このページのもくじ

  1. メールが届かない話
  2. リンククラブのサポート
  3. DiMAGE Viewer
  4. DreamweaverMX
  5. Mozilla 1.5.1など

少々不都合なソフトについて。随分役には立って居るんですけれど。

メールが届かない話

情報機器、つまり、コンピュータを仲立ちとして行う様々な情報処理の良いところは、とりあえず、コンピュータがやる部分は間違いがないというところ。機器がキチンと動作さえしてくれれば、郵便集配袋の底にはがきが取り残されたり、ポストに入れたはずが、ぽろりと落ちたり、雨で濡らして読めなくなったり、というような偶発的な事故を気にする必要はありません。だからこそ、堅固で安定したシステムと、理解しやすいユーザーインターフェイスが必要なのだと思うわけです。一方で、インターネットの問題点は、何かトラブルが発生したときに、そのトラブルの原因がどこにあるのか確かめるのが困難であると云うことです。ブラウザでリンクを辿って、突然何も表示されないページに出くわし、それがトラブルであるかどうか、そして、何が原因なのか、検証するには、或る程度の知識が必要です。また、アクセスを拒否されたり、昨日までちゃんと表示されていたものが、突然乱れたり。

信用して使うことが大切です。なんだかおかしい、と思いだしたらきりがありません。今回のケースでは最初に気が付いたのは、女房が友人にメールを送信し、進行状況のウインドウがいつまでも開きっぱなし、つまり、メールソフトは「送信」の状況で操作が完了しない、ということに気が付いたことです。送ろうとしたメールが、サーバーに届かず、ローカルに溜まるという状況です。これは、なかなか分かりやすい。私のローカルから、メールサーバーまでの間で何かのトラブルが発生しているのは明白です。女房は自分専用のメールアドレスを持っています。試しに、私のアドレスから女房宛に送ろうとしましたが、同じことがおこりました。二人とも、OCN-Dreamnetのアドレスなのです。それでは、と、私が普段は余り使わないLinkclubのアドレスからOCN-dreamnet のアドレス宛に送信、つまりリンクラのメールサーバー向けに送ると、送信は完了しました。ところが送ったメールをOCN-dreamnetのアドレスで受信出来ない。(しばらくすると届きましたが)これは、つまりOCN-dreamnetのメールサーバーのトラブルってわけです。サポートページにアクセスし、何か障害に関する情報を探すことにしました。

今回のOCN-Dreamnetの障害に関する情報は最初に、11月25日付けで、

この度、メールシステムの故障により一部のお客様におきましてメールの受信の際に認証がされない状況が発生しておりましたが、現在は復旧しております。(障害発生日時:11月25日午前10時55分)

と出ていました。同じ日付で、メール受信の遅延に関するお詫びも出ていました。(障害発生日時:11月25日午前11時00分)

これらの情報は、

以外に履歴を残さずに記載内容を訂正されているので、途中、どういう状況であったのかは分かりかねます。その次は、メール送信 一部不可のお詫び(障害発生日時:11月25日午前12時00分)で、この告知の中で、メールの送信時にエラーが表示される場合、SMTPサーバーの設定を変更するように案内している。つまりかなり障害は深刻、ということなのか。

現在(11月30日深夜)、障害情報で最新のものは、上記三つに加えて、11月28日付けの、メールシステム故障のお詫びで、

11月25日のメール設備移行を実施しましたところ、一部お客様におきまして、メールの受信が遅延する、 またはメールが送信できないという障害が断続的に発生いたしました。

復旧に向け作業を実施してきました結果、内部に滞留していたメールは順次配送されはじめており、 遅延も解消に向かいました。

とのことです。どうやら、システムの変更に伴うトラブルということで、残念なことに、業界最大手のOCNの信頼は大きく損なわれました。我が家から送ろうとしたメールに関しては、サーバーに届かないという状況だったので、送り直せばよいとして、我が家宛のメールがどうなったのか、少々不安。よくよく考えてみると、送ったつもりのメールも、実際に届いたのかどうか疑わしい。単純にメールサーバーに溜まっていただけとは思えない。事実、あれほどたくさん来ていたはてなの質問メールがその間、急に減ったし。友人の方で、我が家宛のメールが送り返された、という人もいらっしゃるが、もしかすると、何処か云ってしまったメールもあるんじゃないかという気がする。

