このページのもくじ

  1. ドリームウィーバーについて久しぶりに
  2. 更新版を用意すること
  3. ドリームウィーバーでAlternative fileを作る
  4. ハンドルネーム
  5. 本名を公開するとき
  6. アップデータ

割と過ごしやすい夏。

ドリームウィーバーについて久しぶりに

使っている。このサイトで最も良く読まれているのが、一連のドリームウィーバー解説ページだ。

おそらく、解説ページ全体として一日当たり200ページくらいの読み出しがあると思う。これは、おやこニュースへのアクセス全体の四分の一程度に相当する。読み出しが多い理由は明らかで、要するに検索で上位に出るということ。いくらか、お役に立てているのだろうか。

今、皆さんがご覧の「道具としてのパソコン」のようなページをどうやって作るか、というような話しをそのうちにまとめようと思っていて、結局やっていない。少し書く。

おやこニュースの中には、道具としてのパソコン以外にも、いくつか、ほぼ定期的な更新をしているページがある。そういったページでは、更新版と保存版を用意している。これは、あくまで定期的な閲覧者の便宜を図るためにやっている。保存版のみでは、URLがパス名+ファイル名となる。道具としてのパソコンの場合、http://www.oyakonews.com/oyanews/homep/HP2007/HPyymmdd.htmlである。(yymmddは年月日を表す)パスが長すぎる。もう少し簡潔なサイト構成とするべきだったと、今にして思うがすでに手遅れで、極めて悪いとも思わないのでそのままやっている。

定期的な閲覧者は「最新の記事」に興味があるに違いない。新しい記事に誘導する手段が、更新版を用意することである。(一方で、検索経由でやって来る閲覧者は、最新の記事にほとんど興味がないようだ)

更新版を用意することで、「最新の記事」という属性をもつページに、固定したURL(http://www.oyakonews.com/oyanews/homep/current_hp.html)を提供することが出来る。ブックマークして定期的に更新をチェックすることが出来る。また、私はアンテナを使って定期的に訪れるサイトの更新情報を手に入れるが、固定されたURLはアンテナ利用のためにも必須である。また、ウエブページを作成・管理する側にも、「最新の記事」のURLが固定出来ることはメリットが多い。

更新版が無い場合、読者は記事のURLを知り得ない。URLを知らなければ、アクセスすることも出来ない。案内のページ(例えばホームや記事の一覧などのもくじページ)を用意することで最新の記事を紹介することが出来るが、それ自体が手間である。閲覧する側も、更新情報を確認するために、案内のページを見て、更にもう一度クリックしなくてはならない。

更新版を用意すること

さて、全く同じ内容のページを二つ用意する方法について、解説する。

実は、簡単である。まず保存版のページを作り、それを別名(更新版のファイル名)で保存する。「ファイルを置き換えますか?」と尋ねられたら、「はい」。異なるフォルダにファイルを保存する場合、「リンクを更新しますか?」と尋ねてくるから、「はい」。これで終わる。

おやこニュースでは、今月のカバー画像のページが、この方法で更新されている。面倒くさいので、本来書き換えるべきリンク要素などもそのままである。

このやり方は手軽だが、些か不親切だ。サイトの中に、全く同じ内容、体裁のページが二つ存在するため、閲覧者や検索エンジンに混乱を生じさせるかもしれない。

本来は以下の配慮が必要だ。

閲覧者に対し、

  1. 更新版であり、内容は随時書き換えられていくこと。
  2. リンクやブックマークのために保存版が用意されていること。

といった「注意書き」を明示する必要がある。特に、内容に興味を持った人が、自分のサイトやブログなどで言及してくださった際に、保存版をリンク先にして下さるように、はっきりとわかりやすく注意書きを書くことが必要である。

さらに、head要素に以下を書き加える。

  1. 更新版はロボット拒否。<meta name="ROBOTS" content="NOINDEX, NOFOLLOW" />
  2. リンク要素でalternate属性の指定。<link rel="alternate" href="保存版のURL" />

