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兵庫県明石市。巨大な吊り橋と、浜辺の公園をセットで楽しみました
さて、7日おきに日曜日は巡ってきます。先週は幼稚園の参観日でした。 来週は小学校の参観日、そして父の日。来年、ヨウカラが小学校に上がって、エリポンが幼稚園に通いだしたらどうなってしまうのだろう、、と心配しつつも、つかの間の日曜日の予定を考えます。 ヨウカラはうちの隣の「夙川公園」に行きたいといい、ナミンチは船の公園(今津浜公園?)がいいという。いずれにしても公園。トウサンは砂浜に出たいなぁ。カアサンはどこでも、、エリポンは水に入りたいに違いない。トウサンの一存で、舞子浜に出かけることにしました。
舞子浜といえば、トウサンの印象では、神戸を越えて海沿いの国道を走ると、JRの駅があって、その前にマクドナルドがある。マックの裏手は砂浜、、、夜に行くと怪しげな人たちがたむろしていたなぁ。若き日のトウサン・カアサンもその中にはいるかもしれないけど、、、マックの近くに車を停めて、子供たちと砂浜に降りようということで、出発です。カアサンはみんなのサンダル、エリポンの着替え、バスタオルなど用意していました。(水辺に出るときの必需品であります)
車に乗って出発。阪神高速に入り、「若宮」で降ります。降りるとすぐの須磨水族園はやり過ごし、渋滞に負けずに国道2号線を西に。須磨浦公園がちらりと右手に見えます。楽しそうな遊具が沢山あり、ここでも良いかなと一瞬思うが、誘惑を振り払い、トウサンとカアサンの思い出の場所に向かいました。
そのうち見慣れた景色が見えてくるはずが、、あれっ?なんだか全然違う景色。巨大なコンクリートの建造物の脇に、ぽつんと国道沿いのマック。まるで、バートンの名作、「ちいさなおうち」(岩波書店)の様になっている。なんと、明石海峡大橋が、舞子浜のど真ん中にで〜〜〜んと鎮座していたというわけであります。
お腹も空いたし、とにかく、唯一の見慣れた場所、マックに入ります。昼飯であります。JRの駅も、全く新しくなっていたし、マックももしかすると建物が変わっていたのかもしれません。舞子浜のマックは橋のすぐ袂にあり、窓から吊り橋が一望できます。禁煙席が窓際というのも良いことです。いい眺め、のはずですが、この日はガスが掛かって視界が悪く、橋の向こう側に見えるはずの淡路島も確認できませんでした。車で来る途中に芝生が見えました。公園に違いありません。昼食が済んだら国道を逆戻りして、とりあえず近くの駐車場に車を入れることにしました。
一番目最初に付いた駐車場に車を入れました。地下駐車場、料金がどこにも書いていない上に、ガラガラ、、、、何か間違えたのかなぁ。なんだかヘンだなぁと思いながら地上に上がると、巨大なコンクリートの建物、芝生、場違いな洋館。子供たちが喜びそうな遊具が何もない。ちょっと不安になるが、とにかく探検してみる。海辺の岸壁を西に向かって歩くと、明石海峡大橋の真下に行ける。ウォー、でかいなぁ。ふと見ると、舞子海上プロムナードという入口がある。大人500円、子供250円。入ることにしました。
多分10階建てのビルより高いくらいの高さまでエレベーターで上がっていきます。コンクリの固まりの中は窓などありません。アンカレイジから出て吹きっさらしの通路を少し歩くと、展望スペースがあります。
天気が良かったので、揺れるようなことはなかったです。橋の大きさを思い知り、絶景を眺める。ただそれだけですが、かなり気持ちがいいです。結構な穴場であります。
しばらくのんびりして、展望台から降りました。展望台から砂浜があるのが確認できましたので、そこまで歩いていこう、ということになりました。
それにしても、でかい。こんな橋を三つも架けようという発想は常人には出来ません。造ってしまえばあっちのもの。いまさら壊すわけにもいかないし。こうなったら首都を四国に移転するしかないな、、、、などと考えてしまいました。
展望台から舞子浜方面を眺めるとこんな感じ。中央付近にあるのが舞子タワーなのだそうです。四角く入り込んだ辺りは、釣り人が大勢いました。
岸壁をのんびりと歩いていきます。10メートルおきくらいに釣り人が竿をおいています。バケツの中を覗き込むと、10センチ前後のメバルが沢山釣れていたようです。
お魚好きのエリポンにとってはとても楽しいお散歩だったようです。釣り竿を引っかけないように、子供たちに注意を促します。岸壁は手すりがついているので、転落の心配はあまりありません。かなり遠そうに思えた道のりですが、あっという間に砂浜にたどり着きました。
砂浜に着きました。家族連れや、若い人たちのグループなど、海開きはまだですけれど、賑わっています。
舞子浜の全景(?)であります。水辺から少し離れたところに荷物をおきました。まだ、海水浴シーズンには早いせいか、砂浜はわりときれいで、ゴミなどあまり落ちていません。左手にはテントがいくつか張ってあり、グループでバーベキューをしている人たちがいました。
実は、水温はかなり低いのですが、エリポンは意に介さずに突撃して行きます。しかしながら、やっぱり冷たいと見えて、ザブンと飛び込もうとはしませんでした。トウサンもサンダルに履き替えて、足首までは入りましたが、それ以上は躊躇してしまいました。しかし、エリポンが転んでおぼれそうになったら、助けにいく覚悟はしていましたけど。ナミンチがいつも見張っていてくれましたが、、、タンタンは砂浜でずっと砂遊びをしていましたが、砂が塩辛いのが気に入ったのか、砂をしゃぶってしまいます。口の中が砂だらけ、、、、美味しそうに砂をしゃぶっています。親としては、気が気でない。
ナミンチは、カニを、見つけて大喜び。ヨウカラは黙々と砂遊び。トウサンも手伝って、砂の山をつくってトンネルを開ける。トウサンとヨウカラが砂山をつくっていると、エリポンと同じくらいの歳の女の子がやって来て、一緒に遊ぼうとする。風邪気味なのか、おびただしい青っ洟を満々と満たしている。ちょっときたない。無口で突然、私たちのつくった砂山に手を出す。悪気はなさそう。一緒に遊んで欲しいと思っているに違いない。しかしながら、ヨウカラにはちょっと迷惑そう。せっかくつくったトンネルが潰されてしまう。
大体、親は何やってんだろう。娘さん、そのうち水に入っていく。おーぃ、お宅の娘さん。一緒に遊んであげても良いんだけれど、、、、こけておぼれても、私らは責任持てないよ。分かってるの?親はどこにいるのかなぁ、、、鼻水も拭いてあげた方がいいよ。海辺で、子供を遊ばせるときは、ほったらかしはまずいです。事故が起こり得ますから。そろそろ帰ることにしますが、、この子の親はどこにいるんだろう、、、???
ほって帰って良いのだろうか???
駐車場に戻る途中、ステキな芝生があったので、しばらく遊んでいました。
海開きの前でしたので、適当な込み具合でした。真夏にはきっと大混雑することでしょう。 もう少し、子供が楽しめるような遊具などがあると良いのですけれど。
橋の向こう側に、橋の資料展示をしている施設があったはずです。次に行くときにはよってみたいと思います。