このページのもくじ

  1. パソコン使いながらテレビを観る
  2. フォトスライドってなんだか分かるかな?
  3. 40代のおじさまにマックが人気
  4. OSX 10.4.9など

ちょっといそがしいです。

パソコン使いながらテレビを観る

テレビ放送は相変わらず続いている。NHKは相変わらず受信料を取ろうとしている。民放の放送時間のほとんどは下らない番組だ。

受信料支払いを義務化することと引き替えに、受信料を値下げすることを政府が検討していたらしい。私は、長期の前払いや口座からの引き落としで、受信料を何割か安くしたらよいと思っていた。受信料の支払いを拒否する人から受信料を徴収するためにNHKの職員が雇用され、押し問答する。結局払わない。払わない人の家を回るために雇用する職員の給与は払っている人の受信料から捻出される。これは酷い矛盾だ。受信料徴収のコストはどれくらいなんだろう。大変気になる。多くの民放番組に比べて、NHKの番組には優れたものが多い。私は受信料を支払うことにしている。衛星受信料を含めて払っている。

いま、テレビ放送は変化の時期を迎えている。5年後にどうなっているのか、皆目見当が付かない。2011年に地上波放送は停波される予定とのこと。地上デジタル放送への移行があと4年ということだ。うちのテレビもあと4年で壊れるに違いない。壊れたらどうしたらよいか。

家を建てるときに、テレビアンテナをどうするかで悩んだ。地上波と衛星放送のパラボラなど一式建てるとブースターなど込みで5万円程度掛かると云われ、引いた。アンテナ建てるのにごまんえんだって?それが嫌なら、ケーブルテレビを利用するまで。以前住んでいたマンションでもケーブルテレビの契約をしていた。少し工事費はかかったが、アンテナ建てるより安上がりだ。マンションでは共同のパラボラアンテナがあって、衛星放送の電波がアンテナコンセントに通じていた。新居でケーブルテレビを繋いで、普通の地上波番組は壁面のアンテナコンセントに流れるが、ケーブルテレビ局がサービスとして提供しているCS番組はケーブルテレビチューナー経由でないと見られない。なんとNHKBSがCS番組と同じ扱いである。つまり、CSの裏番組となるNHKBSの番組が見られない。また、留守番録画の予約が面倒だ。私はBSの受信料を別にNHKに払っているのに、何だってケーブルチューナー経由で見ねばならないのか。ベイコミュニケーションはNHKBSを勝手に商品リストに加えて、商売している。これは大変腹立たしい。

私とNHKBSの関わりはずいぶん古い。マジックジョンソンがHIV感染を公表する前の絶頂期、ラリーバードとの対決をBSで見た。湾岸戦争や、ソビエト連邦の崩壊、ベルリンの壁が崩れたのも、全てNHKBSで目撃した。かつてのNHKBS信じられないような魅力的な放送だった。私は引っ越しのたびに、何をさしおいてもまずBSのパラボラを設置していたのだ。こんなことになると知っていたら、ごまんえんアンテナを建てるべきだった。つうか、愛用のパラボラを引っ越しの際に廃棄しちまった。

マンション住まいの頃は私の居室がなかったので、いつもテレビのある居間で私は作業していた。良くテレビを観た。大抵は深夜帯の番組だが。新居では、私の居室にはテレビがないから、テレビを観る機会は極端に減った。強いて云うと、風呂場にテレビがあるから、入浴中のみ。観たい番組はHDDプレーヤーで録画して観たらよいのだが、録画したところで観ているヒマはほとんど無い。東芝製RDのインターフェイスやら操作性にも少々うんざりしている。そういえばVRXというソフトをインストールしてある。東芝RDに録画した番組をLAN経由でマックのハードディスクにコピーすることが出来る。コピーが終われば、マックで録画した番組を見ることが出来る。設定は少々複雑だが、パソコンのIP(システム環境設定>ネットワーク>ネットワークの状況、で確認する)とRDのIP(これもRDの設定で確認できる)を入れて、Service 開始ボタンをクリック。あとはRD側でコピー先にパソコンを選んでやればよい。難点は、コピーにはかなり時間が掛かること。我が家はギガビットLANであるけれども、RDの方が100BASE-Tである。おそらく、著作権保護だかなんだか知らないけれど、わざと時間が掛かるようにしているのだと思う。もう一つの難点は、息子が私の部屋に入ってきて、テレビを見せろとせがむこと。デュアルモニタにすれば問題はなさそうだけれども、20インチiMacのモニタでは、テレビ画面を表示させながら他の作業をするのはちょっときつい。

