このページのもくじ

  1. 新しいサーバーに持って行く
  2. 旧サーバーのコンテンツの扱い
  3. このごろの当サイト
  4. ハードやら、ソフトやら(ここから2004-12-06追記)
  5. PowerMac G4をどうしよう

引っ越し手続きについてまとめます。

新しいサーバーに持って行く

新しいサーバーに、コンテンツを移すことは、今にして思えば、さほどの苦労は無かった。気をつけるべき事を列挙する。とりあえず、どうしてもやらなくてはならないことから。

HEAD要素部分
サイト内のリンクのなかで、HEAD要素内のリンク要素に絶対位置によるURIを指定が多かった。特に、スタイルシートへのリバースリンクは全て絶対位置指定になっていた。これは、旧サーバーの設定に不備があり、「拡張子CSSファイルのMINE TYPEをtext/plainとするため、Mozilla系ブラウザの標準準拠モードでスタイルシートが適用されない」という問題に対処するため、スタイルシートファイルをOCNのサーバーに置いていたからだ。
ほとんどのケースは、テンプレートの修正で解決した。
コンテンツそのものの修正
各ページの末尾にある、アドレス部分など、旧サーバーのURIが記入されている部分を修正した。アドレス要素に関しては、ライブラリの修正で解決した。コンテンツ内の修正は、旧URIの表示を新URIに置き換えるのであるが、このような単純な作業に、ドリームウィーバーの検索機能は極めて有効である。テンプレートとライブラリに加えて検索・置き換え機能を使うと、数時間でおおよその修正が可能である。ただし、コンテンツ内の修正の場合、単純に置き換えるだけだと文脈が通じなくなる場合があるので注意が必要。ひとつずつ確認しつつ修正する。面倒なら修正を諦める。
CGIの修正
久しぶりに、CGIをいじった。要するに、出来合いのフリースクリプトを修正し、セットアップしたという意味だが。まず、ダウンロード元のサイトで、バージョンアップの確認をした。場合によっては、重要なセキュリティ上の問題が修正されている場合がある。それから引っ越し作業に移る。これらの作業は、Fetchでダウンロードし、miで修正した後に、再びfechiで新サーバーにプットする。picoBBSのログをうまく移せずに苦労した。バイナリファイルである旨、注意書きがあったのだが、よく分からない。色々やっているうちに気がついたのだが、CGIを移すもっとも良い方法は、Fetchで両方のサーバーを開き、旧サーバーから新サーバーへ、Fetchi上でドラッグ&ドロップするという方法である。物の見事に移動させることが出来る。パーミッションの再設定も要らなかったように思う。picoBBSのログも完璧。移した後に、必要なCGIスクリプトの修正を行えばよい。
リンクの変更を通知する
旧サイトは閉鎖するわけではないが、今後更新の見込みがない。つまり、放置である。契約を打ち切った後、コンテンツがどういう扱いを受けるのか判らない。おやこニュースをリンクページに掲載して下さっている、いわゆる相互リンク先にメール、あるいは掲示板等で通知することにした。実際に、それらのリンクを辿って来る来訪者はさほど多くない。久しぶりに、知人サイトを訪れると、ブログになっていたり、サーバー移転されていたり。それから、googleのサイト登録。yahooもやってみたが望み薄とおもう。それ以外の、ここのページにリンクされている物に関しては、直ちにリンク切れになるわけではないので、申し訳ないと思いつつ、関与しないことにした。アンテナ補足に関しても同様の扱い。