今は、送受信ともに出来て居るみたいだけど、障害情報を見る限り、障害が復旧したという告知はまだ無い。メールの場合、操作が正常に行われているかどうか、末端のユーザーレベルで確かめるのは難しそう。システムの信頼性はとても重要だと思った次第。

ところで、こういったトラブルの際にプロバイダが取るべき対応として、何らかの形でユーザーに告知することが非常に重要と思う。私は検索で障害情報のページを見つけたんだけど、せめて、メールで(メールサーバーのトラブルだから、届かないのかもしれないが)障害を告知するべきではないかと思う。プロバイダのホームページの一番目立つところに、メールサービスの障害について、明示するか。と、おもって、ホームページを見たら、てっぺんに、障害に関するお詫びが出ていました。5日間のメールのトラブルというのは、やはり相当深刻なものと受け取ってくださったと云うことでしょう。

たいへん満足というわけではないが、ここら辺の対応はリンククラブのサポートより50倍くらいまとも。

リンククラブのサポート

突然、そっちの方に話が行って、申し訳ないが、ついでにリンククラブのサポートについて、これは文句になるが、云わせてもらう。年中トラブっているサーバーである。先日のFTP接続のトラブルは解消したんだけど。

リンククラブのサポートページは、会員専用のパスワードが必要なページの中にある。どうしてパスワードで制限する必要があるのかは不明。障害情報のほとんどは、ADSLなどの接続障害についての報告で、度重なるサーバーのトラブルに関しては、ほとんど掲載されない。ユーザーに必要なことは、トラブルが発生した時点で、現在トラブルが発生している旨、また、復旧の見通し(が立っていないのなら、見通しは立っていない)に関する情報を手に入れることであるが、ここのサポートは何の情報も出さないことの方が多い。出すとしても、トラブルが解消した後である。従って、サポートページなど見るだけ無駄で、ユーザーのすべきことは、あぁ、またトラブルか、と、認識し、どうしようか、トラブルが起きたときのためにリンククラブに依存しない何かを用意した方が良いかな、などと考えること。アドレスは変えたくないが、もういい加減、見切りを付けるべきだろうかと思うこと。そして、もしかすると、プロバイダがトラブルに気が付いていないのかもしれないと心配して、サポートに、おかしいですよ、と電話で教えてあげること。酷いです。CSSファイルのヘッダの件も、二度ほど連絡したけれど、ほったらかしだし。

というわけで、OCN-dreamnetの対応は、普段のリンクラに比べると100倍優れているという結論です。

DiMAGE Viewer Ver. 2.22

これは、ミノルタ(現KonicaMinolta)製のデジタルカメラF-100を購入したときに付属してきたソフト。いわゆる画像のブラウザソフトです。ACDSeeや、PhotoExplorerなどとよく似たインターフェイスを持っています。購入時のバージョンは2.0で、後にver 2.10となって、OSXに対応を果たし、ver 2.11でOSX 10.2にも対応しました。今回、バージョンが上がって、2.22となり、OSX10.2.6まで対応を謳っています。(Dimage Viewer対応情報:ミノルタサイト)

デジカメ付属ソフトということで、画像情報、Exif情報(撮影時のカメラの設定)などをかなり詳細に表示してくれます。また、各種の画像補整などもできるようです。私はこのソフトで画像の補整などはやったことがありませんが、柔軟なファイル名変更(一括リネーム)が、大変便利です。例えば、フィルムロール名+コマ番号というように、ファイルに名前を付け直すとき、共通の番号ー01というような名前を付けることが出来ます。ファイル名で画像を整列させるときに、上の一桁目にゼロを付けられるというのは大きなメリットです。

