Leopard導入以来朝9時にMacBookProが起動する件、の続報である。
CoreDuoのiMacの方はLeopard導入にもかかわらず、そういった妙なことにはなっていないようだ。MacBookProだけである。何がどうなって、何に困っているかについては、上記リンクにまとめられているので、重複を避ける。
ちょっと進展があった。進展といっても解決に近づいたというより、むしろ事態が深刻化したようだ。非常に不可解に感ずるのは、パソコンの個体差があるらしいこと。このような状況で困っている人は少なからず居るようだが、全体から見ると少ないらしい。
Leopard(Intel Mac)は勝手に起動するという記事を見つけた。この中にiMacの場合の不具合の修正方法が紹介されている。私のはiMacではないが、バッテリを外せば同様の手順を踏むことが出来そうなので、やってみた。結論から言うと、これでは解決しない。少なくとも私のMacBookProでは駄目だった。確かに翌日の9時に起動しない。しかし、使っている間に「あと10分でスリープ」のアラートが出始め、二日後には朝9時に起動した。以前PMUのリセットを試みたときと同様の結果である。
状況が悪くなったというのは、このトラブルに由来するシステムフリーズが何度か起きたこと。(常時ではない。以下は、スリープ状態のスケジュールを「キャンセル」出来ないことがときどきあるという話。)
パターンとしては二通りある。
一番目に関しては、このトラブルとの関連性は検証できないけれども、私は強く疑っている。
2番目は大変深刻で、他のアプリケーションは動いているが、ファインダが止まってしまう。
その状態になった時にアラートウインドウ上にカーソルを運ぶと風車回転が始まる。さらにこの状態では、コマンドオプションエスケープが効かない。また、スリープのアラートウインドウでフリーズするために、システム終了・再起動が効かなくなる。パワーボタンを押すと出てくるはずの「コンピュータを今すぐシステム終了してもよろしいですか?」アラート
と、バッテイングするらしく、スリープウインドウの風車回転を解決しない限り、コンピュータのシステム終了、再起動が出来なくなる。エスケープする手段は恐らく、パワーボタンの長押し(強制終了)のみだ。
外付けのドライブにシステムを待避させて、内蔵ドライブをフォーマットして新規インストールを試みようかと思っていたが、どうやらそれも無効らしい。Apple Discussions, 勝手に起動します。に幾つかの実例が紹介されており、色々な取り組みの中で唯一解決に結びついたのは、ロジックボード交換(msg#13 ken氏)とのこと。ロジックボード交換!!!やめて欲しい。仕事考えるとなぁ。
取り敢えず、バックアップか。
それにしても、こういう末端ユーザーの間だけで話題になっている不思議。アップルはこのトラブルについて認めていないように思う。MacFan誌に取りあげられた覚えもない。そういえば、Mac OS X 10.5.2アップデートが出て、これは大々的なアップデートであるからして、もしかすると何かこっそり改善されているかも知れないと、淡い期待を抱いて、寝る。