このページのもくじ

  1. 多忙
  2. 角を丸める
  3. ワードには三つのモードが必要だ
  4. Firefox 1.0.1
  5. Mainichi Interactive
  6. フィッシング(2005-03-21:追記)

仕事に目覚めた、というか、とにかく忙しく過ごしています。

多忙

機嫌良く、仕事しています。いや、全ての仕事を機嫌良くやっている訳ではありませんが。私の仕事は、本来、極めて専門性の高い技術職なのです。書類作りやら、講習会の仕事や、原稿書きは、所謂「雑務」に分類されるものです。雑務に押しつぶされそうになりながら、本来の仕事に戻ろうということです。私はこの仕事が本当に好きです。やっていて感じる達成感は、「雑務」をやっつけた時の開放感と比べるべくもありません。

そして、私のもう一つの専門は、家族をリードし、妻を労り、子供たちを育てるという、「プロの家庭人」としての立場なのです。ウエブページ作製も、家庭人としてやっています。おやこニュースのなかで、「道具としてのパソコン」は、仕事と家庭、半分ずつで大変曖昧な部分です。久しぶりに、子供たちの作品をウエブページに公開して、なかなか面倒な作業ですが、そちらが、おやこニュースの本来で、こちらの方は、おやこニュースのオマケなのだと感じたのです。

生まれて初めて、胃透視レントゲン検査を受け、精密検査の必要なし、との診断でした。やれやれ。

というわけで、忙しさにかまけ、いつもとちょっと違った構成になると思います。

角を丸める

角を丸めるテクニックのことが話題になっていた。かつては、おやこニュースの中にも、角が丸まったページがあった。テーブルで括って、方眼を作り、角に扇形のgifを入れるようなやり方をしていたと思う。マークアップを気にするようになってから、そういうことに興味を失った。画像は画像として提示し、文書はあくまでテキストとして提示する。それらが、わかりやすく、誤解無く伝わるかどうかが問題で、角が丸いかどうかは、私にとって些細なことだ。枠を付けた方がわかりやすいと思ったら、枠線を入れる。

パソコンの表示は、XとYの座標で配置されるから、画像を使わずにカーブを表現するのは簡単ではない。枠線の角を画像を使わずに丸く表現するには、涙ぐましい努力が必要だ。(究極とも云えるテーブルレイアウト:道具としてのパソコン2004-06-11)丸くした方が見やすいかどうかは別として、私は、限られた時間と労力のなかで、自分の伝えたいことを表現する時に、それまでの努力を端から放棄している。そのようなことに価値を見いださない。

他の人が、そういうことをすることに関しては、見やすければ大いに結構。見づらければ、スタイルシートを切る。それでも訳がわからないときは、悲しい気持ちになり、不機嫌になる。ムダなことにリソースを費やしていることに腹が立つ。個人サイトなら、まぁしょうが無いと思い、公共性があるところなら、ウインドウズエキスプローラを持たぬ我が身を呪い、ぼやいたり、嘆いたりする。そういうことが起こらないことを望む。

ワードには三つのモードが必要だ

もう一つ、どこかでワードの使い方が話題になっていた。多くの事務職の人たちにとって、ワード(ワードプロセッサ)は配置するための道具らしい。わたしにとって、ワープロは、ものを考え、纏め、それらを整頓するための道具である。他とデータをやりとりする場合のみ、配置することが重要になる。

私が必要と思う三つのモードというのは、

どこでも配置モード
他からデータを受け取った場合に必要。自分で文書を作る場合には、このような使い方はしない。
完全スタイル分離のアウトラインモード
ものを考え、整理していく上で、大変効率がよい。文書を配置していく上でも、極めて有効なはず。
英文ワープロモード
日本語モードが上位互換故に、日本語を解さない人とデータをやりとりする上で必須である。

自分自身が、十分に使いこなしているとは思わない。とにかく、ワードのお節介な挙動に辟易とさせられる。スタイル分離を完全におこなうためにどうしたらいいのか、私は分かっていない。

Firefox 1.0.1

覚書。

http://www.mozilla-japan.org/products/firefox/

セキュリティ関係のバグ修正.

http://www.mozilla-japan.org/products/firefox/releases/#important101

http://www.mozilla-japan.org/projects/security/known-vulnerabilities.html

Mainichi Interactive

新聞社のサイト。外枠が表示されたあと、本文が表示されるまで、随分と待たされることがある。おそらく、閲覧を退屈させ、広告をクリックさせるテクニックのひとつかもしれない。若しくは、リロードさせて、広告収入を倍に増やすテクニックかも。。

とりあえず、ここまで。まだ続く見込み。

フィッシング(2005-03-21:追記)

http://altba.com/bakera/hatomaru.aspx/ebi/topic/2202

うーん。ホンモノサイトだからといって、信用するのは拙い現状。

結局、何処のサイトがホンモノかを見抜くことは、大したことではない。インターネットの特性やら、ブラウザの設定やら、どのようなことが、自分を危険に陥れる可能性があるのか、について理解しておく必要があるということ。

だって、アレです。個人情報が漏れたと話題になっているサイトは、全部ホンモノなわけで。ホンモノと偽物を見分けたところで、問題の解決にはならないのです。むしろ、ホンモノだから安心、という発想そのものが危険。個人情報は漏れて当然。現に、漏れまくっているからねぇ。

ホンモノを自認するサイトも、ユーザーのリテラシーに期待してはいけない。お節介は焼かないことです。ホント、そう思う。それと、漏れてトラブルになるような個人情報を集めるのは止めようよ。