新年度といっても、特に何もなし。Dreamweaverが落ちまくり。ちょっと怖い。(4月2日に幾らか修正、および追記。)
Mozilla Firefoxにセキュリティ上の問題。バージョン1.0.2リリース。
Firefox 1.0.2 で修正済み
- MFSA 2005-32
- ドラッグ&ドロップによって特権付き XUL ファイルが読み込まれる
- MFSA 2005-31
- Firefox のサイドバーパネルを通じて任意のコードが実行される
- MFSA 2005-30
- Netscape Extension 2 を含む GIF 画像の処理過程でヒープオーバーフローが生じる
http://www.mozilla-japan.org/projects/security/known-vulnerabilities.html
セキュリティ上のアップデータということで、私は直ちに導入したのですが、サイドバーの表示にトラブルもあるようです。私はサイドバーを使いませんので、これといった問題は感じません。それからもう一つ。
iPod ソフトウェアアップデート 2005-03-23
には iPod ソフトウェア 1.1(カラーディスプレイ付き iPod 用)が含まれています
- iPod に直接写真を読み込んで表示できる、オプションの iPod Camera Connector をサポート
- アップデートされたスライドショー用トランジション
どうやら、iPod Photoのためのアップデータということらしいので、私のiPodには、あまり関係はなさそう。
ところで、初めのうち、G4+iTunesでビジュアルエフェクトに未練を見せていた息子ですが、数日後には、iPodに乗り換えてしまいました。iPodをいじりながら、自分の聴きたい曲をどうやって出すかを理解したようで、そうなると、道具はもうどちらでも良い、ということのようです。それにしても、手を洗ってから触って欲しい。
何となく、その気になり、ラックに並んだ懐かしいCDを次々にiTunesに取り込みました。久しぶりに聴くthe Rolling Stonesであります。Goat head soupが、私は好きです。ライブラリも充実したところで、週末のドライブにiPodを持って行きました。かつて、10年以上前ですが、ポータブルCDプレイヤーを車載していたことがあり、その頃使った接続装置(カセット型のインタフェイスをデッキに挿入するやつ)を引っ張り出し、利用することが出来ました。
実に快適で、今まで車の中に乱雑に積んであったCDを全て車から降ろすことにしました。快適ではありますが、安全上の配慮として、iPodをきちんと固定する必要があると思う。運転しながらの操作はかなり危険。ドライブの前には十分にプレイリストを練って、準備しておくか、同乗者に任せてしまうことが必要でしょう。
iPodの操作性はかなり優秀と思うが、いくつか疑問点を指摘しておく。基本的には、ボタン五つにアップダウン、合計7つの操作で液晶ディスプレイを動かしていく。タッチセンサの必要があったかどうか疑問に思う。うっかり触るたびに音量が変わりあまり宜しくない。液晶画面が小さすぎる。長めのタイトルが入りきらない。(末尾が切れるので、例えば、BeatlesのPast Masters volume oneとvolume twoの区別がつかない)そして、私がもっとも疑問に思うのは、縦型、上半分に液晶、下半分にボタンという配置である。私は逆(上に操作系、下に液晶)の方が使いやすいと思う。あるいは、初期設定で、上下反転、横倒しなどを選べるようにしたらよい。他社からよく似た製品が出ている。先日見かけたシャープ製プレーヤーも縦型で上が液晶、下が操作系だった。横倒しで使うなら、右利きなら画面左、ボタン右。左利き用に反転して使うことも出来るようにしたらよい。ソフトウエアで解決可能なのではないか。
車載で使ってみて、iPodそのものでは曲目リストをいじれない点がじれったかった。5年後に携帯音楽プレーヤーがどこまで進歩しているか、想像もつかない。携帯音楽プレーヤーの進歩は、音楽を提供する側の構造も根本から変えることになるだろう。
年末から年始に掛けて、購入後5年あまりを経過したPowerMac G4-400 (PCI)のアップグレードに取り組んだ。数ヶ月経過し、そこそこ使い込んで、一応その反省点などをまとめる。
やって良かったですか?と尋ねられたら、うーん、と唸る。アップグレードは一応の完成を見たが、その後のMac miniの登場で大きく状況が変わってしまた。アップグレードには、Mac miniを新規に購入し、使い物になるだけのメモリ増設をして幾らかお釣りが来る程度のコストが掛かった。アップグレードの価値をどこに見い出すべきか。
こういうことを書きかけて、書店でMacFan5月号を手に取ると、「拡張カードによるアップグレード」の特集記事が掲載されていた。おおむねその通りのことをやった人が、ここにいるというわけで、私なりの検証記事ということになる。