CGIの修正に手間取ったが、それ以外はDreamweaverのサイト管理機能(テンプレート・ライブラリ・検索)で、意外なほど手間は掛からなかった。

次に、単純に移すだけなら必要ないが、ついでなのでやったこと。

不要なファイルの削除、移動
コンテンツを移していて気がついたのだが、今まで存在しなかった新しいURIにファイルを置くわけで、すでに内容が古いものや不要な物を削除したところで、File Not Foundとなる心配が要らない。いっそのこと、というわけで、ディレクトリを修正した上で、幾らかのファイルを削除した。日記のようなページは、日が経つに連れ一つのディレクトリに大量のファイルがたまる。これを年度ごと、月ごとというように、新たにディレクトリを作って振り分けた。こういったサイト内のコンテンツの移動もドリームウィーバーのサイト管理機能は有効である。リンクを相対位置で指定していれば、ファイルの移動に伴うリンクの修正を完璧にこなしてくれる。
テンプレート・スタイルシートの修正
統合可能なテンプレートをまとめた。それに伴い、スタイルシートも一部修正。
ローカルの掃除
作りかけて、中途半端に終わったもの。結局使わなかった画像ファイルなどを削除。ドリームウィーバーの「サイト全体のリンクチェック」をおこない、単独ファイルを炙り出す。但し、実際にはそれほど楽な作業ではない。単独ファイルとしてリストアップされたものを、ひとつずつ開いて確認し、削除していく。同じ検索結果に出る「破損リンク」の一覧は、フラグメント識別子へのリンクが、全て破損リンクと判定されるため、全く役にたたない。
アクセス解析
各ページの読み出し数の総計をほとんど全てのページに表示するようにした。ホームページのみ、そのページの訪問者数を表示し、それ以外のページは、サイト全体の訪問者数の累計を表示している。

ドリームウィーバーのサイト管理機能のごく一部を使ったのだが、かなり強力。加えて、テンプレート+ライブラリ+外部スタイルシートのありがたさを痛感。

これからやろうと思うこととして、サイト変遷に関する説明のページを作るべきだろう。サイトマップか自己紹介に加えても良いかもしれない。サイトの移転に関する説明がないと、話が通じない部分が出てくる。

旧サーバーのコンテンツの扱い

新しいサーバーに移す方は、勢いでやってしまった。実際、手間もさほどのことはなかったし、何より、そのような物があること自体を、誰もご存じないわけだから、何がどうなろうと、誰かに迷惑は掛ける心配は要らない。一方で、旧サーバーのコンテンツの方は、様々な検索エンジンにリストアップされ、いくらかのアンテナに掛かっているからいくらかの配慮が必要である。ブックマークして下さっている人も居るかも知れない。そして、契約が切れた後は、私の管理を離れることになる。契約を打ち切る前に何とかしなくてはならない。「何とかする」とは、どうするべきなのか。その中身が問題であるが、旧サーバーのコンテンツの処分方法まで考えがおよんでいなかった。

これは要するに、閲覧者の便宜を如何に図るかと云うこと。それでは、閲覧者は何を求めて当サイトにやってくるのか。大多数を占める検索経由の来訪者にとって重要なことは、検索結果が自分の興味を満たしてくれる情報かどうか判断が付くことである。この場合必要なことは、リンクが切れないようにすることのみである。つまり、何もする必要はないということになる。但し、私の管理がおよばなくなった後に、急な削除でFile Not Foundとなる可能性を考え、ロボット拒否のメタ要素をヘッドに書き加えた。

検索結果に満足し、当サイトに興味を持った来訪者は、「次のページ」や、メニュー、ホーム、自己紹介などを探してサイトの内のリンクを辿ろうとするかも知れない。そのような訪問者に対して、ページの内容をそのまま残す一方で、ページが将来削除される可能性があり、同等のページが別のアドレスに移転していることを案内するべきである。また、興味をもった閲覧者をできるだけ新しいサイトに誘導するため、各ページの目立つところに、サイトの移転と、該当ページの新アドレス、および、サイト内のリンクのほとんどが新アドレスにジャンプする旨を、書き加えた上で、サイト内リンクを新サーバーの方にかけ替えた。(こういったやり方については、かなり迷った末)

サイト移転の際に、リダイレクトという手法を使うことがある。開いたはずのURIから、勝手に他のURIにジャンプしてしまう、あれである。1000ページを越える全てのページにリダイレクトを設定するのは無理と思い、せめて、ホームやメニュー、もくじのページに取り入れようと思ったのだが、結局止めてしまった。ブックマークやアンテナ経由の訪問者はリダイレクトでも構わないと思う。しかし、検索経由の一見さんにリダイレクトをお見舞いするのは、いかがなものだろう。リダイレクトは閲覧者にとって意図せぬ動作が起こることに他ならず、気分が良いはずがない。また、分かりやすい移転の告知があれば、閲覧者は必要に応じて新サーバーへのリンクをクリックするなり、アンテナやお気に入りを修正する位のことをやるだろう。閲覧者を信頼し、任せるという態度が必要なのだろう、と思った。

