このページのもくじ

  1. 新幹線でパソコン利用
  2. 拷問というと大げさだが
  3. 眠くならないスライド

講習会もようやく終了。博多から新神戸まで、ひかりレールスターの車内で。

新幹線でパソコン利用

ホテルと講習会場のホールを往復する日々もようやく終わり。開放感に釣られ、思わず博多まで遠回り。目的はJR九州の車両を写真に納めることなのですが。こういう目的にデジカメはなかなか優れもの。ミノルタF100は、少々ごついとはいえ、一眼レフを持ち歩くことを考えると遙かに気楽です。そこそこのクオリティで、100枚以上の写真が撮れますし(128MBのSDカード使用)。シャッターのタイムラグが大きいのが玉に瑕ですが、慣れれば通過する電車でも何とか撮れます。

旅行カバンをぶら下げながら、駅を右往左往するのは楽ではありませんが、運良くたくさんの列車がホームに入っていたことに加え、講習から解放され気分がハイになっていましたので、かなり満足して在来線のホームを離れました。

ひかりレールスターオフィスシート

新幹線乗り換え口で、初めて乗るひかりレールスターの指定席を買いました。最近、おやこニュースのリファラーに、新幹線のAC電源という検索語が多いのです。今回、これに関する明確な回答を手に入れました。700系車両(ひかりレールスター、700系のぞみなど)では、各車両の最前列と最後列にパソコン用コンセントが用意されているのです。車掌に尋ねたところ、「オフィスシート」というそうで、窓口で指定できるのだそうです。因みに一般の指定席と同じ料金です。ひかりレールスターの場合、座席は4列ですので、一つの車両に8座席、オフィスシートがあるようです。のぞみは座席が5列ですが、コンセントがその分用意されているかどうか分かりません。この座席はテーブルも奥行きがあり、ノートパソコンのディスプレイを十分に開くことができます。

車掌によると、車内で座席指定を変更することはできないということです。すいていたので、こっそり座席を移って使わせてもらいました。おっと、検札の車掌さんが来ました。ご免なさい、使わせてもらってます。

拷問というと大げさだが

今回の講習会では、実習に充てられた一日を挟み、5日間、ホールの座席に張りつけの刑。朝から晩まで、パワーポイントの講演を聴いていたというか、うつらうつらしていたというか。会場が暗くなることに加え、狭い座席で身動きが取れないので、足のやり場がないし、体は痛むし。

講演にパソコンを利用するかどうかは別にして、スクリーンに投影すると、会場が薄暗くなるので、なおさら眠たくなる。ほぼ真っ暗になっていたフォトスライドの時代より状況はマシになっているが。何か解決策は必要でしょう。携帯電話を鳴らす人が一コマ(2時間)に一人くらい必ず居ますし、ゴウゴウといびきをかかれると、端にいるものとしても辛いものがある。出席している人々のほとんどは、いい年をしたおじさん、おばさんたちですから。

何にしても、出席者(の一部)のお行儀の悪さには、あきれるほど。中には、ノートパソコンを開いて、麻雀ゲームをやっている人まで。ま、いびきで周りをやきもきさせるよりはマシか。先日のホームページおじさんは、3日目あたりから、最後列一番端に陣取って、パソコンで年賀状を作りに精を出していました。彼のホームページを見て知ったのですが、この方は実は、(某)割と一流大学の多分高名な教授なのです。自分の講義中に、最後列一番隅に座っている学生が、パソコン開いて年賀状作ったりしていたら、きっと、以下略

眠くならないスライド

話が逸れました。私も余り人のことを言える立場ではなかったですから。一日5コマ続く講演で、余り興味のない内容の場合、2時間一コマに渡って薄暗いホールの中で集中を保つのは、簡単なことではありませんでした。

講演する側、あるいは聴く側のモチベーションにも依りますが、講演中に聴衆を寝かせてしまうというのは、内容が拙いのです。とくに、講演時間が十分ある場合は、講演にスピード感があれば、たとえ内容が聴衆にとって魅力的でないにせよ、聴く意志を持っている聴衆は起きていてくれるのではないかと思う。

パワーポイントによる資料作成について、今回感じたいくつかのチップというか、感想を書き留めておきます。

スライドの構成(聴きやすくするために)
適当にブレークを入れる。
スライドデザインの統一性が重要
タイトルは一つとは限らない。現在位置を明示する階層構造を明示するタイトル付け
スライド単位の時系列となることを意識する。
一コマの中で、時系列を明示するために、アニメーションは有効。
一コマにかける時間がなるべく均等となるような工夫。
画面がなかなか進まない場合、眠気を誘う。あっという間に通り過ぎるコマは落胆を誘う。
時間をかけるコマは念入りに作る。
使わないスライドは初めから外しておく。
次の展開を予告する工夫。
デザイン上の工夫
基本的にツートンカラーとする。
当然のことであるが、全コマのデザインを統一する。
でかいフォントで行間を詰めるより、小さめのフォントで十分な行間を取る。
一つのスライドに並べる文字数をなるべく均等にする。
半角英数フォントの使用に注意。一文字なら全角の方がバランスがよい(1時間・1時間)
英文の表記などで半角英数フォントを使う場合、等幅フォントは避ける。
(何にせよ、フォントの選択は綿密におこなう。)
背景画像は無い方がよい。入れるにしても目立たない様に。
改行位置に注意。即ち、画面幅目一杯にテキストを流し込むのは止めた方がよい。日本語の場合、強制改行で調節する。
ソフトの使い方を十分に心得ておくこと。リスト表示などを適切に指定する。
内容上の工夫
全てのスライドに適切なタイトルを付ける。
句読点を適切に付けること。
表は使わない方がよい。
  • 表を使う場合は、カラム2つまで。
  • 複雑な表は配置を理解するだけで時間が掛かる。
  • 数値をデータとする場合は、グラフで表現する。
  • テキストは箇条書きで何とかする。
簡潔な内容、余計なものは極力省く。
日本語の表現に十分配慮する。タイトルに接続詞を付けない。
フォント色は2色まで、色を変えるならサイズは固定する。
デザインは無難に、内容で際だたせる。

なんだか説教臭くなりましたが、先の読めない講演は、眠くなりますよ。

ATOK16の妙な挙動

使い始めておよそ一週間です。変換など、余り問題は感じない。以前(ATOK15)より、快適になったような気がしますが、どうもおかしい点に、気がつきました。私はアスキー配列のキーボードで、「英数・かな」キーが無い、というか、そのキーの使い方を知らないのです。アスキー配列のキーボードでは、「コマンド+スペース」で、ひらかな入力と半角入力を切り替えるのが普通と思います。

ATOK16は、操作している当人の意図に反して、勝手に半角と全角が切り替わるのです。しかも、メニューバーの表示と一致しないことがしばしばです。とくに、ダイアログの入力フィールドにカーソルを移したときなど顕著です。これは多分バグでしょう。

あぁ、そろそろ年末。なんだかネタがありません。カンヅメだったからねぇ。そうそう、ホテルのブロードバンド、とっても快適でした。51Mと、書いてありましたが。

セキュリティアップデータ(12/24/03:追記)

Security Update 2003-12-19 により、多くのセキュリティ面の強化が行われます。すべての Macintosh ユーザの方にこのアップデートを推奨します。

次の箇所のアップデートが含まれています:

このアップデートの詳細については、こちらを参照してください:http://docs.info.apple.com/jarticle.html?artnum=61798

と云うわけで、無条件にて適応。セキュリティですから。


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