少し前の話しだが、OCNからメールをいただいた。【重要】ドリームネットサービスの「OCN」への統合のご案内
と題するメール。重要と云うことなのだが、どうにもよく分からない。元々は、ドリームネットの会員だったのだ。いつの間にか、OCNに吸収され、私は非常に曖昧な立場に立たされている。メールサービスとメールオプションサービスがOCNに統合される、と云うことなのだが、差出人が「ドリームネット株式会社」の社長名であるところを見ると、会社自体は存続しているらしい。この社長は、顧客を個人情報もろとも売り払ったのだ。一昨年秋に、私の契約はOCNに移された筈で、今更ドリームネットから案内を受け取るのは筋が通らない気がする。オマケに、OCNから届く案内は、私の名前を間違えている。面倒なので訂正していないが、ずさんな個人情報管理の裏返しである。
結局、私は何なのだ?OCNサービス(D)と云うことなのだが、OCNの会員ではないのか?それを知りたいと思い、OCNのトップページを見ると、妙に小さい淡いブルーのフォントである。こういう時は、「スタイルシートを使用しない」に限る。OCNはテーブルレイアウトを止めたので、ブラウザデフォルトで見ると可読性はかなり良くなるが、いかんせん、ブラウザデフォルトのスタイルで閲覧するようには出来ていない。コンテンツの並び順が理解できない。オマケに、「スタイルシートを使用しない」設定にすると、
<h1><font color="#cc0000">ご使用のブラウザバージョンが古い可能性がございます。</font></h1> <p>正常にご覧いただくためには、ご使用のブラウザのアップデートが必要です。</p>
が一行目に表示される。全く持って、よけいなお世話だ。正常に見るためには、可読性の低いスタイルシートを通して閲覧しなくてはならないらしい。読みづらいのが彼らの言うところの正常
」というわけだ。ちなみに、サファリで、ユーザースタイルシートをかぶせると、このお節介なアラートは出ない。つまり、このアラートは"hidden"と云うクラス名が与えられたdiv要素に入っている。制作者スタイルシートが生きている時はブラウザ表示から隠されている。恐らく、読み上げ式のブラウザではお構いなしに読み上げられるのだろう。また、このお節介なアラートが、OCNのトップページの唯一の<h1>要素である理由は、単に大きな文字で表示させたいからだろう。
それにしても、どうしてこのような小さなフォント、曖昧な文字の色のウエブページが、一般人向けに通用するのか。何かトリックがあるに違いないのだ。私は、新聞社などのウエブページを読みやすいサイズ(表示フォント14ポイント)にブラウザを設定し、それよりもサイズが小さいと、読みにくく感じる。(OCNのトップページは、並はずれて小さく感ずる)自分のサイトでは、テキスト部分のフォントサイズは1emと指定してあり、私なりの読みやすいサイズになっている。
マックOSXのフォントが大きい。これは、アンチエイリアスで表示するためだろう。使い始めた当初は、随分と違和感をもった。今では、たまに立ち上げるクラシックアプリケーションのメニューフォントが小さく感じて閉口させられる。また、たまに使うウインドウズのメニューやアラートのフォントは、私には読む気が起こらないほど小さく感じることがある。大きいフォントの方が断然良い。OSXに慣れると、ウインドウズIEの表示は汚くて見ていられない。初期設定で10.5ポイントとなっているワードでは、私は画面表示を125、ないし150%に拡大し丁度良い。
アンテナに捕捉しているサイトの半分以上で、フォントが小さく読みにくいために、ユーザースタイルシート、もしくは、「スタイルシートを使用しない」設定のお世話になっている。特に、ブログの多くでフォント小さいのは、「最近のエントリ」やら、コメント、カレンダー等々、ごちゃごちゃとメニューを並べる上で、段組が必須と考えられているからだろう。はてなに限ると、「簡単デザイン設定」のテンプレートが良くない。結果的に、どこも同じ(似たような、ではなく、同じ)デザインのダイアリが並ぶことになる。木村剛氏のブログは、絶望的に読みにくい。まぁ、有名人だし、色々な宣伝を並べるために仕方がないのだろう。「スタイルシートを使用しない」設定で、ブログの皮を剥いでしまえば、全く問題なく読める。はてなダイアリにせよ、木村氏のココログにせよ、マークアップがそこそこ適切であるため、読みにくいと思ったらそうしたらよい。一方、exciteブログは、テーブルレイアウトのうえに、<BR>以外のマークアップがほとんどなされていないため、スタイルシートによる表示の制御が事実上不可能だ。これは手強い。それに、ブログの持ち主だけに見える非公開コメントです。
って、なんだそりゃ?