ダイアリ:いっしゅんの一コマ@おやこニュース
7年前、あの日からもう7年。エリポンの誕生日です。
一月は、我が家にとって誕生日シーズン。カアサンンを皮切りに、4人の誕生日が続きます。例年、ケーキは一つだけ。今年はエリポンの誕生日にケーキを切ることにしました。
7年前のこの日は、大変思い出深い日でした。ナミンチが4歳で、まだ幼稚園に通い始める前でした。ヨウカラは2歳半。もっとも手の掛かる時期だったかもしれません。エリポンが生まれた夜に大雪が降り、翌日は一面の雪景色。手伝いに来てくれるはずのばあちゃんは、飛行機が飛ばず、しばらくトウサンがひとりでナミンチとヨウカラの相手をしました。
エリポンがお絵かきに熱中している話を何度か紹介しましたが、彼女のプレゼントの希望は、水彩色鉛筆。普通の色鉛筆のように色を塗り、その後で水をしみこませた筆でなぞると、水彩画のような風合いになります。10月のヨウカラの誕生日に、お姉ちゃんが、水彩クレヨンを手に入れました。エリポンは、とてもうらやましかったのです。およそ、三ヶ月間、彼女は自分の誕生プレゼントをずっと楽しみにしていました。おもちゃのパンフレットを見つけて、ちょっとだけ心が動いたようでしたが、ずっと、水彩色鉛筆が欲しい、と、言い続けたのです。ようやく手にした24色組の色鉛筆。オマケのスケッチブックも一緒に手に入れて、ケーキやご馳走もそこそこに、早速絵を描き始めました。
水彩色鉛筆で絵を描くには、ちょっとしたコツやら、技術やらが必要で、そう簡単ではありません。彼女なりに色々と工夫することでしょう。できあがった絵に、もう一工夫加えると、作品ができあがる。そういったプロセスを経験することが、彼女にとても楽しい経験になるはずです。
絵も楽しみですが、それより、やっと手に入れた色鉛筆を大切に管理出来るかどうか、そっちの方も気になります。