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神戸元町のハーバーランド、季節ごとの飾り付けが見事です
さて、ベイビは順調に育っています。お祝いを頂いた方に、ちょっとしたものですが内祝いを送りたいと言うことで、こういうとき、頼りになるのは阪急百貨店。ベイビにとってははじめての遠出なので、慣れたところでいつもの神戸ハーバーランドに行って来ました。
今回は内祝い以外に、ヨウカラの誕生日のプレゼントも一緒に手に入れる目的があります。こちらはトイザラスです。 さて、ちょっと早めに家を出て、お昼ご飯はハーバーランドの中で食べようという作戦。早い時間の方が駐車場にも入れやすいしね。ただ、駐車料金がいくらか余分に掛かるけれど。いつもの道を通って、いつもの駐車場に車を入れました。駐車場の近くにフットサルのコートがあって、いつもにぎやかにボールを追っています。 さて、今回は、買い物が結構な量になりそうなので、ベイビ用のチャイルドシートは車においていくことにしました。ゆりかご式のやつなので、どこにでも置ける、レストランなんかに入るときは、あった方が便利だけど重くてかさばる。なぜか、ベビーカーは持参せず。とうさんがベイビをだっこして歩くのが好きという理由もあるのです。 さて、ハーバーランドの中で食事をしようということになったのは、はじめから当てがあったからです。フードコート内の中華料理のファストフード名前は、えーっと、、、そう、パンダ・エクスプレス!!アメリカにいた頃、大抵のモールのファストフードのコーナーにあった店。美味しいかどうかは別にして、懐かしい。チャーハンか焼きそばをメインにおかずを2品か3品を加えて一皿に盛っていくらと言う商売です。 前に一人でソフマップに来た時に、11時開店なのに10時に来てしまい、またまたトイレを探す羽目になったとうさんがトイレのついでに発見したお店。かあさんも懐かしい、是非行きたいと言うことで、まず、ここに向かって昼食。とうさんは、4品セットを注文。かあさんは3品セット、子供たちは、ラーメン単品。特別美味しいってほどじゃないけど、悪くないです。安くもないな。我が家にとっては懐かしいからオッケイです。周りに何軒かのファーストフード店が並び、中に安っぽい椅子とテーブルがおいてある配置まで、なにやらアメリカのモール風。ただし、ここは地下にあるため、かの地のモールのフードコーナーのような開放感は皆無、、、
さて、ハーバーランドとその中の阪急などの話は、神戸ハーバーランド(その1)でふれましたので、今回は重複をさけるという意味からも、モールの話にします。東端のモザイクから、西のハーバーサーカスに抜ける、ダイエーと阪急の間はキャナルガーデンという、モールになっています。季節の様々な飾り付けがあって、今回はハロウインのカボチャがテーマになっていました。
アメリカのショッピングモールの場合は、百貨店をつなぐように通路がありその両側に専門店が並ぶという形態ですが、ここは屋根付きのきれいな遊歩道といった感じで、両側はほとんどダイエーと阪急のみです。
そう言った意味ではショッピングモールというのとはちょっと違う。しかしながら、季節ごとにきれいに飾り付けられていて、人通りも多くにぎやかです。神戸の中でもおしゃれな人たちが集まる雰囲気。写真にもあるように、今はハロウイン一色。大きなカボチャが並び、直径3メートルくらいありそうなカボチャのリースがつり下げてあります。ディスプレーに使われているカボチャはほとんど生のカボチャのようでした。季節感があって、
写真を撮るにはいい雰囲気です。さて、赤ん坊も少し重たくなってきて、結構力がついてきたので、だっこするとうさんも時々疲れてしまいます。ここはとても素敵な空間なのです、ただし、ただ通り抜けるだけなら、、、。実際にここで何かしようという場所ではないようです。小さなカフェのようなものや、ハンバーガー屋(ダイエー系列なので、Arbey'sのみ)で買ったバーガーを食べられるようなベンチは2,30メートルごとにあるのでちょっと腰掛けることは出来るのですが。しかしながら、そこにしばらく腰掛けて、何かしようという(思索に耽ろうとか、本を読もうとか、絵を描こうとか)そう言う気分にはなりません。まず、モールの幅が狭い。そしてベンチが明らかに一時休憩用であることは、すべてのベンチに灰皿が設置してあることでも明らかです。つまり、禁煙エリアが無いのです。これは、喫煙者にとっても、非喫煙者にとっても迷惑なことです。
キャナルガーデンでカボチャの飾り付けを眺めて楽しんだあと、一家六人は阪急で内祝いを見繕い、キャナルガーデンの中を通って西端ハーバーサーカス内にある、トイザラスへ向かいました。ヨウカラはローラーブレードを希望。実はナミンチがそそのかして買わせた風もなきにしもあらずです。我が家は子供が多いから、一人ずつに買いそろえることはなかなか難しので、買い与えるときは、必ずシェアするように言いつけます。
その前提において、欲しいいものは妹の誕生日にてに入れようというナミンチの作戦は、実に理にかなっているわけです。反面、買い与える側も、特に今回のようなサイズがあるものの場合、気を遣わなくてはなりません。ナミンチとヨウカラは2歳違いではありますが、体格は余り差が無いので、共用するには余り問題がないのですが。
トイザラスでは新生児用の紙おしめが安かったので、ついついたくさん買ってしまい、駐車場まで荷物を運ぶのが大変でした。ベイビはともかく、エリポンが大きな赤ん坊になってしまったのです。彼女の戦術は単純で、大声で泣いて、ひっくりがえるというもの。とうさんはもうお手上げ、誰もいない場所なら、ほったらかしてさっさと行ってしまえばいいのですが、天下の往来ではそうはいかない。ヨウカラのことを思い出しました。2年くらい前のこと。近所の酒屋に牛乳を買いに行くのに、ナミンチとヨウカラがついてきました。出かける前に、「絶対にだっこしないからね」と、念を押したにもかかわらず、帰り道でヨウカラがだっこコールをはじめてしまったのです。その日は日曜で、とうさんにもたっぷり時間があったから、とことん付き合ってやろうと思い、とうさんはだっこコールを無視、ひっくりがえるヨウカラを置き去りにして曲がり角の陰からヨウカラを見張りました。 {絶対にだっこしない}という、命題は親にとってはごく簡単で当然のことでありますが、やっと3歳のヨウカラにはまた別の意味があったのです。その当時、ヨウカラは本当にどこに行くにもだっこだっこで大変だったのだ。 泣き叫ぶヨウカラを、通りがかりの人が心配そうに覗き込んでゆきます。 「助けちゃいかん。」と、とうさんは思った。どうと言うことはないのです。ちょっと立ち上がって、30メートルくらい歩けばいいだけではないか、という、大人の論理で心を鬼にする。その内、何人目かの親切な通行人がヨウカラをだっこしてしまい、とうさんの目算は外れてしまいました。あわてて駆け寄ると、通行人は、びっくりカメラかと一瞬身構えて、すぐに事情を察して立ち去ったのです。涙と泥と鼻水まみれの、可哀想な我が子を抱きしめてやると、そうこうしているうちにヨウカラは失禁してしまい、とうさんの計画は中断のやむなきに至り、、、と思っているところになんと、ナミンチまで我慢しきれなくなって失禁。たかが牛乳二本のために、、、辛い思い出でありました。