これらは、検索エンジンに対する配慮である。

更新版は、あくまで常連さんのために用意する。彼らは、サイト全体、あるいはそのページの構成をある程度理解しているから、更新版に多少余計な飾りがあっても迷うことなく新しい記事に辿り着く。また、常連利用者は、更新版のページをブックマークしたりアンテナに補足することで、私のサイトの入り口となるから、記事を読む邪魔にならない程度にリンクやナビゲーションで飾り立てることは許される(と私は思う)。

ドリームウィーバーでAlternative fileを作る

ドリームウィーバーを使ったAlternative fileの作り方について、もう少し具体的に紹介する。(バージョン8のマック版である。)

道具としてのパソコンでは更新版と、保存版でスタイルシートを違えているが、さほどの意味はない。更新版のもくじをクリックすると、保存版の記事にジャンプするようになっている。スタイルシートを変えることで、閲覧者が別のページにジャンプしたことに気がつくように、という配慮をちょっとだけ意識している。

ドリームウィーバーのテンプレート機能とライブラリ機能を組み合わせるが、あくまで作製者の手間をソフトウエが肩代わりするだけで、閲覧者には何のメリットも無い。また、当然、記事の内容も左右しない。但し、手間を省いて労力を削減し、間違いを減らしたり、記事の作成する能率を上げることができる。記事の内容をライブラリとして登録しておくと、ミスタイプなどで修正が必要になったときに、ライブラリの一カ所を修正することで、二つのファイルを同時に同じように修正することが出来る。

概要は、二種類のテンプレート(保存版用と更新版用)を用意し、記事本文ともくじ部分を独立したライブラリとして登録する。すると、本文、及びもくじを書き直すと、保存版、更新版両方に反映され、一度に両方のファイルを更新可能となる。一階の更新に必要な具体的な手順を以下に述べる。

  1. 前回の保存版を新たなファイル名(最新保存版.html)で保存する。
  2. 前回の保存版の修正
  3. ライブラリの修正
    • 記事部分(実際に記事を書く)
    • 見出し部分(記事に基づいたもくじを作る)
    • 修正を保存し、ライブラリ項目を更新する
  4. 保存版の修正
    • Head要素内のTitle要素、link要素の修正
    • Body要素内のライブラリに含まれない部分(h1要素、ファイル名・リンクなど)修正
  5. 更新版の作成
    • 保存版を更新版に上書き保存する(リンクを修正)
    • 更新版用のライブラリを適用する
    • リンク要素、保存版へのリンクなど、適宜修正

記事に訂正、加筆が生じた場合、ライブラリを修正すると、更新版、保存版の両方に修正が反映される。

一般論となるが、まずはしっかりとマークアップしておくこと。テンプレート・ライブラリの有効利用はそれに尽きる。

興味があるけれども、よく分からないという場合は、ソースを見ると何となく分かるかも。この記事に使っている更新版保存版それぞれのテンプレートの実物にリンクしておきます。

つうか、同じような記事を以前にも書いていた。あんまり進歩がない。

ハンドルネーム

私は、匿名掲示板のようなものにほとんど関わりがない。なんだか、インターネット・WWWの悪い部分というような扱いをされることが多いけれども、私は別な意見をもつ。極めて多様なものが混ざり合っているだけに、中には下世話なゴシップを扱う部分もあるだろうが、多くは極めて有用な匿名情報の集合体なのではないか。発信者が匿名であることは、情報を集める上で重要なファクターである。作者の素性が分からない記事は、常に読者がその信頼性を判断する必要がある。

当てになるか、ならないか、誰かが保証してくれると、安心する人もいるらしい。しかし、保証してくれる人を信用する勇気を私はもてない。歴史の教科書にあることが、すなわち事実ではない。当然、全てが公平に書かれているわけではなく、多くの事実とされていることが、のちに虚偽であることが証明されることは多々ある。著名な先生が書いたコラムが著名先生本人である保証を誰がするか。著名先生の信頼性に関する情報はどうやって手に入れるか。著名先生が専門外に言及しているなら、それは素人の戯言とどこが違うのか。

