三女の関係する話題。日ごろの彼女の様子はこちらからどうぞ。
実生活でちょっとしたトラブルに遭遇した。つまり、三女が学校で熱を出し、早退させたいから迎えに来てくれとのこと。ちょっと無理して登校したのかもしれない。その日は、たまたま長女が突き指の診察を受けるために朝から近所の整形外科に行くことになっており、妻がそれに付き添った。自宅の電話が繋がらなかったために、学校から職場に電話が掛かってきた。ちょっとびっくりしたが、妻が長女と整形外科に行くことを知っていたので、とにかく私が小学校に出向くことにした。バイクを走らせて一旦自宅に戻り、車に乗り換えて小学校へ。
職員室に顔を出し、事情を説明すると保健室を案内され、通学かばんなどと一緒に三女を受け取って車に乗せて家に戻った。思いの他元気そうで安心したが、熱が38度を超えていたから直ぐに布団を敷いて寝かせて、妻が帰宅するまで私は三女と自宅待機することになった。長女の診察はもう終わっているだろう。だとしたら、妻は病院から長女を中学校に送り届けてそのままどこかに直行したのだろう。妻が予定を書き込むカレンダーには何も書かれていない。何にせよ、妻は幼稚園バス出迎えて、息子と一緒に家に戻るだろうと思った。
結局私は午後2時頃まで三女と過ごし、妻は長男と一緒に帰宅した。妻が携帯電話を持っていれば、もう少しスムーズにことが運んだ可能性がある。私は、たまたま仕事の都合がついたのだが、そうでなければちょっと困っていたかもしれない。しかし、仮に電話が通じたところで妻が手を放せない用事なら、私が三女につき合うことに変わりはない。問題は妻の予定を私が知らずにやきもきしたことである。わが家では、子どもが熱を出す確率は一人っ子家庭のの4倍強。PTAや父兄の付き合いで、出歩く可能性も4倍である。
「携帯もっていれば一発」と思われるかもしれないが、冷静に考えて、連絡がつかないやきもきが解消されるだけの話である。今回は私が妻のスケジュールを把握できていなかったことが問題だ。滅多にないことだが、妻もカレンダーに予定を書いていなかった。
夜になって、妻と私で反省会。とりあえず今回は対応出来て良かったと思う。但し、カレンダーの調整は必要と思う。ウエブサイトにその日の出来事を書き込む時、私は妻がメモを書き込むカレンダーを眺める。朝、一応確認してから出かけることが多い。一方で、自分のスケジュールが十分に管理されていないこともある。明日は会議のある日であったかどうか。書類の締め切りは今週か、はたまた来週か、たいていは職場で使っているPowerBookのiCalに入力してあるのだが、自宅で気になって確かめたい気分になることはよくある。そういったことで、私は以前より.Mac(ドットマック)によるiCalデータの共有に興味を持っていた。
今回の件が私の背中を押して、私はドットマックに申し込んだ。もちろん、それですべて解決になるとは思わないけれども、以前より職場の都合が妻に伝わりやすくなるだろう。(普段はメールをやり取りすることが多い)職場の様々な予定を自宅で確認できると色々と便利である。私は手帳をすぐなくしてしまう。ドットマックの同期法と、簡単なiCalの使い方を妻に教えて、ついでに家族の予定もiCalのカレンダーに組み込もうと思った。
ドットマックはiCalによるスケジュール表の同期以外にいくつかの使い方ができる。サファリのブックマークやアドレスブックのデータを複数のパソコンで同期させて共有することが出来る。ドットマックアカウントのメールアドレスが付与され、アカウント名@mac.comと言うアドレスが手に入るので、マックがかっこいいと思っている人には嬉しいことだろう。ほかに、iDiskというデータ保管サービスを利用できるし、iWebというアップル製ソフトを使うと、簡単にウエブページが作成できるらしい。iWebを実際に使うにはドットマックに加入している必要があるようだ。
ブックマークの共有はちょっと魅力的に感じていたのだが、現実には私はサファリを滅多に使わない。時々おかしな表示になるし、セキュリティ関係を含めて環境設定がいい加減なところが残念。一方で、サファリはマック用のブラウザとして揺るぎない地位を確立しつつあると感じる。マック用のエクスプローラがサポート対象外となっている現在、サファリのサポートはOSXが存続する限り続くと思うし、様々なウエブサービスでサファリをサポート対象にリストアップしてくれることが少しずつ増えてきていること。絶対に使わないとは思わないし、好き嫌いの問題でもない。ウエブブラウザベースで何かのファイルをダウンロードする時にサファリを使っている。(後述するFirefoxの動作不良のため)
