雨が多い。通勤電車の窓からの眺めも見飽きてきた。
このところ、余り書く事が無い。仕事の忙しさが理由になるほど忙しくは無いと思う。私の場合、仕事が忙しいほどネタが出てくる。
所詮、一般人が普通に生活して、出会うことなどたかが知れている。書いている本人は素人だ。たまには面白い事を書くかもしれないが、だいたい面白くないと思う。こういう事を始めておおよそ5年あまりが過ぎた。5年経って、来訪者が少し増えたのは、GoogleさんとYahoo!さんのお陰だ。私の文才やら企画力やら、そういったものが寄与する部分はほとんど無いような気がする。というより、むしろ、私が個性を発揮すればするほど、来訪者は減るのではないか。
あんまり説教臭い事は書きたくない。未熟な人をあげつらって、非難したり、アドバイスしたりするのもばかげている。誰かが読んでくれることを前提としているけれども、私は私のために記事を書く。役に立つ人には役に立つ。分かり切っている事を書いても仕方がない。以前は、あんた、そりゃあんまりでしょう、みたいな事を書いたこともあるが、この頃は余り書かない。よく分からない時に、よく分からないとかくのが私の役目だ。かなりしんどいけれども。
とにかく、自分の役に立つかどうか、それが私が話題を選ぶ基準となっている。そういった貧乏臭さが面白くない理由なのだろう。
今更、という気もするが、ATOK2006がリリースされる。ベータ版テスターには応募しなかった。もう、愛想を尽かしたつもりで居た。職場のPowerBookでATOK、iMacでEG-Bridge Universalを使っている。何となくEG-Bridgeの癖も呑み込めて来た。
この二つを較べると、私はATOKの方が上等と思う。
変換効率や、いろいろな部分の柔軟性で差が付く。助詞の付け方を含む文節の区切りかたはATOKの方がかなり賢い。前後関係を察知して変換候補を選ぶようなきめの細かさもATOKに一日の長がある。人の名前や「百人一首」の入力とか、そういった基礎的な知識の豊富さも、おそらくATOKが上だ。ただし、私はどうにもJustsystemの様々な場面での対応の遅さが信用できない。変換効率は良いかもしれないが、ほかのソフトとの相性など何かと不都合が多い。明らかな不都合が結局修正されないこともあった。
予約開始が6月中旬、発売が7月中旬という事で、もう少し間がある。自分自身をじっくりと見つめ直すことにする。
一昨年デンマークに行ったとき、立ち寄った電気店でデンマーク語版のキーボード見かけたけれど、JIS配列よりも更にいくつかキーが多い、複雑なキーボードのように見た。キーボードの配列はパソコン使う上で大変重要なのだ。一部でも違う配列のキーボードを使いこなすには、大脳の何処かにロゼッタ並の翻訳機構を備えておかなくてはならない。
まくぶくは構造上、キーボードの事後の取り替えが厳しそうなので、オンラインアポーストアの BTO で最初から US キーにシテオク事としたよ。 JIS 配列マジウザイ。しねばいいとおもう。
マジウザイ。私も、JISキーボードが使えず苦しんでいる。というか、苦しむのが嫌なのでUSキーボードを選んでいる。ぜんぜん気にしない人も世の中には沢山いるみたいだけれど。
それにしても、互換性や普遍性や合理性といったものを無視して、JIS配列と言うような妙なものが生まれたのは何故なのか。言語ごとのローカライズはソフトウエアで環境のすりあわせをするべきものではないのか。
私がPowerBookG4を手に入れた頃はどうにもならず、やむを得ず秋葉館の輸入版を選んで、いまだに英語版クラシックの文字化けに悩まされる事がある。その後、キーボードの換装サービスが始まったり、BTOで選べるようになったりして、がっくりしたのだけれど。
うちにあるパソコンのキーボードは全部USで統一してある。妻も子供たちもそれに慣れているけれど、学校で触るのはJIS配列の筈だ。子供たちは柔軟に対応するのだろう。長女に訊いてみたけれど、気にならなかったという。
iMacで使っているキーボードはHappyHackingKeyboard Lite2というやつ。 先日、ヨドバシのサプライ関係の売り場でサンワ製のジェルリストレストを購入してますます具合が良くなった。店頭価格が千円ちょっとでポイントを使って500円くらい。 今までは発泡スポンジのリストパッドを使っていた。形はHHKBに最適だが、息子がむしってぼろぼろにした上に軽過ぎて座りが良くなかった。今回のジェルリストレストはずっしりと重さがあり、なかなか良い。売り場の向かい側に、HHKBのprofessional2が置いてあってちょっと触ったのだが、絶妙のキータッチだ。これならiMacの共振に悩まされずに済むかも知れない。
キーボードの配列でうだうだと気に病んだり、ATOKかEG-bridgeかで一悶着あったりする私が、ケータイ電話のテンキーでメールを打てるはずが無い。というわけで、いまだに私はケータイを持っていない。今後も持たないだろうと思う。
