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六甲山上のテーマパーク?ほかにもいろいろ
おともだちのゴクウさん一家と、六甲山頂で遊んできました。そのレポートです。
とりあえずは六甲山カンツリーハウスを目指すことにしました。西宮から車で表六甲有料道路を 上っていきました。途中展望台から神戸のけしきを眺めるつもりでしたが、あいにくの曇り空。六甲山カンツリーハウスに到着。お目当てはフィールドアスレチックですが、昨日の雨で濡れている。午後に乾けば、使えるかもしれないとのこと。とりあえず、六甲山町の駐車場に車を止めて、お昼ご飯にしようということになりました。駐車料金500円。六甲ケーブルと回る十国展望台の周囲に十分な広さの駐車場と、土産物屋、割と簡単なレストランがありました。駐車場から出るといきなり、イノシシのおやこがお出迎えです。
その後、NTT六甲天文通信館に寄りました。入り口あたりに、震災の写真資料が展示してあり、しばし見入ってしまいました。電話関係の展示自体は、余りやる気がなさそうな雰囲気で、ほとんどの動く展示が調整中。トウサンは古い電話機を眺めて懐かしい気分。祖父母の家にあったやつ、自分の実家にあったやつ、一人暮らしを始めた頃、使っていたプッシュホン、、、、
そうそうに出て、向かい側の天文台へ。天気が良ければ 太陽の観測を見学できるそうですが・・・
駐車場を出て、カンツリーハウスに戻りました。改めて駐車場代1000円、入場料大人600円、子供(4歳以上)300円を払って入場。フィールドアスレチックはちいさな子供には無理らしいので諦め、とにかく入ってみることにしました。
入っていきなり、急な下り坂。階段が続きます。どうやらスロープは無いらしい。タンタンの乳母車を持ち上げねばなりません。長い階段を下りると芝生が広がっています。真冬の雪祭りという企画をやっていたので、そこに向かいました。六甲山カンツリーハウスは、阪神電鉄がやっている、テーマパークのようなもので、フィールドアスレチック(追加料金が必要)や、先ほど廻った六甲山上の施設、人工雪スキー場、デイキャンプ場などがある、かなり広い公園のようなところです。
池の脇を抜けて、一番奥の人工雪スキー場にたどり着き、冬にスロープになる坂を下りてゆくと、雪祭り会場に着きました。この日ご一緒したゴクウさんたちはスキーが趣味で、人工雪スキー場にも来たことがあるそうです。人工雪スキー場は夏の間水を撒いてプラスチックゲレンデになっていて、スキーを楽しんでいるひとがいました。道具もレンタルで使わせてもらえるのです。注目されるし、転ぶと痛そうですが。 雪祭りといっても、20メートル四方の砂場に砂の代わりに人工雪を運び込んだという感じ。溶けかけて固まった雪。一応、雪です。固まってしまっているので、素手ではなかなか楽しめません。涼しさを味わうことは出来ますが。ミニ動物園のようなものがあって、動物にさわったり、ポニーに乗ったり出来るのですが、別料金がかかります。子供が4人いる我が家としては、別料金が馬鹿になりません。こども達は興味津々ですが、我慢させます。ちょっと動物の虐待というか、商売道具に使われている動物が少々哀れな感じもしたので、、、ミニ動物園は余り繁盛していませんでした。
雪祭りを後にして、ということは、スキー場の坂を上らなくてはならないのですが、先ほど通った池の畔まで戻りました。池には足こぎボートで遊べるようになっています。船に乗りたいという、以前からのエリポンの希望を叶えてあげることにしました。ペダルボートが船かと言われると、かなり違うのは承知の上。二人乗り10分間で600円という、考えようによっては法外な料金ですが、何でも指をくわえさせるのもかわいそうですので。トウサンはエリポンとヨウカラ、カアサンはタンタンとゴクウさんの奥さん。ナミンチはミーちゃんと二人。
足こぎボートはかなり疲れるのです。小さく見えた池も、自分の力で船を進ませようとすると、かなり広いことに気が付きます。そして、池にはたくさん鯉とおぼしき魚がいるようです。10分少々ですが、こども達は満喫。お値段もあって、もう一度、という気分にはなりませんが、楽しかったです。
ボートから降りて、池沿いに戻り始めると、鯉のエサを売っています。自販機で一つ100円。カンツリーハウス敷地内では異例の安さ、買って鯉にエサをやり始めましたところ、、、それほど大きくはない鯉が、大量にいることを発見。よく酸素欠乏にならないなぁ、と心配になるほど。数年後、こいつらが大きくなったら、池は鯉で埋まるだろう。エサに気づくと、大口を開けて、背伸びします。一見の価値あり、というか、二度と見たくないと言うか、、、思わず二つ目のエサを買ってしまいました。
その後、入り口近くの芝生で、のんびりとフリスビーをして、楽しみました。売店でアイスクリームを買って食べました。
総括します。様々な遊具で、(といってもそれほどあるわけではありませんが)思い切り遊ぼうとすると、随分お金を払わねばなりません。ここを楽しむなら、体を使うべきです。芝生の上で遊ぶような道具を持ってくれば楽しめます。ほかにもレストハウスなど、いろいろあったようです。あえて、六甲山の上まで、ここを目当てにやってくる理由はそれほど無いような気がします。
ちょっと楽しみ方の難しいところと思いました。関西ではテーマパークはどこも苦戦中。ここもなかなか厳しそう。広くていいところ。お金を掛けずに楽しむのがいいように思いました。