前々から話題にしている、不調PowerBookG4の同僚はウインドウズノート(デルの小さめのやつ)も併用している。余り広くない机に、ときにパソコンを二台並べて、但し、前後タンデムに並べて、作業しているのを見かける。どうやら、プレゼンテーション用のパワーポイントの作成をデルに任せているらしい。外部からデータを取り込む必要があり、ウインドウズの方が柔軟らしいのだ。取り込む相手がウインドウズパソコンで作ったデータであるケースが多々。

私のボスもマック(G5)とバイオを並べている。ウエブブラウジングやメールのやり取りは主にマックを使っているようだ。一方、小さなPDA端末(というのだろう、多分)も持っている。とにかく、メールに追いかけ回されている。バイオは事務方とのファイルのやり取り専用なんだろう、きっと。

私は事務机にMacBookProと19インチCRTモニタを横に並べて作業している。狭い。机の脇にはでかいフラットベットスキャナが置いてある。その脇にはインクジェットプリンタ。別室には二台のレーザープリンタがLAN経由でつながっている。NASもあって、データのバックアップなどに使わせてもらっている。

私のマックにはウインドウズがインストールしてあるから、まぁだいたいなんに出も対応できるはずだ。出来ないことはないはず。例えば、ウインドウズユーザーから頂いたワードテンプレファイルをウインドウズビスタのワード2007で開いて、私のマックに保存してあるワードファイルをマックバージョンで立ち上げて、中身を適宜ウインドウズバージョンにコピペする、というようなことが、一台のパソコンでいとも容易くできてしまう。そんなことを一台のパソコンでやって何か役に立つかどうかはやってみないと分からない。

ワードを2つ起動するのはなんだか能率が悪そうなので、Macのパーティション書類フォルダのワードファイルをウインドウズのデスクトップにドラグしてコピー。私はデスクトップを散らかすのが嫌なので、ドキュメントフォルダの中に書類フォルダを作って収めた。それをワード2007で開いて、テンプレファイルにコピペ開始。しかし、何だね。ワードって、どうして書式を引きずってコピペがデフォルトなのかな。折角のテンプレがグチャグチャになっちゃう。書式無しのテキスト形式でコピペ、したいよね。しかしそのためには、形式を選択して貼り付け>テキスト形式を、いちいち選ばなくっちゃならない。ずいぶん前からこういう仕組みだけれども、誰も文句言わないね。一度受け入れた操作は、次からは自動的に選んでくれると良いんだけど、やっぱりいちいちメニューから選ばなくっちゃならない。仕事の能率が上がると、ニポンのサラリーマンの何割かがリストラクチャリングで職を失う。だから、ワードやエクセルの操作性に関しては、リストラクチャリングはしないんだな、きっと。まぁ、この辺のめんどくささはMacバージョンのワードも似たようなもの。但し、何故か各々のウインドウにでっかい操作パネルが嵌め込まれて、とっても邪魔に感じるウインドウズバージョンに較べて、マックバージョンの方は、文書ウインドウはすっきり。操作系のツールバーやパレットは別のウインドウにまとめられて居るから邪魔にならなくて良いと思う。ツール場のカスタマイズも簡単なので「テキスト形式で貼り付け」ボタンを設定している。ウインドウズバージョンの方はツールバーのカスタマイズのやり方が分かっていない。

ぶつくさ文句を云いながら、ウインドウズ版のワードで文書を完成。ところがあろう事か印刷が出来ない。ちょっと困る。何かが拙いらしい。多分、私が何かヘマをやっている。明日もう一度試みることにするが、結局今日は諦めた。諦めて済む問題ではない。文書を秘書に届けなくてはならない。

ウインドウズ版のワードファイルをマックに移すのも、結構面倒。USBフラッシュメモリを使うのが良いかも知れない。

ここで私がやったことは、ウインドウズ版のサファリを開いて、私のドットマックにアクセスして、ファイルを共有しようとする試み。しかし、サファリが英語版のため(?)英語版のドットマックにつながり、少々面倒なことに。結局ファイルをiDiskに送るのは諦めて、ドットマックのウエブメールの添付で、私のアドレスと秘書のアドレスに送ることにした。私はウインドウズでメールクライアントソフトを使っていない。外とのメールの受け渡しはMacの仕事だ。

こうして手に入れた、自分で作ったウインドウズワードファイルをMac版のワードで開いて印刷。秘書への添付送信は差出人とメール本文が化けた以外はまずまずうまく行ったらしい。

というか、これでは意味がない。

そういえば、IntelMacでクラシックOSを動かすエミュレータの話を耳にした。シープシェイバーというフリーソフトである。実は、まだ出来れば使いたいクラシックアプリケーションが1つだけあるのだ。さっそくインストールしてみることにする。

 

分類
Mac
URL
http://www.oyakonews.com/oyanews/homep/HP2008/HP080207.html