いろいろあるが、ヒマはなし。Leopardの不都合について重要な追記あり。
お布施というのは、アップルコンピュータ(株)に義援金を支払うことだ。違う、OSを買うことだ。私はマックOSは無料にしたらよいと思うから、OSに支払うお金は寄付や義援金のように感じるのだ。
最近は几帳面にアップグレードしているな。何でかというと、アップルコンピュータの出すOSを信頼しているから。そういう購買行動を取る私を「信者」と呼びたければどうぞ。私の周りにも何人かのアップルユーザーが居る。その人達は「信者」とはほど遠い。だからお布施を払うつもりが無い。セキュリティ上の問題点などを指摘して、私はOSのアップグレードを勧めるが、未だにOS9を使い続ける年配のご婦人に、私は何をどう説明して良いのか分からない。彼女は大量の過去の遺産をもっている。今でさえ、過去の遺産の互換性に苦慮している。それをOSXに乗り換えろ等と言えない。彼女はマック版のマイクロソフトオフィス98が動けばそれで十分で、事務職が廻して来るエクセルテンプレートをそれで開ける限り、何も問題はないのだ。
一台のパソコンが寿命を全うするまでの間に、いくらくらいのお金をアップルコンピュータ(株)に納めるのだろう。ちょっと計算してみよう。先日、丁度引退させたPowerBookG4の場合だが、どうやら手に入れたときにOSX10.1が入っていたようだ。
パワーブックは3回のOS更新を経た。改めて当時の記事を読み直すと、初期のOSXの混乱ぶりに驚かされる。そして、OSが新しくなるごとに動作は軽くなり、洗練されていったことを思い出す。Mac OSX Leopardの技術仕様をみると、必要システム条件(プロセッサ 867MHz以上)を残念ながら満たしていない。
上記パンサーの時は何かの都合で、多分普通のお値段で買ったと思う。今回は、税込み13,400円(アカデミック価格;一般向け価格は14,800円)。以前の記録を見て気付いたのだが、アカデミック価格がずいぶん値上がりして普通のお値段とほぼ変わらないレベルだ。これはどうしたことか。因みに、今回同時に購入したiLIFE '08のアカデミック価格は8,820円であるが、古いメールを見返すと、iLIFE '04は3,400円(アカデミック版)で手に入れている。
アップルのソフトウエアのアカデミック価格はいずれも大幅に値上がりしている。
ソフト | 通常価格 | アカデミック | 5ライセンスファミリーパック | 今回の支払い額 | コメント |
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OSX Leopard | 14,800 | 13,400 | 22,800 | 28,200 | MacBookProはアカデミック版をインストールし、費用は職場に負担してもらう予定。iMacの方は通常版を購入した。支払額はファミリーパックの方が安いが、コスト負担を明確に区切るため、やむを得ず。 |
iLife '08 | 9,800 | 8,820 | 11,800 | 11,800 | 自腹を切ってファミリーパックを購入し、MacBookPro、iMac両方にインストールした。iPhotoは仕事に大いに使う。 |
iWork '08 | 9,800 | 8,820 | 11,800 | 8,820 | アカデミック版1ライセンスのみ購入。仕事のみに使用する。一応、iMacにもインストールしているが、私以外は使わない。同時に立ち上げることはない。 |
しかし、アカデミック版ーに較べて「5ライセンスファミリーパック」の価格設定はどうなっているのだろう。全く計算が合わない。私はOSは無料にすべきだと思うから、安さに文句を云っているのではない。通常価格、アカデミック価格とバランスが取れないことに文句を云っている。
こういうウエブページに記録を残して公開するようになって、私は正規ライセンスの取得に特に気を遣うようになった。また、職場のお金を出してもらうのに、公私混同とならないように気をつけている。結果的に余計なお金を払っているような気がする。
近年はOSの更新がおおよそ2年おきになっている。パソコンの寿命は5年程度か。まぁ、二回、ないし三回更新することになる。アップルの財政にOSの売り上げがどれくらい貢献するのか知らないが、マック以外に使いようのないOSである。依然として、二重取りされている気分は晴れない。
先ず、追記を先に読んで下さい。
手始めにiMacに、翌日MacBookProに、新しいOSをインストールした。内蔵DVDドライブを使い、メディアの確認のステップはともにスキップして所要時間はともにおおよそ一時間程度。メディアを突っ込んで、何度かクリックすると後は放って置くだけ。かつてフロッピーでインストールを経験している身としては、ずいぶん楽になったものだと思う。ちょっと古いか。
実際には、ちょっと固まるステップがあった。iMacの方はインストールが終わり、自動的に再起動がかかったところで停まった。正確に言うと、固まったかどうか定かではない。待たされた。ずいぶん待たされて、耳を近づけてみたがHDDや光学ドライブが動いている気配がない。嫌だったがやむを得ずリセットしたところ、無事に起動した。MacBookProはインストール用DVDを挿入し、インストーラーを立ち上げたあと再起動したところで停まった。これも、本当に停まったのかどうか判らなかったが、随分と待たされたあげくにやむを得ず再起動。Cを押しながら起動させ、インストール作業を開始した。その後は問題なく進んだようだ。