1999年、登場とほぼ同時に購入したヨセミテボードのPowerMacintosh G4-400、いわゆる、PCIグラフィックスと呼ばれるタイプである。拡張性に関しては、CPUはZIFソケットと呼ばれるタイプ。PCIスロット4つ、メモリスロット(168pin)が4つ、などなど。直後に登場したAGPバスを持つタイプに比べるとアップグレードの選択肢はかなり狭い。
ケースを開きやすく、内部をいじりやすいのは、PowerMac G4の最大の美点と言っていいだろう。アップグレードの内容については、過去ログを参照のこと。
上手くいったこともあるが、がっかりさせられたこともある。そして結局どうなったか、という点をこれから述べる。
機嫌良く使っている。アップグレードの効果はあった。かつてはとても使う気にならなかった、かなり重たいソフトも立ち上げて使っている。まぁまぁ使えている。しかし、素晴らしく速くなったわけではない。仕事用のPowerBookG4-667 DVI(メモリ1GB、HDD60GB)と比較すると、CrescendoZIF1GHzは、明らかに処理速度が劣っている。CPUの処理速度はクロック周波数だけで決まるわけでないことは、何となく判っていた。「システムプロファイラ」で、ハードウエアの概要をみると、バス速度(66MHz vs 133MHz)と二次キャッシュ・三次キャッシュ(表示なし vs 256KB・1MB)が、目立っている。
Dreamweaverを使うにはデザインビューから入力するのが少々辛い。ATOK17の処理がいささか重荷になっているように感ずる。ATOKはアップグレードの度に機能が追加されるが、非力なCPUで使うために、余分な機能を外す設定が出来ないのだろうか。
以前と比べてまぁまぁ実用的になったことは実感する。職場から持って帰ったら必ず立ち上げていた、PowerBookはこのごろ鞄に入りっぱなしのことが多い。
MacFan誌の特集では、CPUアップグレードとMac miniの新規購入をコスト・性能比で比較している。私の場合、残念ながら(幸いなことに?どっちか)、Mac mini登場前にアップグレードを完了してしまったので、選択の余地はなかった。私のパソコン選びの指標は二つある。More Power、そして、資源の有効活用である。全く新しく買うのであれば、十分な処理能力をまず求めた上で、それが何年間使えるかを考える。有効活用は、結局コストの低下にも結びつくはずである。G4-400は、結果的にその目的に合致していたと思う。
CPUアップグレードはMac miniを新規に購入するよりはるかにお金を掛けたにもかかわらず、処理能力でMac mini に及んでいないと思う。もしも、の話になるが、私がアップグレードを検討した時点で、Mac miniを選ぶことが出来たら、どうしていただろうか。Mac miniの3年後を想像する。Mac miniは、要するにモニタ外付けのiBookである。あらゆるインターフェイスの増設を拒否する、完全な使い捨てパソコンと割り切る必要があるだろう。アップグレードの価値は、5年前の自分の方針を貫きG4-400を捨てずにすんだことである。さらに3年使い続けるつもりであるが、結果的には相当厳しいだろう。OSX10.4がどれほどCPUに負荷を掛けるものなのかが気になる。10.1から10.2、10.3になったときは、CPUの負荷はむしろ軽減された。今回もそうなることを願っている。
HDD+DVDレコーダー(東芝RD-XS36)を購入したのだが、DVDのことがよく分からず、なかなか自由にならないのでイライラしていた。どうにもらちがあかないと思い、iPodを購入したついでに、DVDドライブを手に入れた。LogitecのSuperMulti Drive。型番はLDR-HA165FU2/Mとなっている。早速、G4-400にFireWireで繋いでみたのだが、なんと、DVDビデオを鑑賞できないことに気がついた。DVD playerというソフトがインストールできていなかった。インストールしたところで、DVDビデオを再生できない。どうやら、DVD playerは著作権上の配慮で、動作に内蔵DVDドライブが必須らしい。大変ややこしい。
http://www.kensington.com/html/1385.html#mac26
セキュリティ上の問題を解決しているとのこと。Mac OSXバージョンは、15.0 MB。
MouseWorks2.6をインストールして以来、Dreamweaverが頻繁に落ちる。ダブルクリックでファイルを開く操作を受け付けずに、そのまま落ちてしまう。とりあえず、MouseWorks2.6をアンインストールし、2.51に戻して様子を見ることにした。ver 2.6はワイヤレス機器に対する対応ということで、私の環境では、機能上はどちらでも大差ない様に思う。
女房が、新しく並んでいる銀色の箱に気がついているのかどうか、ちょっと気になる。