そういえば、FirefoxのセキュリティフィックスでVer.1.5.0.5となった。深刻なセキュリティフィックスということなので、適用した。自宅ではファイアフォックスを使っているが、ダウンロードが不自由なのは相変わらずである。何が悪いのか分からないが、ファイルをダウンロードをする時にうまくいかない。Firefoxのアップデータのダウンロードもまま成らない。PowerPCバージョンの方は問題なく、intel-iMacバージョンのみ。やむを得ずSafariを起動してFirefoxのアップデータをダウンロードする。もうサファリに乗り換えてしまえ通い様な気もする。そういえば、当世Mac OS X Webブラウザ事情という記事を見るとOmniWebがトップとなっている。以前使ったことがあったが、このところご無沙汰していた。iMacにはインストールさえしていない。最新バージョンは5.5ベータで、こいつはユニバーサルバイナリとなっているとのこと。正式なリリースはバージョン5.1.3であるが、act2のサイトにある日本語版?はバージョン4.1.1で、ぱんさーにはたいおうしていないって、もうサポートを止めてしまったのだろうか。私はOpera6のマックバージョンの広告を外すためにお金を払った経験がある。役に立つならお金を払うことにやぶさかではないが、Tri-Backup3のサポートを投げ出したHulinks(後述)といい、なんか日本国内のベンダーが頼りにならないのはどういうことか。オペラを買い取ったライブドアはどうなったのかな。
取りあえず、OMNIWeb5.5betaをインストールしてみたら、いきなり30日の試用期間との表示。オープニングページのお願いの文句はあれは何かの冗談のつもりか。下らないお願いと言うか、戯言は30日の試用期間が過ぎてから出すようにしたら良いのではないか。何だかもう二度とあの画面は見たくない。不安に感じた試用版ユーザーをだます悪気があるように感じられる。それに、これはベータ版で、ベータテストに協力しようという意思のあるユーザーをああいう下らないジョークで虚仮にする。私は不快な気分になるから、もう立ち上げることはないかも知れない。結局ほとんど使わずにお蔵入りである。
自宅ではFirefoxだが職場ではCaminoを機嫌よく使っている。しかし、Caminoはドットマックの接続がうまくいかない。もしかすると、クッキーか何か、私の設定に問題があるのかもしれない。シイラも自宅でちょっとだけ使っているけれど、大してよいとは思わない。どこかしら変なところがあったような気がする。履歴の並べかたに芸が無いとは思った。
なかなか、ドットマックの話にならない。実は、以前に一度、フリートライアルに申し込んだことがあったが、結局何が何だかよく分からなかった。余り面倒を感じずに、個人データの同期が出来ると言うのは大変ありがたい。パソコンの環境やらシステムなどは、結局のところ起動ヴォリュームのハードディスクなのだ。それは今まではローカルに置いてあったけれど、将来はOSを含むすべてをネットワーク上に置いて、どこでどのパソコンを使っても、同じ環境で、作業をシームレスに続けられる様になるだろう。そうなる一歩前の段階として、ドットマックのiDiskとBackup3というソフトに興味を持った。今はデータの同期はけっこう面倒な課題である。私は主にUSBメモリを使って、進行中の仕事に関連したフォルダをまとめてバックアップして持ち歩くようにしているが、メモリごと紛失するというセキュリティ上のリスクを抱えている。また、慎重な作業が必要で、どれが最新バージョンなのかを判別することに常に気をつける必要がある。こういった作業を合理的にこなすのがバックアップソフトで、私は今までTriBackup3というソフトを使っていたが、HuLinksが取り扱いを止めてしまった。こういった煩雑さはオンラインのデータ保管サービスで解消できそうに思った。iDiskには期待が大きかったのだ。
現実には、iDiskは大変時間がかかる。掛かり過ぎて使えないと思った。iDiskをバックアップ先とするとTriBackup3がうまく働かない。アップル製のBackup3はどうやらデータに圧縮を掛けてiDisk上に保管するようで、バックアップには良いが、データの共有という目的には向かないと思う。さらに、私が毎月購読しているMacFan誌のRoadTest(日々是検証)の中に「インターネットツール」としてドットマックに関する連載があることに、ドットマックを使い始めてから気がついた。まず貶す記事にお目にかからないMac専門誌であるが、ドットマックに関しては否定的な内容の連載となっている。特に、2005-11月から12月にかけて、iDiskのパブリックフォルダのセキュリティ上の問題点についての指摘。仕事に使うデータをドットマック上に保管するのは危ないかもしれない。驚いて、取りあえず削除した。おそらく、MacFan誌の根拠となった情報がアップルのサポートページにあった。