起動させるとWelcomeのアニメーションが出て、セットアップ。かつてのように「マイラインのお客様」で人を煙に巻く、ようなことはなく、先ずはドットマックのIDとパスワードを尋ねてくる。様々な個人情報もいちいち入力する必要がないのは、ドットマックIDのお陰なのだろう。今までの設定をほぼ受け継ぐ形で、新しいOSが動き出す。お見事。
使ってみて、今までのアップグレードに較べて遥かに大きく変わっていることに気付いた。マックOSは見た目が重要なのだ。格好良さという意味でなく、みて分かるようにできている。見かけが統一されている。アイコンのサイズ、色、デザイン、メニューの並び順や様々なアクションなどが一定の基準に則って作られているというような話を聞いたことがある。だからユーザーは迷わない。安心して使うことができる。そのマックの見た目があちこち変わっている。と云うことは、このOSは大きく変わっていると云うことだ。
例えば、フォルダのアイコンが変わった。メニューバーが変わった。半透明になり、アップルマークがグレーになった。アクティブなメニューの色が鮮やかなブルーになった。300以上の新機能ということだが、取りあえず変わったな、と思わせる反面、今までの設定はものの見事に受け継がれるし、今のところ操作が大きく変わったり、使えなくなったものは無いようだ。OSを変えるときは少々緊張するのだが、ほぼ今までのまま、問題なく使えているように思う。動作も、特に遅くなったような気はしない。これはたいしたものだと思う。と云うのが、使い始めて48時間ほど経過した時点での感想。iMacを使う妻や子どもたちにも、何かおかしな所があったら教えてくれ、と云っておいたのだが、特に問題を感じていないようだ。
三重大学奥村先生のブログ経由。私のMacはIntel CPUなので関係ないのだが、クラシック環境廃止には十分に注意した方が良いね。CaptyTV universalが動かないという話だが、動きません。私はユーザーだった。Captyのスイッチを切ってStationTVソフトウエアを立ち上げ、今まで録画してあるやつを視ることはできる。CaptyTV 本体の電源を入れて接続していると、StationTVはデバイスに接続中というアラートが出て、そこから進まなくなる。これを回避するには、ソフトウエアの強制終了するのみ。今のところPIXCELAから対策のアナウンスはおろか、不都合の報告さえない。CaptyTV universalはLeopardで動きません。対策されるまで買うべからず。
他にも色々な不都合がレポートされている。
「上書きインストールは問題が多い」と云うことなのだが、具体的にどういう状況が生ずるのだろう。クリーンインストールとなると、非常に面倒。むしろ、HDDをもう一つ用意して、クリーンインストールしてから環境移行が良いのかも。
Leopard導入に伴いアップデート。
3.2 クライアントアップデートの適用をすべてのユーザの方に推奨します。このアップデートにより、信頼性、操作性、互換性などの全般にわたる多くの問題への修正が行われます。
注意:Apple Remote Desktop バージョン 3.2 クライアントは、Apple Remote Desktop バージョン 3.2 Administration ソフトウェアによってのみ管理することをお勧めします。クライアントをアップグレードする前に、お使いの Apple Remote Desktop Administration ソフトウェアをバージョン 3.2 にアップグレードしていることを確認してください。
このアップデートの詳細については、こちらを参照してください:http://www.info.apple.com/kbnum/n306490-ja
このアップデートは、Mac OS X Leopard をお使いのすべてのユーザにお勧めします。
このアップデートの詳細については、次の Web サイトを参照してください:http://docs.info.apple.com/article.html?artnum=306804-ja
iLife'08をインストールにともなうソフトウエアアップデートを実行する。
Aperture 1.5.6 では、パフォーマンスに関する問題への対処、全般的な安定性の改善、Mac OS X v10.5 との互換性確保などが行われています。 すべての Aperture ユーザの方にこのアップデートを推奨します。
このリリースの詳細については、こちらを参照してください: http://www.info.apple.com/kbnum/n306387-ja
Backup 3.1.2 は、Backup 3 のすべてのユーザにお勧めします。 このアップデートを使用することで、信頼性が向上され、また Leopard および iWork '08 との互換性が改善されます。
Backup 3 の詳細については、次の .Mac の Web サイトを参照してください:http://www.apple.com/jp/dotmac/backup.html
Backup 3 のサポート情報については、次の Web サイトを参照してください:http://www.apple.com/jp/support/dotmac/backup/