会議に出席。自分自身もプレゼンテーションをやった。この頃はポスター発表が多く、プロジェクタを使ってプレゼンテーションはめったに機会がない。初めてのネタで少々ナーバスになった。
新たにPowerPointファイルを用意した。講習会の講師役ならKeynoteを使うところだが、会議でプレゼンとなるとそうも行かない。持ち時間は僅かだし、会議場の環境に対応させなくてはならない。自分のパソコンを持ち運ばなくてはならない。もしパソコンにトラブルがあったら、Keynoteファイルではお手上げとなる可能性が高い。持ち時間は10分で、その後質疑の時間が5分ある。だいたいの目安は一コマ一分。時間が余りそうな気がしていたのだが、実際にはちょっとはみ出てしまった。練習不足でこれは大変みっともない話なのだ。導入部分で無駄な内容が多かった。もっと簡潔に削る事が出来たはず。深く反省。
会議でほかの人たちのプレゼンを眺めていて、自分の発表を棚に上げて気がついた事。
未だにクラシックOSを使っているMacユーザーをたまに見かける。マックバージョンのパワーポイントもデフォルトのフォントは「MS-Pゴシック」である。日本語英語(全角・半角)混じりのテキストで扱うと極めて不細工だ。見て、酷いと思わないからそのまま使っているのだろう。マックのプレゼンテーションは見かけが汚いと思わせるためのMSの陰謀かもしれない。
プレゼンテーションの前に、注意しておく事。まぁ、本質とは余り関係のない事だけれど。
これらに加えて、私の場合はPowerBookのトラックパッドが壊れているのでトラックボール持参なのだが、他人にも操作できるように、PowerPointではすべてのボタンがクリックとなるような設定をしておいた。それから、念のため、トルクスレンチも持参しようかと考えたが、会場で起動しなくなったら、その時はUSBメモリのバックアップの出番という事。
“SMC ファームウェア・アップデート”は、iMac の起動に関する問題に対処します。アップデータアプリケーションは“/アプリケーション/ユーティリティ”フォルダにインストールされ、再起動後に自動的に起動します。アップデート処理を完了するには、アップデータアプリケーションの指示に従ってください。
またも、Firmwareのアップデート。インストールして再起動させたところ、下記の注意書きが出現。
お使いの iMac 上の SMC ファームウェアをアップデートするには:
1. 開いているほかのアプリケーションをすべて終了します。
2. “iMac SMC ファームウェア・アップデート”ウインドウで“再起動”をクリックし、コンピュータが再起動するのを待ちます。
SMC ファームウェアのアップデートが自動的に開始されます。ステータスバーにアップデートの進行状況が表示されます。コンピュータのアップデート中はファンが高速で回転しますが、アップデートが完了すると通常の状態に戻ります。
重要:アップデートを中断しないでください。
アップデートが完了するとコンピュータが自動的に再起動し、“iMac SMC ファームウェア・アップデート”が開きます。
3. “OK”をクリックします。この時点で SMC ファームウェアは最新の状態になっています。
これらの指示が画面に再度表示された場合は、SMC ファームウェアのアップデートが失敗しています。手順 2 と 3 をもう一度実行してください。
詳しくは、http://docs.info.apple.com/article.html?artnum=303725-ja を参照してください。
再度の再起動となった。数秒間、プログレスバーが出て、その間ファンがフル回転して驚いた。多分、アップデートに成功したと思う。
iDVD に対するこのアップデートは、16:9 プロジェクトのディスク作成時の問題を解決します。また、全体的な安定性を改善します。
iPhoto に対するこのアップデートは、スマートアルバムの Photocast、iPhoto ライブラリの共有、およびカレンダーまたはブックの作成に関する問題を解決します。また、その他の小さな問題にも対処しています。
iMovie HD 6 に対するこのアップデートは、PAL オーディオでの問題、および iLife サウンドエフェクトが iLife メディアブラウザに表示されない問題を解決します。また、全体的な安定性が向上し、その他の小さな問題にも対処しています。
iWeb に対するこのアップデートは、.Mac 上に公開された Blog と Podcast へのコメントおよび検索機能のサポートを追加します。 また、サイトの読み込み性能を改善するためのイメージ管理の修正を含む、すべてのユーザのための、さまざまな使いやすさと性能の問題にも対処しています。
iLifeアプリケーションの中で、私が使っているのはiTunesとiPhotoだけだけれども。
マックブック登場。従来あったiBookG4およびPowerBookG4-12インチに置き換わるものらしい。これでMacintoshのラインアップでPowerPCを使っているのはPowerMacG5のみとなった。