配布資料としてのパワーポイントファイル:2004-06-29 (pt.2)

講習会では、終了後に、使用したプレゼンテーション資料を公開すると事前に約束していた。私は、CD-ROMにpptファイルを焼いて渡すつもりでいた。しかし、そこで考慮すべきことが幾つかあることに気が付いた。

まず、多くの人がパソコンをもっている。もっていない人も、共同使用のパソコン室で、CD-ROMそのものにはアクセスできるだろう。ところが、私はマックバージョンを使用している。表示を確認しておこうと、パソコン室へ向かった。20台ほど並んでいるウインドウズマシンのなかで、(OSは2000とXP)パワーポイントがインストールされているのは5台ほど、さらに、CD-ROMがまともに動作するのは、一台のみ。

やってみると、一応読み出すことは出来る。しかし受講者の多くはPowerPointを所有していないはず。したがって、互換性を考えると、pptファイルを渡すのは拙いと云う結論。まさか、そのためにPowerPointを買え、というわけにも行かない。PDFに変換し、pptファイルと組にして渡すことにした。受講者の多くは資料を印刷することから、PowerPointの配付資料6コマ/ページとした。PDFの作製は、OSXではお手の物である。しかし、ここでふと考える。ウインドウズユーザーが同じことをやろうと思ったら、Adobe Acrobatを購入しなくてはならないのだろうか?答えは、ある面でYesであり、よくよく調べるとNoである。

まず、職場のウインドウズユーザーによると、pdfファイルの作製に関しては、Acrobatを購入する必要があるらしい。しかしながら、パワーポイントの互換性に関して、マイクロソフトがPowerPoint2003ビューワーという、編集不可、読み出しと印刷可能のフリーソフトを用意している。

PowerPoint Viewer 2003 は、自由に配布することができます。たとえば、ネットワークサーバー上に必要なファイルをコピーし、サーバーからローカルのハードディスクにセットアップすることができます。また、World Wide Web ホームページから、このホームページへのリンクを設定することで、ユーザーは常に最新の PowerPoint Viewer 2003 を入手できます。

つまり、資料と一緒に、このPowerPoint2003viewerを添付して渡せば、取り敢えずの互換性は確保されると云うことになる。最初からOSにインストールしておいてくれたらいいのに、と思うが。何にせよ、そうあって欲しいというものがあって、私はパワーポイントをまさしく見直したのである。

但し、資料としてパワーポイントを配布する場合、印刷されることを前提として、アニメーションを整理しておく必要があると思う。