新年を迎えました。本年もよろしくお願いいたします。
最近とても気になっていることです。従来から、マックのカーソルの動きが遅いと思っていたのですが、多分、Pantherにしてからというもの、 カーソルの動きが異様に遅いのです。矢印キー、スペース、バックスペース(デリート)など、押しっぱなしにしたときの動作の遅さは我慢の限界を超えています。押しっぱなしよりも連打の方が速い様です。これはバグと言っていいのではないかと思う。システムの動きそのものはそれほどストレスを感じません。キーボードからの普通の入力もさほど問題ないように思う。ただ、カーソルを移動させる動作が遅い。
これはATOKでも、コトエリでも、半角、全角に関係なく遅いです。使うソフトの重さとも、余り関係ないようです。CPUパワーの問題でしょうか?それにしても遅すぎます。
追記:自宅のPowerMac G4/400では、さほど遅くはないです。因みに、OSX10.3、ATOK15、キーボードはサードパーティ製CrystalPro-Xと云う組み合わせ。PowerBook G4/667 DVIの方に特有の症状の様です。
追記の追記:カーソルの動きが遅いのはシステム環境設定の「キーボードとマウス」の設定が原因でした。「キーのリピート速度」、および、「リピート入力認識までの時間」を個別に設定します。
私が感じたカーソル移動の遅さは、主にリピート速度の設定が遅すぎたためと云うことになります。但し、この設定は、目盛りが真ん中辺りで既に我慢ならない遅さ(私の主観)となります。最速に設定しても違和感を持つ人はあまり居ないと思う。もとの設定から二目盛り速くして、速い方から2番目の目盛りに合わせ直し。認識までの時間の方は、速いほうから三番目の目盛りとしました。キー入力と矢印キーによるカーソルの移動が同じ扱いなのは、ちょっと変だと感じなくもありません。何にせよ、私の不注意で、間違った記載となりました。
ハードディスクの容量が少々不安になってきました。内蔵HDの方は十分、問題は外付けHD(ロジテック80GB、Firewire/USB2.0デュアルインターフェイス)の方です。こいつは、バックアップと画像データの保存に使っています。デジカメ画像(jpeg)や、フィルムスキャナデータ(tiff)がかなりの量になっています。80GBを二つのパーティションに分けて、一方には、取り込んだ画像データを保存し、これらを取り込んだiPhotoライブラリをもう一方のパーティションに入れています。それぞれの残容量が10GB程度となっています。もちろん、他にも色々なバックアップなども、ごちゃごちゃと入っているのですが。転ばぬ先のバックアップということで、外付けHDを増設することにしました。
HD選びには、いくつかのファクターが考えられます。コストはもちろん重要な問題です。それ以外には、
コストの問題は、今現在主流となっている規格と関わっています。ざっと調べたところでは、
が、主流のようです。これを越える規格のものは割高だし、下位の規格では割安となります。実際に、容量が120GBのものは、かなり値引率が良いようでした。今回は、容量160GB(以上)を絶対的な条件として、あとはコストとの兼ね合いで選ぶことにしました。
マックユーザーとしてはFirewire接続が便利なのですが、コスト的にはUSB2.0と比べると1割以上、USB2.0/Firewireのデュアルインターフェイスとなると、2割ほど割高となります。USB1.1/Firewireと云う選択肢もあったのですが、余り魅力的とは云えません。結局、Firewireを諦め、一番安いUSB2.0/1.1のタイプを選びました。各社から出ている中で、新型にもかかわらず一番安かったのがBuffalo製でHD160U2と云う製品。この機種はデザインが完全に新しくなり、ファンレスと云うところが魅力的でした。現在使っているロジテックの外付けHDは、大変うるさい冷却ファンが常時回り続けます。他にも、パソコンのパワーと連動で電源が入ること、ACアダプタ内蔵など長所として挙げられるでしょう。一方、ファンレスと云うことで、設置には気を遣う必要があり、基本的には縦置き。横にも出来るが積み重ね不可と云うことです。ちょっと使ってみた感想ですが、ファンノイズが無い分、ドライブの駆動音、アクセスノイズが気になります。とくに、スリープから復帰するときの音は壊れている?と思えるほど。縦置きにして使っていますが、それほど熱くなることもないようです。マニュアルには、マックで使用する場合、初期化するように書いてありますが、Pantherではその必要がないように思います。やりましたけど。
ヨドバシカメラ梅田店で消費税込み18600円に18%のポイント還元。ポイントで、買い物に付き合ってくれた子どもたちに、ファインディングニモCDROM(3948円税込み)を購入しました。他に、ロジテック、IOデータの同等品も候補として考えましたが、販売価格でBuffaloが一番安かった。
