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大阪市、いわゆる空中庭園。展望台に上りました
作成日:1/25/01;修正:2004-11-06|履歴|関連ページ|ホーム
大阪梅田にひときわ目立ってそびえ立つビルディング。それが梅田スカイビルディングであります。8年前、私が大阪を離れるときに、その計画は耳にしていましたが、二つの高層ビル。てっぺんでその二つをつないで、アーチを形作って、空中庭園(!?!)にするという、、、そんな馬鹿な、、、いや、奇想天外な建物。それが、 今や完成し、大阪で一番目立つ、とにかく目立つ、一目見れば一度は行ってみたいと誰もが思う(??)、巨大な奇妙なオブジェのような建物になっています。とにかく、行って参りました。
日曜日の計画が決まらず、結局当日の天気を見てからということに。子供たちの意見は「たこ揚げ」とか、「公園」とか、色々とあったのですけれど。結局、またもや、とうさんの意見が通ってしまいました。
日曜の朝ご飯は、フレンチトースト。エリポン好物で、一枚半も食べたのだけれど、しばらくして、ゲーッと吐いてしまった。調子悪い?とりあえず、寝室に連れて行って、布団に寝かせると、一人になるのが寂しいらしく、うめき声が聞こえる。布団ごと居間に連れて来ると、そのうち布団から抜け出して、遊び出す。あれっ?元気そう。さっきのアレはなんだったんだろう??ただ、昨日あたりから下痢気味ではあった。昼ご飯を食べさせて、様子を見ようということになり、お出かけはそれからということにして、姉ちゃんたちは、とうさんを捕まえて、レゴで遊び出す。エリポンも、レゴをぐちゃぐちゃに散らかしお姉ちゃんたちの顰蹙を買いまくり。全然元気じゃん?!
タマネギ抜きのミートソース(タマネギがなかったので、長ネギを入れた、かあさんはこういう工夫が上手です)スパゲッティでお昼ご飯をすませ、エリポンの様子を注意深く伺うが、、、よし、出かけよう!ということになって、車で家を出た。本当なら電車の方が楽そうなんだけど、もしもの事態を考えて、車で出かけることにしました。
二号線を大阪に向かって、わりとスムーズに到着、(かなりはしょりましたが)淀川を渡る辺りから、巨大なオブジェ(空中庭園)が見えてきます。スカイビルディングは、梅田の北側、淀川との間にあります。繁華街からは少し離れていて、周りはわりと静かなところ。地下駐車場が「満車」のサインが出ていましたが、入ってみるとがらがら、、、どうなっているんでしょ?観光バス用駐車場があるところを見ると、団体さんを誘い込もうというもくろみもあるようです。この建物は、タワーイーストと、タワーウエストの二つのビル、地上40階建て。レストランと映画館と、展望台以外は何があるのか全く不明。おそらくはオフィスビルだと思うのですけど、、、それにしてもでかい。
とりあえず、駐車場から3階に上がって、そこが映画館と空中庭園の入口です。お姉さん完備。ユニフォームも決まっています。日曜日だというのに、ランドマークタワーや東京都庁のような行列が出来ることもなく、チケットを買うとすぐにエレベーターに乗ることが出来ました。大人700円、子供300円です。エレベーターは35階まで、ガラス張りですが、アーチの内側を向いているので余りたいしたものは見えません。35階から空中庭園へはシースルーエスカレーターに乗ります。これも、だからどうした?と感じる人の方が多いかもしれません。そこからは建物の中のエスカレーターで40階へ。360度の展望が楽しめます。屋上に上がって、吹きッサラシを楽しむことも出来ます。当日はわりと穏やかな天気で、風もほとんどなく、「こりゃたこ揚げは無理だったよ」、などとナミンチに言いながら、ぐるぐると庭園(?)を歩き回りました。
私は、庭園というくらいだから、芝生や木や花が生えているような所を想像していましたが、そのようなものは何もありません。どちらかというと、がらんとした空間。いくらか売店のようなものがありますが、新日本海フェリーのデッキ並
というと、言い過ぎか。ちょっとしたギャラリーのようなものがあり、何かの展示がありました。それから、ナントカ大明神をまつった発泡スチロールのお宮があったな、、、
ただのオフィスビル?何を期待して展望台、モトイ、空中庭園を造ったんでしょう?見かけが派手なだけに、実物を見たときのギャップは大きい。バブリィな建物を想像するかもしれませんが、サイズはバブルだけれど、何となく貧乏くさい感じでしたので、バブルがはじけたことを実感する建造物と言ったところかな。
肝心の景色の方ですけど、空中庭園が広すぎるせいで、360度を見渡すのに随分時間がかかる。これは展望台としては大きなマイナスポイントです。何となく、煙っていたせいで、鮮明なパノラマというわけには行きませんでした。帰る頃になって、まだ少し高めの夕日が差し始めました。夕焼け時にはきっと素晴らしい景色が楽しめるでしょう。
それにしても、なんのために、、せっかっく作ったんだから、もう少しお金かけて人を集めればいいのに。