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我が家からかなり近い

今まで一度も行ったことがないことが少々不思議な気分です。我が家からは国道171号線を利用して20分ほど。いつも横を通っていたのですから。突然ですが、行ってみようということになりました。伊丹市のホームページで確認すると、駐車場があるようです。

昆陽池の水鳥たち

野鳥、ハクチョウまで!

途中、伊丹のマクドナルドに立ち寄り、昼食。西宮から行くと、伊丹市役所と消防署の交差点を左に曲がると良いと思います。迷うことはないと思います。駐車場は余り広くありません。公園駐車場は一カ所だけです。私たちが到着したときは、すでに車が数台行列を作っていました。昼過ぎになると、もっと混むと思います。周辺に民間の駐車場があったかどうかは定かではありません。

まずは昆陽池へ

駐車場から出て、池の周りを右に、つまり昆虫館とは逆に向かい、まずは昆陽池公園の野鳥を見ることにしました。昆陽池公園の野鳥を眺めた話は、ダイアリの2月3日付けを見ていただくことにします。何にせよ、今の時期がシーズン。何しろ、ハクチョウまでいます。良く整備された公園です。私たちは池の畔から離れませんでしたが、きれいな芝生にいくらか遊具も用意されていました。

用意してきたパンのミミはすぐになくなりました。数種類のかも以外に、コブハクチョウ、青サギ、ユリカモメ、鳩、など、それから、ヌートリアもいます。掲示板には、ヌートリアは池の土手に穴を掘る害獣に指定されているそうです。掲示板には管理事務所が餌付けをしているそうで、原則的には野鳥にエサをやってはいけないと書いてありました。池の水質を悪化させるための様です。

昆虫館へはかなり遠回り

昆虫館入り口前

昆虫館入り口

池の周りを逆戻りして、昆虫館に向かうことにしました。昆陽池をぐるりと半周回ることになります。途中何カ所かトイレがありますが、駐車場付近から昆虫館までのふるさと小径はかなりの距離がありますので、トイレを我慢しながら歩くことはお奨めできません。ふるさと小径自体はうっそうとしていて、いろいろな木が生えていて夏にはかなり面白そうな感じです。突き当たりが昆虫館です。

昆虫館ロビー

ロビー付近

今日の蝶々の数発表

本日の蝶々の数

素晴らしい標本にうっとり

入り口の自販機で入場券(大人400円、小学生と幼稚園児は100円)を買って、入りました。1階ロビーには、大きな昆虫の模型、写真パネルなどが飾られています。今日の蝶の数を示したパネルもあります。一寸拍子抜け。ビデオ上映などもやっていますが、、、少々薄暗い感じです。ふと見ると左側の特別展示室で、特別展、「晴れ着を着た昆虫たち」をやっています。小学校の教室より一回り広い部屋に、昆虫の標本がびっしりと並んでいます。どれも美しい物ばかり。これはかなり見応えがありました。一部紹介します。

ヘラクレス大カブトムシ_ よそ行きの昆虫たち、展示 トウサンのお気に入り

晴れ着を着た昆虫たち。見事な標本が並んでいました

思わず、随分じっくりと眺めました。外国産、日本産、どちらも交えて、見事な標本でした。

温室がすごい

エサ場に集まる蝶たち

温室の中

興味津々の姉たち

展望台から昆陽池を眺める

展望台があり、昆陽池を眺めることが出来ます。手前は温室のドームです。

そろそろ次へ、と思い、展示室から出ます。右の突き当たりが温室の入り口です。温室は一階から入って小径を上がって二階に抜ける構造です。入ってびっくり。なかなかのものです。熱帯植物園としても一見の価値があります。咲くやこの花館を思い出しました。規模は小さいけれども、密度の高さは負けていません。

通路に沿って所々に蝶のエサ場があり、目の前で蝶の舞う様が見られます。かなり良い感じです。登り切ったところに、係員が居て、用意していた蝶を手にとまらせてくれるサービスつき。エリポンは怖がって蝶を止まらせることは出来ませんでしたが。

温室内の蝶の種類は季節によって違うそうです。冬の間は冬眠しない熱帯地方の蝶が中心になります。

資料室もじっくり見よう

さて、二階出口から温室を後にすると、二階はいろいろな資料が並んでいる学習室と第2展示室があります。第2展示室は、2003年は3月半ばまで、「チョウチョのふしぎいっぱい」という特別展示をやっています。蝶の幼虫を止まらせた植木があって、うまくすると脱皮の様子などが見られるはずです。ぬいぐるみなどが置いてあったり、紙芝居があったり、係員もとても熱心に見学者の相手をしてくれます。

さわれる昆虫

ゴキブリに触れます。特大サイズ

学習室の方には、クワガタなどが飼われています。スズメバチの巣、とても大きいです。実際に虫に触ることが出来る場所もあります。中身は、、、外国産のゴキブリでしたが、、、

窓ガラスにミツバチの巣箱が取り付けてあり、ガラス越しに実際の巣作りを見ることが出来ました。日本原産のミツバチと、西洋のミツバチの巣作りの違いなど、とても興味深いものでした。

まとめ

充実した展示に、大変驚かされました。伊丹市は文化施設に随分と熱心なようです。虫好きな人は勿論のこと、虫は嫌いという人でも十分に楽しめると思います。昆陽池公園とセットで楽しむなら、朝から一日、時間を取るべきでしょう。

開館時間は9時半から4時半、火曜日休館日。公共交通としては、阪急伊丹駅から市営バスで「松が丘」あるいは「玉田団地」下車。駐車場は昆陽池公園駐車場(有料)利用。

連絡先は、072-785-3582(tel)となっています。

強くお奨めします。良いところでした。

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