このアップデートにより、全体的な安定性が向上し、互換性全般に関する問題への対応、およびその他の小さな問題にも対処しています。
このアップデートでは、ビデオおよびオーディオ編集能力、iMovie のイベントおよびプロジェクトを開いたり切り替えたりするときのパフォーマンスなど、いくつかの問題に対処しています。またこのアップデートは、互換性全般に関する問題への対応、全体的な安定性の向上、およびその他の小さな問題にも対処しています。
このアップデートには、単独のグラフィック表示に関する問題への対処、他社製のオーディオソフトウェアとの互換性のサポート、Magic GarageBand での小さな問題の修正、および互換性全般に関する問題への対応が含まれます。
このアップデートでは、イベント間で写真を移動する際に発生する問題に対処するほか、ホリデーカードのデザインを含む新しいグリーティングカードのテーマにも対応しています。また、互換性全般に関する問題への対応、全体的な安定性の向上、およびその他の小さな問題にも対処しています。
この iWeb 用のアップデートには、iWeb 1.x で作成したウェブサイトをアップグレードする際の問題、公開に関連する問題、および互換性全般に関する問題への対応が含まれます。
このアップデートは、iLife '08 アプリケーションで共有されるシステム・ソフトウェア・コンポーネントをサポートし、全体的な安定性を向上させ、その他の小さな問題を修正し、互換性全般に関する問題にも対処します。「iLife '08」のすべてのユーザに、このアップデートを推奨します。
それから、こんなのもあった。
勝手にアップデートしてくれた。詳細不明。アドビのウエブページを見たが良くわからない。セキュリティ上の何かと思うが。
これだな。
前回、新しい講習会が始まり、その準備の話を書いた。
全てを投げ打ってと云うわけに行かない。とにかく、出来るだけ少ない労力で効果的な資料を作らなくてはならない。かなり重たい作業になるから、MacBookProを手に入れておいて良かったと思う。これをPowerBookG4でこなすのはかなりのストレスとなるだろう。使っているときは機嫌良くつきあっていたPowerBookG4/667だが、久しぶりに自宅で起動させてちょっと驚いた。私自身がパワフルなCPUにすっかり慣らされている。動くはずのものがまともに動かない。替え時だったと云うことなのだろう。
ところで、Keynoteのバグについて書いておく。ver 4.0.1。最新版である。新しいテーマの中で、「インダストリアル」と云うやつが出来がよい。背景は黒、文字が白である。ちょっと問題があって、私の作る資料には、化学構造式が出てくる。ChemDrawと云うソフトで描くのだが、これが線画であるから、背景黒となると、白線で表現する必要があるのだが、これを配付資料(モノクロ印刷)とするときに、塗りつぶしを印刷しない設定とすると、白い線画が見えなくなる。プロジェクタで映して、プリンターでも印刷しようと思ったら、背景は白っぽい方がよいのだ。私は線画を表示させるために、いくつかのマスタースライドの背景グレーバージョンを用意した。(マスタースライドインスペクタ>アピアランス>背景>半透明イメージ塗りつぶし)。こうして、毎日のように資料を作り続けているのだが、何しろ余り手間を掛けていられないから、アニメーションなどはほぼなし。
こういう作業をしていて、ちょっとしたKeynoteのバグに気付いた。バグあるのは当たり前なんだけれども、気付いたときにメモ。
久しぶりに、職場からの帰り道にあるヤマダ電器に立ち寄った。この店には数台のマックが展示されている。iMacが展示されていた。他にもソニーや富士通も並んでいたが、どれも透明なポリカーボネイト素材を使っていて、これはおそらく先代のiMacに影響を受けたのだろう。ノートパソコンも並んでいたが、Apple製ノートに較べると、どれも厚ぼったくて一昔前の雰囲気に見える。そしてOSXだ。先日、職場の知人にビスタを見せてもらったけれど、私はOSXの方がずっと洗練されているように感じる。見た目の話だけれど。私はアップルユーザーで良かったと思う。
ところで、ヤマダ電器でみたアルミニウムiMacは、斜めから見るとモニタが黄色く見えた。これは私のMacBookProのモニタも同じく。自宅で使っている白いiMac20インチのモニタはそんなことはないんだけれど。
MacBookProのメモリを追加した。今、メモリの値段が随分下がっているのだ。これからもっと下がるかも知れない。私が手に入れたのは、 Swissbit製 DDR2 SDRAM PC2-5300 2GB(2048MB) SO-DIMM(11990円)を二つ。秋葉館の通販で手に入れた。私はパワーブックを開けるのはお手の物なのだが、アルミニウムノートをいじった経験がない。アップルの説明通りにやったつもりだが、プラスねじドライバにはかなり緊張した。
実際には特に難しいことはない。コーナンで買った安いドライバセットの一番小さいやつを使って作業を終えた。ちょっともたついたが、起動した。新しいOSも含めて、今のところは特に問題は無さそうだ。アクティビティモニタでみると、普通の使い方で常時1GB以上メモリに余裕がある。とりあえず、ウインドウズインストールの準備が整ったということ。
やれやれ。秋が深まっています。