ダイアリ:いっしゅんの一コマ@おやこニュース
カアサンの合唱を聴いた後に、子どもたちの絵画教室の作品展へ。
トウサン、風邪が続いて直前まで微熱があり、一寸調子悪かった。アミティホールの駐車場から、降り出した雨の中、自宅にほど近いギャラリへ。家に車を置いても良かったのだが、雨模様も気になり直行した。ギャラリの前にある2台分の駐車場は埋まっており、裏通りだが路上駐車は拙いから、子どもたちを降ろしてから少し離れた有料駐車場に車を置き、小雨の中歩いてギャラリに入った。
数々の作品に目を奪われる。一階には、アクリル絵の具で描いたガラス絵。ガラスの裏面から色を塗ったそうで、普通の描き方と色の重なり方が逆になり、不思議な雰囲気になる。
二階に上がると、入り口のイーゼルに、ナミンチのスケッチブックが架けてあった。海辺の絶壁に留まっている鷲の絵が出迎えてくれた。中に入ると、壁一面に四つ切り画用紙サイズのトランプカードが並んでおり、床から天井めがけて50センチ四方ほどのサイコロが積み上げられている。サイコロには数字やアルファベットが一文字かきこまれ、それそれをモチーフとした絵が描かれていた。その間のテーブルに、市松模様の板が置かれ、紙粘土で作ったチェスのコマが配置されていた。
見どころ一杯、それぞれの作品には小さなカードが添えられて、作者の名前が表示されているが、それを見ずに子どもたちの作品を言い当てるのも一興。普段家で描いている絵とは随分違った雰囲気だが、何となく分かる。我が家の場合は、三人分なので、作品探しも掛ける三で楽しめる。
紹介した画像は、ヨウカラの作ったチェスのコマ。これは他の作品と別に、ギャラリのショーケースの中に飾られていたもの。それからエリポンのサイコロ画。向かって右側は数字の7に七種類の野菜。もう一面は、Fruit。色、構図、ともに大胆で、まさしくエリポンの作品。絵画教室の先生は、エリポン独特の重ね描きを褒めて下さった。
作品展が終わり、子どもたちが作品を持って帰ってきた。サイコロの方は手に余ったので、まだ絵画教室に置いてある。狭い我が家で、飾る場所に苦労する。押入に仕舞うのも勿体ない。しかし、狭い我が家だしねぇ。一財産だし、そのうち美術館でも作ろうか、と、カアサンと夫婦の会話。