この頃の当サイト

というわけで、サイト移転から10日余りが経過した。トップページの来訪者数は、20−30名程度で大きく変わっていない。一方、サイト全体では、Page Viewは大きく減少した。一日150-200ページ程度の読み出しに留まっている。アクセス解析を見ると、検索経由の来訪者が皆無であることが分かる。ブックマークからの来訪者と、旧サーバーからのジャンプによる読み出しがほとんど全て。旧サーバーの方は、ロボット拒否の効果が現れ始めている。検索ロボットが新サイトをスクロールするまで、当分こういった状況が続くものと思われる。

ハードやら、ソフトやら

このごろ、入れたり出したりしたソフトやらハードやらについてメモ。

Camino 0.8.1
http://www.mozilla-japan.org/products/camino/
英語版リリースノートによると、9月1日に登場。英語版、7.1MBをダウンロード。各国語版は遠慮しておく。
カミノを使うと、サファリのブックマークを問題なくインポートできるのだった。お悩みの方は試してみたら如何だろう。
Adobe Acrobat6.0
仕事で時々使う都合上、製品版を購入してもらったのだが、その途端にver. 7.0が登場。 どこがどう変わったのかは判らないが、アカデミック版なので、多分アップグレードサービスなどは受けられないに違いない。
OKI Microline22N
ネットワーク対応モノクロレーザープリンタ。私が個人的に使っていたMicroline8wUが壊れて、用紙を飲み込まなくなったため、買ってもらったもの。8wUはUSB接続でパーソナルユースだったものを、職場で共有できるようにネットワーク対応のNタイプを選択したのだが。pdf書類をプリントアウトすると、なんだかやたらとギザギザが目立つ。がっくり来るほど。これはもしかすると、Postscript3エミュレーション云々のせいなのか、、、いや、ちょっと待て。やや、なんと、Macintosh PCLドライバ、Mac OS Xでは、プリンタ内蔵フォントは利用できません。と書いてある。ドライバが対応していないということだ。むぅ。あまりに役立たずなので、がっくり。カラーレーザー5300の方が、それなりにきれいにでるだけに、、、
PwerBookG4のこのごろ
メモリ周りのトラブルが落ち着いている。ここ一月ほどは、トルクスレンチの世話になっていない。ゴムシートを貼り付けるチャレンジが功を奏しているということだ。ただし、すべてが順調というわけではなく、電源周りに問題を抱えている。一つは、ACアダプタの接触不良。電源の延長ケーブルの根本付近が断線しかけているらしい。これもホームセンターで市販ケーブルを購入し付け替えた。もう一つは、バッテリ。かなりへたっている。容量が極端に減っている。おそらく30分ほどで放電してしまう。買い換える必要があるだろう。

PowerMac G4をどうしよう

自宅で使っているPowerMacG4 (400MHz, PCI graphic)がいよいよ6年目に突入した。 今までよく働いてくれている。最新OSでも、何とか使えている。あまり重たいソフトは使わない。といっても、メールソフトやブラウザが軽いソフトだとは思わないが。DreamweaverMXの2004バージョンは、インストールさえしていなかった。

主に、我が家の経済的な事情から、当面買い換えの予定はない。買い換えるにしても、ばかでかいG5は願い下げだ。しかし、このCPUで次期OSは、厳しいだろう。最新のOSを使えない状態になったら考え時だ。ZIFソケットでCPUのアップグレードに対応しており、1GHzのCPUを5万円ほどで選ぶことが出来る。幾らかの延命措置にはなるだろうが、コストに見合うかどうかは不明である。とりあえず、安価で出来ることに取り組むことにした。USB2.0インターフェイスの増設である。LogitecのLHA-USB2NHを、近所のミドリ電気で2300円(税込み)で手に入れた。外部4ポート、内部1ポートである。近所の電気屋で、こんなものが手にはいるのだから、良い時代だ。現在PCIスロットには、全く使っていないAdaptecのSCSIカードが入っているのみ。インストールは至極簡単。これで、USB2.0のハードディスクとClipDriveを使うことが出来るようになった。(今までも繋ぐことは出来たが、USB1.0で使う気にはならなかった)

インターフェイスのアップグレードで、Dreamweaverを使ってみようという気分になり、インストールして使ってみた。少々重いが、まぁまぁ使える。モニタが広い(19インチCRT)分、快適である。CPUアップグレードはもう少し安くなったら考えようか。しかし、このPowerMacの問題点はビデオ回路の貧弱さなのだ。

日本語をいくらか修正。