これらを読むと、Webブラウザソフトを使って一般ユーザーからアクセス可能なフォルダは、# Music # Movies # Pictures # Public # Sites のみで、Documentsフォルダはよそから見ることは出来ないようだ。つうか、こういうことは使う前に調べておいた方が良かったね。
1GBという保存容量がにどれほどの価値があるものか、私にはよく分からない。ちょっとだけ使ってみて、iCalやサファリなどのデータの同期は、他のレンタルサーバーなどでは実現し得ないドットマック独自の機能で、それはむしろOSXの機能の一部として提供するべきものと感じる。要するにドットマックを使って初めてOSXの全機能を利用することが出来るわけだ。ユーザは二年に一度くらい、OSにお布施を払っている。現行のドットマック料金は年額9800円で、これではあまりに高杉。ちょっとだけOSのパッケージを値上げして、ドットマックを全OSXユーザーに提供したらどうかと私は思う。
週に一度、近くにアルバイトに出ている。講習会の講師役で、一コマ90分を年に15コマほど担当している。
先日来、パソコン利用で資料の提示を始めた。アップル謹製のKeynoteと云うソフトを使う。ハードは私のPowerbookG4を持参する。
前回、プロジェクタに資料が映らなかった。事務員が色々やった。再起動したり、色々と手を尽くしてくれたというか、何度も電源を入れ直しただけなのだが、結局映らず。
PowerBookの側からディスプレイを検出出来ている。OSXのモニタメニューにはサンヨーのプロジェクタが認識されている。繋がっているのだが、とにかく映らない。こういった経験は初めてである。今まで外部モニタに繋いで映らなかったという経験は一度も無い。
講習会は混乱のうちにタイムオーバーとなり、次回のために状況を検証してみたところ、単純にパワーブック側のコネクタを抜き差しすればよいらしい。職場に戻ってエプソンのプロジェクタでやってみたが、どうやったって「認識すれども映写せず」という状況にはならないから。どうやらサンヨープロジェクタのバグらしい。サンヨープロジェクタにはご用心。映らなかったら抜き差しせよ。
小学三年の三女が熱心にWikipediaを見ている。彼女は図鑑が好きである。WikipediaやGoogleの検索欄に見たい生き物の名前をローマ字で入力すると、色々と興味深い画像が見られることを知ったのだ。英会話教室に通わせていたが、キーボードの使い方を説明したことはないし、ローマ字も知らないはずなのだが、姉たちが小学校のパソコン授業の時に手に入れた「ローマ字入力表」を片手に、暗号を打ち込むようにキーワードを入力している。余り勉強好きの方ではないし、向上心も表に出ない三女が、目の前の難題を自ら解決している姿に、ちょっと感激した。
06年の警察白書の話題。2001年に次いで二度目の調査(中高生とその親に対するアンケート)
子供がわいせつな画像を見ることについて、70・4%の保護者が「心配」と答えたほか、74・5%は、「だまされてお金や物が取られる」ことを心配していた。
南中か、インターネットで色々な仮想世界に触れることは、時に妄想と現実の区別がつかなくなる心配はするよ。だまされることもあるかもしれないけど、お金やものをどうやって取られるのか。子どもにクレジットカード持たせている親がいるなら、それは心配だろうね。
つうか、
ビニ本、エロ写真、さかのぼれば春画本まで若い人がエロに執着することなど珍しくもなく、何が今更70%の親が「心配」だろうか。「だまされてお金や物が取られる」、って有料エロサイトはクレジットカードないと見られない安全さ、であるし、むしろエロで「だまされておカネやモノを取られる」のは、その子どもたちのオトーサンたちであったりする。
という指摘は至極最もと思う。お父さんたちは、ブラウザに履歴が残ると言うことをご存知か。フォームにIDやパスワードが勝手に入力されないようなブラウザの設定法を知っているのだろうか。
記事には、出会い系サイトの利用経験が大幅に減っているとあるが、鵜呑みにして良いのか。携帯電話の普及率は確実に上がっているだろう。色々な事件に携帯電話が様々な役割を果たしている。どういう統計を取ったのだろう。減った分は別の何かに流れているのではないのか。
つうか、2年一昔のインターネットで5年前の統計と比べてなんか意味あるのか?中高生をターゲットにした性犯罪が毎日のように報道されているんだが、そのほとんどが携帯電話絡みと思うが、如何。
夏休みモード。