どうも、このソフトはOSX10.3には対応していないようです。ブラウジングするときに、jpegファイルの読み込みにたいへん時間が掛かります。ブラウザとしては許し難い遅さ。今のところ、リネームのみに使っているという状態です。

このソフトはミノルタ製デジカメに付属するほか、単体販売もしているはずですが、ミノルタサイトの製品情報に、ソフトウエアの項目が無く、はみごにされている状態です。以前よりは若干マシになりましたが、コニカミノルタサイトは依然としてアクセッシビリティが良いとは云えません。以前に比べてマシというのは、アンカーが設置されボタンになっている画像に、(全てではありませんが)ALTが付いたところです。他と比べてたいへん悪い、というわけではないと、最近は思い始めていますが。

DreamweaverMX

そろそろ、ニューバージョンが出るので、今更という気もしますが。Dreamweaverを使い始めて3年かな。最初はver3でした。他のMacromedia製ソフトとの組み合わせで、ずいぶんと色々なことが出来るらしいです。かつては、Fireworksを使って、微妙に動くメニューを作ったりしたが、今では、動かないサイトを目指しているので、DreamweaverMXの誇る機能の70%は封印、というか、使い方が分からないというか、興味が無いというか。少々もったいない使い方をしています。

なかなか素晴らしいソフトですので、お金がある人にはお勧め出来ます。先日DreamweaverをCSSエディタとして使う方法をまとめました。今度は、DreamweaverでStrictHTMLを書く方法をまとめようとしていますが、もうニューバージョンがでて居るみたいだし、、、

そのニューバージョンを含む、StudioMX2004を手に入れようと思っているのです。エデュケーション版ですが、マクロメディアの説明はたいへん分かりにくいというか、マクロメディアのウエブサイト自体が極めてアクセッシビリティが低い豆文字サイトですが。エデュケーション版については、 正規販売代理店または認定製品取扱店で取り扱っております。ということです。正規販売代理店のサイトを訪れてみますが、アウトソーシングとか、ソリューションとか、訳の分からぬ言葉が踊るばかりで、難解。エデュケーション版売り場にたどり着けず、ようやく、トランスコスモスのアカデミックモールというところを発見。そういえば、現行バージョンもここで買ったはず。1月一杯に申し込めば特別価格で、とのこと。直接リンクでは入れないページらしいので、どうぞご自分でリンクを辿ってみてください。

ところで、現行DreamweaverMXですが、特定のファイルを扱うときに、落ちることがよくあります。なんだか安定しないソフトです。

Mozilla 1.5.1など

Mozillaブラウザ、OSXバージョンが新しくなっています。最新バージョンは1.5.1です。1.6α版も出ていますが、そちらには手を出さないことにしました。日付は11月26日。早速インストールしてみます。http://www.mozilla.org/releases/#1.5.1

職場でダウンロードしたので、そいつを自宅G4に移すために、CDRWに焼き付けようとしたら、なんと、トーストが立ち上がらない。やむを得ず、ロキシオのサポートページへ。Toast titaniumの新バージョンが出ているのは知っていたんだけれど、これには余り興味がない。とりあえずToast titanium5のアップデータを探すと、5.2.1アップデータが出ていました。

Toast 5 Titaniumユーザーは本アップデートによりMac OS X環境においてToastの提供するデータ、オーディオ、写真、ビデオならびにその他のフォーマットにおける全ての書き込みに加えて、新たにMacOS10.2への対応、CD TEXTのサポート、Video CD における改良等が加えられます。(ロキシオサポートページより抜粋)

アップデータが出たのは4月のことです。容量は21.7MB+α。改めてMozilla1.5.1をダウンロードする方が楽なような気がしましたが、toastも時々使うことがありますのでこちらもダウンロード。無事に立ち上がりました。

年末にかけて忙しくなりそうです。