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兵庫県神戸市・けっこう楽しめるテーマパークですが、、、
更新日:11/2/02; 12/30/03|履歴|関連ページ|ホーム
フルーツフラワーパークという名前は、以前から聞いていて、興味を持っていました。 なにやら、フルーツの木がいろいろある植物園のようなところを想像していたのですが、果たして、、、、
HPを見ますと、「神戸市立フルーツ・フラワーパーク」、というのが、正式な名称のようです。 実際には、神戸みのりの公社という財団法人が運営しているとのこと。都市と農村の出会いの場。 21世紀を展望した新しい農業を展開するとともに、農業がもたらしてくれる緑豊かな「人に優しい文化」を 都市に暮らす人々にも体験してもらう。 さらに、人と自然の強制というテーマを五感のすべてで楽しみながら実感する、、、とのことです。 さて、行ってみましょう!
前日、六甲山カンツリーハウスから、神戸の北の方にある保養所に一泊、そこからフルーツフラワーパークへ向かいました。 六甲北有料道路からほぼ直結。ゲートで駐車料金と入園料を払いました。駐車料金一台分500円、入園料は大人500円小中学生は250円。 西宮の小学生なら、パスポートが使えます。駐車場は十分なスペースがあります。駐車場から敷地内に入りました。 ご覧のような建物が取り囲み、内側は噴水や花壇がきれいです。
どうやら、植物園というものとはちょっと違うようです。 花壇はきれいで、芝生もなかなかですが、フルーツフラワーは見かけません。 今ひとつ、どうしていいか分からないまま、奥の方へ入ってゆきました。 ブランデービール館とテーマ館の間に遊具を見つけ、そこで少し遊ぶことにしましたが、何しろ日差しが強く、暑い。 ブランコや、ジャングルジムなどがありました。暑すぎるのか、人は閑散としています。 同じ敷地内に、濃いんで動かす電気自動車のようなものがいくらかありました。 我が家は滅多にこういうものは利用しませんが、今日はちょっと特別、な気分だったので、遊ばせてあげました。
あまりの暑さに、30分ほどで、テーマ館の中に逃げ込みました。 いろいろなイベント会場になっていたようで、吉本の若手芸人がショウを見せてくれるらしいのですが、時間が合わず。 世界最大の花、ラフレシアの展示、とありましたが、ラフレシアのプラスチック模型をどこからか借りてきて置いてあるだけ。 二階に上がると、「実りのステージ」「デリシャスゾーン」「ビューティフルステージ」「ファンタスティックゾーン」の4つに分かれた展示ゾーンがあり、 お子様にも大人の方にも興味深くご覧いただけます。と、HPにはありますが、そういえば何かあったなぁ、、、という程度のもので、、、、 建物の外観からは、想像がつかないような、白い大理石を連想させるような内装に、まずちょっと驚きます。 階段で二階に上がると、吹き抜けの中に、オブジェがあります。発想が貧困で、知識の足りないトウサンには、これが何を意味しているのか分かりません。 水が流れていて、オブジェがあって、水が流れていたら、誰かが必ずコインを投げる。 水たまりのコインを見ると、自分も投げたくなる人が次々出てくる。 コインが溜まってくると、その上に積みたくなる人がさらにコインを投げる、、、という状況で、ヨウカラにどうしてお金がたくさん落ちてるの? と尋ねられたが答えに窮した。なんだか、古代ローマかギリシャか、私はそこら辺のセンスがないので、区別は付かないのですが、そういう狙いと思われる、妙にでかいオブジェ。タンタンは泣き出し、エリポンはおびえていました。いったい何のために、、、、????
フルーツフラワー館を出て、クワガタの飼い方教室なども興味はありましたが、お金がかかると言うことでパス。実は、プールがあるのですが、ここのプールはちょっと見晴らしが良すぎる。フェンスが低くて、開放的、すぎます。大人400円子供200円と安いので、これだけを目的にしても良いかもしれません。冬はスケート場になるそうです。
突き当たりの立派な建物は、温泉とホテル。会議や結婚式などにも使えるようです。ぐるりと周り、歩くと、パンやチーズ、アイスクリームなど、どうやらここの農場の収穫を使っていろいろと食べさせてくれるお店が並んでいます。そろそろ昼ご飯を、と思っていたところ。バーベキューテラスというのがあって、食材を買うと、炭火で焼けるようになっています。そういうテーブルがずらりと並んだ一角。ただし、食材の持ち込みは禁止。その脇の休憩所のようなところ、ここはステージもあって、イベントなどに使えそうなところ、そこに、ベンチやテーブルが並んでいました。麺類を売っているようです。早速並びましたが、段取りが悪く、ずいぶん待たされて、ラーメン、ざるそばなどを手に入れ、食べました。食事が終わった後、西側の斜面、バーベキューテラスを通り過ぎたところに、滑り台や遊具などが置いてある場所を見つけ、こども達はそこでしばらく遊んでいました。坂に張り付くように作ってあるので、なかなか体力を使います。タンタンにはちょっと危なそうな遊具が多く、目が離せませんでした。
その後、中庭に戻り、タンタンを乗り物に乗せて写真を撮ったりした後、ブランデービール館の方に戻り、隣のトロピカルフルーツショップで、フレッシュジュースをいただきました。好きな果物を選ぶと、その場でジュースにしてくれます。トウサンは、フレッシュジュースより、特製のソフトクリームを選びましたが、タンタンに半分以上食べられてしまいました。このフルーツショップの裏手は、温室が何棟か続いていて、いろいろな植物を眺められる、ようやく植物園らしい施設を見つけました。テーマごとに温室は分かれています。販売もしていたようです。食虫植物が珍しかった。突き当たりは、園芸ハイテク館。出口に向かって戻っていたので、実際には入場口のすぐ脇ということになりますが、植物の培養などをやっているようで、なかなか興味深いものでした。
一通り眺めた後、こども達の要望で、チューチュートレインに乗りました。トレインとは名ばかりで、改造ジープが荷車を引いて走るのですが。 バスに乗って園内を一周するというようなものです。このときに初めて、園内の奥の方に様々な果物の木が植えられた畑や、動物を飼っている農場があることを知りました。 最初にチューチュートレインに乗って、園内を廻った方が良かったかもしれません。
何となく、思っていたような植物園とはかなり趣が異なっていました。 フルーツの木を見たのは、最後のチューチュートレインの中から、、、敷地の奥の方に農場を見つけたのみ。 季節によってはフルーツ狩りもやっているようですが、それ以外の目的で来る人の方がはるかに多いと思う。
ちょっと不思議なところです。私たちはそれなりに楽しんだのですが、もう一度行きたいかと言われたら、ちょっと遠いし、 もういいかなぁ、、という気分。町中からかなり離れていて、車以外では行きにくいところ。 こども達を遊ばせるというだけなら、近所の公園の方が便利だし、その方が遊具もいろいろあります。 豪華なフレッシュジュースだって、デパートの地下に行けば手に入りそうだし、、、、 大勢集まっていた人たちは、何を目的に行っていたのでしょう? ホテルやプール、スケート場に用事がある人以外は、一度行けば十分ではないかという気がしました。