子供たちの成長を間近に眺めて、小さな小さな手の先に、芥子粒ほどだった爪が、いつの間にか、しっかりと大人っぽくなっていたり。

そういう姿を、しっかり記録したいと思って、マクロレンズを手に入れました。

エリポンの瞳

初めて瞳の写真を撮ったのは、ごく偶然。撮ってみて、ふしぎな魅力を感じています。

瞳の写真の優れたモデルになるには、少々傍若無人がいい。

知らんぷりして、テレビを見続ける、そういう瞳にいろいろなものが映ります

マクロレンズはピント合わせが難しい。ミリ単位でピントがぼけていきます。

その時フィルムに焼き付けられるものは、透き通った瞳の、まあるい表面だったり、奥底だったり。

髪の毛の数本に見事にピントが合ったりします。


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