これといって、計画のない週末でした。

オオイヌノフグリ

慎ましやかな青い花

神戸市立森林植物園

探険しているみたい

高校野球の観戦、という手もあったのです。とりあえず、三週間前に借りた本を、図書館に返しに行こうと思って準備していたのです。どこか、行きたいところはあるかい?と尋ねると、エリポンは、王子動物園に行きたい、といいます。彼女が開いていた、「のびのびパスポート」を見せてもらいました。小学生に配られる、近郊の施設の案内です。パスポートを持参すると優待入場できます。行きやすい所。空いていそうな所。我が家は、料金のかかる遊園地のような所を好みません。

ぺらぺらとめくっていて、「神戸市立森林植物園」が目に入りました。カアサンに提案。図書館をキャンセルして出かけることにしました。

先日手に入れたiPodを車に積んで、出かけました。森林植物園は、まだ季節はずれなのでしょう。閑散としていました。もうじき、ツツジやシャクナゲ、それからあじさいなど、季節の花が咲き出すと、きっとお客さんで溢れるのでしょう。人が少ないので、ゆっくりのんびりと楽しめました。冬枯れの景色のおかげで、見通しが利きます。枯れた枝の先にむくむくと膨らむ新芽が、春の訪れを感じさせて、心地よいです。あと二週間ほどしてから行けば、その違いにビックリするはずです。春の始まりの瞬間を見つけたような気分でした。

ふと、足元を見ると、オオイヌノフグリが満開。満開とはいっても、とても慎ましやかに咲く花ですので、梢を気にして歩いていると、見逃してしまいそうです。ほかに、ホトケノザはそろそろ終わり、名前はわかりませんが、白い小さな花が沢山咲いていました。

脇道に入っていくと探険をしているようで、とても楽しいところです。植物園の詳しいことは、そのうちに別項で詳しく紹介するつもりです。


aboutus/diary/D05/030005/032705