今回購入したものは、私の外付けHDとしては、6台目と云うことになります。因みに、私が今までに購入した外付けHDの歴史を紐解いてみると、
ICN製は、ハードディスクが贅沢品だった時代のものです。隔世の感があります。
iPhotoと云うソフトの一般的な評価は良くわかりません。単純に画像ブラウザとして使うなら、他にもっと簡単なソフトがあります。iPhotoを使うメリットの一つは、画像ファイルの読み込みを自動でやってくれること。iPhotoライブラリは自動的にフォルダを作って整理してくれます。私がiPhotoを十分に使わない理由は、重たいこと。iPhotoライブラリとして読み込まなければ利用できないこと。今ひとつ使い方が分かっていないこと。
逆に、捨てがたい利点は、アルバム、つまり、複数のフォルダに跨った画像データを、共通のキーワードを付けて分類できることです。普段、単純に画像を眺める目的で、ACDSeeを使っていますが、ACDSeeのブラウジングは物理的なフォルダ構造に支配されています。
私の画像整理の手順に、簡単に触れておきます。フィルムスキャナで読み込んだ画像ファイルは、フィルムロールを一つの単位としてフォルダに納めます。デジカメ画像は日付を単位にしてフォルダに入れます。それらをiPhotoで読み込みます。従って、元の画像フォルダとiPhotoのライブラリフォルダで、容量はおおよそ二倍必要になります。これはバックアップという意味もあり、また、iPhotoの使い方が分かっていないことと、iPhotoそのものを余り信用していないと云うこと出、やむを得ないと思っています。
必要のない画像ファイルはiPhoto上で削除し、様々なテーマ別にアルバムを定義して、読み込んだ画像を分類します。そうすることによって、例えば、自画像やら、パソコンの写真など、探したい画像をアルバムを見ることで簡単に見つけることが出来ます。おそらく、各々のアルバムフォルダの中に画像のエイリアスを入れてゆくと云うことだと思うのですが、問題は、定義できるライブラリがひとつだけで、切り替えることが出来ないこと。アルバムそのものをフォルダを作って分類することが出来ないことです。アップルがどういうユーザーをターゲットにして、iPhotoを作っているのか分かりませんが、大量の画像ファイルを一段のみのフォルダ階層で整理することは、非現実的と云わざるを得ません。iPhotoを複数のライブラリで切り替えたり、アルバムを階層構造にするのは、このソフトに必須の機能と思う。
MacFanと云う雑誌の2003年8月1日号付録、「Mac OSX & 9使いこなしTip集」の81ページにこれに関する記述があり、ライブラリの切り替え方が紹介されている。これは、ライブラリフォルダを移動させる、という、かなり乱暴なやり方。非現実的と云わざるを得ない。最後のところに、削除することなくライブラリの変更・管理を行うユーティリティがあるので、これを利用すると疑似階層構造的な管理まで可能になる。
と紹介されているが、そのユーティリティが何物で、どうやったら手にはいるのか、と云うような記述は見あたらない。Googleなどで探してみたが、出てこない。欲しい。
実は、新規ハードディスクを導入したついでに、今までのハードディスクのデータを整理し、パーティションをひとつにまとめました。そのようにしてデータを整理し、移し替えていて、間違えてiPhotoのライブラリを消してしまったのです。なんだか容量の大きなフォルダがあるなぁ、と思って削除したら、それがiPhotoライブラリだったというわけ。とりあえず、画像を読み込み直してアルバムの定義など、全てやり直ししていたところが、iPhotoの動作が異常に重たい。一旦、ライブラリを完全に消去し、インストールし直して、以前と同じくらいの重さに戻ったようだけれど。
年末、目に付いたので、MacFanの新年号(2004年2月号)を買ったのです。いつもよりボリュームが増えているな、と思い眺めていて、なんだか、全体に構成が替わっており、月刊化と云う言葉が目に付いた。そうです。月2冊発行から、月刊誌になったのです。色々と事情はあるのでしょうけど、要するにダウンサイジングということです。月刊化第一号には、マックファンビギナーズのページも増設されている、と云うことは、ビギナーズ誌は廃刊と云うことだと思う。読んだこと無かったけれど。
所詮、マックネタのみで、月2冊はかなり無理があったと思うので、速報性を犠牲にした分、各々の記事を充実させるなら、良いことだと思う。といっても、記者のレベルが上がるとは考えにくいが。今号の記事の中で、目に付いたのは、第三特集「至高のPanther一問一答」。
起動ディスクのバックアップ法(ディスクユーティリティの「復元」を使う)も、紹介されている。なかなか役に立ちそうです。ちなみに、CDROM付きで730円です。
子どもたちと過ごす、年末年始。更新作業どころではありません。