを仮想マシンのデスクトップにドラグしてコピーできる。その逆向きも可能。この作業をブートキャンプ再起動で行うには、外付けの記憶装置を介さなくてはならないらしい。それから、ビスタに対応していないケンジントンマウスワークスソフトウエアがある程度使える。インターネット接続の設定がMac側に依存したり。
VMwareFusionを起動しているだけで、CPUパワーの何割かを消費している。メモリも相当喰うから、なんにせよヘビーな何かを実行する場合は仮想マシンは修了しておいた方が良いと思う。それにしても、壊れたかと思うほどは遅くはないし、とりあえずいつでもマックに戻れるのが、仮想マシンの良いところ。
ところで、三千円ちょっとの周辺機器と同時購入するとOEM版ビスタが半額程度で買えるって、なんの話かな?