美術館を作る前に、まずはアトリエが必要かもしれません。絵を描く道具のお話です。

モデル人形

モデル人形(男)

水彩クレヨンセット

ヨウカラの水彩クレヨン

一番最初に、子供たちが手にしたものは、クレヨンとマーカー、そして、狭い官舎の押し入れのふすま一面に貼り付けたカレンダーの裏紙でした。ナミンチとヨウカラは、ふすまに向かって自由に絵を描くことが出来ました。

以来、我が家の子供たちは、ずっと絵を描き続けています。絵を描き続けるには、道具・紙と筆記道具が必要です。紙の方は、トウサンが職場から持ち帰った、ミスコピーの裏紙を使っていますが、最近は、余り紙質は良くありませんが、スーパーマーケットで落書き帳を束で買ったり、アスクルでスケッチブックと、8つ切り画用紙をまとめ買いしたものも用意しています。

筆記道具の方は、何種類かのクレヨンがまぜこぜになった伝統のクレヨン樽が長く使われていましたが、最近は、36色組のクレヨラ色鉛筆を二箱分、ペン立てに立てて使っています。子供たちそれぞれに、お絵かきの指向性があり、ナミンチはまんがを、主にシャープペンシルを使って描いていますが、時々、墨とペン、そして、スクリーントーンを使っています。ヨウカラは、パステルや水彩クレヨンなど、色々な画材にチャレンジしています。エリポンの最近のお気に入りは水彩色鉛筆です。4Bのえんぴつで下書きし、色鉛筆で色を塗ってから、梅皿に水を張って筆で絵を整えていきます。

カアサンの役割は、日々生み出される膨大な量の作品を整理し、保管、あるいは廃棄するプランを立てること。そして、作品の感想を書き留めて、子供たちにアドバイスすること。これはなかなか大変な作業です。

トウサンの方は、作品を眺めて、子供たちの興味や成長に応じた新しい画材を用意すること。そして、もう一つ、週末にペン立てをチェックして、色鉛筆を片っ端からナイフで削ること。タンタンの求めに応じて、職場から裏紙を持って帰ること。タンタンは紙を探してトウサンの通勤鞄の中をひっくり返そうとするので、油断も隙もありません。

先日用意した、モデル人形は、先行投資。今のところは余り役に立っていないようです。


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