誰かが何らかの意図をもって用意した著名専門家の意見より、多くの人の目に触れて、様々な意見が交錯する匿名掲示板の方が、より公平な意見を集めることが出来るケースも考えられる。まぁなんと言うか、私が何度か目にした2ちゃんねるのスレッドは、全体を通してみるとそれなりの情報を読み取ることが出来る、有用なものだった。匿名の問題点は、なりすましが可能であることだ。一人が百人になりすまして、多数意見を偽装することが出来るなら、それは読者の判断を狂わせる。

私は自分のサイトを公開するにあたり、匿名を選んだ。当初から家族のことを扱う積もりでいたから、安全上の配慮から匿名にした。始めるときは誰もが素人で、私はインターネットがどれほど市民のセキュリティに影響を与えるか知らなかった。今もって分からない部分はある。初めてウエブページを公開する時に、プロバイダにサーバースペースを申しこんで、取りあえずでっち上げたIDが、そのままハンドルネームになっている。おしゃれでも、分かりやすくもない。しかし、私はずっとこれでやっている。いまさら変えるつもりはない。よそで他のハンドルネームを使ったこともない。

どうやったところで、つまり、おかしなニックネームだったり、一見まじめそうな普通の名前だったり、どう名乗ろうと自由で、発信者の自己申告である。そのもっともらしい名前が、本名か、ウソかは、実はたいした問題ではない。まずは、読んで信憑性を判断せよ、ということで、記事に貼り付けてある著名な先生のお名前は、むしろ客観的な判断の邪魔になる。

私は匿名だろうが実名だろうが関係ない、という主張である。ちなみに、私の本名は検索等に掛からないように配慮した上で、誰にでも見られる場所に公開してある。

本名を公開するとき

私はハンドルネームを使っているが、実名でやっている人も多い。

著名人のオフィシャルページ、オフィシャルブログの類は、当然ながら実名だ。私の旧友の小説家、小路幸也氏は、下積み時代に長くハンドルネームで読書日記を公開していたが、本名でプロデビューしたのをきっかけにして、実名を使い始めた。今は「小路幸也オフィシャルサイト」という扱いになっている。デビューに際して、ペンネームを考えたようだが、結局本名でデビューした。ペンネームがあれば、実名は公開しなかったはずだ。

政治家や作家、芸能人、その他、名前を売り込んで利益が得られる人はそうするだろう。しかし、ネットに参加している大多数は、本名を公開することのメリットは何もない。著名人が実名で何か意見を書いたとしても、その名前を存じ上げていなければ、それはハンドルネームと大差ない。

アップデータ

いくつか。サボっている間に溜まっていた。

オーディオアップデート2007-001

10.4.10 が動作している Intel プロセッサ搭載 Mac をお使いのすべてのユーザに、このアップデートを適用することをお勧めします。このアップデートでは、オーディオの問題を修正します。

このアップデートの詳細については、次の Web サイトを参照してください:-http://docs.info.apple.com/article.html?artnum=305840-ja

QuickTime 7.2

QuickTime 7.2 では、重大なセキュリティの問題が解決されています。また、以下の機能が追加されました:

すべての QuickTime 7 ユーザの方にこのリリースを推奨します。

QuickTime Pro ユーザの方への重要な注意
QuickTime 7 をインストールすることにより、QuickTime 5 や QuickTime 6 などの旧バージョンの QuickTime での QuickTime Pro 部分の機能は使用できなくなります。このインストールを続けた場合、 QuickTime Pro の機能を再び使えるようにするには、QuickTime 7 の Pro キーを新規に購入する必要があります。インストール後に、www.apple.com/jp/quicktime を参照し、QuickTime 7 Pro キーを購入してください。

iTunes 7.3.1

iTunes 7.3 では、iPhone サービスを有効にし、お持ちの音楽、テレビ番組、ムービーなどと同期できるようになりました。また、お気に入りのデジタル写真が家の中のどのコンピュータにあっても、Apple TV を使ってワイヤレスで共有し、楽しむことができるようになりました。 iTunes 7.3.1 は、iTunes ライブラリにアクセスする際の iTunes 7.3 での問題を解決します。


公私ともに忙しい。