このページのもくじ

  1. アップデータから
  2. セキュリティに絶対など無いンじゃない?
  3. 職業意識に期待する
  4. 疲れ目と視力

目が疲れる。

アップデータから

久しぶりと思いますが、MacOSXのセキュリティアップデータが出ています。

Security Update 2004-02-23
多くのセキュリティ面の強化が行われます。すべての Macintosh ユーザの方にこのアップデートを推奨します。次の箇所のアップデートが含まれています:
  • DiskArbitration
  • IPSec
  • PPP(Point-to-Point-Protocol)
  • tcpdump
ver.1.0, 1.6MB
GarageBandアップデート1.0.1
このソフトウェア・アップデートを使用すると、お使いの「GarageBand 1.0」のバージョンを「GarageBand 1.0.1」にアップデートできます。 このアップデートはシステムパフォーマンスに関する警告ダイアログを修正します。
19.9MB

というわけで、ソフトウエアアップデート経由。GarageBandは、ちょっと触ってみただけ。口笛くらいしか音楽には縁がない私。そのうち使いこなしたら、BGMに使おうか。

もう一つ、

ATOK16 for Mac OS X アップデータ
いくつかの不具合が修正されているようですが、Dreamweaverでカタカナ変換不能の件は、該当する記載がないようです。
要するに、例えば、「ナツ」と入力したいとします。「なつ」で、変換(スペース)すると、変換候補のリストの中にカタカナの「ナツ」はありません。Cmnd+Iではスペースが入るだけで、変換されません。わざと変換されないような言葉を入れて、(例えば、ナツピ)で、「ピ」をバックスペースで消す、というのが現在のやり方。
アップデート後、メニューからATOK16が消えた場合の対処法

その他に、今待っているアップデータとしては、

仕事ソフトのいくつかは、OSXに対応していないのもいくつかある。対応する見込みがないものも同じくらいある。贅沢は言いません。

セキュリティに絶対など無いンじゃない?

色々と気にかけなくてはならないと思いつつ、私自身のセキュリティはかなりいい加減だ、ということ。気にかけた結果、ルールを定めることには余り意味はなく、ラインの向こう側にモラルを期待するべきではないと思う。情報は盗まれるかもしれない。ブラウザ画面にどれほど大きく、「キンシ」と表示させたところで、雰囲気を悪くするだけで何の役にも立たない。パクリは不愉快だが、広いネットの世界で、私の拙文をパクるセンスは、私にとっては寧ろ褒められるべきことかもしれない。現実に、そのようなことに気がつくとしたらよほどの幸運。

「止めましょう」、が、無意味だという前提に立たなくてはならない。情報を盗もうとする人々は宜しくないが、盗まれるかもしれないという備えは、管理する側の責任である。盗まれない前提で、システムを構築するのは間違っている。万全という言葉のなんと空しいことか。便利になるほどに、管理は難しくなる。便利なものは疑わなくてはならない。一般利用者のレベルで、自己責任の範疇に入るものはパスワードのみである。それ以外のほとんどの部分はユーザーレベルの努力では如何ともし難く、システムに首根っこを掴まれている。プロバイダやレンタルサーバーやオペレーティングシステムやソフトウエアといった部分。従って、万全はあり得ないにせよ、それらのプロフェッショナルたちは、ある程度の水準でセキュリティを確保することが期待されており、それらは応分のコストで相殺されるわけだ。

彼らにどの程度の水準を期待するかを決めるのは、ユーザーの意識である。ユーザーの意識を作り上げるのは、マスコミや行政ということになる。多くの関心の低いユーザーをより高いセキュリティレベルに導くことが、ネット全体の安全と利便性を保証することになる。

くどくど書いたが、高木浩光さんの日記を拝見し、そういうことを考えた。

大変興味深い話題を提供して下さっている。子供とインターネットの係わりについて、よくよく考えた方がいい。楽しげなアイコンや、・・しよう!といった誘い文句で子供を誘導するようなやり方は宜しくない。日記の中で紹介されている、「教育情報ナショナルセンター(NICER)」の子ども向けページがどのように活用する意図で作られているか分からないが、もし、学校教育で利用しようとするなら、子どもたちを全く間違った方向へ導くことになるだろう。

交通安全教育と似て、用心しないと事故に巻き込まれること、信号機を守ったところで、我が身は守れないことをまず教育するべきだ、と私はこの中でも何度か書いている。

長女はウエブブラウジングに興味を持っているが、常に監視のある状況である。また、決してフォームに記入してはいけない、ウエブページには正しくないことが沢山書いてある、と教えている。NICERのやり方を見ると、我が家の教育は、おそらく学校教育の方針と大きく食い違うことだろう。

職業意識に期待する

YahooBBから顧客情報流出のニュースを見聞きして思う。ネットワーク上では「セキュリティ」という言葉に置き換えられるわけだが、これは要するに人権問題なのだ。市民生活の様々な部分で、プロフェッショナルたちが各々の職業意識に基づき、人権を守っている。その役割の公共性が高い場合は、個別に法律の縛りが入るわけだ。公務員法にも医師法にも、職務上知り得た情報を守る義務が定められているはずである。個人情報保護法では、どうなっていたかしら?罰則規定が無いんでしたっけ?

そういった職業意識の欠如に基づく人権侵害が行われた場合、一般には、不祥事と呼ばれるわけで、今回のケースもとりあえずは不祥事と見なされるだろう。それにしても、新聞が云うところの、470万件、という根拠は何なんでしょう?数えるだけでもかなり大変そうな感じ。

とりあえず、この辺で寝てしまうことにする。

疲れ目と視力

落ちまくるDreamweaverMX2004 for MacOSXに翻弄された数日間。アップデータ早くお願い。どうにも作業が進まなかったのは、DWのせいばかりでなく、私の視力の問題があったらしい。来週眼科を受診予定。それまで、デスクを整頓し、外付けキーボードで、画面を離してパソコンに向かうことにした。