もやもや。
Caminoがベータ版から正式なバージョン1.0となってデビューしました。
などなど。職場では、先のベータ版(Camino 1.0b2)に引き続き使っています。まぁまぁです。「選択した部分のソースを表示」が出来ないことが残念な点。それからpdfのダウンロードで、ダウンロードマネージャーでファイルを開くとPreviewではなくAcrobatReaderが勝手に起動してしまう点が少々残念。積極的に放り出す理由がないので、そのまま使い続けています。スタイルシートを切ったり、ユーザースタイルを気楽に適用できると良いと思うけれども、仕事に使う分には今のところ不満なし。「エキスプローラでない」ことだけたまに不都合。
そうこうしているうちに、Opera8.52がリリースされたと言う話題を目にしてダウンロード。15分ほど使ってみた。それだけ。リリースノートなど見あたらず。
セキュリティホールmemo経由、Safariに深刻な脆弱性(ITmediaエンタープライズ)曰く。
ダウンロード後『安全な』ファイルを開く
設定に基づく脆弱性。
ダウンロードしたファイルに何らかのアプリケーションやシェルコマンドが含まれていた場合、ユーザーに確認を求める仕組みとなっている。しかし、スクリプトパス実行宣言(#!)を省いたシェルスクリプトを含んだZIPファイルではその機能がうまく働かず、ユーザーに何も確認を求めることなくそのまま実行してしまう。
とのこと。
安全なファイルを開く初期設定に関して、2004年にすでに話題になっている。
今回の問題は、これらに加えて、シェルコマンド実行に関する脆弱性と言うことだが、今のところの対処法はSafariの環境設定で「ダウンロード後『安全な』ファイルを開く」チェックを外すという、以前と同じこと。デフォルトブラウザの指定っていうやつは、かなり危ない仕組み
っていうのはどうなんでしょう?私は依然として危ないと思うけれど。
積極的に情報収集しているわけではないが、余り悪い評判を聞かないインテルCPUのマック。というか、提灯記事を読んで、心がグラリと動いた。滅茶苦茶速いらしい。嘆くより乗り換えろ
にグラリと来た。上手い、しかし拙い。
かなり前の話だが、ヨドバシで実物に触った。ウインドウズのちょいと遠回りするようなマウスレスポンスを心配していたのだが、特に気にはならなかった。
フィルムカメラからデジカメに本格的に切り替えることにして、これからはiPhotoに大きな期待を抱いているのだが、我が家の環境(PowerMacG4-400/Crescendo ZIF 1GHz)では結構厳しい。せっかっく長女にプレゼントしたComicStudioもかなり辛い。しかし、中学入学を控えて物入りだろうし。二年使うから、と云って投資したアップグレードだし。しかし、ロゼッタの動作云々以前に、今の環境から乗り換えたら目が回るような速さだろうと思う。
ところで、MacFan誌最新号(2006-04)に様々なソフトウエアや周辺機器のintelマックの動作検証の結果が出ている。そのほかの記事も含めてなかなか読み応えのある内容となっている。先日Justsystemから頂いたメールによると、ATOK2005バージョンはインテルマックに対応する予定がないとのこと。MacFan誌でも全く動作しないといあった。これは私にとって辛いことだ。DreamweaverはRosetta上で問題なく動作するらしい。最新のiMacG5との速度比較がいろいろ出ていたが、Rosetta経由では若干速度が下がるものが多いようだ。
MouseWorksはどうなのかしら、と調べてみると、2006-02-01付けでMouseWorks ver. 2.9が出ていた。Read Meによると、
MouseWorks 2.9 added support for new Kensington pointing devices and wireless desktop solutions. It also fixes problems with Bluetooth support under Mac OS X 10.4.3 and later.
とのことで、インテルマックに関する対応には触れられていないと思う。つまり、ロゼッタで動作すると云うことなのかもしれない。(未確認)KensingtonのオンラインカタログでトラックボールはOrbitとExpertMouseおよびそのワイヤレスモデルのみとなっていた。ステンレスローラーのモデルはデッドストックのみということになるだろう。
毒を食らわば皿まで。 講習会の締めの配付資料作りにPages2を利用した。前のバージョン以来のユーザーである(が、前バージョンはほとんど使わなかった)。売りは華麗なテンプレートということなのだろうが、私の用途には派手すぎてまるで役に立たない。昨年作ったワード書類をPagesで読み込んで追加、修正などを行った。
元々、複雑なレイアウトなどしていない書類であったため、読み込み結果そのものに不満を感じなかった。スタイルを適切に設定し、表題、箇条書きなどのマージンやタブが簡単に設定できればそれでよい。スタイルをサイドパネルに表示して選択していく操作性は割と良い。Keynoteを使った経験から、インスペクタの使い方にはかなり慣れている。ワードの大袈裟さに較べると慎ましやかで好ましい。但し、私の職場環境(PowerBook G4-667、OSX10.4、ATOK2005)では、かなり緩慢なキーボード入力を覚悟する必要がある。この点に関しては、ワードも重量級のソフトで、大差はない。修正したスタイルを上書する方法が分からなかった。出来るはずと思う。旧バージョンには冊子のマニュアルが付いてきたが、新バージョンはpdfのみ。ヘルプを見たが即座には理解できなかった。やむを得ずpdfマニュアルのその部分を印刷したが、結局読んでいない。
配付資料はできあがった。文書を作って、印刷イメージとするだけならPagesはまぁまぁだと思う。しかし、問題は、ワードとの逆向きの互換性だ。その点は試していないので分からないが、その用途にPagesが応えてくれるかどうか。かなり厳しいだろうな。ワープロって何をするソフトだっけ?。仕事で使うワープロは文書を作る道具というより、ワードスペシャリストたちとデータをやりとりするための共通のインターフェイスなのだ。馬鹿げていると思うけれど、仕事だから。
活字で意志を伝えることの難しさを思う。相手の意図を読み取ることの難しさはその上を行く。分かり合おうと努力し、相手を尊重することが必要だ。私とあなたと他の誰かの意見が異なることは当然だ。意見の異なる相手を論破する、罵倒する、別の意見を提示する、その他様々なやりとりは、大抵不毛だ。
さりげなく書く。私もそう思います。私はそうは思いません。誰かが読む。意図通りに読み取ってもらえないことを想像しつつ書く。読んで感じる人がまたなんか書く。私は不特定に対して書く。どうぞ、私も書きましたので読んで下さい、みたいなことはあんまりやらない。伝えることの難しさ、読み取ることの難しさを感じているから。仕事と育児の片手間には出来ない。
最近よくトラブルで止まっている。今日もカウンターサービスがかなり長い時間止まっていた。カウンターは有料サービスだし、ちょっと不都合に感じる。そういえば、カウンタでユニークアクセスをカウントするためにクッキーの発行をするようになった。私はむやみにクッキーを発行するのが厚かましい気がして、止めて欲しいと思ったから、はてなアイディアというところに「ユニークアクセスを記録しない(クッキーを発行しない)カウンタを選べるようにして欲しい。」というアイディアというか、要望を出したのだけれど、多分、全く反響がないらしい。
久しぶりにアンテナを整理整頓。アンテナに捕捉しているサイトはお薦めの良いサイトばかりではありません。反面教師のようなどうにも許容しがたいようなものも、意図的に残している場合がある。これは自戒のため。自分にとって都合の良いものばかり集めていると、世の中が歪む。世の中はおびただし少数派によって構成されていると云うことを自覚するためにも、アンテナからの削除は慎重に行っている。
年度末、梅の季節。