居室でテレビが観られるようにと思いチューナー付きキャプチャボックスを検討中。LANの横にテレビチューナー用のコンセントも付けてある。どうせなら地上デジタル放送を受信できるものを選ぼうと思ったら、これが無いのね。どういうわけか。いろいろと事情がありそうだな。

2011年の停波まで、少なくともあと4年は使えるわけだし、4年後に何がどうなっているかわかんないし。パソコンを楽しく使うためには、取りあえず今楽しければそれで良い、という発想が大切かも知れない。8ミリビデオデッキが動くうちに、思い出のビデオをデジタル変換しておかなくてはならないし、キャプチャボックスは手に入れるつもりです。

フォトスライドってなんだか分かるかな?

会議のお手伝い。

生命科学分野の公開講座のようなもの。ある分野を限定し、常連さんたちが最近の研究成果を紹介する。なかなか興味深い話題が多く、良い刺激になった。会議の裏方としてお手伝いしてきた。

初日は午後から。受付を手伝い、あとはいちばん後ろの席で講演を聴いた。寝不足のため、ちょっと眠気が差したが、一通り聴いた。そのあと、懇親会があり、その日は終了。電車で通える場所なのでそのまま帰宅。

二日目は朝から。かなり早くに家を出なくてはならない。パソコンの受付。

今回は原則的に自前のパソコンを持ち込んで貰う。というか、常連が集まる気安さから、余りきちんとした連絡が取れていない。演者が本当にパソコンを持ち込むかどうか、直前まで分からない。OSなども不明のまま。一応、会場で液晶プロジェクタとウインドウズXPのノートパソコンを一台借りていた。受付は舞台の横手にあり、モニタの分配機でケーブルが4本。受付が済んだパソコンをケーブルでモニタに繋いで、プロジェクタに写るかどうかの確認。それで試写終了とする。

私はこういった講演会がパソコンになる前、つまりフォトスライドを使っていた時代を知っている。幻灯機というと古すぎるか。スライド映写機だ。枠に入ったポジフイルム一こま。なんだか説明しようとすると難しいな。見たことがないという人に、どうやって説明したら良いんだろう。その頃は、試写といえば、スライドの順番と向き(左右上下に裏表)の確認のため、全コマをチェックしていた。この頃は、パソコンが起動していて、それが液晶プロジェクタに繋がるかどうかさえ確認できればよい。便利な世の中だ。

もっと便利になったのは、ピント合わせが要らなくなったこと。それから、コマ送り要員が要らなくなったこと。かつては、演者が喋りながら、「次、お願いします。」というと、担当者がスライドをコマ送りする。もちろん、手袋をはめて、双眼鏡をもってピントを合わせる。演者が神経質でスライド担当者が「がさつ」だと、聴衆としてその場にいるのはかなりしんどい。ピンぼけのスライドを凝視するのもかなり疲れる。

私が学位を取るときの発表会は当然フォトスライドを使った。左右に二台の映写機が用意され、ふたコマずつスライドを映写しながらやったのだが、スライド係を引き受けてくれた友人が、講演直前にスライドケースをひっくり返して順番と向きがぐちゃぐちゃになった。照明の落ちた会場で慌ててスライドを並べ直し、結局「試写」が台無しになってしまった。私はそういったハプニングに動じない方で、講演はまぁまぁ上手くできたような覚えがある、というか、スライドを並べ直したあと、どうしたかほとんど記憶にない。

40代のおじさまにマックが人気

かつて、私の分野ではほとんどの人がマックを使っていた時期があった。もっと前にほとんどの人がNECの98を使っていて、そこから一斉にマックに乗り換えが起きた。ドローソフトとアウトラインフォント、そしてレーザープリンタ、あるいは360dpiのインクジェットプリンタの存在が大きかった。あと、マルチファインダというのも魅力的だった。

マルチファインダといっても、この頃の人には何のことかわかんないでしょうね。要するに、表計算とワープロを随意に入れ替えて使う、というやり方が出来なかった。いちいち、一つのアプリケーションを終了させて、次のアプリケーションを立ち上げるというのが98の流儀。一太郎とロータス123でデータをコピペする、なんてことも出来なかったような気がするな。マックを使って驚いたことは、あるソフトで作ったデータを他のソフトで利用できること。まぁ、今では当たり前のことが当たり前でなかった頃の話。(実家の母は今でもこの当時に手に入れたLCで麻雀ゲームをやっている)

それから、ウインドウズの揺り戻しがあって、かつては無いのが当たり前だった互換性が、マイクロソフトオフィスがスタンダードになってしまったせいで、やたらと重視されるようになって、互換性の低い方が主流になったせいで、OSがマックと聞いただけでとんでもない迷惑を背負い込んだような声を出す事務員が増えて、やっぱウインドウズですよねとか言う人が、そっちに流れていった。

実は、私の仕事の分野で使う機械のコントロール用のパソコンも大半がウインドウズベースに変わったんだけれど、これはおそらくOSそのものよりも、マックのインターフェイスがUSBとFirewireに変わってしまったことが大きかったと思う。分からんといいながら、私も今使っている機器のコントローラーというかデータ収集用のパソコンはDELL+Windows2000だし。

それでも、私はマックを使い続けているし、私の職場の同僚は皆、マックを主に使っている。今回の会議も15演題ほどあったと思うが、大半がマックだった。若手が主に発表するような学会ではウインドウズが多いが、今回のような比較的実績を積んだ人たちが選ばれて講演するようなケースでは、そのタイミングでマックを使い始め、ウインドウズに乗り換えるタイミングを逸した人たちが多いようだ。基礎生命科学分野、40代はマックユーザーが多いぞ。

17インチのマックブックを持ち歩いている人を初めて見た。ざっと見たところ、クラシックOSの人は居なかったようだ。Keynoteの人も居なかったみたいだけれど。

OSX 10.4.9など

iTunes7.1.1

あらま。と思う間に、iTunesの7.1.1 がリリースされた。 安定性および互換性に関する問題の解決を目指しているらしい。きっと、何かとんでもないバグがあったに違いない。

他にもいろいろと出ている。

iPhotoアップデート

この iPhoto 用アップデートでは、EXIF データとの互換性および Photocast に関する問題を解決します。

Mac OSX アップデート

Mac OS X Tiger バージョン 10.4.8 が動作している PowerPC および Intel プロセッサ搭載 Mac で、10.4.9 アップデートを適用することをお勧めします。このアップデートには、オペレーティングシステムの全般的な修正のほか、次のようなアプリケーションやテクノロジーに関する修正や互換性に関するアップデートが含まれています:

このアップデートの詳細については、次の Web サイトを参照してください:http://www.info.apple.com/kbnum/n304821-ja

セキュリティアップデートの詳細については、次の Web サイトを参照してください:http://www.info.apple.com/kbnum/n61798-ja

Mac OSX アップデート (Intel)

Firefox2.0.0.3

セキュリティフィックスらしい。

リリースノートはこちら

Firefox2のマック用は余りよい出来と思わない。良く落ちるし、表示がしばしば乱れる。何しろ、Firefoxをつかって、Firefoxの新バージョンのダウンロードがうまくいかない。私の環境に特有のトラブルなのだろうか。

あと、ウインドウの下がモニタから切れるのも宜しくない。と、ずっと言い続けているけれども、いずれもなおんないね。


新しいメールアドレスに、もうスパムが届いている。まぁ仕方ないけれど。非生産的。返事の来ないアドレスはリストから削除したらよいのに。